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2009年06月30日

●戦艦陸奥に、レックダイビング

本日は、戦艦マニア、戦跡マニアの方達にとっては興味ありありと思われる、
先週の土曜日に潜ってきた、戦艦陸奥の報告です。

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呉市の大和ミュージアムに展示されている、改装後の陸奥の画像です。

戦艦陸奥は、長門型の2番艦として横須賀海軍工廠で建造され、その後に、
呉海軍工廠にて対空兵装強化を施されました。
なので様々な資料では改装前の煙突が2本のタイプと、改装後の1本の画像を
見る事が出来ます。

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こちらは、主砲の41cm砲です。

改装後、1943年6月8日に瀬戸内海の安芸灘の柱島沖の連合艦隊泊地にて、
第3砲塔火薬庫の謎の爆発が原因で、乗組員1,121名の方とともに沈んで
しまいました。

現在、テックも含めたスキューバ・ダイビングと言う手法を用いて、観察出来る
最も大きな日本の戦艦ですが、場所が瀬戸内海と言う場所だけに透明度は
悪く、潮流の流れが速い時が多くて、なかなかガイドして下さるショップさんや
サービスさんは少ない様です。

    20090627cae.jpg

沈んでいる場所は、上の地図の赤い印の辺りですが、1970年7月から始まった
引き揚げ作業によって艦体の75%が回収されていて、現在は船底が天を向いた
逆さまの状態での船体前方部分の一部と、右に横たわった状態でバラバラに
なっている艦橋部分や、船体後部の一部、建造当時では世界最大の41cmの
主砲の一部等が沈んでおります。

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自分が日頃から、常々お世話になっている ダイビングショップ かじきあん では、
以前から何度か、毎年6月に戦艦陸奥へのレック・ダイビングツアーを開催して
おります。

なので事前情報として、生物はほとんど居ない、居てるもメバルとかの釣り人が
喜ぶ魚が多い事、透明度は悪く、船の概要が見えないなど、ちょっと普通の
レクリエーション・ダイビングではストレスが高そうと思っていた自分は、いつか
テッキーになってから潜ってみようと思ってました。

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こちらは、何なんでしょう?
船の構造に詳しくない自分には判りませんが、マニアの方達ならきっと
簡単に判る構造物なんでしょうね。

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観察した瀬戸物のお茶碗 2個は、きれいな状態でした。
最初は汚れていたそうですが、いろんな人が触っている間に自然に磨かれた
しまったみたいです。

結局、2本潜りましたが、やはり透明度は残念ながら1~3m程度でした。
なので、ちょっと船から離れたり、写真に夢中になってガイドさんから遅れたり
すると、たちまち迷子です。
今回はレクリエーション・ダイビングの方も一緒なので、その方達は途中から
ガイドさんに任せて、テックチームの自分達は選考ロープと船の接続点から、
リールを張って潜行しました。

テッキーになってからはハナダイばかり追ってましたので、思えば今回は初めての
テクニカル・レックダイビングです。

自分は深場での安全な生物撮影が目的でテッキーになったわけですが、基本的に
テッキーは沈潜ダイブの目的の人がほとんどなので、講習ではリールを張って
沈潜に潜るスキルも勉強してましたが、実体験は初めてなので今回は かじきあん
東さんがリールを張って見せてくれました。

ひょっとしたら船の隔壁などの奥に、変なテンジクダイでも居ないかとちょっぴり
期待をしてましたが、残念ながら生物は情報どおりでした。
もっともナイトで潜れば現れるかも知れませんが、多くの英霊の方が眠られている
戦艦だけに、ちょっと別の理由で潜りたくないものです。

2009年06月29日

●ネンブツダイ

先ほど、ようやく自宅に戻ってきて片付けが終わりました。

本来なら、戦艦陸奥へのてくにかる・レックダイビングの事を報告したいところ
ですが、毎週月曜日はアポゴンデイですので、次に廻させていただきます。

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ネンブツダイ  学名 Apogon semilineatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年6月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深 -10m 大きさ50mmぐらい 
英名 Half-lined cardinalfish
生息域 本州中部以南 ~ 台湾、フィリピンなど

内湾の水深3m~100m辺りの岩礁域などに群れを成して生息しておりますが、
産卵期にはペアになり群れを離れて遊泳する様になります。
そして産卵、雄による口内保育などを終えた後に、再び同じ夫婦で子作りをする
そうで、魚にしては珍しく、一夫一婦制らしいです。

体色は光沢のある淡紅色、目と後頭部の黒褐色の縦帯があり、第1背鰭の端と
尾柄部に黒点がある。
近似種の クロホシイシモチ との違いは、 ネンブツダイに は体側面の縦縞が
あるが、 クロホシイシモチ 体側面の縦縞が無くて頭に一対の黒斑があります。

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撮影 2009年6月:大瀬崎 先端 水深 -10m 大きさ50mmぐらい 

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撮影 2009年3月:紀伊大島須江 白野ビーチ 水深 -5m 大きさ30mmぐらい 

下の画像は、この春にナイトダイビングで撮した画像ですが、体色の色が
落ちていて、まず本種と思いますが、間違ってたらゴメンナサイ。

和名の由来は、繁殖期の夕暮れ時に浅瀬に上がってきますが、その時に
ブツブツと聞こえる音を出すそうで、それが念仏の様に聞こえることから
ついたそうです。

2009年06月28日

●広島、食べ尽くし

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昨日の夜は、広島名物のお好み焼きを食べ、 今日は遅めの朝ごはんに、
厳島神社近くで穴子丼を食べ、昼飯は広島名物の、廣島つけ麺を。

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さて夜は、何食べようかな?

2009年06月27日

●ホホスジシノビハゼ

一昨日の夜の事です、 ヒメオオメアミの報告を書いてる途中に、いつの間にか
うたた寝をしてしまい、深夜に目覚めてボケボケで慌てて書いたところ、やはり
朝起きてから見直してみると、誤字脱字だらけでした。

どうやら昨日までの13日連続勤務の疲れが溜まってる様で、以前は平気で
20日連続勤務とかこなしていたのに、寄る年波には勝てないようです。

と言う事で、本日は、やっと2週間振りの休日。
これから移動して、呉の沈船、戦艦陸奥に潜って来る予定です。

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ホホスジシノビハゼ  学名 Ctenogobiops maculosus

 スズキ目 / ハゼ科 / シノビハゼ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 水深 -7m 大きさ50mmぐらい 
英名 Hector's goby
生息域 南西諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

3m~15mぐらいの比較的浅い水深、内湾の中程から湾奥の死サンゴ混じりの
砂底や砂泥底に、テッポウエビ類と単独、もしくはペアで共生してます。
胸鰭基底部に線状の白色斑を持ち、頬部に3列以上の橙色斜帯が並ぶことで、
同族の多種と識別ができます。

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撮影 2006年3月:奄美大島 倉崎海岸 

約1ヶ月程前に報告させていただいた シノビハゼよりは、まだマシですが、
でも、やはり地味~なハゼ。

ガイドさんが紹介しない限り、ハゼ好きでない限り、まず撮さないおサカナかと
思います。
しかし、自分の潜水行動エリアでは、ここ奄美大島と、パラオ、西表島ぐらいで
しか観察した事が無く、見る度につい撮してしまいます。

上記以外の潜ったエリアでも勿論、観察出来るとは思うのですが、自分は
意外となかなか会えないハゼなんです。

地味ですが、灯りが当たった時なんかに見ると、頬の金色のスジが綺麗な
シノビハゼですよ。

2009年06月26日

●ヒメオオメアミ

わざわざ書かずとも、皆さんお解りの様に本日の写真は全てトリミングした
画像での報告です。

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ヒメオオメアミ  学名 Idiomysis japonica
 エビ目 / アミ科 / イディオミシス属
撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深 -9m 大きさ5mmぐらい 
生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

初夏から秋にかけ、浅い水深の岩陰やガンガゼの間などで、少数の個体数で
群れを形成しているのを見かけます。
体調は3~5mm程の小ささでパッと見はただのチリですが、ファインダー越しに
覗くと、やっと虫みたいな生物と判ります。

体色は様々で、ひとつの群れの中でも複数の体色の個体を観察出来ます。

基本的にアミ科の生物はエビ形をした小型甲殻類にて、海洋沿岸域においての
動物プランクトンの主要分類群であり、多くの種は近底層に存在して、数百~
数万個体の大規模な群れを形成しますが、本種は10 個体前後の小規模な群れ
を形成します。

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本種を撮影するには、とにかく根気と忍耐です。

どれぐらいの物かと言うと、夏に野原で観察出来る小ハエの群れみたいなものが
水中に居るって感じで、今回の写真はちょっと忍耐足らずでピン甘ですが、デコを
出した時の安全停止のお供なんかに適しております。

これからの季節、伊豆や南紀でも観察出来る様になりますので、水中で時間が
たっぷり有る時などに、観察してみて下さい。

2009年06月25日

●ヨソギ

気がつけば、ここ最近はカラフルな体色の生物ばかり報告してましたので、
そろそろ地味~系を、いっぱつ。

「普通種を、綺麗に撮る!」
なかなか難しい目標ですが、これでも実は密かにいつも目指してるんですよ。

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ヨソギ  学名 Paramonacanthus japonicus
 フグ目 / カワハギ科 / ヨソギ属
撮影 2009年5月:三保 真崎海岸 水深 -16m 大きさ40mmぐらい 
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋など

100m以浅の沿岸の岩礁域や、湾内の砂地などに生息しております。
体色は淡褐色に濃茶色の2本の縦縞が走りますが、模様の個体差が大きく、
同色の不規則なまだら模様が出る事もあります。
背鰭と腹鰭の棘は太く伸長し、雌は吻の背縁がへこみ、反対に雄は背縁が
飛び出しており、尾鰭は糸状に数本伸長する事で、識別ができます。

体高は近似種の カワハギ と比べると低くて体型は長細く、成長すると
全長は150mmほどにも成るそうです。

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特に珍しい生物では有りませんが、かと言って沢さん群れてる生物でもなく、
体色も格好も地味なので、 アオサハギの様に、フォト派ダイバーの注目を
浴びたりしない生物かと思います。

まぁでも、10mm程のサイズだったら、みんな撮りまくるんでしょうけどね。

2009年06月24日

●ミナミハナダイ

海水魚の図鑑写真の撮影はスポーツなんです。
本日報告させていただくのは、久々にそう思わせていただいたハナダイでした。

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ミナミハナダイ  学名 Luzonichthys waitei
 スズキ目 / ハタ科 / ミナミハナダイ属
撮影 2009年6月:大瀬崎 先端 水深-40m 大きさ 80mmぐらい
英名 Magenta slender anthias 
生息域 小笠原諸島、伊豆大島、伊豆半島、高知県、琉球列島 ~
                           インド洋、西部太平洋域など。

沿岸浅所の珊瑚礁域や岩礁域に、群れを成して棲息しております。
ナガハナダイ属に似てますが、体が細長く、特徴的な斑紋がありませんし、
背鰭がひとつでなく、前後で2旗に分かれます。

体色は雌は体全体が単色ですが、雄は体の後半部が紫色になります。

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前から、是非撮りたいハナダイのひとつでした。
「是非見たい」ではなくて、何故、「是非撮りたい」かと言うと、過去に何度か
パラオで見せて貰ってはいるんですが、直ぐ近くにもっと撮りたい外人の
ハナダイさん達が居るものですから、いつも後回しにしては撮り忘れてるって
感じなんです。

ハナダイにしては珍しく、背鰭が第1と第2に別れております。

そこが本種のポイントなので、どうしても背鰭の全開姿を撮りたいのですが、
まるでベラの様な早さで、群れを成しながら、むっちゃんこ早く泳ぎます。
しかもベラやスズメダイの様に、一瞬、全鰭全開で止まるって事が無く、ただ
ひたすら中層を上へ下へと泳ぎ回るものですから、ファインダー越しに狙いを
定めていても、とても振り回されて上手く全鰭全開が撮れません。

何とか上手く撮ろうと、中性浮力を保って、ダイコンの警告音に注意しながら
右に左にと、こちらも泳ぎっぱなしです。
いくら水中とは言え、14LスチールのWタンクに減圧用6Lの酸素タンクを脇に
付けていては、齢51の年寄りにはこたえます。
はぁはぁ・・・ぜぇぜぇ・・・、やはりスポーツです。

パラオで見た時は、外洋の汐が流れている所でしたから、それはそれなりに
撮りずらかったのですが、大瀬では流れてない代わりに泳ぎまくりです。

結局、この様な写真しか撮れませんでした。
これも又、次回の宿題シリーズ入りですね。

2009年06月23日

●スジクロユリハゼ その2

毎週月曜日を除き、朝一番の予定が無い限りは、弊社が運営する各店舗の
どこかの店舗の朝礼に参加する事も、自分の仕事のひとつです。
加えて今月は、各店舗で終業後にちょっとした研修の講師もする事になり、
ここ最近は、朝は直行で何処かの店舗に行き、本社に移動し、夜はどこかの
店舗に行って直帰の毎日にて、車の移動距離が伸びてます。

なのに、代車。
贅沢言ってはいけませんが、TV見れんし、DVD見れんし、バックモニターが
付いてないのでバックがしづらい、タバコ臭い、燃費が良い ( これは良いかっ )
とにかく自分好みの車じゃない~!

早く、新しい社用車が来ないかと、祈る毎日です。

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スジクロユリハゼ  学名 Ptereleotris grammica
 スズキ目 / ハゼ科 / クロユリハゼ属
撮影 2009年6月:柏島 水深 -43m 大きさ100mmぐらい 
英名 Lined dartfish
生息域 小笠原諸島、伊豆大島、伊豆半島、柏島、沖縄諸島、八重山諸島、
      インド洋~西部太平洋、PNGなど

珊瑚礁域や岩礁域の礁斜面の、砂底や砂泥底に巣穴を作り、中層を単独か、
もしくはペアで、ホバリングや遊泳してます。
生息水深は稀に-30m位でも観察しますが、-40m以深が大半です。
体色は透明っぽい水色に、黒褐色に縁取りされた黄色の縦帯が鮮やかに走り、
各鰭は青色と黄色の縦帯で彩られます。

他のクロユリハゼ属とは、第1背鰭が釣り鐘形で3~5棘が糸状に伸びること、
上記の体色などで、区別ができます。

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前回にも書きましたが、何度、撮しても上手く撮れないハゼのひとつです。

今回はテック・ファンダイビング中での撮影なので、じっくり時間を掛けて挑んで
みたところ、直ぐ近くになんと コウリンハナダイの幼魚 ちゃまが現れてしまい、
そちらに浮気してしまって、この程度の写真になってしまいました。

浮遊物はいっぱいだし、ちょぃピン甘。
もう少し、第1背鰭の糸状に伸びた棘がクッキリと、全体がシャープな感じで
撮ってみたかったのですが、そこまでじっくりとカメラの設定を微調整する前に、
浮気をしてしまったからです。

また次回チャレンジ。
宿題シリーズは増えるばかりで、なかなか減りませんね~

2009年06月22日

●キンセンイシモチ ( ラインタイプ )

さて昨日のF-1イギリスグランプリ、21歳のドイツ人、ステファン・ベッテルの
優勝で、表彰台では久々に懐かしいドイツ国歌を聴けた気がしました。
数年前には、シューマッハの優勝で何度も何度も聞けてたドイツ国歌ですが、
これからはベッテルの活躍で何度も聞くんでしょうね。

それにしても腑に落ちないのは、ウィリアムズ・チームの中島一貴へのタイヤ
交換ですが、前回のトルコGPと同じ明らかな選択ミスです。
今回は折角4位のポジションを走行しながら、1回目のピットインでのチームの
タイヤ交換時のタイヤ選択ミスでタイムが上がらず、ずるずる順位が下がって
しまいました。
2戦連続のタイヤ選択ミスでのノーポイントは、どう見てもチームの作戦ミス。

次戦、ドイツGPこそは、キチンとやって貰いたいものです。

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キンセンイシモチ   学名Apogon properuptus

 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年6月:柏島 民家下 水深 -6m 大きさ60mmぐらい
英名  Goldstriped Cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

約1ヶ月前に紹介させて頂いたばかりの キンセンイシモチ ですが、前回のは
ドットタイプで、本日はラインタイプです。

今回はハッチアウトにはまだ早い時期だった様で、雄が口の中で育成してる
姿はチラホラ見かけましたが、卵が大きく育って口からはみ出る様な姿とかは
見る事が出来ませんでした。

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前回も書かさせて頂きましたが、目の下の腹部に白色の点が並び、体中央の
縦線が尾鰭の後端まで達するのがドットタイプで、本日、紹介させていただく
のは、目の下の腹部の白色の点は、点ではなく白い実線になり、体中央部の
縦線が尾柄部付近で止まっているラインタイプです。

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左がドットタイプで、右がラインタイプ。
赤い線で囲ったところが、上記で説明した異なる特徴です。

いつも伊豆や南紀で観察しているのはドットタイプですが、このラインタイプは
高知県~琉球列島辺りで観察出来るそうで、柏島では両方のタイプの観察が
可能です。
皆さんも柏島で潜った時には、ちょっと気にして観察してみて下さい。

2009年06月21日

●ダイダイヨウジウオ

今週末は仕事がちょっぴり忙しくて休日がままならず、海はお休みです。
でも何とか、本日日曜日の午後ぐらいは半休とって、残ってるテックの学科の
テスト2を受けてこようと思っております。

テスト2は計算問題ばかりだそうで、何の計算かと言うとテックダイブは普通の
ダイビングと違い、減圧を出してしまうダイビング故に、水深何mで何分居て、
次に違う水深で何分居て、そしてその後に3段階ぐらいの水深での減圧停止と
いった風なダイビング計画を予め作って、その計画に添って潜水します。

実際には、そんな難しい潜水計画はPCソフトを使って作るんですが、もしも
PCが使えない状況では、色んな公式使って計算して潜水計画を作成しないと
安全に潜る事が出来ません。
そんな計算問題がテスト2の問題らしいです。

そんな風に日頃から使ってなく、バックアップとして使う計算式だけに、ちっとも
頭にしみこんでないので、きっと大変なテストになる予感がします。

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ダイダイヨウジウオ   Maroubra yasudai
 トゲウオ目 / ヨウジウオ科 / ダイダイヨウジ属
撮影 2009年6月:大瀬崎 柵下 水深-50m 大きさ150mmぐらい
生息域 伊豆大島、八丈島、大瀬崎、紀伊大島、柏島、琉球列島~
     モーリシャス、インド洋、西部太平洋など

割と深めの水深に生息している、ヨウジウオ科の生物です。
体色は全体がオレンヂ色で、背中部が薄い紫色をしており、深い水深の更に
穴の陰辺りで浮遊してますので、全体が暗い中、灯りを当てるととても綺麗に
浮かび上がります。

浅い水深には ノコギリヨウジウオ や、 オイランヨウジウオ が生息していて、
深い水深には本種が居ますので、何かヨウジウオ科の生物達で水深によって
棲み分けてるかの様に思います。

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そしてこの季節、どうやら本種達も産卵の時期らしく、よお~く見るとお腹が
ぽっちゃりとしております。
ヨウジウオ科の生物達の産卵は、岩や海草に産み付けるのでなく、雌が
産んだ卵を雄がお腹にくっつけて育てます。

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本種とは異なるヨウジウオ科ですが、育成中のお腹の画像です。
ちょっと判りにくいかも知れませんが、うす黄色の小さな粒々が卵なんですよ。

こんな感じに卵を育ててますので、決してこんな風に捕まえたりはしないで、
そっとしておいて下さいね。


2009年06月20日

●オシャレハナダイ その3

昨夜帰宅してみると、定期購読しているマリンアクアリストの52号が届いて
おりました。
実は、4月に観察したハマフグの1種の自分が撮影した写真が、 AQUAS さん
からの海岸通信の所で掲載して頂きました。

この時は200mm位の本種を、105mmで撮して居る為、離れて撮影しないと
全身が入らなくて、結局、光りが当たっていないショボショボの写真となり、
こんな雑誌に載せてもらうなら、60mmとかでもっと近づいて撮りたかったもの
です。

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オシャレハナダイ   Plectranthias pelicieri
 スズキ目 / ハタ科 / イズハナダイ属
撮影 2009年6月:柏島 -33m 大きさ80mmぐらい
英名 Pelicier's Parchlet
生息域 伊豆大島、八丈島、大瀬崎、紀伊大島、柏島、琉球列島~
     モーリシャス、インド洋、西部太平洋など

水深35~70mぐらいの、珊瑚礁域のがれ場に棲息しております。
体側面の白色と赤色の横帯、サイ蓋の外縁部が黄色で中心が赤色の頑丈斑が
特徴です。
イズハナダイ属の多くがそうでありますが、他のハナダイの様に遊泳はしなくて、
水底を這うように移動しては、岩穴に隠れる様に逃げ込みます。

まるでゴンベ科の様な動きと思って頂ければ、判りやすいかと。

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本日は全てノートリミングの画像です。
約一年前ほど前に、いつか真横ドンピシャ写真を撮りたいと書きましたが、
やっと画角いっぱいで撮.る事ができました。

しかし、なのに・・・・臀鰭は閉じてます、残念。
これなら 一年前に撮した画像の方が臀ビレがちょこっと開いててマシかと。

まだまだ、撮り直しの道のゴールは長そうです

2009年06月19日

●シマウミスズメの幼魚

2日つづけての間違いでした、反省。

さて下記の報告ですが、当初は コンゴウフグの幼魚 として報告をさせて
いただきましたが、生物に詳しいマイミクさんの方より、背中に棘があるから
シマウミスズメのYg の間違いでは?
と、御指摘を頂戴しまして、再度、調べた結果、やはり シマウミスズメの幼魚
間違いでしたので、訂正させていただきました。

******************************

今年の梅雨は、雨が少ないな~と思っていたら、昨日の夕方は激しい雷雨に
見舞われました。

自分の梅雨のイメージは、木造の小学校にアジサイに、でんでん虫。
そんな優しい雨模様でなく、今年は激しい局地的ゲリラ雨の梅雨みたいですね。

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シマウミスズメの幼魚  学名 Lactoria fornasini
 フグ目 / ハコフグ科 / コンゴウフグ属
撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深 -16m 大きさ10mmぐらい 
英名 Backspine cowfish
生息域 静岡県以南 ~ インド洋、西部太平洋など

内湾の、比較的に浅い水深に生息しております。
体色は黄色にて、全体に黒い小さな黒点が点在する。頭部と臀部に各2本ずつ
トゲ状に皮膚と鱗が変化したものが伸長しており、同様の物が背中後部にも
1本有るのが特徴。

幼魚の頃はオレンヂっぽい体色ですが、成魚になると体色も模様の色も
変化してしまいます。
おちょぼ口な事も特徴のひとつですが、そんな可愛いらしい口にも関わらず
くちばしの様な歯をしており、かじり獲る様に餌を補食します。

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本種にはフグ毒は無いので、人間が食べても死ぬことは有りません。
しかしハコフグ科の生物がほとんど持っている「パフトキシン」という皮膚から
放出する魚毒を持っており、同じ水槽やバケツに入れた他の魚たちを殺して
しまうことがあります。

2009年06月18日

●イトヒキハナダイのYg

下記の報告ですが、当初は キシマハナダイYg として報告させていただき
ましたが、マイミクさんでも有るハナダイ賢者の方より、腹鰭や臀鰭の模様が
無い点と、背鰭の模様が異なる事から イトヒキハナダイYg の間違いでは?
と、御指摘を頂戴しまして、再度、調べた結果から イトヒキハナダイYg
訂正させていただきました。

******************************

「えっ?今日もかよ」
と皆さんに言われようが、本日もハナダイの観察報告です。
何せ、テッキーになってから、色んなハナダイを観察してきたものですから、
まだ観察日が新鮮な内に、どんどん報告したいと思っております。

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イトヒキハナダイYg  学名 Tosanoides filamentosus
 スズキ目 / ハタ科 / イトヒキハナダイ属
撮影 2009年6月:大瀬崎 先端  水深 -41m 大きさ約50mmぐらい
生息域 伊豆諸島、伊豆半島など。

岩礁域の沿岸部の深場に単独、または少数の雌雄の群れで棲息してます。
体色は キシマハナダイ をシックにした色彩にて、頭部はピンク時に黄色の
縦縞が走りますが、背部に近い黄色の縦縞が尾柄部まで伸びるだけで
他の縦縞は鰓部分辺りから後は不明瞭になります。

また背鰭、腹鰭、臀鰭の各鰭の先端が青く縁取られるのも特徴です。

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今まで キシマハナダイYg が何度か観察しておりますが、本種は成魚も
幼魚も、今回が初観察でした。

そんなことからも、 キシマハナダイYg と間違えてた理由かも知れませんが、
まだまだ勉強不足で、お恥ずかしい限りです。

生息場所は先端のエントリー口の真下、水深約40mですから特にテクニカル
ダイバーでなくても、ディープダイバーSPの方なら観察出来る水深です。
興味有る方は、居なくなってしまう前に早めに観察してきて下さい。

2009年06月17日

●ヒョウモンウミウシ

この日曜はビーチエントリーでの、初テックファンダイビングでしたが、やはり
ボートダイビングと比べ、Wタンクとテック器材のヘビー過ぎる重量の体への
負荷は大きいみたいで、月曜日は腰から足にかけて疲れが残ってました。

そして疲れが取れた翌々日の火曜日には、遅れてやってきたふくらはぎの
筋肉痛、何せ年寄りですから。
テックをやるには、日頃からの筋トレは必需の様です。

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ヒョウモンウミウシ   学名 Chromodoris leopardus
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
撮影 2009年5月:沖縄 レッドビーチ 水深 -10m 大きさ約40mmぐらい
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋域など

外套膜の先端は濃藍色にてその内側は白色、そして更に内側は明るい茶色を
しており、白く縁取りした黒色の斑紋、もしくは黒色のリング状の模様が散在して
ます、その背面の模様が動物の豹柄に似ていることから、学名にレオパルドと、
和名に豹紋の名前が付いております。
触覚は付け根は白色にて上部は藍色で縁取られ、二次鰓は白色ですが褐色で
縁取られているのも見受けられます。

近似種の マダライロウミウシ にはリング状の模様は無い事で区別が可能です。

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上の写真では判りにくいですが、外套膜をバサッバサッと大きく動かしながら
移動します。
但し、豹の名の絵が付いていても決して移動速度は速くありません。
どちらかと言えば、バサッ、モソッ、バサッ、モソッって感じですね。

2009年06月16日

●ナガハナダイ属の1種 ( スジチガイ )

またまたハナダイの報告ですみません。
何故か、最近、潜る度に珍しいハナダイが観察出来ております。
もっとも、この頃テック・ファンダイビングばかりなので、割と深めに生息する
ハナダイに観察し易くなっておりますが。

と言うか、ハナダイ目当てに深場に潜ってますが。


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スジチガイの幼魚  学名 Pseudanthias rubrolineatus
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
撮影 2009年6月:紀伊大島 須江 水深-33m 大きさ 20mmぐらい 
生息域 伊豆大島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など。

珊瑚礁域や、岩礁域の水深15~60m位の岩穴奥や岩壁陰などに生息して
おります。
体色は橙黄色で、体側に白い縁取りのある赤色縦帯が一筋、曲線を描いて
走ります。
また尾鰭の先が、糸状に伸長します。

学名はついてますが、公式和名は未だ付いて無く、古くから見つかって居る
近似種の スジハナダイとスジが異なると言うことで、ダイバーの多くの方は、
スジチガイ の通称名で呼んでます。

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と、ここまでは、平日テック・ファンダイビングのお陰で、本種を独占して撮影。
20分間を費やした結果でした。

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撮影 2009年6月:大瀬崎 柵下 水深-50m 大きさ 40mmぐらい 

で、こちらは参考までに、2日後に大瀬崎で観察した個体です。
この時は シロオビハナダイ 探しが目的の為、また2日前にじっくり撮影した
ばかりでもあって、贅沢なお話ですが証拠写真だけで終えました。

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撮影 2009年6月:紀伊大島 須江 水深-28m大きさ 40mmぐらい 

そしてこちらは、春頃から住んでらっしゃる スジハナダイの幼魚
こうやって見比べてみると、スジ以外にも顔の縦の白帯が有るとか、無いとか。
他にも尾鰭の形状の違いが判りやすいかと思います。

実は今回報告の スジチガイの幼魚 とは10mも離れていないので、現在は
お互いに独り身ですが、将来カップルになったりすると面白いんですけどね~。

2009年06月15日

●アオスジイシモチの幼魚

ちよっと今日は、数年前に撮した画像ですが、その後もこのステージの姿は
見る事が無く、あまり見かけない幼魚姿なので、先日、柏島で撮した成魚の
姿と一緒に報告させていただきます。

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アオスジイシモチの幼魚  学名 Apogon notatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2007年10月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ30mmぐらい
英名 Blackspotted cardinalfish
生息域 本州中部以南 ~ 西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域の珊瑚の中や、岩穴奥などでカップルか少数の群れを
成して生息しております。
体は側扁し体高は高めにて、体色は鮮やかな橙色で、尾柄部は白くその上に
広い黒色横帯が入ります。

また吻部から眼を通る2本と、口に沿って1本の青筋が入ることが和名の由来に
なっており、体側面の側線が暗い色になっている事も本種の特徴。
近似種の アオハナテンジクダイは、尾柄部に黒色横帯が入ら無い事で、
本種と区別が可能です。

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撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ80mmぐらい

こちらは、先日に柏島で撮影してきた、串本でも通年観察出来る成魚の姿。
左が雄で、右が雌ですが、雄の口の中には既に卵が入っているみたいで、
ちょっと口が膨らんでますね。

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撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深-16m 大きさ80mmぐらい

今の季節は、このようにカップル姿を多く見かけます。
でも柏島で、この子達を撮っているダイバーの姿は見ませんね~。

もっと、テンジクダイフェチの方、増えませんかね~

2009年06月14日

●大瀬でテックファンダイブ

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この週末は、またまた不規則な休日だったので、金曜は紀伊大島でテックファン
ダイブして、土曜日は仕事して、本日の日曜日は大瀬崎でテツクファンダイブを
楽しんで来ました。

大瀬でテックと言えば、もちろん深場のハナダイ~♪
1本目に念願のシロオビを目指しましたが、見つけたのは金曜の紀伊大島でも
観察してきた スジチガイ
残念ながらお会いできずでした。

しかし2本目の先端では、 キシマハナダイの中学生をゲットできました~♪

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ちょっと、見づらい画像で申し訳ありません。
左の写真は、本日の2本目のノーマルエアーでの減圧中のダイコン表示にて、
水深が6m以深であと1分間キープ、減圧デコタイムは33分間の表示です。

そして1分後、水深6m以深のキープが溶けて浮上を開始して、水深5.8mで
ノーマルエアーを100%酸素にチェンジし、ダイコンの設定を21%から100%に
切り替えたところ、水深3m以深で、減圧デコタイムは13分間の表示に変わり
ました。

これがテックダイブでの加速減圧と言うもので、21%酸素のノーマルエアー
での減圧時間が、今回は20分間も短縮できたと言う魔法です。
自分がもっとも欲しかった、テックダイブのスキルのひとつで、この魔法の
おかげで、深場にドンドン攻めていけるんです。

●フチドリハナダイの幼魚

先日、当ブログに書きました様に、自分の社用車が納期遅れの為、しばらくは
代車での営業活動です。

しかし、やはり代車とあって、それなりの装備内容。
ここ10年間、ずっとバックモニターを見ながら駐車していた物ですから、そんな
楽チン装備が付いて無い車では、バック駐車で車をぶつけそうで怖い。
昔は何も気にかけない事だったのに、楽への慣れは人間をダメにしますね。

と言う事は関係有りませんが、最近、初心に戻ってTTL発光は使用せずに、
ストロボはフル発光で撮ってます。

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フチドリハナダイの幼魚  学名 Pseudanthias randalli
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
撮影 2009年6月:柏島 大きさ 20mmぐらい 
英名 Randall's anthias
生息域 八重山諸島、フィリピン、インドネシア、パラオ等の西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域の、水深15m~70mぐらいの岩棚の下や、穴奥などで少数の
群れを作って生息しおります。
雄は背鰭の第3棘が伸長し、婚姻色では体側面中央と腹部に太く濃い赤ラインが
目立ちます。
和名は、腹鰭や尻鰭などに赤い縁取りが入る事から付けられたそうで、学名の
種小名は魚類学者Randall博士への献上名らしいです。

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本来なら深場でチャチャッと撮る生物ですが、この子は違います。
何とめちゃめちゃ浅い水深に居ますので、結構撮りやすい。
でも実は岩と岩の間の狭間にほぼ上向いていますので、普通の姿勢では
横姿は撮れません。

従って、まともに撮りたいフォトダイバーは皆さん、水底に上向いて寝そべる
様な、とんでもない格好で撮っており、浮いていかない様にフィンを違う岩に
突っ張ってみたり、あられも無く大股開いちゃったり、そんなダイバー達を
見てるだけでも笑えますよ。

柏島ではほぼ初観察らしいので、見たい方はお早めに~♪

2009年06月13日

●ササスズメダイ

昨日のテック講習、便乗ファンダイビングでは、1本目は見つかったばかりの
スジチガイの棲息をを確認しようと、須江ダイビングセンターのスタッフさん達と、
Akamatsu Diver's 代表の赤松さんも一緒でしたが、2本目は我々 かじきあん
テック講習チームと自分だけでしたので、独占して撮影できました。

その結果報告は、近日中に報告させていただきます。

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ササスズメダイ  Chromis lepidolepis
スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 -7m 大きさ50mmぐらい
英名 Scaly chromis
生息域 三宅島、高知県、奄美大島以南~インド洋、太平洋域など

水深が2m~20m位の内湾の珊瑚礁域や岩礁域に群生しているミドリイシの
周辺を好んで棲息しております。
眼に黒い横帯がある自分の好きなネコ目のスズメにて、背鰭の先端や尾鰭の
上下両端に黒点があるのが特徴です。

串本辺りでは、 スズメダイや、 キンギョハナダイなどに混じっている幼魚を
稀に観察する事があります。

尚、近似種の タカサゴスズメダイは、目の後に細くて黒い短い横縞が有る事で、
本種との識別が可能です。

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撮影 2007年6月:PALAU

本種は柏島には沢さん生息しており、実は先週末の柏島で撮影してから
当ブログで報告しようと思ってましたが、そんな時に限って撮影するのを
忘れてました。

なので、2枚目の画像は数年前にパラオで撮した、へなちょこ写真で失礼
いたします。


2009年06月12日

●テックファンダイビング

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今日はテック講習に付いてきて、そばでファンダイビングです。

元々は大瀬崎の予定でしたが、昨日は荒れあれで外海に入れなかったと 聞いて、
急遽、いつもの紀伊大島の須江に行き先変更。

ナギザキで先日、見つかったばかりのスジチガイが被写体です。

2009年06月11日

●アゴアマダイ科の一種 その3

次の自分の社用車ですが、4月始めに発注した時は昨日の納車予定でした。
なので予定では、オデ蔵リースアップ日に次の社用車に乗れるはずでした。

しかし、その後、約1ヶ月の納期遅れになり、遅れた期間は代車を用意して
くれる約束でしたが、その代車の納車が一日遅れました。

一度ならずも、二度の納期遅れとは。
この自動車が売れない時代に、今月から半年間の間に合計6台の契約が
予定されてると言うのに、何たるサービスの悪いディーラーでしょうか。

いい大人なので、あえてディーラー名は伏せますが、お客様アンケートには、
顧客サービス満足度は最悪で書いておきます。

とりあえず、弊社の車両担当の顔を立ててあげ、今回も我慢しておりますが、
もしも、遅れた納車日が、更に遅れたりしたならば。

な~んて悪い事は考えずに、おきましょう。
もしも本当になってしまったら、とっても嫌な事に成りそうですからね~

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アゴアマダイ科の一種 Opistognathus Sp
 スズキ目 / アゴアマダイ科 / アゴアマダイ属
撮影 2009年6月:柏島 大きさ 全長不明、頭部径20mmぐらい 
英名 Jaew fish       
生息域 伊豆半島~西部太平洋、紅海、GBR

珊瑚礁域や岩礁域の砂礫底に、砂地に巣穴を作って生息しており、日頃は
巣穴から顔だけを出していて、頭上を通過するプランクトンなどを、巣穴から
飛び出して補食しています。
 
また巣穴に落ちてくる小石などを、口でくわえて巣穴を保つ姿や、テンジク
ダイ科の生物の様に、口の中で卵を保育する姿などが愛らしく、人気の高い
生物のひとつです。  

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この画像が、巣穴近くの小石を口でくわえて整理整頓中の姿です。

しかし、いやあ~実にサービスたっぷりな良い子です。

ほとんど、巣穴から伸びっぱなしで、極端に近寄らない限り引っ込みません。
でも、必要以上に巣穴から伸びすぎているから、あのジョー独特の可愛さは
半減してますね。

黄色のジョーは、柏島や串本で割と良く観察出来ますが、こんなに沢さん
外に伸びて来る子は珍しいです。
でも可愛さ保つには、今の半分も飛び出さなくていいのに。

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撮影 2007年11月:PALAU GP3

普通は、このくらいしか出てこないんですけどね。
なので可愛いかと。

2009年06月10日

●シモフリカメサンウミウシ

ここしばらく当ブログで書かさせて頂きましたが、今朝の通勤をもって、この
5年間ずう~っと働いてくれた、我が社用車のオデ蔵とお別れです。

と言う事で、昨日、ナビに記録されたデータを消去しましたが、ナビに記録した
自宅や、記録していたマーカー地点などの全てのデータと、インターネット
ナビで受信したメール等は、一括消去の機能が有り楽に消せましたが、
サウンドコンテナなるCDからナビのHDDに録音した音楽を、一括消去する
機能は無く、消すにはアルバム1枚毎に地味に消す方法しかありません。

結局、録音していた102枚の全てのCDを消去するのに1時間30分もかかって
しまいました。

携帯電話でも全てのデータの一括消去が出来るのに、中古市場の確立が
されてる自動車業界にて、個人情報は一括消去できても、著作権が含まれる
データ一括消去が無いとは、ちょっと意外に思う事でした。

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シモフリカメサンウミウシ   学名 Aldisa albatrossae
裸鰓目 / ドーリス亜目 / ドーリス科 / チシオウミウシ属
撮影 2009年5月:沖縄 砂辺 水深 -8m 大きさ約30mmぐらい
生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など

体色は青緑色に、触覚と鰓は黄色みを帯びた白色。
全体に白色の小突起がみられ、黒色線と黄色線によって、真上から
見ると亀の形の模様が見られる事から、和名が付いております。

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しまった、肝心の真上からの写真を撮りわすれてました。
せっかくの亀模様が判りません。
沖縄では普通種みたいですが、沖縄歴が浅い自分には勿論、初観察種。

しかし何故か、どう見てもイボウミウシ科の生物に見えるのに、本種は
ドーリス科の生物です。
自分は学者様では有りませんから、パッと見でしか判断できませんが、
いわゆる魚で言う擬態なんでしょうかね。

わざわざ擬態しなくても、独特の色彩だけで食べようと思う生物は
少ないと思うんですが。

2009年06月09日

●コウリンハナダイの幼魚

さて本日は、自分がテック・ディープダイバーコース合格後、記念すべく
テック・ファンダイビング1本目の被写体です。

しかも被写体は、柏島ではスーパーレア生物。
なので、あえてポイント名、深度などの明記は控えさせていただきます。

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コウリンハナダイの幼魚  学名 Pseudanthias parvirostris
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
撮影 2009年6月:柏島 大きさ 20mmぐらい 
英名 Diadem anthias、 Sunset anthias         
生息域 伊豆諸島、インド洋 ~ 西部太平洋域など。

サンゴ礁域の水深35m~60mぐらいに分布し、岩棚の下や大きな穴の中で
小さな群れを作って棲んでおります。

頭部の大きな輪のような模様が、光の輪の様に見える事から、和名で光輪
コウリンハナダイ となったらしく、参考までに英名の Diadem anthias とは、
和訳すると王冠のハナダイになります。

体色は雌雄で異なり、雌は全体に黄色一色って感じですが、雄は背鰭や
胸鰭、尾鰭の上下端部が濃いピンクとなり艶やかな体色です。 

と、ここまでは前回に成魚を報告させて頂いたときと同じ内容です。
そんな成魚の報告は こちらを、参照願います。

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こちらは、 AQUAS さんのブログに採用して頂いた画像です。

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斜め顔は、ちょっとやんちゃ小僧の様な顔つきですね。

冒頭にも書かさせて頂いた様に、記念すべくテック・ファンダイビング1本目で
深場初粘り撮影での、被写体です。

見つかった日は、自分達はテック講習と言う事で、残念ながら観察することは
出来ませんでした。
翌日に観察した時は、見つかってからまだ2日目と言う事もあってか、かなりの
ビビリやさん。

しかし何度と引っ込んでも、テックダイビングでの撮影ですので、皆さん他の
レクリエーションダイバーの方が、ささっと撮影して浅場へ去られた後から、
じっくりと粘って撮影をする事ができました。

例えば深度50mで30分間潜っていても、減圧停止時に100%の酸素を使えば、
合計70分間のダイブタイムで終えられるのが、テクニカル・ダイビングです。
深度50mで30分間も撮影に粘ることが出来、なお且つ、減圧停止時に100%の
酸素を使う事で、普通のレクリエーション・ダイブよりも体にいいんです。

深場に棲息する魅惑のハナダイや、ベニハゼ、スズメダイなど・・・・
これからはテック・ダイブのスキルを生かして、安全に撮影していこうと
思ってます。

2009年06月08日

●ヒカリイシモチ 縞バージョン

今回の柏島は水面は大荒れでしたが、水中は穏やか+最高の透明度。

スチール14LのWタンク+6Lアルミタンクでのテックダイビングには、ボートへ
上がる時などは普通のシングルタンクより抵抗が大きく、波に揺られて大変
でしたが、最高の透明度がそんな辛さも吹き飛ばしてくれました。

さて今回もいつもと同じで、まだ今回の柏島で撮した写真の整理が出来ては
いませんので、先日の沖縄での撮影報告です。

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ヒカリイシモチ  学名 Siphamia versicolor
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年5月:沖縄 レッドビーチ 水深-4m 大きさ約30mm
英名 Urchin Cardinalfish
生息域 奄美大島以南、インド・中部太平洋域、紅海など。

珊瑚礁域や岩礁域などで、ガンガゼのトゲに隠れる様にして群れを成して
生息しております。

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実は3月に来たときも、ここレッドビーチで観察してますが写真に納めることが
出来ませんでしたが、今回はなんとか証拠写真は撮れました。

それで前回の観察時に気づきましたが、最初は今回のも画像のような縦縞の
模様をしておりましたが、ライトを当て続けていると、次第に濃茶色一色に変色
しました。

しかし今回は変色しませんし、以前にパラオで観察した時は、自分たち以外は
誰も入っていない環境でしたが、最初から濃茶色一色でした。
なので、一概に危険待避行動での体色変化では無いような気がしました。

縦縞が消えて、全身茶色の姿は こちらを、参照願います。

2009年06月07日

●初テックファンダイビング

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昨日で無事に講習は終了しましたので、本日は初テックファンダイビング。

水深40mで30分間楽しんだ後、100%酸素での減圧のおかげで計画通りに
62分間で
ダイビングを終えることが出来ました。

水深40mで30分間も時間があると、結構、深場の生物をじっくり捕ることが出来、
撮れないストレスが減りそうです。

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写真は1年6ヶ月もの長かったテック講習を終え、疲れ切ったダイビング機材と、
帰り道に、いつものお土産、芋塩ケンピを買って帰ります。

2009年06月06日

●柏島でのテック講習

13日ぶりの休日初日は、柏島でテック講習です。

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普段なら柏島での初日は3本潜ってますが、本日はテック講習で深場にいる
時間が長いので、大事をとって1本目は、10時30分から、2本目は17時からと
水面休息を長くとって安全に計画します。

なので今、休憩時間にブログを書いてます。

さてテック講習も、やっと最終段階とあって、今回はD300も持って入りました。

せっかく深場に行くのでと持って行ったのですが、やはり講習とあって時間
計画の進行具合が気になり、いつもみたいに気楽に撮影はできませんでした。

テックダイビングは時間計画の遵守が必須なだけに、写真を粘ろうにも
それなりの制限がありますね。

2009年06月05日

●ユウダチタカノハ

本日の勤務で、やっと長かった12連勤も終了。
明日から2日間は、だらだらと始めてから約2年半と、長かったテック講習の
最終講習です。

もっとも真面目にやり始めるまで1年掛かりましたから、実質は1年半ですが。
普通のレクリエーション・ダイビングと異なり、ひとつのミスが連鎖を呼んで
大きな事故に繋がってしまう、リスクが大きなダイビング・スキルだけに講習も
慎重にやってもらった分、やはり時間は長く掛かってしまいました。

今回の講習が終わると共に、翌週からは今までは危険で行けなかった深場の
生物観察をしようと思ってますが、エアーと酸素だけでは行ける深度の限界が
有りますので、次のステップのトライミックス・エアーコースへ早く進んでみたい
ところです。

でもその前に、既に入手しながら飾り物になってるリブリーザー オプティマ
講習も早く受講しないと行けませんね。

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ちょっと光が当たっていない画像で、すみません。

ユウダチタカノハ  学名 Goniistius quadricornis
 スズキ目 / タカノハダイ科 / タカノハダイ属
撮影 2009年4月:柏島 民家下 水深-5m 大きさ約50mm
生息域 琉球列島をのぞく、千葉県、新潟県以南の南日本。

沿岸の浅い水深の岩礁に生息しており、移動する時は、あまり海底からは
離れずに泳ぎます。
近似種の タカノハダイ や、 ミギマキ とは、体側面の斜走帯の色が濃い事や、
背鰭軟条の数が少ない事、尾鰭に小円点が無い事などで区別が出来ます。

体表の斜走帯が、鷹の羽の縞に似ているから、鷹之羽鯛になったらしく、
本種は田中茂穂博士が、夕立鷹之羽と命名されたそうです。

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撮影 2006年2月:大瀬崎 先端 水深-16m

上の写真の撮影時には未だ知識不足でして、 タカノハダイ の幼魚かなって
思って撮りました。
その後、図鑑で調べて本種と知り、それ以来、ずう~っと見かけませんでした。

ひょっとしたら伊豆辺りでは普通種なのかも知れませんが、自分的には今年の
4月に柏島で、約3年振りに観察した稀種です。

まぁでも実は、何度か見てても単純に大きいと、 タカノハダイ と思って無視してた
だけかも知れませんけどね。

2009年06月04日

●クロモドーリス・プレキオーサ

さて今日も、先日の沖縄でいっぱい観察したウミウシの報告です。

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撮影 2009年5月:沖縄 レッドビーチ 水深 -13m 大きさ約30mmぐらい

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撮影 2009年3月:沖縄 レッドビーチ 水深 -9m 大きさ約30mmぐらい

クロモドーリス・プレキオーサ   Chromodoris preciosa
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
生息域 南日本以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

どちらかと言えば、潮の流れが少なさそうな内湾でよく観察いたします。
体色は背面が透明がかった白色、もしくは今回の画像の様な赤みがかった
白色にて、周縁部は外側から白色、赤褐色、橙黄色の順で縁取りがされて
います。
また触覚と二次鰓は赤褐色で、触覚の褶葉縁は白色なのも特徴です。

残念ながら未だ標準和名は無いので、皆さん学名で呼んでおり、1度や2度
聞いたぐらいでは、なかなか覚えるのは難しいですね。

近似種の、 ミナミシラヒメウミウシや、 ウチナミシラヒメウミウシ シラヒメ
ウミウシ
等との区別方法は、先日報告済みの ミナミシラヒメウミウシの欄を、
ご参照願います。

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そして今回の傑作は、このシーンです。
でも、へたっぴーな自分には 3個体全てにピンを合わせる事は、ムリッ!

今回の沖縄での生物観察、最初の1本目はエントリーしてから延々と20分ほど
自分はずう~っと、クロリボンスズメダイ を撮っていました。
そして、撮り疲れた頃にタイミング良く 潜水案内の285さんが、この三つどもえを
紹介してくれました。

春に来た時にも単体では観察してますが、今回は色んなウミウシが、あちこちで
こんな風にペアリングしてました。
イシモチやヘビギンポとおんなじで、ウミウシも今が恋の季節の様でした。

2009年06月03日

●ベラギンポ

昨日の仕事の帰り道に、郵便物をポストに投函しようと車を止めて、戻ってみると
車がスルスルと、ひとりで動いております。

おやっ、妖精でものっとりゃあすか?

いえいえ、そんなメルヘンちっくな事ではありません。
あわてて運転席のドアを開け車に乗り込み、ブレーキ踏んで、大事には至りません
でしたが、信じられない事ですが、サイドブレーキを引いてシフトはドライブのまま
でした。

よくNEWSなので、アクセルとブレーキを間違えてお店に車が突っ込んだとの話しを
聞いては、いつもそんなバカなと思ってましたが、いやいやあり得ますね~

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ベラギンポ  学名 Trichonotus setiger

撮影 2009年5月:三保 真崎海岸 -6m 大きさ100mmぐらい 
英名 Spotted sand-diver
生息域 南日本以南 ~ インド洋、西部太平洋の熱帯域など。

10mほどの浅い水深で、流れの少ない穏やかな海の砂底を好んで生息して
おります。
普段は海底でじっとしていたり、直上をホバリングしたりしてますが、危険を
感じたりすると、瞬時に砂底に潜ってしまいます。

画像は雄ですが、雄は頭部の地色が黄色く、繁殖期には腹鰭が黒づきます。

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それにしても、変な口です。
途中でぶった切られたストローのような口をしてます。

比較的、いつもヒラヒラと泳いでる クロエリギンポ に比べ、わりとじっと海底に
居る姿を多く見る気がします。

なので撮しやすいかと思って近づくと直ぐに潜ってしまい、反対に動きっぱなしの
クロエリギンポ の方が、撮れやすいと思います。

2009年06月02日

●ミナミシラヒメウミウシ

もともと月末月初は仕事が忙しい職種では有りますが、先月は業界全体が
かなり暇にて、我社も連られて暇だったにも関わらず、今回の月末月初も
大忙しのここ最近です。

特に昨日は昼休憩を取る暇もなく、mixiの方に書き込んで頂いた皆さんへ
返信出来たのも、日付が変わる頃でした。

業績はいまひとつなんですが、まぁ仕事が暇よりはマシかなと。

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ミナミシラヒメウミウシ   学名Chromodoris verrieri
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
撮影 2009年5月:沖縄 砂辺 水深 -22m 大きさ約10mmぐらい
生息域 高知県、屋久島、西部太平洋域、インド洋など

体色は背面が白色、周縁は外側から赤褐色、橙黄色で縁取りされていて、
触覚は赤褐色で褶葉縁は白色、鰓は白色っぽい半透明色であるが、やや
赤みを帯びる個体も見受けられます。

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しかしこの色彩のタイプは種類が多く、判別がしづらいです。

例えば、本種と背面の色、周縁の縁取りの色彩も同様であって、更に触覚も
同じ赤褐色でも、褶葉縁が白く無く、鰓の色が赤褐色なら シラヒメウミウシ

また本種と背面の色が同じ白色であっても、周縁が外側から白色、赤褐色、
橙黄色で縁取りされていて、触覚と鰓が赤褐色で、触覚の褶葉縁が白色なら
クロモドーリス・プレキオーサ
簡単に言っちゃえば、本種との違いは周縁のいち番外の色が白色か、そうで
ないかです。


他にも背面が蚕白色で、周縁が外側から橙黄色、赤褐色で縁取りされてて、
更に触覚と鰓が赤紫色にて、触覚の褶葉縁と鰓の軸部が白色であったなら
ウチナミシラヒメウミウシ です。

しかしこれらの種の大きさは、全ての種が大きくても、せいぜい20mm以下の
大きさで、水中でのこれらの区別は目が悪く老眼の自分には、不可能。
いつも撮れた画像を見て、図鑑で調べないと判りません。

これ以上の目立つ色違いでも同種とされるウミウシも多いのに、こんな細かな
違いで違う種なのは、いったい何が違うんでしょうね?

2009年06月01日

●クロホシイシモチの幼魚

何と朝鮮民主主義人民共和国、いわゆる北朝鮮がミサイルをポンポン発射する
ものですから、沖縄の嘉手納基地に一昨日から F/A22ラプターが暫定配備に
なりました。
期間は4ヶ月間、バージニア州のラングレー米空軍基地所属の12機らしいですが
暫定配備が1週間早ければ見られたかと思うと、残念です。

でも沖縄の人は、やっぱり嫌でしょうね。

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クロホシイシモチの幼魚  学名 Apogon notatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年2月:紀伊大島須江 内浦 水深-9m 大きさ30mmぐらい
英名 Blackspotted cardinalfish
生息域 本州中部以南 ~ 西部太平洋域など。

比較的浅い水深の岩礁域等に、普段は少数から多数の群れを成して生息して
おりますが、地域によって若干の時期はずれるものの、日本沿岸に生息してる
ものでは、6月頃~9月頃にかけての産卵期に、2匹がペアになって群れを離れ、
岩礁などに縄張りを作ります。

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上の画像は幼魚なのでちょっと判りづらいですが、近似種の ネンブツダイ との
違いは、 クロホシイシモチ は体側面の縦縞が無くて頭に一対の黒斑がある
事で区別が出来、その特徴の黒斑が和名のクロホシになった様です。

参考までに、魚の頭部にある耳石が、食べた時に硬く気になるのでイシモチと
呼ばれております。

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撮影 2009年1月:大瀬崎 湾内 水深-4m 大きさ60mmぐらい

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撮影 2009年2月:安良里 黄金崎 水深-8m 大きさ60mmぐらい

日本沿岸に生息するテンジクダイでは、 ネンブツダイ と並び最もポピュラーな
いわゆる普通種です。
伊豆や南紀のダイバーであれば、目にしないことは無いはずですが、あまりにも
普通種すぎて普段はガイドさん達もあまり紹介しませんが、上記の産卵期には
雌が産卵した卵を、雄が口内保育する事で、その時期だけは紹介されることが
多くなります。

と言う事で、今日から6月、本種に限らず各テンジクダイの口内保育している姿が
観察し易い時期になりました。
今年こそ、産卵シーンを写真に押さえたいものです。