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2009年04月30日

●コウライトラギス

昨日は久々に、渓流で淡水ダイビングを楽しんで参りました。
タンクは6Lの軽いタンクですが、12Kgのウェイト付けて、ポイントを求めて
沢登りをいっぱいしてきましたので、最期はヘトヘトに疲れてました。

今日ではなく、おそらく明日になってからやってる 2日遅れての筋肉痛が
今から心配です。

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コウライトラギス  学名 Parapercis snyderi
 スズキ目 / トラギス科 / トラギス属
撮影 2009年4月:柏島 勤崎 -12m 大きさ100mmぐらい
英名 Blackfin sandperch
生息域 南日本 ~ 朝鮮半島、南シナ海域など

珊瑚礁海域をのぞく、浅い水深の砂礫底に生息しております。
ほとんど泳ぐことは無く海底に着底している事が多く、好奇心が旺盛なのか、
人間が近づいてもあまり逃げずにこちらを観察している。

体側面の背中側に5つある鞍状暗色斑の内、3つが目立ち、画像は雌ですが
雄の胸鰭基部には暗色斑が1つあります。
産まれて1~2年間は雌ですが、その後雌から雄に性転換をして、繁殖期には
自分の縄張りに数匹の雌を従え、ハーレムを形成します。

和名のコウライは、韓国で初めて報告されたので高麗(コウライ)なる名前が
付いたらしいです。

2009年04月29日

●今日は川で潜って来ました。

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今日は熊野川上流の川を潜って来ました。
観察できたのはアマゴ、シロハエ、ヨシノボリなどなど。

たまに淡水ダイビングも面白いですよ。

2009年04月28日

●キイロウミコチョウ

どうやら製造業の多い愛知県はGWに突入した企業が多いみたいで、
昨日の朝は月曜にも関わらず、道路は空いておりました。
盆暮れ正月GW等の連休が無いサービス業の自分達ですが、世間の方が
連休のおかげで、通勤が楽になっておこぼれに授かる様な気分です。

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キイロウミコチョウ   Siphopteron flavum
ブドウガイ目 / ウミコチョウ科 / キマダラウミコチョウ属
撮影 2009年4月:越前ログ前 -5m 大きさ約6mmぐらい
生息域 佐渡島以南の日本海、神奈川県以南 ~ 西部太平洋域、ハワイなど

体色は鮮やかな黄色で、全体に白色の非情に小さな斑点が散布している
らしいですが、肉眼ではまず判りません。
内蔵嚢後部や頭楯にある水管様の各突起は黒っぽい茶褐色をしてます。

近似種の オレンヂウミコチョウ とは、本種が側足縁が黒褐色などで縁取られ
ない事で識別が可能です。

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過去に何度か見ておりますが、いつも海況が良くなくてウネリが有るとか
小さなウミウシを撮れる環境では有りませんでしたが、今回は海況が良く
先日報告済みの ダンゴウオの幼魚 同様の極小サイズでも何とか撮れました。

ところで本種は、フサフサと羽ばたく様に泳ぎます。
そんな姿を折角見かけたのに、動画を撮り忘れておりました。

2009年04月27日

●コスジイシモチ

残念ながら昨日のバーレーンF-1GPにて、驚愕のフロントロー独占と言う
TOYOTAチームの初勝利を期待しましたが、結果は3位止まりでした。

ペースカーが一度も走らないし雨も降らなかった、今シーズン初のまともな
ドライレースでしたが、やはりブラウンGPチームの4戦中3度目の勝利と言う
今シーズンの動向が確認できるレース結果になりました。

それにしても我がフェラーり、情けないです!!

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コスジイシモチ  学名 Apogon endekataenia  
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年1月:大瀬崎湾内 水深-16m 大きさ50mmぐらい 
英名 Eightstripe Cardinalfish
生息域 東京湾以南~台湾、西部太平洋域など

沿岸の砂泥質の岩礁域に棲息しております。
幼魚の頃は多数で群れてますが、成魚になると少数の群れ、もしくはペアで
居る事が多いです。
体側面に8本の黄褐色の縦縞があり、尾柄末端にある眼径大の黒色斑は尾鰭
にもかかります。

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撮影 2007年6月:大瀬崎先端 水深-12m

6月~7月頃にかけては、各地で口内保育をしている姿をよく見かけます。

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撮影 2009年1月:大瀬崎湾内 水深-12m

こちらは最初に左側の姿を見て、縦縞が途中でくの字になっているので、
「おっ、新種か?」と思いましたが、反対側の体側面は普通の縦縞の柄を
してましたので、単なる変色だったみたいです。

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撮影 左:2009年4月 柏島後浜、 右:2009年2月 安良里黄金崎

以上、大瀬崎、安良里、柏島で撮してきた画像ですが、太平洋側の色んな
ダイビングボイントで観察出来ます。
これからの季節は口内保育をしている姿を多く見かけますので、今年こそは
ハッチアウトの姿を写真に納めたいと思っております。

って、毎年、思ってる事なんですが。

2009年04月26日

●ヨコシマエビ

予定では、本日は先週に引き続きテック講習でしたが、あいにくの低気圧の
せいで海が荒れアレ。
予定していた講習内容ではタンクを計4本身につけますので、荒れた海では
エントリー&エギジットが大変なので急遽中止となり、代わって100問中
80点以上で合格の、テックのテストを受ける事になりました。

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ヨコシマエビ  学名 Gnathophyllum americanum
十脚目 / ヨコシマエビ科 / ヨコシマエビ属
撮影 2009年4月:柏島勤崎 水深- 7m 大きさ約20mm
英名 Bumblebee shrimp 
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、太平洋、大西洋域、ポリネシアなど

沿岸のサンゴ礁域や岩礁域の藻場や砂礫底の転石の隙間、岩穴などに生息
しており、日中は潜んでいて夜間に活発に活動します。

体系はずんぐりとしていて、全身が暗褐色と淡黄色の横縞模様で覆われて
おり、額角は短く、眼の先端に小さな突起が見られます。

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昔から何度も観察している生物ですが、今回始めてまともに撮れました。
結構チョコチョコ動くタイプなので、いつも苦労してましたが、 AQUAS さんの
まっちゃんのスペシャル技で、今回はキチンと撮れた次第です。

ゲストが上手く写真を撮れる様なシチェーション作りでは、数々の素晴らしい
優れたアイデア持ちのガイドさんです。

2009年04月25日

●ペガススベニハゼ

早くも今年F-1レースの第4戦バーレーンGPが、昨日から始まりました。
残念ながら我がフェラーリは、今年まだノーポイントですが今レースこそはと
思っているティフォシーは自分だけでは無いと思います。

今年からスリックタイヤとか、年間エンジン使用数とか色々と規則が変わった
F-1ですが、今年、最も注目を浴びているのがカーズ(KERS)と言う技術です。

簡単に言えば、ブレーキを踏んだ時に発生されるエネルギーを貯めておいて
車が加速する時に使おうとする技術でして、まだまだ成熟度の低い技術では
ありますが、将来、一般車に必ず反映される技術です。
ただ、まだまだ未成熟の技術なので一部のチームでしか採用されていなくて、
今後の熟成が期待されております。

車の進化の為にも、やはりF-1レースは必用な実験場だと思います。

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ペガススベニハゼ  学名 Trimma annosum
 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-4m 大きさ約20mmぐらい 
英名  Orangespoted Dwarfgoby
生息域 八重山諸島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域、岩礁域の岩穴などに生息しております。
パッと見は、 オキナワベニハゼ や、 オオメハゼ などに似てますが、胸鰭の
付け根に斑点が無いこと、白色斑点が点在しないことや、両目間から吻部に
かけて模様が無いことなどで、識別が可能です。

英名は Orangespoted Dwarfgoby 、パラオの外洋ポイントでは、珊瑚礁の
棚奥などなら、何処でも観察出来そうなベニハゼ属の普通種です。

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オキナワベニハゼ  学名 Trimma okinawae
 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-4m 大きさ約20mmぐらい 

こちらは、 ペガススベニハゼ の隣に居た オキナワベニハゼ です。
両目間から吻部にかけて、模様が有る事が判るかと思います。

●織田信長、徳川家康ガイドブック

4月23日より愛知県では、織田信長ガイドブックと、徳川家康ガイドブックを
各5,000部作成し、愛知県内の各県民プラザで無料で希望者に配布しており
ます。

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内容は、愛知県が産んだ名将の歩んだ足跡に沿った観光ルートを紹介する
ガイドブックですが、なかなか上手く作られております。
織田信長ガイドブックは、信長公の年齢毎の6つのコース、徳川家康ガイド
ブックは、家康公によって作られた江戸幕府のふるさとを尋ねる6つのコースと
それぞれの特徴を捉えた、愛知県内での観光ルートのガイドマップです。

当初は豊臣秀吉ガイドブックも作られる計画だったらしいですが、もともと
武家産まれで城などの華やかな名所が多い信長公や、家康公に対して、農家
出身の秀吉公には名所名跡も少なく、秀吉公は見送られたそうです。

愛知県外の方で、各愛知県民プラザに受け取りに行けない方には郵送でも
受け付けておりますので、興味有る方は下記のサイトで確認してみて下さい。

織田信長、徳川家康ガイドブック紹介ページ

参考までに、このサイトで当ガイドブックをダウンロードする事も可能なのですが、
印刷されたガイドブックはA5サイズですので、ダウンロードしたPDFファイルを
PC上で拡大して見られた方が、大きなサイズで見えますので、印刷物より見安い
とは思います。

2009年04月24日

●フタホシキツネベラ

今度の日曜日は、名古屋市長選挙の投票日です。
当日は海況に問題が無い限り、今月2度目のテック講習の予定ですので、
昨日の出勤前に区役所で期日前投票をしてきました。

選挙の投票日は毎回日曜日ですので、自分の場合、仕事か、休日なら海へ
行きますから、いつも期日前投票を行っておりますが、昨日行ってみたところ、
結構、沢さんの方が期日前投票に来てました。

自分が知っている中では、期日前投票に来てる人が過去最高に多かったと
思います。
この調子で投票率が高くなる事を、名古屋市民の一人として祈っております。

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フタホシキツネベラ  学名 Bodianus bimaculatus
 スズキ目 / ベラ科 / タキベラ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-25m 大きさ40mmぐらい 
英名 Twospot slender Hogfish
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

岩礁域や、ガレ場のやや深場の水深に生息しております。
全身は鮮やかな黄色をしており、その体側面を走る複数の縦縞の赤色が
とても綺麗で目立ちますが、小さな幼魚ほど全身が黄色一色で、成長するに
連れて赤い縦縞の本数が増えていきます

和名の由来は、胸鰭基部付近と尾鰭付け根部にある2つの黒色斑点から
だそうです。

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撮影 2009年2月:紀伊大島 ナギザキ 水深-9m 大きさ50mmぐらい 

こちらは、南紀州の紀伊大島での撮影した個体です。
柏島で撮影した一番上と次の画像の個体よりは、ひと回りほど大きいです。
可愛さで言えば、このサイズが限界でしょうね。

2009年04月23日

●セナキルリスズメダイの幼魚

昨日は出勤前に、日本国内でCPAPを使う為に必用な医師の定期診療として
耳鼻科に行ってきました。
海外では誰でも自由に購入して使えるCPAPですが、日本では医師の処方箋が
無いと購入どころか、使うことすら出来ないんです。
( CPAPとは、睡眠時無呼吸症候群の治療に使う機械のことです。)

毎回、ついでに耳の調子も診てもらうのですが、今回も異常なし。
去年の年末頃に、結膜炎で1ヶ月半ほどダイビングを止めたお陰か、結膜炎に
かかる前よりも、耳の調子が良い様に思います。
結膜炎になる前は、ダイビング翌日は時々耳抜きをしないと耳が遠い感じだった
のですが、結膜炎が治ってからはそんな症状は無くなりました。

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セナキルリスズメダイの幼魚   学名 Chrysiptera starcki

 スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属
撮影 2009年4月:柏島 勤崎 水深-20m 大きさ30mmぐらい
英名 Starck's demoiselle
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など

希に浅い水深でも見かけますが、普通は水深-20m ~ -50mの潮通しの良い
珊瑚礁外縁などに少数のグループで棲息しており、外敵などが近づくと、
岩影に直ぐに隠れてしまいます。

体形はは長卵型でよく側扁し、体色は青色に下唇部から背びれ後端にかけ
背面は黄色くなってますので、ひと目で本種との識別が可能です。

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今回の画像は、実は柏島での1本目にテストがてらに撮した画像です。
いつも何処の海でも、1本目の海では露出設定のテストがてら、2~3枚ほど
適当にパシャパシャ撮してみます。
大抵、そんな画像はとても人様に恥ずかしくて見せられない画像なんですが、
珍しく今回は1枚目から自分好みの色合いになりましたので使ってみました。

生物的には串本でも年中観察が出来るスズメダイではありますが、それ故か
いつも気がつくと、撮るのを後回しにしてしまってます。
おそらく綺麗な青色を撮るのが難しいので、心の中で後回しにしてるのかも
知れません。

尚、参考までに成魚は、 こちら を参照願います。


2009年04月22日

●ダンゴウオの幼魚 その2(緑色)

いち年中、何らかの植物の花粉に反応してアレルギー性鼻炎を発症している
自分ですが、先週末の越前町~紀伊大島では鼻づまりや、くしゃみなど無く、
完治した様な感じで、どうやらヒノキの時代は終わったかと思ってたところ、
名古屋に戻った一昨日から、くしゃみが止まりません。
どうやら、今年第三弾、イネ科植物の時代がやってきたみたいです。

さて本日も、昨日に引き続き ダンゴウオ の報告です。
しかし毎年この時期に、観察しては撮してますが、何度見ても可愛いですね~♪

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ダンゴウオ   学名 Lethotremus awae
 カサゴ目 / ダンゴウオ科 / ダンゴウオ属
撮影 2009年4月:越前 ログ前 水深-7m 大きさ3mmぐらい
生息域 北海道、宮城県、千葉県、静岡県~三重県志摩地方、新潟、
     佐渡ケ島、福井県、中国煙台など

昨日報告した個体とは、別の個体で、同じ様な海草に付いていながら体色は
異なり、緑色です。
何とか真正面の笑顔を撮したかっのですが、自分の愛情が少し薄かったのか、
チョコチョコ動いては横を向いてしまってしまい、結局、正面顔の撮影は
できませんでした。

そんな中で、反対側の目の水晶体だけでも撮せたのが、一番上の画像です。
又、右上の画像では尾部に骨が透けて見えます。
実際、ブログ上では判りにくいのですが、小さな鰭も映っておりました。

パッと見は、柄の付いた色彩のオタマジャクシの様ですが、やはりサカナで
有る事が理解できた次第です。

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撮影 2009年4月:越前 ログ前 水深-3m 大きさ5mmぐらい

こちらは成魚になりかけの若魚にて、頭上のラインは薄れてかけておりますが、
尾柄部の白色の横帯が残っており、体色変化途中の色彩です。

こちらも正面顔を狙ったのですが、流石にこの水深では波に揺られるので
ムリでした。

2009年04月21日

●ダンゴウオの幼魚 その1(濃茶色)

既に土曜日の当ブログに書きましたが、先週末は約1年振りの ダンゴウオ
観察ができ、更に約2年振りに幼魚にも会えました。

まずは、その報告第一段です。

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ダンゴウオ   学名 Lethotremus awae
 カサゴ目 / ダンゴウオ科 / ダンゴウオ属
撮影 2009年4月:越前 ログ前 水深-8m 大きさ3mmぐらい
生息域 北海道、宮城県、千葉県、静岡県~三重県志摩地方、新潟、
     佐渡ケ島、福井県、中国煙台など

水深20m以浅の岩礁域に生息している冷水性の生物にて、体色は変異が多く、
濃茶色、赤色、緑色、白色など多色に富みます。
大きく成長すると50mmくらいまでになりますが、観察するのは10mm以下の
大きさが大半で、腹鰭は吸盤状になっており、体は円滑ですべすべしております。
臀鰭基底は短く、7~8軟条、背鰭は2基あり第1背鰭が6~7棘で、第2背鰭は
8~9軟条、腹鰭は20~22軟条で、体色は変異が大きく、赤や緑など多様。

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クローズアップレンズ等使わずに、105mmのマクロレンズで撮すと、こんな
大きさです。

観察したのは、自分が生活している名古屋市東部から車だと約2~3時間で
行く事ができる、福井県の越前海岸です。
日本海の越前海岸は、3月までは波が高く荒れている事が多く潜れない事が
ほとんどで、現地サービスさんも4月からの営業にて、ゲストはまだまばらで、
まだ潜り始めたばかりの今の時期は、観察情報もほんど有りませんので、
自分達で賢明に捜すことになります。

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こちらは成魚で、大きさは約5mmぐらい。
成魚の詳しいお話しは こちら を、どうぞ。

ダンゴウオの幼魚 その2(緑色)編に、つづく。

2009年04月20日

●スダレヤライイシモチ

昨日のテック講習では減圧用に80%のナイトロックスを使いましたが、-38mの
水深で30分居ても、合計60分のダイビングタイムで減圧が完了しました。
21%の普通のエアーだけで潜れば、減圧だけで60分近い時間を費やす事と成り、
合計では100分近いダイビングタイムとなってしまいますので、これは画期的な
ダイビングスキルです。

30分間も紀伊大島須江のナギザキの-38mをゆっくりと探索したおかげで、結構、
色んな生物を見つける事が出来ました。
しかし、講習なのでデジイチは持っていっては居ないので撮影は出来ず、無事に
テッキーになれた後の、テクニカル・ファンダイビングが今から楽しみです。

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スダレヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus artus  

スズキ目 / テンジクダイ科 / ヤライイシモチ属
撮影 2009年1月:PALAU セントカーディナル 水深-7m 大きさ50mmぐらい 
英名 Wolf Cardinalfish
生息域 高知県、奄美大島以南 ~ インド洋、西太平洋域など

珊瑚礁や岩礁域に棲息しております。
体側面に有る8本の縦帯は細めの帯と太めの帯が交互に走り、尾柄部には
黄色の大きな模様と中心部には目の大きさと同じぐらいの黒斑が有ります。

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撮影 2009年1月:PALAU 水深-7m

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撮影 2007年6月:PALAU ナイトダイビングにて

こちらはナイトダイビングで観察した幼魚サイズ。
ナイトという環境もあってか、細い方の縦帯は不明瞭になり、パッと見は
ヤライイシモチ の様にも見えます。

そして更に小さなサイズ。

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撮影 2006年4月:PALAU ナイトダイビングにて

もうこれほど小さいと、識別が困難です。

尾柄部に黄色の模様と黒斑がありますので、本種か?、 ヤライイシモチ か?、
それとも、 カスミヤライイシモチ なのか?

その内のどれかとは思いますが。
見分け方が判る方がいらっしゃれば、是非ぜひご教授願います。


2009年04月19日

●本日は、テック講習

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昨日は日本海の越前町で潜りましたが、本日は太平洋は紀伊半島の南端の
紀伊大島で、約二ヶ月ぶりにテク講習でした。
残念ながら海はニゴニゴでしたが、テック講習も終盤にさしかかっており、
計画を持った深場での減圧ダイビング。

80%ナイトロックスでの、減圧時間は潜行ロープに付いてるワレカラとの
格闘でした。

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陸の上は、すっかり初夏。
ツバメが巣作りを始めておりました。

2009年04月18日

●ダンゴ三昧

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先週末は約半年ぶりの柏島でしたが、今日は半年ぶりの越前で潜って
来ました。

目的は、いまの旬のダンゴウオ。
水温は13度も有りましたが、何とか大人2ぴき、こども3ぴきの大収穫。
ダンゴ三昧のダイビングでした。

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帰り道には、福井名物ソースカツ丼発祥の店、ヨーロッパ軒で遅めの
ランチで、人生初体験のソースカツ丼を頂いてきました。

2009年04月17日

●アミメイボウミウシ

テクニカルダイビングでは、事前に潜水深度の計画を作成しその通りに潜水を
することで、ダイコンに頼らない潜水をいたします。
何故なら、ダイビング途中で酸素濃度の異なるガス(タンク)チェンジをする事に
なる為、複数のガスチェンジが可能なダイコンでないと使えない事と、基本的に
ダイコンはバックアップ用と割り切る事からです。

今まで自分が使用していたダイコンは、ひとつは2種類のガスチェンジ機能と、
ゲージ機能が付いた物と、もうひとつはエンリッチ機能は有ってもチェンジが
不可能な物でした。

折角2個持っていても、1個はテクニカルダイビングには適していない為、今春
新発売の、3種類のガスチェンジが可能なダイコンを新たに導入する事にして、
昨夜、手元に届きました。

が、やはり、想像していたとおり説明書は英語のみ。
テクニカルダイビング器材の説明書は、日本語で無いのが当たり前なんです。

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アミメイボウミウシ  学名 Phyllidiopsis pipeki
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イボウミウシ科 / アデヤカイボウミウシ属
撮影 2009年4月:柏島 勤崎 水深 -12m 大きさ約40mmぐらい
生息域 伊豆大島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など

背面地色は灰色、又はピンクっぽい灰色で不規則に曲がりくねった黒色縦線が
イボの間を通ります。触覚前方から肛門後方にかけて2本の黒色縦線があり、
この線から数本の黒色線が背面の周緑に向かって放射線状に伸びます。

触覚は上方の後部が黒色、基部は灰色です。

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と、ここまで書きながら・・・・・・
ひょっとしたら、 ハイイロイボウミウシ か、 パイペックイボウミウシ 、もしくは
ツブツブイボウミウシ と、間違えているのかも知れません。
しかし、それらのイボウミウシの触覚の色は、全体がオレンジ色、または基部が
オレンジなので、触覚の色だけで同定すると アミメイボウミウシ かと。

観察した時はエントリーして直ぐに深場へ移動している途中で、ちょっと変わった
色の コイボウミウシ だなと、思って撮りました。
ダイビング後に図鑑などで調べてみると、どうやら アミメイボウミウシ と言う名の
ウミウシが、触覚の色彩や体の模様等がいち番似ていた為、そう決めましたが、
ちよっと今回は自信無しですね~。

2009年04月16日

●シリウスベニハゼ

昨日の朝は、一昨日の雷雨がウソだったかの様な見事な晴天。
更に風が強かったせいか、通勤途中の名古屋市内の高台からは遠い彼方の
御嶽山が綺麗に見られました。

でもやはり予想通りと言うか、あの雨で桜の花はすっかり姿を消してしまい
ちょっぴり街並みが寂しくなりましたね。

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シリウスベニハゼ  学名 Trimma halonevum

 スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年4月:柏島 水深-16m 大きさ約30mmぐらい 
英名 Skinspot Dwarfgoby
生息域 伊豆半島、高知県、琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域、岩礁域、内湾などの岩肌や泥底に落ちてる岩塊等にくっつく様に
生息しております。
体色は頭部から胸鰭辺りまでは白色で、他の部分はオレンヂ色をしており、
頭部から上半身に小さな赤色の斑が点在すること、目の外周は赤色に白色の
細い線が放射線状に走る事などが、特徴です。

またこれは自分の観察思考ですが、生息域によっては体高の高さの違いや、
小さな赤色の斑が下半身まで付いている個体など、多少の変化が有る様に
思えます。

平凡社発行の「決定版 日本のハゼ」では、ベニハゼ属の1種‐7 として紹介
されてますが、発刊後の2008年5月に シリウスベニハゼ との正式和名が
付きました。

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撮影 2006年6月:PALAU ゴビパラ3 水深-20m 大きさ約20mmぐらい 

当ブログでは、もうとっくに報告済みと思ってましたが意外や未報告でした。
過去にいっぱいパラオで撮してるし、今まで当ブログでもベニハゼはいっぱい
報告していると言うのに不思議な物です。

去年ぐらいから柏島でも観察が出来ており、しかも冷たい水温の冬の季節を
超したって事は、これから繁殖も期待できそうですね。

2009年04月15日

●キヘリキンチャクダイ

柏島からの報告の第二弾は、久しぶり今年初めてのキンチャクダイ科の報告。

日頃から気にして色々撮影してるんですが、ヒラヒラと移動して逃げていくので、
後ろ姿とか、体半分だけしか撮れてないと言った感じで、なかなかいい写真が
撮れない生物です。

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キヘリキンチャクダイ 学名 Chaetodontoplus melanosoma
スズキ目 / キンチャクダイ科 / キンチャクダイ属
撮影 2009年4月:柏島 後浜 -25m 大きさ150mmぐらい
英名 Phantom Angelfish
生息域 相模湾以南 ~ 西部太平洋域など

潮通しの良い岩礁域の沖の根や珊瑚礁域に棲息しております。
幼魚の頃は キンチャクダイ と似てますが、本種は尾鰭に黒色横帯が有る事で
識別が出来ます。
また近似種の アカネキンチャクダイ は頭部に虫食い模様が有り、本種には何も
模様が無い事で識別が可能です。

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ちょっとすり傷だらけの個体でしたが、過去に何度か、ここ柏島で観察してますが、
いつも-40m以上の深い水深なので上手く撮れたことが無く、今回、初めて何とか
見れる写真が撮れました。

こんな浅めの水深で観察出来るとは思っても無かったので、最初に教えて貰った
時には、あれっ?なんでこんな水深でって感じでした。

ただ、この日の1本目に潜ったポイントでは、去年の夏に水深-50mの深さで観察
出来た スミツキオグロベラ が、-30mで観察できたので水温がまだ低めの今の
時期は、深場に生息する生物が浅場に上がってきてるのかも知れません。
深めの生物を観察するなら、今が狙い目かも。

それにしてもこのアホ面、いつ見ても癒されますね~♪

●沓掛城址公園

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もうひとつの桶狭間古戦場跡の、桶狭間古戦場公園の見学報告をする前に、
季節的にソメイヨシノが満開だった頃に丁度訪れた、沓掛城址公園の報告を
させていただきます。

この沓掛城は、桶狭間の戦いにて織田信長に敗れた今川義元公が、敗れる
前夜に陣を取った城です。

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場所は愛知県豊明市沓掛町に位置し、東西288m、南北234mの広さで、右上の
写真の案内図によると本丸、二の丸、諏訪曲輪、侍屋敷などで構成され、総堀に
囲まれる形式です。
当時としては、比較的規模の大きな城だったらしいです。

因みに案内図の図にて、右側は西方向になりますので案内図の前にある、写真
上の階段が西側(駐車場)からの入り口になります。

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低めの階段を上がると、本丸跡が見渡せます。

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同じ場所から見た左側は空堀、右側は侍屋敷跡です。

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丁度、お昼の時間なので、お花見がてらお弁当を持って休憩に来られた方達も
チラホラ見かけました。

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右の画像は、諏訪曲輪の跡。

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桜は、丁度満開で綺麗にさいておりました。

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公園入り口反対側の、東側から見た本丸跡。

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北側より見た、本丸跡。

公園内にある説明書きを纏めると、沓掛城は正中2年(1325年) 近藤宗光を
初代とし、九代目景春の時に織田信長に謀反した鳴海城主山口左馬助に
落とされて今川勢に属した。
その後、桶狭間の戦いの時に信長は攻め落としたが、景春は戦死。
戦後に恩賞として簗田出羽守に与えられ、城は整備された。

出羽守が加賀に移った後は、織田信照、川口久助が城主を勤め、慶長5年
(1600年)関ヶ原の戦いにおいて川口久助は西軍に参陣し、敗戦後に捕らえ
られて伊達政宗にお預けとなり、廃城となった。

豊明市により、昭和56年(1981年)から同61年にかけて発掘調査が行われ、
城跡は「沓掛城址公園」として整備されました。
なお、蓬左文庫所蔵の「沓掛村古城絵図」を参照すると、遺構は当時とほぼ
変わってないそうです。

2009年04月14日

●シラタキベラダマシの幼魚

さて今日からしばらくは、先週末の柏島からの報告をさせて頂きます。
まずは現地サービスさんの AQUAS さんのWebサイトにも写真を掲載して
いただいた生物です。

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シラタキベラダマシの幼魚  学名 Pseudocoris aurantiofasciatus
撮影 2009年4月:柏島 水深-32m 大きさ70mmぐらい 
スズキ目 / ベラ科 / シラタキベラダマシ属
英名 Rust-Banded wrasse
生息域 高知県以南 ~ 西部太平洋域、仏ポリネシアなど

図鑑によると、水深30m前後に棲息する稀種となってます。
シラタキベラダマシに似てますが、体高は高く、雄の尾鰭の上下両端は糸状に
伸び体側面の黄色い横帯の幅が狭い。
幼魚は体側面に3条の黒色横帯があり、パッと見、 タヌキベラに似ております。

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事実を話せば、最初にこのベラを AQUAS のまっちゃんがかなり興奮気味に
紹介してくれた時は、 タヌキベラの1種か何かなのかな?ってぐらいに思って
ました。

でもそれは、やはり水中生物好きのさだめなのか、ガンガン写真を撮してしまい
ました。
後から聞けば、まっちゃん自体が柏島初観察とか。
それは、そうとう凄いヤツを撮してしまったもんだと、今ひとつの出来の悪い
画像に悔やんでおります。

2009年04月13日

●ミヤコイシモチ

当ブログに載せる生物は、基本的には科毎に区分けしておりますが、載せる
種が多い科に関しては、更に属毎に区分けしております。

テンジクダイ科が好きな自分は掲載をする事が多くなりがちなので、こちらも
属毎に区分けしておりますが、テンジクダイ科は圧倒的にテンジクダイ属が
多くて、あまり少数に区分けできていないのが現状です。

何か後から検索しやすい様に、更に区分けする方法を考えないといけません。

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ミヤコイシモチ 学名 Apogon ishigakiensis
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年3月:奄美大島 ピアテグリ -10m 大きさ60mmぐらい
英名 Flag-fin Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ インドネシア、西部太平洋域など

学名は石垣なのに、和名は宮古です。
内湾域の藻場周辺や砂泥底などで、珊瑚や沈下物に隠れる様に少数での
群れを成して生息しております。

第1背鰭の後端が白い事で、本種と識別が可能です。

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自分自身、 ミヤコイシモチは初観察でした。
興奮しまくりながら隠れている死珊瑚や瓦礫等をどかしますが、どんどんと
奥に進んで隠れられ、獲れる画像はこんな写真ばかりで全身が撮れません。

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やっと、一瞬、撮れたと思ったらこんなボケボケ画像で。

寄る年波による老眼の為、日頃はオートフォーカスで撮る事が多い自分ですが、
細かな砂埃が舞いやすい泥砂底等の時は、マニュアルフォーカスで撮ってます。
今回も同様でマニュアルで挑みましたが、やはりピンボケ画像を量産してしまい
ました。

結局、初観察の今回は、鰭全開画像どころか、ドンピシャ真横画像ですら撮れて
おりません。
今までなかなか出会えなかったイシモチだけに、どうしてもキチンと撮しておきたい
生物でしたが、また宿題が残った様です。

2009年04月12日

●あっという間でした。

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あっという間に2日間のダイビングも終了して、帰り道。

約半年ぶりなので、いつものパターンの展望台で写真を写して
四万十川のウナギを食べて、芋ケンピ買って帰ります。

早くも、柏島に戻りたい気分が沸いてます。

2009年04月11日

●今週末は、柏島♪

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今週末は、約半年ぶりに柏島にやってきました。
高速料金の減額のおかげで、 かじきあん の柏島ツアーも還元値下げ。
有りがたいことです~♪

自分は爆睡していて気づきませんでしたが、半年ぶりに来てみると、
高速道路は延びてるは、途中のバイパス道路も完成しているはと、
昨年の第二名神の開通も含めると、以前より1時間30分ほど移動時間が
短くなりました。

過去に3月と5月は潜った事はありましたが、4月は初めて潜りましたが、
海の中はベラ、キンチャクダイ、フグ等の仲間で、夏場は深い震度に
棲息している生物達が浅めに上がってきており、やはり柏島はすごいです。

写真は未だ何も確認しておりませんが、来週半ばぐらいから報告させて
いただきます。

2009年04月10日

●チゴベニハゼ

最近はずいぶんと日が長くなってきまして、昨日会社のオフィスから18時に出た
ところ、まだ薄明かりの状態でした。

冬場は日没時間が早いので、ナイトダイビングを早く始められますが、夏場の
ナイトダイビングは日没時間が遅く、エントリーもエギジット時間も遅くなります。
そろそろナイトダイビングを始める迄、昼間のダイビング後に長時間待っている
季節になってきましたね。

どちらかと言えば、テンジクダイ科の生物が観察し安いナイトダイビングの方が
昼間のダイビングよりも、自分は好きかも知れません。

そう考えていると、ナイトダイビングがしたくなってきました。

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チゴベニハゼ  学名 Trimma naudei
スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ 水深-8m 大きさ20mmぐらい 
英名 Naude's rubblegoby
生息域 八丈島、紀伊半島以南 ~ 中、西部太平洋域、オーストラリアなど、

珊瑚礁域の、岩棚奥や岩礁の隙間などに生息しております
体色は赤色ベースに白い斑があるのが特徴で、頭部は若干青みがかかります。
第1背鰭の鰭条が長く糸状に伸長する事、胴体腹部にも白い斑が有る事や、
胸鰭基部に黒斑がある事で、近似種の ベニハゼ と識別が可能です。

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撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ

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撮影 2007年3月:奄美大島 倉崎ビーチ

一昨年の12月に、ここ倉崎ビーチを潜った時には特に思いませんでしたが、
今回、やたらと何処でも見かけました。
そこで自宅に戻ってから、過去に奄美大島で撮影した画像を確認してみると
今まで 3月に潜った時には撮しておりますが、12月に潜った時には撮して
おりませんので、ひょっとしたら季節的な要因があるのかも知れません。

と考えながらWebサイトで色々検索してましたら、年中どの季節でも観察が
出来ている様です。

やはり、自分の観察能力は節穴の眼でした。

2009年04月09日

●ニセネッタイスズメダイYg その2

ここしばらく良い天気が続いてます。

今週末は久々に海へ行く予定ですので、このまま良い天気が続いて、
海況も良い事を祈ります。
3月は毎週末になると天気が崩れてましたが、4月はそうでないと
良いのですが。

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ニセネッタイスズメダイYg  Pomacentrus amboinensis
スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ 水深-7m 大きさ約30mm
英名 Ambon damsel
生息域 奄美大島、琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域の、浅めの水深に生息しております。
黄色い体色にて、 ネッタイスズメダイ に似ておりますが、体色が青みを
帯びている事、胸鰭基底上端の黒色斑が大きいことで見分けられます。
特に幼魚の頃は、背鰭軟条部に目立つ眼状斑があります。

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色んな方も同様な事を書かれてますが、何故に ニセネッタイスズメダイ
名前になったんでしょうね。
ネッタイスズメダイ に似てるからなんでしょうが、スズメダイだけでなく色々な
生物で似ている生物は多く存在しておりますし、わざわざ偽物などの名前に
しなくても、全く異なる名前を付ければよかったのにと思います。

"ニセ"だの、"モドキ"だのと呼ばれる方の立場になって欲しかったと思います。
もっとも、スズメダイに人間の言葉は理解できないとは思いますが。

●史跡桶狭間古戦場跡

以前にも少し書きましたが、たまに仕事中の昼休憩を兼ね、名古屋市近郊の
史跡を訪れております。
今回は、そんな桜咲く良き日に訪れてきた桶狭間古戦場跡の報告です。

織田信長公が2,000名の兵力にて、今川義元公ひきいる25,000名の大群を
奇襲攻撃にて打ち破ったと言う通説で有名な桶狭間の戦いですが、何故か、
その戦場跡は2ケ所の古戦場跡として、現在公園になっております。

実際、その時の戦いはかなり広い範囲のあちこちで戦いが有った様でして、
遺物が愛知県豊明市の"史跡桶狭間古戦場跡"と、名古屋市緑区の"桶狭間
古戦場公園"のそれぞれから見つかった事で、2ヶ所の古戦場跡が出来た様
です。

今回はその内のひとつ、愛知県豊明市にある"史跡桶狭間古戦場跡"の見学
報告です。

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北方向より撮した画像です。
豊明市内を走る国道1号線から 50mほど南下したところに当公園は有ります。
駐車場は無く、全面積でも200坪ぐらいの大きさです。

全景を入れたい為、10.5mmのフィッシュアイで撮ってみました。

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右の説明板には、この地は1560年5月19日に織田軍が今川軍を破った地にて、
当時、田楽狭間とか館狭間と呼ばれており、1809年に桶狭間弔古碑が建立
されたと書かれておりました。

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この公園の真ん中当たりに当跡地を示す石碑と、すぐ隣に説明板があり
桶狭間の戦いで今川義元公の戦死場所を示す最も古い石碑らしく、1771年に
建てられたとあります。

この石碑には、西側を除く三方に文字が彫られており、石碑正面の東側には
"桶狭七石の表之一"、北側には"今川上総介義元戦死所" 、そして南側には
"明和八年卵十二月十八日造" と書かれてありました。
ようするに今川義元公が戦死した場所との事ですね。

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跡地は公園として整備されており、直ぐ北側に隣接する病院の患者さんや
近隣の方らしき人達が、お花見がてらのんびりと休憩されてました。

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南側に、今川義元公のお墓が有ります。
案内板を読むには、ここは元々塚であったが明治9年5月に当地近郊の有松に
住む、山口正義氏が主唱しこの墓を建てられたらしいです。

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南端にある石で出来た弔古碑には、文化6年5月(1809年)に津島の神官である
氷室豊永氏が建立されたと彫られていると、案内板に書かれてました。
尚、石碑の写真左の表面には"桶狭間の戦い"を回願する文と雀時を偲ぶ詩が、
写真右の裏面には建碑の趣旨が書かれているそうで、尾張藩の儒学者の作に
なるそうです。

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上記の石碑の隣には、こういった史跡にはお決まりの絵で描かれた大きな
地図がありました。

窪地で休憩中の今川義元公を、背後の山から一気に斜面を駆け下り織田軍が
奇襲攻撃をかけたと言う通説は、近代の歴史研究者の方達には間違いと考え
ている方が多く、詳しくは、後日、もうひとつの古戦場跡"桶狭間古戦場公園"の
見学報告の時にでも、書かさせていただくつもりですが、実際には山の上で
休憩中の今川軍が、織田軍の攻撃によって、二手に分かれて逃げたというのが
新説の一部です。

確かに見学した2ヶ所の古戦場跡の側にはともに急な崖などなく、その当時は、
"おけはざま山"と言う山が2ヶ所の間にあったらしく、今川軍が山頂から二手に
逃げて、力尽きたところが現在の2ヶ所の古戦場跡と言うのかなと思いました。

次回、もうひとつの古戦場跡報告につづく。

2009年04月08日

●コナユキツバメガイ

今までウミウシ類とひとくくりにしていた分類を、先日、科別に分けて
整理しました。
魚類と異なり独自性の強い生物名にて、分類が大変でした。

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コナユキツバメガイ  学名 Chromodoris aureopurpurea
頭楯(ブドウガイ)目 / カノコキセワタ科 / ニシキツバメガイ属
撮影 2009年3月:沖縄レッドビーチ 水深 -12m 大きさ約50mmぐらい
生息域 伊豆諸島、和歌山県以南 ~ 西部太平洋域など

体色は暗色からかなりの淡色まで、尾部と頭楯先端が白色がかったものと
黄色がかったものがあります。
頭部先端の白色帯ははっきりと色分けされない。
また外套楯の後端は2裂し左側の方がね右側より長く伸びる。

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撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ 水深 -7m 大きさ約40mmぐらい

ただの節穴なのかもしれませんし、見られる時に潜ってないだけかも
知れませんが、生息域に和歌山県が含まれておりますが、自分はまだ
南紀では観察をしたことがありません。

しかし今回の沖縄レッドビーチの様に、見られる時は一度に沢さんの
個体数を観察します。
もっともよく考えると他のウミウシも、見る時には一度に同種を沢さん
見るような気がしますね。

2009年04月07日

●イシガキカエルウオ

先日のテポドン関連にて、国連安全保障理事会の緊急会議にアメリカの
ライス大使が出席との事で、あの元ライス国務長官が?と思いましたが
全く違うライスさんでした。
ライスさんて女の人って、アメリカ人に多いんでしょうかね?

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イシガキカエルウオ   Ecsenius yaeyamaensisi

スズキ目 / イソギンポ科 / ニラミギンポ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ 水深-10m 大きさ約50mmぐらい
英名 Yaeyama blenny
生息域 琉球列島以南 ~ 東部インド洋、西部太平洋域など

珊瑚礁域の浅い水深にて、礁縁などに棲息してます。
体色や斑紋には変異があり、個体種によって様々です。
前鼻孔の後縁のみ皮弁があり、胸鰭基部にY字状の黒色縦線が入ることで
本種と同定できます。

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撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ -7m 大きさ約30mmぐらい

こちらは幼魚でしょうか。

ところでいつも不思議に思うことですが、よく図鑑などの文献に生息域が
琉球列島以南と書かれている生物を、沢さん奄美大島で観察いたします。

本来、図鑑に掲載されている生息域とは、その図鑑を作成した時点での
一般的に言われている生息域と、図鑑作成に加わった方達の観察結果等で
明記されると思うのですが、戦後、奄美大島も琉球列島と同様にアメリカ
領となりましたが、琉球列島よりいち早く日本に返還されております。

そんな奄美大島よりも、琉球列島での観察記録が多かったと言う事なのか、
それとも当時の研究者の方達は、奄美大島で観察されなかったのか。
なぜなんでしょうね?

2009年04月06日

●ネオンテンジクダイ

第1戦はペースカーフィニィッシュと気が抜けた決勝レースでしたが、なんと
第2戦は豪雨にて赤旗フィニッシュと、今年のF-1はちょっと変ですね。

しかも我がフェラーリは、雨が降る前から5位と言う高位置で走行してながら
ウェットタイヤに変更する賭けに出るなど、まるで負け戦を望んでいる様な、
不思議な作戦で。
ロス・ブラウンとシューマッハでの連戦連勝だった頃が、懐かしく思います。

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ネオンテンジクダイ 学名 Apogon parvulus
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年3月:奄美大島 ピアテグリ -7m 大きさ60mmぐらい
英名 Red-spot Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ インドネシア、西部太平洋域など

内湾の珊瑚礁域に、小さな群れを成して生息してます。
体色は透明色にて卵など内蔵がハッキリと見え、体側中央に吻から尾柄部に
かけて1本の黒色の縦帯があり、尾柄後端にある明瞭で大きな赤色斑により
本種とひと目で判ります。

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以前より見たかったテンジクダイ属のひとつで、今回初めて観察出来ました。
珊瑚に隠れる様に漂っているのか思ってましたが、意外と珊瑚から飛び出して
ひょうひょうと泳いでました。

でも、やはり透明なボディに赤の斑紋は綺麗で、60mm位で撮り直したいもの
です。

2009年04月05日

●ユカタハゼ

昨日は社員の結婚式に出席してきました。
そんなめでたい日だと言うのに、夕方に行われたF1マレーシアGPの予選では、
なんと我がフェラーリのマッサが、予選第1セッションでティーム作戦ミスによる
ノックアウト。
帰り道に購入したビックコミック・オリジナルでは、予定通りに浦沢直樹先生が
描かれている PLUTO の最終回と、喜怒哀楽の激しい一日でした。

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ユカタハゼ   Hazeus otakii
 スズキ目 / ハゼ科 / ユカタハゼ属
撮影 2009年3月:奄美大島 ドロドロポイント 水深-3m 大きさ約60mmぐらい
生息域 千葉県以南 ~ 九州

内湾の軟泥底や、砂泥底に生息しています。
単独で居る事が多く、特徴は第1及び第2背鰭の第1棘が太くて硬く、鰓の
上部と胸鰭基底上部に小さな黒色斑がひとつある。
また体側面に鰓部後方から尾柄部にかけて、5つの黒色斑があることや、
その上下にオレンジの小さな点が無数に有る事などで同定できます。

図鑑などで検索する限り水深は-15m ~ 30m ぐらいの深めの水深に生息し
南限が長崎県とありますが、観察したのは奄美大島の水深3mです。

このポイントは、近くに流れ込む河川が無いのに、他にも ハゴロモハゼ や、
ホホベニサラサハゼ カスリハゼ などの泥好き系ハゼが生息している
ポイントで、ちょっと変わってるんかも知れません。

あまり人が入ってないポイントなので、全てのハゼはストロボ一発、速攻で
引っ込みます。
なので本種も、この一枚しか撮せませんでした。

2009年04月04日

●ヒレナガスズメダイ その2

世間一般的には、花粉症は終息の雰囲気ですが、年中アレルギー性鼻炎の
自分にとっては、2009年第一章の”杉様の章”が終わっただけで、引き続き
第二章の“檜様の章”が始まりました。

と言う事で、昨日も終日、目がしかしかしてました。

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ヒレナガスズメダイ  Neoglyphidodon nigroris
スズキ目 / スズメダイ科 / ヒレナガスズメダイ属
撮影 2009年3月:沖縄 真栄田岬  -7m 大きさ約50mmぐらい
英名 Yellowtail Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島、フィリピン、パラオ、西部太平洋など

珊瑚礁域の、比較的に浅い水深に棲息しております。
幼魚の頃は黄色の体色に、2本の太い黒色の縦縞が特徴ですが、成長するに
連れ暗色に変色し、成魚は頭部に2本の縦帯が有る事が特徴です。

なお、幼魚の体色は、 こちら を参照願います。

またいち番上の写真は、そんな幼魚から成魚に体色が変化していく段階での
体色です。

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撮影共に、2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ、右上は成魚。

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撮影 2009年3月:沖縄 真栄田岬

串本あたりでは夏から秋にかけて、希に幼魚は観察できますが、それ以上の
ステージの姿はまず見かけません。
しかし流石に沖縄ではまだ3月というのに、幼魚から成魚への成長途中の姿を
観察することが出来ました。

やはりスズメダイ幼魚ちゃまフェチの自分にとって、沖縄は聖地の様でした。


2009年04月03日

●オグロトラギス

昨日は名古屋市内と近郊を、仕事でぐるぐる車で廻ってました。
いつもなら運転が疲れるものですが、この季節は道々の桜が花開き、とても
楽しいドライブに思えます。

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オグロトラギス  学名 Parapercis polyophtalma
 スズキ目 / トラギス科 / トラギス属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ -7m 大きさ120mmぐらい
英名 Spotted sandperch
生息域 八丈島、琉球列島以南 ~ インド洋、中西部太平洋域など

珊瑚礁域の浅い水深に棲息してます。
背鰭の棘条部と軟条部の間に欠刻が有る事や、尾鰭に大きな黒色斑がある事が
特徴。

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奄美大島ではいつも観察出来ますが、串本でも希に観察が出来ます。

本種を始め多くのトラギスの仲間は、こちらから近寄ってもあまり逃げません
ので、写真の練習には、結構、行けるかと思います。
またトラギスの仲間はどこでも棲息しておりますので、自分はその時点での
環境に合わせたカメラのセッティングの為の被写体に、よく使わさせていただき
ます。

●センゴク

先日、当ブログで浦沢直樹先生の「PLUTO」を紹介させて頂きましたが、
もうひとつここ数年、自分が大好きなコミックが、宮下英樹先生が描いて
られる「センゴク」です。

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これは豊臣秀吉公の家臣として実在した千石秀久 ( 通称、権兵衛 ) を
主人公として、尾張三大英傑の織田信長公、豊臣秀吉公、徳川家康公
だけでなく、武田信玄公や数々の戦国時代の武将を描くノンフィクション
コミックであり、現在は織田信長軍と、信玄公の後を継いだ武田勝頼軍
との戦いから、「センゴク天正記」のタイトルにて、講談社発刊ののヤング
マガジンに掲載されておられます。

本作品が面白いところは、従来から語り継がれてきた内容に添って描く
のでは無く、現代の歴史研究家による新しい推測内容で描かれている事。
例えば、桶狭間の戦いは山を駆け下りての奇襲ではなく、偶然に今川
義元公の本体と正面衝突で戦われたとか、秀吉公の親指は2本あった
とか。

多少のカムフラージュや誇大した解釈はあるものの、NHKの大河ドラマの
時代劇とはまた違ったおもしろさがあります。

その、「センゴク天正記」ですが、織田軍対武田軍の話しが終わり、次に
上杉軍との戦いの話しになってまいりました。
既にNHKの大作時代劇の「天地人」では、その戦いは放送済みですが、
果たして宮下英樹先生は、直江兼続公を、どの様に描かれるのか楽しみな
ところです。

2009年04月02日

●バブルコーラルシュリンプ

昨日は、朝から弊社の今年の新卒新入社員の入社式。
この不況下に新卒者を今年も採用できた事に幸せを感じておりますが、
夜は弊社の新規事業の開店式典と、めでたい事ばかりの一日でした。

もともと現在の弊社の主たる事業の携帯電話販売自体も約20年ぐらい
前に、自分がその当時に担当していた仕事の暇な時に始めた事業にて
( まだ携帯電話を使う為には、保証金が20万円必用だった頃です。 )
昔から何度も新規事業を立ち上げては、成功しないと閉じてしまう事を
繰り返しておりますので、さて今回はどうだろう、上手く行くかな?って
のが本音なところ。

勿論、こんな事、昨日の入社式で新入社員には話しておりませんが。

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バブルコーラルシュリンプ  学名 Vir philippinensis
十脚目 / テナガエビ科 / イソカクレエビ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎ビーチ 水深- 8m 大きさ約30mm
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、西部太平洋域、オーストラリアなど

ミズタマサンゴ ( バブルコーラル ) に隠れて生息している事から、この名の
英名がついてますが、和名はまだありません。
さしずめ、 ミズタマサンゴカクレエビ って、ところですかね?

以前は、 アカヒゲカクレエビ と混同されてましたが、その後研究者の方達の
ご尽力にて、現在では別種と判明しております。
体色、体系はそっくりですが、自分の様な、ぱっと見決めつけ識別ダイバーは
オオハナサンゴに生息していれば アカヒゲカクレエビ で、ミズタマサンゴに
生息していれば バブルコーラルシュリンプ と、識別しております。
間違ってたら、すみません。

babulcoralshrimp20090327a.jpgbabulcoralshrimp20090328b.jpg
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よぉ~く見ると、この子のお腹には卵がいっぱい。
海の中も、そろそろ春のようですね。

2009年04月01日

●Buan goby

早いもので今日から 4月、新年度のスタートですね。
弊社も本日は新卒者の方の入社式があり、昨年秋より不況、不況と暗~い
ムードの社会ですが、この春の季節とともに活気が出始めると良いですね。

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ブアンゴビー   Amblygobius buanensis
 スズキ目 / ハゼ科 / サラサハゼ属
撮影 2009年1月:パラオ -4m 大きさ約60mmぐらい
英名 Buan goby
生息域 パラオ、インドネシア、PNGなど

内湾域の礁湖、礁池などの砂地で、岩塊や死サンゴ等の近くに生息してます。
サラサハゼ特有の、底砂を口の中に含み、砂に含まれているプランクトン等を
食して、こし取った残りの砂を鰓から吐き出す(ベントス食性)性質を持っており
ホバリングしながら、ボロボロと砂をこぼしております。

近似種の ジュウモンジサラサハゼ は尾柄部の白地に有る斑紋が、オレンジ
色である事、体の格子模様がオレンジ色をしている事で識別が可能です。

あえて言えば、 ジュウモンジサラサハゼ の地味カラータイプです。

Buan%20goby20090111a.jpg

後ろに写っている一緒にホバリング中のハゼは、 Mural goby です。
この様に、クロイトハゼ属や同族の、 ジュウモンジサラサハゼ などと一緒に
ホバリングしている姿をよく見かけます。

誰でも友達の様な、いつもフレンドリーなハゼの仲間です。