●ユカタイシモチ
約一年ほど前に ヒトスジイシモチ の報告をしてから、直ぐに書こうと思って
いた生物ですが、その後ずう~っと忘れており、先日潜った須江で久しぶりに
ヒトスジイシモチ を観察して思い出しました
大好きなテンジクダイなのに、忘れていたとは。


ユカタイシモチ
学名 Apogon exostigma
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2008年10月:PALAU -5m 大きさ 50mmぐらい
英名 Narrowstripe cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 中、西部太平洋域など。
内湾やサンゴ礁域などの珊瑚群落や岩礁などで、観察出来ます。
体色は銀白色にて、尾柄部から眼を通り、反対の体側面の尾柄部まで1本の
太い暗褐色縦帯が伸びており、尾柄部に大きな黒斑紋があるのが特徴。
この大きな黒斑紋が、太い暗褐色縦帯より上側に位置していると本種にて、
暗褐色縦帯と同じライン上に位置していれば、近似種の ヒトスジイシモチ です。

ユカタイシモチ ナイトカラー
撮影 2007年6月:PALAU -9m 大きさ 70mmぐらい
こちらはナイトダイビングでの観察した姿、日中と比較して体色は透明感が
増し、銀色に反射する色彩が強くなります。
また各背鰭の外淵が黒く縁取られるので、一目で本種とわかります。
そんでもって、こちらが近似種の ヒトスジイシモチ です。

撮影 2009年1月:紀伊大島須江 内浦ビーチ -12m 大きさ 60mmぐらい
残念ながら自分は、まだ ヒトスジイシモチ のナイト姿を、観察してませんので、
ユカタイシモチ の様な、体色変化があるかどうかが判りません。
紀伊大島須江の内浦ビーチでは、 ヒトスジイシモチ を去年観察できた場所で、
今年も同じ様に観察が出来てますが、残念な事に内浦ビーチをナイトで潜らせて
いただけるのは、年に一度、大晦日だけ。
しかし自分は毎年大晦日~元旦にかけては仕事なので、内浦ビーチのナイトでの
比較観察はできません。
ただでさえマイナーなテンジクダイの観察内容だけに、大晦日に内浦ビーチを潜る
事が可能な知り合いのダイバーで、そんな変態観察ダイバーもおりません。
こうなりゃ、年中ナイトダイビングが可能な、隣りの白野ビーチからリブリーザーで
入って、内浦ビーチまで静かに泳いで観察するしかないかと。
リブリーザなら、泡が出ませんからね~。
おっ~と皆さん、くれぐれも須江ダイビングセンターさんには、ご内密に。




