当報告は、最初、 キララハゼ属の1種(?) のタイトルで報告させていただき
ましたが、サザンマリンラボラトリーの ぢろー所長より、今から170年も昔の
1837年に学名が Arcygobius baliurus と発表されたハゼ科の生物ですよと、
お教えいただきましたので、修正させていただきました。
因みに未だに英名も、和名も付いて無いそうです。
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我家は小さなちびっ子建てですが、2000年の東海豪雨の時に床上70cmの
水害にあってから、近くの当時水害に遭わなかった高台にコンテナ倉庫を
借りており、先日購入したリブリーザー等のダイビング器材や、季節モノの
家電製品や、今の季節は自分と子供の夏タイヤやら、反対に夏ならスタッド
レスタイヤなどを保管しておりましたが、先々週、突然、地主さんから退去の
依頼が届きました。
と言う事で、急遽、昨日は休暇を頂いて、地主さんから斡旋された新らしい
コンテナ倉庫へ引っ越し作業。
久々に、終日の肉体労働でした。
さてここ数日間、一般種の報告をしておりましたので、そろそろサカナヲタクの
血が騒ぎ、本日は不明種の報告です。
でも詳しい方がご覧になられたら、「な~んだ、○○ じゃんっ!」って言われる
かも知れませんが。


学名 Arcygobius baliurus
スズキ目 / ハゼ科
撮影 2009年1月:PALAU -12m 大きさ 80mmぐらい
生息域 セイシェル、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシアなど
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やはり、自分が無知なだけで、学名 Arcygobius baliurusと言うハゼでした。
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あの平凡社発行の 「決定版 日本のハゼ」 にも、近似種は掲載されていても
本種は掲載されていません。
パラオの一般的なサービスさんや、ダイバーが行かないポイントですが、この
ポイントには沢さん棲息しており、決してパラオの全てを知り尽くしたわけでは
ない個人的な感想ではありますが、本種をこのポイント以外で観察したことは
ありません。
自分的な、てきとーパッと見みてくれ識別では キララハゼ属の1種(?) の様に
思えますが、いつもの如く学術的根拠は全く無いため、当ブログの分類的には
ハゼ科の1種にとどめさせていただきます。
種の同定が出来てないため、当然、学名、生息域などは判りませんので、
あしからず。