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2009年01月31日

●オキスズメダイ

パラオやグアムなどの海外は勿論、国内の色んな所へダイビングや旅行に
出かけてもまた、国内へ仕事で出張に行っても、常にPC持参の自分です。

実は本日は出張で某地のホテルに泊まっておりますが、せっせと日々の癖に
なってしまったプログを書いてます。


okisuzumedai20090129a.jpg
オキスズメダイ  学名 Pristotis obtusirostris
スズキ目 / スズメダイ科 / オキスズメダイ属
撮影 2009年1月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深- 27m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Gulf Damsel
生息域 琉球列島 ~ アラビア海、インド洋、西部太平洋域など。

スズメダイの生息域と言えば珊瑚礁域や、岩棚、岩礁域などが大半ですが、
何故か藻場や、砂地に棲息するスズメダイにて、オキスズメダイ属としては
1属1種になるようです。

英名はアラビア海湾岸に棲息することから、湾岸スズメダイと付けられてる
様ですが、和名の オキスズメダイ とはどこからなんでしょうね?

okisuzumedai20090129b.jpgokisuzumedai20090129d.jpg

このスズメダイは、昨年の11月中旬に我がダイビングの師匠 かじきあん
オーナー東さんが、「変なハナダイみたいなの居たよ~」と、ガイド中にコンデジに
撮した画像から、 オキスズメダイ と判明。

こりゃ~珍しいので、しっかり撮してこないとと思いつつも、その後に自分は耳を
痛めて故障者リスト扱いになってしまい、戦力外通告のダイビング禁止令を終え、
パラオ合宿、大瀬崎遠征を経て、やっと須江復活のこの日、東さんに案内して
頂き画像に納めることができました。

しかしこの手の生物は人気薄なのか、その前に撮していた ツノカサゴ の時には、
東さんに見つけて貰い自分が撮していると、他のグループの方達が気づき近くで
待ってられましたが、その後にこの オキスズメダイ を撮した時には、何方も
お待ちになっておられませんでした。

図鑑などにもあまり掲載されていない、珍しいスズメダイなんですよ~
皆さん、撮してあげて下さいね。

2009年01月30日

●レモンコーラルゴビー

さて昨日は、久々にホームとしている紀伊大島須江の内浦ビーチを 3本ほど
楽しんで参りました。

目的は、昨年も同じ 1月にここ内浦ビーチで観察した、 ツノカサゴ のペアと、
オキスズメダイ でしたが、残念ながら ツノカサゴ さんは既に別れ話しが進んで
しまったのか、昨年同様シングルでした。
ペア画像を撮そうと、ひいひいと重い思いをして105mmと60mmのデジイチを
2台持って泳ぎましたが、残念でした。

でも、 オキスズメダイ は、何とか撮す事ができましたので、近日中に報告させて
いただきます。

LemonCgoby20090110a.jpg
レモンコーラルゴビー  学名 Gobiodon citrinus
スズキ目 / ハゼ科 / コバンハゼ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 6m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Lemon coralgoby
生息域 紅海、インド洋 ~ 西部太平洋域など。

内湾や珊瑚礁域の礁湖、礁池などで、スギノキミドリイシ等に共生してます。
コバンハゼの色彩変化タイプとも考えられており、現在はまだ研究者の方に
よる結論は出ておりません。

因みに コバンハゼの学名は、 Gobiodon Sp にて学術的には1種のままです。

体色は濃い黄土色で、各鰭の縁部が黄色く、体側面と背鰭、体側面と腹鰭、
臀鰭との間に走る、鮮やかなブルーのラインが特徴です。

LemonCgoby20090110b.jpgLemonCgoby20090110c.jpg

コバンハゼ属や、ダルマハゼ属の撮影はいつも苦労します。
それだけに相当な時間をかけて、じっくり撮影すのですが、ほとんどサンゴの
奥深くに居てチョロチョロと動き回っているので、沢さん撮してみても撮れた
ほとんどの写真が上の2枚の画像の様な、頭だけとか、後ろ姿とか自分の
へなちょこ写真の腕では、全身姿がバッチリ写る事は滅多にありません。

なので今回、使用している画像も体の何処かかしこが、珊瑚に隠れてしまって
おります。

LemonCgoby20090110d.jpg
LemonCgoby20090110e.jpg

こちらは レモンコーラルゴビー の黒変個体。
こうなりゃ、ほとんど コバンハゼですね。

2009年01月29日

●須江~♪

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今週末は月末月初で出勤の為、平日に休日です。
と言う事でに、勿論ダイビング。

11月に耳を痛めて以来、1ヶ月半の療養後に、パラオ冬短期合宿、2度の
大瀬崎遠征、そしてやっとホームの須江に戻って来れました。

さてさて、2ヶ月振りの内浦ビーチは、どんな生物を見せてくれるんでしょうか。

2009年01月28日

●ヤスジチョウチョウウオ

11月に耳を悪くしている耳鼻科さんで、自分の首の短さ、鼻の骨格の形状や、
顎の形状、その他、体系、いびきをかく、高血圧症などから、睡眠時無呼吸
症候群の疑いがあるとの事で、先日、自宅で睡眠時に測定する機械を借りて、
2晩飲酒した場合と、飲酒しない場合で測定して、本日、出勤前に耳の定期
検査と一緒に結果を教えて貰いました。

耳に関しては、なぜか前回と同じく、ダイビング翌々日の検査にも関わらず、
良くなっているとの事でしたが、睡眠時無呼吸症候群は、もろアウト!!
本日、医療機器メーカーの人に説明を受けて、今夜からCPAP治療と言うのを
始める事に成りました。

簡単に言っちゃえば、睡眠時に空気を送るマスクをつけて、無呼吸状態を減らす
治療法らしいのですが、同時に今まで家族や、ダイビングなどで宿泊する時に
皆さんにご迷惑を掛けていた、F-1並みの大爆音のいびきも無くなるらしいです。

ついでに、空気だけでなくナイトロックスを送ってくれると、更にうれしいですが。

yasujichouchouuo20081019a.jpg

ヤスジチョウチョウウオ  ミクロネシアタイプのナイトカラー 
学名 Chaetodon octofasciatus
スズキ目 / チョウチョウウオ科 / チョウチョウウオ属
撮影 2008年10月:PALAU 水深- 5m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Eightbanded butterflyfish
生息域 高知県以南、琉球列島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

内湾域や礁湖などの、比較的浅い水域に生息しております。
一般的にはボデイ全体が白色に腹鰭が黄色、体側面に7本と尾鰭淵に1本の
黒くて細い横縞が有る事から、 ヤスジチョウチョウウオ との和名が付いており
ますが、パラオに生息する種は黒縞は同じでも、ボディ全体は黄色です。

更にナイトでは、写真の様に部分的にオレンジっぽく色彩変化をしてました。

yasujichouchouuo20090112c.jpgyasujichouchouuo20090112b.jpg
yasujichouchouuo20090112a.jpg
3枚とも撮影 2009年1月:PALAU 水深- 8m 大きさ 80mmぐらい 

チョウチョウウオ系の紹介なら、本来なら綺麗な珊瑚をバックにした画像を
載せるべきかも知れませんが、上の3枚は泥ドロポイントの岸近くの所での
撮影の為、何か暗い画像になってしまいました。

でも、ロクセン、シチセンと来て、何でヤスジなんでしょうね?
考えてみると水中生物の名前って、ヒトスジ、フタスジ、ミスジ、ヨスジ、と
来て、ロクセン、シチセン、そしてヤスジ。
あれっ? 5は?

これは生物に限らず、数字の数え方の何か法則なんでしょうかね?

2009年01月27日

●大深度への潜水 その2 : O2ptima FX Rebreather

前回の続きですが、そんな円高ドル安の今の内と、思い切って購入してしまった
アメリカ製の潜水機械がこれです。

20090126aaa.jpg20090126aab.jpg
 画像は仮組み状態ですので、タンク、BCハーネス、エアセルなどは付けて
 おりません。

いつか将来はと、昔から憧れていた潜水機械です。

この機械は上手くできており、講習を受けてインストラクターの方に動く設定を
していただかないと動きません。
何も理解せずに使われてしまい、間違って事故が発生するのを防ぐ為の安全
策ですが、メーカーさんも良く考えられてるなと感心いたします。

それでその講習ですが、ダイバーなら誰でも受講できる訳でなく、講習受講の
事前条件として、テック・ディープ・ダイバーの事前資格が必用なんです。

取りあえず、講習に合格してこの潜水機械を使用できても、水深は-56mまで。
それ以上深い深度へ進む為には、トライミックス・エアーを使う為に、更にDSAT
テック・トライミックス・ダイバー・コースを受講しなければなりません。

まだまだ先は長いですが、確実に一歩は前進しているようです。

●トラギス

さて本日は、先日の大瀬崎からの報告です。

改めて普通種を撮り始めてみると、どこでもいっぱい居る生物でも綺麗な
体色をしてる事を、気づかせてくれます。

本日は、そんな一例から。

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トラギス  学名 Parapercis pulchella
スズキ目 / トラギス科 / トラギス属
撮影 2009年1月:大瀬崎湾内 水深- 8m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Harlequin sandsmelt
生息域 珊瑚礁域を除く南日本、朝鮮半島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

浅海の岩礁域の砂底に生息しております。
生息域の海では、ダイビング中に必ず観察する生物のひとつです。
体側面の模様から虎をイメージされて、和名の トラギス になったそうです。

toragisu20090125b.jpg

いちばん上の画像は、1本目のエントリー直後に撮した画像です。
いつもならエントリーして、一発目にテスト的に適当に撮して露出などを触って
その日の基本の露出、シャッタースピードなどを頭に入れます。

この日も、ではテストに近くにいた トラギス を撮そうとして思いました。

「おみゃーさん、今日はどえらりゃあ、いかしとるがね」
と言うことで、この日のダイビングを終わってみれば、 トラギス をいっぱい
撮しておりました。

寒いせいなのか?
トラギス だって、こんなに綺麗になるんですね。

2009年01月26日

●イヤールズ ラス

昨日の大瀬崎湾内は、-25m位で水温13度でした。
いよいよ、1年間で最低水温の時期に成ってきた様ですね。

2週間前に潜ったパラオの水温は、25~29度でした。
大きな声では言えませんが、地球温暖化、悪いことばかりでも無い様な気も
します。

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イヤールズ ラス  学名 Cirrhilabrus Earlei
スズキ目 / ベラ科 / イトヒキベラ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- **m 大きさ 80mmぐらい 
英名 Earle's fairywrasse
生息域 パラオ固有種?

生息域は水深50m~80mぐらいと、魅惑たっぷりの水深でしか観察が出来ない
イトヒキベラ属の仲間です。
今のところパラオでの観察例しかないようで、図鑑に掲載されている事は少なく、
Web上でもアクアリスト関連のサイトがほとんどです。

earlesfairywrasse%2020090111c.jpgearlesfairywrasse%2020090111d.jpg
earlesfairywrasse%2020090111b.jpg

動きはかなり速いベラにて、水深が水深ゆえに僅かながらでも窒素酔いをしてる
Wタンク+ステージタンクの自分の動きでは動きについて行けず、ササァ~と
動く姿をとらえるのは極めて困難で。

結局、いちばん上の画像が精一杯、光が上手く当たっておらずフォトショップ様で
化工した画像です。
全鰭全開の丸~い姿なんぞ、夢の夢でした。

2009年01月25日

●今週も、大瀬崎~♪

20090125aaa.jpg20090125aac.jpg

今日は一週間振りに大瀬崎に、潜りに来ました。

もともと予定では須江でしたが、獅子浜に変更になり、獅子浜に来ましたが、
ザブザブなので無理くり潜ってもいい写真も撮れないので、結局、大瀬崎に
なりました。

先週も富士山を見る事が出来ましたが、曇り空。
今日は天気が良く、とっても綺麗で、毎日、富士山が見られるところに
住んでる方が、羨ましいです。

さて今日は、何が見られるでしょうか。

2009年01月24日

●ルリホシスズメダイの幼魚

今年になって日本の冬のダイビングに復帰してから、こんなグッズをインナーの
ポケットに入れて、ドライスーツで潜っております。

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SANYO製の、充電式エネループ・カイロです。
暖かさは強と弱の2段階に調整が出来、強で約4~5時間持ちますので、2本の
ダイビングと休憩時間で丁度良いぐらい。
もしも休憩時間にスイッチをOFFにしておけば、終日たっぷり使えます。
充電は約3時間ぐらいかかりますが、500回ぐらいの充電が繰り返せるそうで、
電気量販店さんで、だいたい 3,000円 ~ 3,500円ぐらいで売ってます。

これなら、万が一ドライが水没しても、携帯カイロの様に火傷をする心配もなくて
良いですし、スイッチのON-OFFが出来ますから、暖まる時間の調整が可能。
色は写真の白色、黒色、ピンクの3色出てます。

自分は特にSANYOさんの関係者ではありませんが、ダイビング以外にも寒い
外での仕事にも使えて重宝しておりますよ。

rurihoshisuzumedai%2020090111a.jpg

ルリホシスズメダイの幼魚  ナイトカラー 
学名 Plectroglyphidodon lacrymatus
スズキ目 / スズメダイ科 / イシガキスズメダイ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 5m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Jewel Damsel
生息域 和歌山県、高知県、琉球列島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

水深2m ~ 12mあたりの珊瑚礁域に、海藻類を主食とし生息しております。
幼魚の頃は深緑色の体色に全身に青い小斑点が広がってますが、成魚の
体色は濃い茶緑色に変化し、青い小斑点主に背側だけに成っていきます。

rurihoshisuzumedai%2020090111b.jpgrurihoshisuzumedai%2020090111c.jpg

今回はナイトダイビングでの画像ですが、幼魚でも昼間の深緑色の体色が、
濃い茶緑色に変化するようです。

上の3枚とも、ちょっとヘタッピな画像で申し訳ありませんが、昼中でも綺麗な
青色の小斑点が、暗闇に隠れている所にライトを当てると蛍光色に光って
昼中よりも鮮やかな体色でした。

和名の由来は、この綺麗な青色の小斑点を瑠璃星と表しているんでしょうが
英名の Jewel Damsel も、Damsel 自体が少女とか、乙女の意味ですから、
宝石の乙女って感じで、何とも素敵なネーミングだと思います。

●大深度への潜水 その1:潜水スキル

IMG_3682.JPG

深場でじっくりと安全に生物撮影をする為には、水深56mより深い深度では
トライミックス・ガスを用い、それ以上の浅い深度ではその深度で最も適した
酸素濃度のナイトロックス・ガスを使って、エギジット前の減圧時には100%に
より近い濃度の酸素で加速減圧を行う方法が、現在考えられる一番安全な
ダイビング方法かと思われます。

スクーバでのダイビングを始めてから水中生物撮影にのめりこみ、ドンドンと
撮影する深度を深くしていった自分は、約2年半前にテクニカル・ダイビングと
言う大深度に安全にダイビングする方法が有る事を知り、約2年前からPADIの
DISATテック・ディープ・ダイバーコースを受講しております。

まず最初にこのコースでは、通常のダイビング器材を使ってシングルタンクで
40m以深に潜る事自体が、如何に危険で、愚かな事かを学習させられます。

このコースを受講して最も大事な言葉は、「生きて帰る」なんです。
因みに今の自分は、シングルタンクで40mより以深へは怖くて行けません。
最もモラルとして、40m以深へはテックダイバーじゃないと行っては行けない
深度ですけど。

減圧が必用になる大深度でのダイビングでは、緊急浮上は絶対に出来ません
から、器材にはシンプル、且つ有効なバックアップ機能が求められます。
すなわち、1つの空気源での大深度潜水では、何らかの事故が起きた場合は、
生きて帰れる可能性は0%に近くなり、そんなもしもの時でも安全に水面に
戻ってこれるテクニカル器材の使い方と、安全に生きて帰って来るスキルを身に
付けるのが上記のコースです。

IMG_5260.JPG

内容は通常のスペシャリティコースより難易度が高く、5セクションの学科講習と
12セクションの海洋実習を経て、テックディープダイバーになれます。
費用もそれなりにかかりますし、器材は通常のダイビング器材よりかなり重く、
体力も必用です。

更にトライミックス・ガスを使う為には、テック・ディープ・ダイバーになった後に
DSATテック・トライミックス・ダイバー・コースを受講する必用があります。
かなり遠い道のりではありますが、ひとつ何か異常があれば生きて帰って来る
事が出来ない所まで潜る為には、代えられないものです。

そんなテッキーに成る為のコースを、自分は約2年間もだらだらとやってます。
なかなか進まない要因は、一緒に受講してくれる方が少なく、なかなか講習が
開催されない事もありますが、やはり自分のファンダイブの欲望が一番です。

そんな欲望を抑えつける為には、更なる欲望を作るしかないと考えた自分は、
テッキーに成れて、やっと講習を受講する事が可能になって、合格して初めて
使えるアメリカ製の潜水機械を、円高ドル安の今の内にと思い切って購入して
しまいました。

買ってしまった以上は、早くテック・ディープ・ダイバーコースを終えなければ
なりませんので、来月辺りはガンガン受講しようと思ってます。

つづく

2009年01月23日

●お怒りの、ギンガハゼ

本日は既に今まで何度か報告させていただいている生物ですが、いつもと
ご様子が異なり、ブイブイと怒りまくりの姿を観察させて頂きましたので、
改めて、紹介させていただきます。

gingahaze20090111aa.jpg
スズキ目 / ハゼ科 / イトヒキハゼ属
ギンガハゼ  学名 Cryptocentrus cinctus
撮影 2009年1月:PALAU 水深-3m 大きさ40mmぐらい 
英名 Banded Shrimpgoby
生息域 奄美大島、八重山諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など、

内湾の珊瑚礁域の礁湖、礁池とか、砂底、泥砂底等に ニシキテッポウエビ
共生して生息してます。
体色は、黄色、薄めの白黒。濃いめの白黒などありますが、体色による共生の
法則は無い様で、色んな体色の組み合わせが見受けられます。

和名の ギンガハゼ とは、首元に散在する青い斑点が銀河星の様に見える事
から、美智子皇后様が命名なされたそうです。

参考ながら、幼魚様に関しては、 こちら を、ご参照願います。

gingahaze20090111a.jpg

いつもなら巣穴から、ふわふわとホバリングしてニコニコとされてるハゼなの
ですが、今回は最初に見かけた時から、顔というかアゴを赤らめておられ、
かなりご機嫌斜めのご様子だな~と、思っていたところ

gingahaze20090111b.jpggingahaze20090111c.jpg

スルスルと巣穴に後ずさりされ、同居されてらっしゃる ニシキテッポウエビ 様を
巣穴の奥へと送り込まれ、ズンズンとおひとりで巣穴から出てこられて・・・

gingahaze20090111ab.jpg

「うらぁ~!」っと、怒りまくり~のご様子です。

gingahaze20090111d.jpg

そして隣りを見ると、更にもっとお怒りなのか、反り返っるほどお怒りになって
られる黄色い方もいらっしゃいました。

朝早くから眩しいターゲットライトや、ストロボの光をあてられたせいなのか?
でもそんな事はいつものことですし。
いったい何が、ご機嫌を悪くされた原因だったんでしょうかね~

あんまりお怒り過ぎると、血圧上がりますよ~~

2009年01月22日

●バンダイシモチの幼魚

先週末に手にしたアメリカ製のダイビング器材ですが、マニュアルが英語版しか
なく、印刷物だけでなくCD版も入っていたので、こりゃコピペして英訳ソフトだと
思ってたら、全てPDFでコピペ不可でした。

こうなりゃプリントスクリーンして、スキャナして、コピペして、英訳ソフトにかけて
と考えてたら、時間がいっぱいいるなぁ~と思い、今は諦めモードです。
どうせ講習時に口頭で教えて貰えるから、まぁいいかな。

bandaishimochi20090111b.jpg
bandaishimochi20090111d.jpg
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
バンダイシモチの幼魚  学名 Apogon bandanensis
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -5m 大きさ約20mm
英名 Banda Cardinalfish
生息域 奄美諸島~インド洋、西部太平洋域など

珊瑚礁域に棲息しておりますが、日中はほとんど隠れていて夜になると現れます。
自分は今まで外洋のドロップオフの棚上や、内湾等で観察しておりますが、全て
ナイトダイビングでの観察です。

眼が大きく、頬部には二等辺三角形状の黒色の斜帯があり、体側面には輪郭が
不明瞭な 2本の太めの黒帯があります。
成魚に関しては、 こちらを 参照願います。

bandaishimochi20090111a.jpg
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -5m 大きさ約10mm

そして更に小さな、稚魚サイズも観察出来ました~♪

今回の冬短期合宿で、闇夜に深海から浅場に沸き上がってくる深海魚の幼魚や、
小さすぎで種の同定が困難な幼魚、稚魚を求めて、外洋のミッドナイトで 3本ほど
潜りましたが、残念ながらとある天候の条件違いで、それらは不発。

随一、観察出来た稚魚ちゃまが、上記の生物でした。
因みに近似種の ナミダテンジクダイの幼魚 は、 こちらを どうぞ~♪

2009年01月21日

●タマムシサンゴアマダイ

昨日、出社前に約1ヶ月ぶりに耳鼻科に行ってきました。
今年に入ってから再開したダイビングで再び耳を痛めたわけでは無く、もともと
予定していた完治後の定期診断でしたが、結果は微妙な診断結果でした。

ドクターの診断では、どうも中耳炎っぽぃ症状に見えるらしく、聞こえにくくない
ですかと尋ねられましたが、ダイビングを再開しても特に痛みも聞きにくさも無く
快適ですと答えたところ、普通、正常な人の鼓膜とは例えばトンポの羽の様に
透明っぽい色なんだそうですが、自分の鼓膜は少し透明度が悪いらしいです。
やはり泥ドロダイビング好きのせいか、鼓膜まで濁ってるみたいで。

実はこのドクターも以前はガンガン潜ってて、今はリゾートダイバーらしく、今度
耳抜きが出来ない時は絶対に中止する事、繰り返すと耳が聞こえなくなるよと
注意をされ、ダイビングは止めなくて言いそうですが、再び投薬治療の再開と
なりました。

次回の通院予定日は、またまたダイビング後だけに、ちょっと心配です。

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スズキ目 / キツネアマダイ科 / サンゴアマダイ属
タマムシサンゴアマダイ  学名 Hoplolatilus chlupatyi
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -**m 大きさ70mmぐらい 
英名 Chameleon tilefish
生息域 沖縄伊江島、フィリピン ~ 西部太平洋域など、

水深30m以深の砂礫底などに生息しております。
以前に、同じパラオの違う深場のポイントで観察した アカオビサンゴアマダイ
近づきすぎると巣穴に引っ込んでましたが、 タマムシサンゴアマダイ は自分の
巣穴は持たず、危険が迫ると泳いで逃げてから、適当なサンゴアマダイ属の
巣穴に逃げるそうです。

今回も深場のガイドをしていただいたサザンマリンラボラトリーの、ぢろー所長に
教えていただきましたが、和名の由来は、瞬時に体色を玉虫の様に変化させる
ことからだそうで、英名も 「カメレオン・サンドタイルフィッシュ」 となってます。

tamamushisangoamadai%2020090111b.jpg
tamamushisangoamadai%2020090111c.jpg

正式には未だテッキーに成っていませんが、Wタンクでの古希mでの潜水は
10本程度になりますので、今回は更に左にステージタンクをプラスしていても
自分的には、そろそろ落ち着いて撮影が出来ていると思っておりました。

しかし今回も、 カマヂハナダイ の写真は光が全然当たっていない真っ黒な
写真ばかりで、本日報告の タマムシサンゴアマダイ も、上3枚の写真の様に
砂埃りが舞ってるし~、鰭は全開でないし~、あっち向いてるし~とか駄目な
写真ばっかりで、まだまだ、薄~い窒素酔いの状態だったのかも知れません。

窒素酔いは慣れる事がいち番かと思ってますので、まだまだ経験を積み重ねて
行かないと、深場での落ち着いた撮影は出来そうにない様ですね。


2009年01月20日

●テングノオトシゴ

先日の大瀬崎では、以前からお名前だけ存じ上げていてお会いしたかった方と、
以前からマイミクさんなのにお会いした事が無くてお会いしたかった方と、偶然
にも、そんなお二人に初対面や、他にもお知り合いの方に沢さんお会いする事が
できましたが、海の中でもずう~っと前から見たかった生物のひとつを、初観察
する事が出来ました。

パラオ冬短期合宿報告はまだまだ序章でありますが、本日はそんな嬉しかった
生物の観察報告です。

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トゲウオ目 / ウミテング科 / テングノオトシゴ属
テングノオトシゴ  学名 Pegasus laternarius
撮影 2009年1月:大瀬崎湾内 水深-10m 大きさ40mmぐらい 
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、マレー半島、中国、台湾など

沿岸浅所の砂泥底に生息してます。
ウミテング と比較して、背中は滑らかで丸みがあります。
又、吻端は尖っており、雄の吻は雌のよりも明らかに長いそうです。

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大瀬崎を主に潜ってられる方には珍しくない生物かも知れませんが、自分に
とっては初観察にて、嬉しすぎて撮した写真枚数は22カット。
更に、普段は滅多に撮さない、生物の後ろ姿まで撮っちゃいました。

1本目を終わって休憩中に、当日は他の方のテック講習を教えられてた自分の
ダイビングの師匠より、年末観察できたところに居たよとの情報がありましたが、
一緒に潜られる方達はマルチレベルSPの講習とあり、自分も深めのウミウシを
観察したかった為、戻って来るときに観察しようと計画してエントリーしました。

そんなダイビングでの戻り道、教えて貰った辺りでなかなかお会いできません。
とうとう観察出来ずにエギジットかと思っていたところ、エギジット寸前であった
テック講習中の師匠が、再潜航して案内してくれてようやくご対面できました。

実は撮影開始時には既に残圧は30を切ってましたが、気がつけば他に一緒に
潜っていた方は一人もいらっしゃらず、皆さんエギジットへと進んだご様子。

本当は、最初からわざとはぐれようかとか、この時も残圧10位まで粘ってみるか
とか思いましたが、今年は大人のダイビングを目標としているのに、初パナから
今まで同様の我が儘ダイビングでは行けないと、チームプレイを優先しました。

とか言いながら、他にも安全停止中など、いつまでも写真を撮っている自分を、
何度も今回のガイド様は呼びに来てくれて、ご迷惑をかけて申し訳ありません
でした。
普通種を撮り始めてから安全停止中こそ撮影ネタが多く、皆さんが安全停止を
終えてエギジットされても、自分の撮影は終わらないんです。

次回からは、安全停止になったなら、はぐれる様にいたします。
あれっ?違うかっ!!


2009年01月19日

●レインフォーズゴビー

昨日は久々に国内でダイビング、と言うより 11月末に耳を悪くして依頼の
国内での復活ダイビングでした。

本当の復活は、先週パラオで済ませておりますが、ドライスーツでの復活は
昨日の大瀬にて、久々のドライは動きにくくて疲れました~
でも大瀬と言うことで、偶然、沢さんのマイミクさんにお会いでき、また初めて
お会いできたマイミクさん居たりして、嬉しい一日でした。

Rainfordsgoby20080412a.jpg
スズキ目 / ハゼ科 / サラサハゼ属
レインフォーズゴビー  学名 Amblygobius rainfordi
撮影 2008年4月:PALAU 水深-3m 大きさ40mmぐらい 
英名 Rainford's goby
生息域 インド洋 ~ 西部太平洋域など、

内湾の砂底、砂泥底や、マングローブ域等の泥砂底に棲息しており、パラオの
どこの内湾でも観察可能なミクロネシアの普通種です。
体系や色彩パターンは、 キンセンハゼ によく似ており、ミクロネシアタイプと
言ったところです。

底砂を口の中に含み、砂に含まれているプランクトン等を食して、こし取った残り
の砂を鰓から吐き出す(ベントス食性)性質から、アクアリストの方には水槽の
清掃用としても重宝され飼育されております。

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Rainfordsgoby20090110a.jpg
全て撮影 2009年1月:PALAU 水深-6m

実はこの レインフォースゴビー は、今回の冬短期合宿での撮影目的のひとつ
でした。

前回の秋合宿後に、当ブログで報告しようと準備していたところ、何と過去に
撮した画像が2~3枚しか無く、どこでも観察出来る普通種だけに、いつでも
撮れると高をくくって居た模様でした。

え~って思われるでしょうが、国内でも、 ソラスズメダイ や、 サラサエビ 等を、
なかなか撮影しない様に、普通種ってそんなモンですよね。

なので今回は初日から見かけては撮りまくってましたが、なかなか第1背鰭を
開いた画像は難しく、これもまた次回の復習課題となりました。

2009年01月18日

●大瀬~

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今日は約2ヶ月振りに、国内ダイビング復活。
久しぶりに大瀬崎に、やって参りました。

当初はテック講習の予定でしたが、諸事情にて ファンダイビングに変更。
冬の大瀬とあれば、ウミウシ探しに萌え~です。

でも先週の日曜は水温30度だったのに、 今日は15度らしいです。
日本の海は寒いです。

2009年01月17日

●ブルーバックダムゼル

今週始め全チームの先陣を切り、我がフェラーリが、そして続いてTOYOTAと
今シーズンのF-1のNewマシーンが発表され始めました。

今シーズンの大きなレギュレーション変更によって各チーム、フロント、リアの
各ウイングを含め空力的に大きくデザインが変更され、特にリアウイングは
かなり幅が小さくなって、各車イメージが大きく変わりました。

個人的には昨今の、整流板や翼端板がニョキニョキとボディから生えてる様な
空力デザインは好きでなく、以前の凹凸が少ない滑らかな空力デザインによる
ボディが好きですので、今年の各チームのNewマシーンのデザインに期待を
しております。

でもともかくTOYOTAがNewマシーンを発表した事で、HONDAに続き日本の
メーカーの撤退の危機は免れ、ちょっぴりホッとしました。

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ブルーバックダムゼル  学名 Pomacentrus simsiang
スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属
撮影 2009年1月:PALAU 水深- 8m 大きさ 30mmぐらい 
英名  Blueback Damsel
生息域 南日本の太平洋沿岸 ~ インド洋、中西部太平洋域など。

内湾のサンゴ礁域や岩礁域などの浅場にて、死珊瑚塊や崩れた岩礁等が
水底に広がっている様な環境に生息しております。

bluebackdamsel20090110b.jpg

以前に ブルースポットダムゼル のところで、この ブルーバックダムゼル
ブルースポットタ゜ムゼル と、 スズメダイモドキYg を区別する方法を、書かせて
頂きましたが、今回、もうひとつの区別方法を教えていただけました。

区別方法は、目の回りに縦に走る光沢ある薄青色のラインの数です。
その縦のラインが 3本あれば本日紹介の、 ブルーバックダムゼル で、2本の
場合は、 ブルースポットタ゜ムゼル だそうです。

また、 ブルースポットタ゜ムゼル のところで書かせて頂きました、尾柄部上部の
青い点は、 ブルースポットタ゜ムゼル だけでなく、 ブルーバックダムゼル でも
稀に見られるそうです。

そんな細かな違いなんて、って思われてる方もいらっしゃるかも知れませんが、
細かな違いを見比べていくと、生物観察は更に面白くなると思いますよ~♪

2009年01月16日

●リュウキュウヤライイシモチ

このお正月に、CS放送のヒストリーチャンネル放送で合計20時間に渡って
唐招提寺さんの平成の大修理の番組を放送しておりました。
自分が知らなかっただけで、既に過去に放送されてた物かと思われますが、
あいにく仕事で見る事は出来なかったので、とりあえず全て録画をしておき
ましたが、残念ながら見る時間がありません。

まぁ特に急いで見る必用も無いと思いますので、今年秋の金堂平成大修理
落慶法要までに、じっくり見ようと思います。

さて本日からは、先日の短期冬合宿の報告をさせて頂きたいと思います。
それで何から報告しようかと悩みましたが、ここは今まで報告してきた科の
順番のまま、報告させていただこうと思います。

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リュウキュウヤライイシモチ  ナイトバージョン
スズキ目 / テンジクダイ科 / ヤライイシモチ属
学名  Cheilodipterus macrodon
撮影 2009年1月:PALAU -12m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Tiger Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南 ~ 紅海、インド洋、西太平洋域など

珊瑚礁から、やや深い岩礁域に生息しています。
両顎にある犬歯が大きく外観からも確認が出来る事、体側面の黒色縦縞が
8本等が特徴。
尾柄部に有る黒斑は幼魚の頃は明瞭であるが、成魚になるにつれ不明瞭に
なります。

ryuukyuuyaraiishimochi%2020090111a.jpgryuukyuuyaraiishimochi%2020080504a.jpg
撮影 左:2009年1月 PALAU、 右:2008年5月 串本サンビラ

右の画像が、映りはイマイチですが尾柄部の黒斑が無くなった成魚です。

ryuukyuuyaraiishimochi%2020080415a.jpg
ryuukyuuyaraiishimochi%2020080415c.jpg
上下共に、撮影 2008年4月:PALAU -8m

リュウキュウヤライイシモチ と言えば、色んな図鑑等で使ってられる画像は、
大きな犬歯をがはっきり確認出来る顔面アップの画像が多いんですが、やはり
上の様な画像では、大きな犬歯が確認できにくいですね。

次回の観察時には、判りやすい様に顔面アップの画像を納めてこようと思います。

2009年01月15日

●ハナダイの幼魚

今回の冬のパラオ短期合宿は、2日半で12本のダイビングと、いつもの自分に
してはちょっと少なめのダイビング本数ではありましたが、その内の毎日2本、
合計4本が喜寿、米寿などの数字で表せば、古希の値の深度まで潜ってしまう
ダイビングでしたので、体にかかる負荷を考えて本数をセーブしました。

もしも、セーブしたと言っても普通のダイバーの倍近い本数じゃんと、思う方が
居たら、変態耐久ダイバーの認識を改めて下さい。
因みに、その4本以外は3本が泥地、3本は外洋でのミッドナイトと自分にとって
短期でも充実した合宿でした。

さて本日より先週末の冬短期合宿の成果を報告したい所でしたが、昨日昼前に
帰国後すぐに出社して、休んだ間に貯まってしまった仕事を夜遅くまでやっつけ、
そして本日は急用の私事にて午前中から奥さんと出かけ、ついでに昨年年末に
奥さんが体調が悪くて行けなく、自分だけで行ってきたお墓参りにも改めて行き、
その他にもなんやかんやで帰宅が遅くなってしまいました。

なので写真の整理が全く出来ておらず、本日は取り急ぎ、簡単に書ける生物の
報告にさせていただきます。
何と言っても、生物名が判らないので詳しい資料探しも出来なくて、さら~っと
簡単に書けてしまえますから。

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なんとかハナダイの幼魚  学名 不明
撮影 2009年1月:PALAU 水深 -古希m 大きさ 20mmぐらい 
生息域 パラオ、不明

ハナダイの幼魚だという事は間違いないと思いますが、種別名が判りません。
今回の合宿最終日の夜に、合宿中に撮した画像を、サザンマリンダイバーズ
拓ちゃんのPCで確認中に、現在、サザンさんで繁忙期間だけヘルパーされてる
ハナダイ狂の田中さんの、あのいつも優しい笑顔が突然固まりました。

拓ちゃんが 「田中さん、顔が怖なってまっせ~」と言うぐらい、見つめてます。
サザンマリンラボラトリーの、ぢろー所長が見られても「***の幼魚かなぁ~?」
っと、言うぐらいの不明っぷりです。

まぁいつか、種別名が判った時に詳しく書くとして、今回はここまでに。
明日からは、キチンと学名、英名、生息域など書いて生物報告をさせて頂きます。

2009年01月14日

●ウミウシカクレエビ その2

さて今回はいつもより2日間短い合宿でしたので、かなり後ろ髪を引かれながら、
日本に戻って参りました。
当然、戻って来た昨日は午後から仕事に追われてましたので、本日の報告は
今回の合宿での画像ではなくて、過去のストックからです。

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ウミウシカクレエビ  学名Periclimenes imperataor
十脚目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属
撮影 2008年11月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-12m 大きさ30mmぐらい
英名 
生息域 伊豆半島以南、紅海、インド洋、西部太平洋、ハワイなどに分布。

本種の詳しい説明は、 こちら を、ご覧下さい。

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撮影 2007年 2月:PALAU セント・カーディナル

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撮影 2008年 5月:柏島 勤崎

ウミウシカクレエビと言っても、本日の3ヶ所での撮影画像は全てナマコに
共生していたものです。

前回はウミウシに共生している画像を中心に報告させて頂きましたが、今回は
ナマコに共生している画像のみにさせていただきました。
こころなしかウミウシに共生しているのより、体色が地味めな気がします。

でも生物学的には全く理由付けが無いと思われ、多分、自分の気のせいです。

2009年01月13日

●短期合宿、終了

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楽しい冬の短期合宿を無事に終えて、名古屋に戻って参りました。
これから、自宅に貯まった洗濯物を届け、着替えて出動です。

画像は、グアム空港内にあるビジネスラウンジ。
日本と違って、飲み物は多くても、お菓子はおいてなく、質素です。

2009年01月10日

●ラウンジにて

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日本脱出時に恒例の生ビーですが、今回は昨年2回のみの飛行機利用だった為
マイルが貯まっており、ビジネスにしました。

なので、いつもゴールドラウンジでなく、ビジネスラウンジから報告です。
こちらは生ビーも瓶グラスと、旨さが増しますよね~♪

2009年01月09日

●ベニマツカサの幼魚

さて昨年末から年を越して続いていた怒濤の11連勤も終わり、ようやく本日
から遅めの年末年始休暇です。
例年ですと末年始休暇は無いに等しいのですが、今年は何とか取れました。

しかし年末年始休暇と言っても、今週末の世間一般の3連休に1日プラスし、
もう1日午後から出勤の半休にしただけで、製造業の方達から比べてみれば
半分にも満たない日数の年末年始休暇ですが、サービス業に従事する者に
とっては、これでもやっと取れた連休なんです。

と言う事で、今回の休暇は2009年冬の短期合宿に行って参ります。
同時に当ブログも、昨年10月以来の久々の連休とさせていただきまして、
14日以降に再開させていただきます。

ところで今回の冬合宿で、新しいライトを試してみます。

20090109aaa.jpg

これです。
LEDの光量調整が付いて、何と1,000ルーメン。
流石にダークバスターの1,750ルーメンには叶いませんが、今までデジイチの
ターゲットライトに使ってたLED48が170ルーメンですから、それに比べれば
ずっと明るいハズ( 未だ試してないので、言い切れない )です。

今までは、ただでさえ重いネクサスに、いつもダークバスターとLED48を付けて
状況に合わせて使い分けてましたが、これからは今回の新しいライトを 1個
付けるだけで行けそうです。

今回の短期合宿も、海況とか問題が無ければ、真夜中の海で奇妙奇天烈な
生物達に出合える事でしょう。
その為にも、明るいライトは幾つあっても足りませんので、今回のライトも多分
活躍する事と思います。

と言う事で、本日紹介する生物は、そんな深夜の海で出合った生物です。

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ベニマツカサの幼魚  学名 Myripristis vittata
キンメダイ目 / イットウダイ科 / アカマツカサ属
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Whitetip soldierfish
生息域 土佐湾以南 ~ ニューカレドニア、
     インド洋 ~ハワイ、フレンチポリネシア等の太平洋域。

暗闇を好み、日中は岩礁域や珊瑚礁域の岩棚の隙間や、岩礁穴の奥などの
光が所にいて、夜になると外にでてきます。
体色は幼魚も成魚もほぼ全身が赤色。
鱗は小さくて、近似種のクロオビマツカサとは、鰓蓋に暗色域が無い事などで
区別ができます。

他にも図鑑などには、特徴は側線有孔鱗は35~38枚とも書いてましたが、
ダイビング中に泳いでいるサカナのそれを数えるのは、ちょっとムリでしょう。

因みに本画像は、深夜の暗闇の海の中で、いきなりダークバスターの眩しい
灯りに照らされて、岩棚に張り付いて動かなくなった姿です。
こういう止まった時でしたら、数えられるかも知れませんね。

2009年01月08日

●ベニハゼ

昨日は朝から、昨年暮れに受けた健康診断の再検査で、CT検査と胃カメラでの
検査を受けて、その後、出勤でした。

今まで入院を必用とする怪我や病気では、尿路結石にて体外衝撃波破砕術と
言う、体にメスを入れずに衝撃波で腎臓で発生した結石を破壊する手術を受ける
のに入院した経験しか無く、定期検査で脳や体をMRIや、CTで検査したことは
あっても、体内にカメラを入れるのは初めての体験でした。

胃カメラがちょっと不安でしたが、検査は合計1時間程度で無事に終わりました。
CT検査の結果は1週間後になるそうですが、胃カメラは検査が終わったと同時に
ドクターから説明があり、胃が荒れているだけで投薬治療の必用も無しとの事。

ホッとしましたが、出来る事なら今後二度と胃カメラは体験したくないです。

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スズキ目 / ハゼ科 / ベニハゼ属
ベニハゼ  学名 Trimma caesiura
撮影 2008年10月:PALAU 水深-12m 大きさ20mmぐらい 
英名  Caesiura Dwarfgoby
生息域 八丈島、紀伊半島以南 ~ 中、西部太平洋域、オーストラリアなど、

いわゆる、元祖 ざ・ベニハゼ です。
珊瑚礁域の、岩棚奥や岩礁の隙間などに生息しております
体色は赤色ベースに白い斑があるのが特徴で、頭部は若干青みがかかります。
背鰭が糸状に伸長しない事や、胸鰭基部に黒斑がない事、胴体腹部に白い斑
が無い事などで、類似種の チゴベニハゼ と識別ができます。

benihaze%2020081018c%20PALAU.jpg

恥ずかしいお話しですが、今まで沢さんのベニハゼ属を紹介しながら、今回の
ベニハゼ はまだ未報告でした。

他にもいろいろ振り返ると、今まで、なになにの1種とか、なになにSPとかって
報告をしていても、その種の基本種を報告していない事がありがちで、新しい
年に変った事でもありますから、今年からは普通種を中心にして撮していこうと
思います。

でもそう言いながらも、やはりガイドさんがスレートに書かれる「未記載種」とか、
「珍」、「稀」、「この地域では珍しい」とかの、魅力たっぷりの言葉に惹かれて、
気がつくと普通種は数枚撮っただけ、と言ったダイビング結果になるのは目に
見えております。

なんと言っても、今週末の今年の初潜りのポイントがポイントだけに、普通種を
中心に撮るなんて、そりゃあ~ムリでしょうね~

2009年01月07日

●コマチガニ

F-1が大好き中年オヤジの自分が、1年でいち番楽しみなF-1の放送は、年間
チャンピオンが決まるレースでもなく、開幕戦や、伝統のイタリアグランプリでも
有りません。
実は毎年、年末に放送されるその年の総集編が、いち番楽しみなんです。

1年間のレースの歩みと、その年の様々なF-1世界での出来事を、情熱大陸の
ナレーターでおなじみの窪田等さんの声で、ドラマ仕立てに毎年一本の番組と
して仕上げられ、フジTVの地上波と、フジTVのCS放送で放送されております。

ここ近年は地上波で無く、CFが入らないCS放送を録画して楽しんでましたが、
何故か年末に放送された昨年の総集編は、地上波は3時間番組で、CS放送
では5時間番組でしたので、あれっと思いながら両方を録画し、5時間放送から
見たところ、ナレーターが窪田さんの声ではありません。

担当されたアナウンサーの方には誠に申し訳ありませんが、やはりこの番組は
窪田さんの声があってこそ、もう何十年も毎年楽しみにしてましたので、自分は
がっかりして直ぐに見るのを止めてしまいました。

そして、ひょっとしてとの思いから3時間番組を見たところ、窪田さんの声です。

「良かった、今年も同じだ、これなら今年も行ける!」
( この言葉は窪田さんの声でイメージして下さい。
 総集編の開幕戦で、窪田さんが良くナレーションをされるセリフです。 )

でもどうして、今までは同じ時間、同じ内容の番組で地上波とCS放送の両方で
放送されていたと思うのですが、今回は違う番組内容にされたんでしょう?

今年の総集編も、窪田さんのナレーションで有る事を祈ります。

さて本日は、今年のカニさん第1話です。

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コマチガニ  学名 Harrovia japonica

十脚目 / 短尾(カニ)下目/ ゴカクガニ科 / コマチガニ属
撮影 2008年4月:PALAU セント・カーディナル 水深-8m
    大きさ甲長15mmぐらい
英名 Elbow crab
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋などに分布。

沿岸の岩礁域の礁斜面や礁湖など、潮通しの良い所に住むウミシダに共生して
生息しております。
甲羅は六角形で、甲の周縁と胸脚は明黄色や白色で縁取られ、甲にも明黄色や
白色の横縞が4本あり、前側縁には平たい2歯と鋭い2歯があります。

近似種の シロスジコマチガニ とは、甲羅の表面部分の起伏が無く平らなのが
シロスジコマチガニ で、 コマチガニ は甲羅の前半が隆起している事で識別が
出来ます。
上の画像では、甲羅の前半部の隆起が判るかと思います。

また名前の由来は、昔はウミシダのことを「コマチ」と読んでいたらしく、ウミシダに
共生しているからそのままを表して、 コマチガニ と名付けられたそうです。

komachigani%2020070412b.jpgkomachigani%2020070412c.jpg

この生物を捜すには、大きなウミシダを裏返す方法が一番簡単ですが、これは
あくまでも自分の感想ですが、実際にはウミシダに共生してるのは、 コマチガニ
よりも、 コマチコシオリエビ の方が多いと思います。

また、ウミシダをひっくり返すと、すぐにウミシダの奥に逃げ引っ込んでしまうので、
裏返すと同時に見つけ、指示棒か何かで隠れない様にしてから撮影します。

でも指示棒などを使いすぎると、勢い余ってウミシダの外へ出してしまい、まったく
自然らしくない写真しか撮れなくなってしまうので、本当はガイドさんか、バディとか
誰か他の方に手伝って貰うと良いでしょうね。


2009年01月06日

●クロメガネスズメダイ その2

昨日は取引先の方や、弊社の各店舗の地主さん達など、多くの方々と新年の
ご挨拶を交わしました。
皆さん、こういった挨拶はアポ無しで来社されたり、自分もアポ無しで訪問したり
ですので、ほとんど立ち話程度でしたが、たった2週間ほど前に暮れのご挨拶を
交わしたばかりですが、何かかなり昔の様に思えるのが不思議でした。

さて本日は、今年のスズメダイ第1話です。

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クロメガネスズメダイ  学名Pomacentrus vaiuli
スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属
撮影 2008年7月:串本 串本DP前 -5m 大きさ 30mmぐらい 
英名 Princess Damsel
生息域 南日本の太平洋沿岸 ~ インド洋、中西部太平洋域など。

珊瑚礁域の礁斜面に多く見られますが、幼魚は浅場に棲息しています。
頭部の色は黄色、オレンジ色、青色などで、成魚に成長しても背鰭の眼状斑は
消えません。
近似種の メガネスズメダイ とは、尾鰭の付け根の所に白い帯が無い事で
区別ができます。

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撮影 2008年6月:柏島 勤崎 -5m

串本と柏島では、同じ種のスズメダイが多く観察出来ます。

正確に述べると、やはり串本の方が北位に位置する為、同じ様に観察出来る
種でも個体数は少なく、若干、柏島の方が観察出来る種は多いと思いますが、
夏から秋にかけて観察出来る本種の幼魚などは、串本で観察がしはじめると
同じ頃に柏島でも観察しはじめるといった風に、観察時期もほぼ同じです。

今回の3枚の写真を見て頂いて判ると思いますが、同じカメラ、同じレンズ、
同じストロボで撮影したとは言え、バックに映っている地形も似た様な色彩で、
地理的には遠く離れていても、環境や同じ黒潮の本流が当たり安い位置など
からと思います。

そう言えば高知県と、三重県南部~和歌山南部にかけての地域の方言は
似ている言葉が多いですし、やはり昔の人は黒潮に乗って南から流れて来た
んでしょうね。

2009年01月05日

●ヒラテンジクダイ

販売業を営む弊社では、全ての店舗が4日から平常営業で、今年は本日5日から
管理部門を含めた全部署が平常業務に戻ります。
部署によっては6連休の部署があれば、休日が無かった販売店もある等、同じ
会社内でも、休日はバラバラの会社です。

まず大抵の企業は本日から平常営業でしょうから、この10日間ほどガラガラだった
導路も、本日からはいつもの様に混み出すんでしょうね。
いやですよね~、通勤渋滞。

本日は、今年のアポゴン第1話です。

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スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
ヒラテンジクダイ  学名Apogon compressus
撮影 2008年10月:PALAU -10m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Split-banded cardinalfish
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、太平洋域など。

多くのテンジクダイ属同様に、昼間は内湾の珊瑚礁域の珊瑚の枝間などの
隙間に潜む様にしており、夜になると出てきます。

体高は高く側偏しており、体側面に5本の縦帯がありますが、その内の1本が
頭部の後ろ側第1背鰭の下あたりで、尾部方向に向けて二股に分かれている
事と、光っている大きな青っぽい目が特徴です。

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撮影、左右共に 2008年10月:PALAU

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撮影 2007年2月:PALAU

と言う事で、実は本日の写真は全てナイトダイビングでの撮影です。
日中はほとんど珊瑚の隙間に入り込んでますので、全身姿の撮影はまずムリと
思われた方がよいかと思います。

冒頭の説明にも書きました様に、テンジクダイの多くは日中は珊瑚や岩穴の奥
などに隠れていて、夜にしか出てきませんので、全身姿を撮りたい場合はナイト
ダイビングで狙うしかありません。

テンジクダイ・フェチの自分としては、そんな点がナイトダイビングが好きな理由の
一つでもあります。

2009年01月04日

●ヒメフエダイの幼魚

やっと三が日も終わり、今日からは普段の通勤道路を走って帰宅できそうです。

名古屋市内の道路に詳しい方しか判らない話しですが、日頃から仕事を終え
オフィスから帰宅する途中、熱田神宮の西隣りを走ってる国道19号線を南進し、
熱田神宮の西南の交差点を左折し国道1号線に出ます。

毎年同じ事を書いてますが、大晦日~三が日にかけて熱田神宮に初詣に来て
熱田神宮西隣りの国道19号線に、堂々と路駐をする道徳心の無いヤカラどもの
せいで、今まで過去に左折が出来なかったりとか、駐車後に道路をフラフラ歩く
酔っぱらいを跳ねそうになったりとか、毎年、本当に迷惑をしております。

勿論、帰宅するのに通れる違う道路は他にもいっぱいありますが、大晦日も
お正月も働いている自分達が、堂々と交通違反をしているヤカラどもに、何故に
道を譲らなければならないのかと思い、意地でも自分の通勤道路を通っており
ましたが、今年の三が日の帰り道は、あっさりと違う道を選んで帰宅しました。

意地を通す事よりも、気分を悪くしない方が自分によいかと思っての事ですが、
ひとつ年食ったせいかも知れません。

本日は、そんな事には全く関係のない生物の報告です。

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スズキ目 / フエダイ科 / フエダイ属
ヒメフエダイの幼魚  学名 Lutjanus gibbus
撮影 2008年4月:PALAU 水深-12m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Humpback snapper
生息域 本州以南 ~ 西部太平洋域、オーストラリアなど、
      東アフリカ、紅海以東 ~ 仏ポリネシアなど。

岩礁域や珊瑚礁域の礁湖、礁外縁、礁斜面に生息しております。
体高は高く、体色は水色。幼魚の時は背鰭、臀鰭、尾鰭は黄色く、尾柄部に
黑斑がありますが、成長するに連れ尾鰭基部にかけて黑斑は大きく広がり、
各鰭は赤くなります。
また、成魚は白色が基本ですが、赤く変化したりします。

図鑑や、文献などによりますと、前鰓蓋骨に明瞭な欠刻がある事が特徴だそう
ですが、残念ながらこの辺りの特徴になってしまうと、素人の自分ではどう違う
のか、さっぱり判りません。

himefuedaiYg%2020071120a.jpghimefuedaiYg%2020080412b.jpg
撮影 左:2007年11月、右:2008年4月 共にPALAU

沖縄では成魚はミミジャーと呼ばれており、釣り人には有名なサカナです。
勿論、食用となり、フエダイ科の中では高級魚として扱われますが、沖縄より
南方に生息するものは、シガテラ毒を持っているそうです。

自分の実家の三重県南紀地方でも、刺身、塩焼き、アラ煮などの調理等で
食べますが、東京都市場衛生検査所では有毒指導魚になってますので、
もしも幸運にも食べられる機会の時は、どの地域で捕れたのか確認されて
から、食べられた方が良いかもしれませんね。

2009年01月03日

●ケショウハゼ

年も変わりましたので、自分が昨年潜った本数を、分析してみました。

潜った地域で選別すると、紀伊大島須江が55本、パラオ54本、柏島45本と、
僅か3つの地域だけで、昨年に潜った総本数202本の内の約75%を占めて
おりました。
その他では、串本14本、大瀬崎13本と、2008年はかなり偏った地域ばかり
潜ってしまっておりますが、多分、今年もそうなりそうな予感です。

ポイント別では、やはり須江の内浦ビーチが34本とダントツでした。
続いて柏島の後浜全ブイで17本、民家下全ブイで14本、須江のナギザキ
13本、大瀬崎の湾内12本、柏島の勤崎全ブイで11本、パラオのブルーホール
10本で、後のポイントは全て10本以下です。

また、パラオの全本数の内容を分析すると、外洋は昼間11本、ナイトは12本、
内湾では昼間は25本で、ナイトが6本。
従ってパラオでは、昼間に潜るのは67%で、その内70%が内湾。
ナイトを潜るのが33%で、その内、外洋を潜るのは67%と、普通パラオで潜る
ダイバーの真逆の潜り方をしている事が、数字で立証できて笑えます。

と言うか、いかにナイト好きかが判りますよね~
さて、お正月第三弾は、ハデハデな生物です。

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スズキ目 / ハゼ科 / ケショウハゼ属
ケショウハゼ  学名 Oplopomus oplopomus
撮影 2008年10月:PALAU 水深-16m 大きさ80mmぐらい 
英名 Spinecheek goby
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋域、オーストラリアなど、
      紅海以東 ~ 仏ポリネシアなど。

内湾の泥底、砂泥底や、マングローブ域の泥砂底に棲息しており、巣穴を作り、
その底上数cm位でホバリングしている姿を多く見ます。
尚、第1背鰭に大きな黒斑が有れば雄で、無ければ雌と識別が可能です。

kesyouhaze20060613a.jpgkesyouhaze20061013a.jpg
撮影共にPALAU、左:2006年6月、右:2006年10月

今回、使用した画像は全て同じポイントでの画像です。
マングローブ域の内湾にて、マングローブから排出されている栄養分を沢さん
含んでいる砂底のせいか、体色はこの様なハデな個体ばかりです。

なかなか第一背鰭を開かない生物なので、本当は第一背鰭が開いた画像が
撮れて、白砂底での体色の画像も撮して当ブログにアップしたかったのですが、
それを待ってると相当先に成りそうなので、今回アップさせていただきました。

それらの画像は、また後日、撮せたときに報告させていただきます。

2009年01月02日

●オトヒメエビ

毎年、元日の自分の仕事は、朝からお正月休みも無く営業している各店舗へ
激励訪問をしてから、オフィスへ出社し通常時の月初の仕事をしてます。

朝一に訪問する店舗は朝礼から参加しますが、今年、朝一に訪問した店舗は、
とても元気の良い明るい朝礼でした。
2009年の仕事始めにスタッフから元気を貰えて、とっても嬉しいスタートになり
ました。

実は最近、弊社のシステムサーバー君達の機嫌が悪くて、偶にやる気をなくし
みんなからの要求を聞かなくなります。
そうなると大変なので、年末年始は自分が付き添ってヨイショしております。

考えてみれば弊社にやってきてから、もう何年間も1日も休日を与えられず、
毎日朝から晩まで働かされっぱなしですから、機嫌が悪くなっても仕方が無い
かと思います。

しかし契約金が高額なサーバー君達だけに、何とか契約解除に成らない様、
やる気を持ち直して欲しいところです。

さて新年第2弾の生物報告は、正月らしく紅白模様の生物です。

otohimeebi20081116b.jpg

オトヒメエビ  学名 Stenopus hispidus
十脚目 / オトヒメエビ科 / エビ属
撮影 2008年11月:串本 串本DP前 水深-8m 大きさ約50mm
英名 Banded boxershrimp
生息域 房総半島以南 ~ 東南アジア、インド洋、ハワイなど太平洋域、
     カリブ海、大西洋行域などと世界広くに分布しております。

エビ類の普通種のひとつにて、ダイバーの皆さんなら説明は不要かと思い
ますが、いちおう念の為に説明させていただきます。

浅場の岩礁域やサンゴ礁域の、岩棚や岩の割れ目などに生息しております。
ほとんど雌雄のペアを成して生息しており、雌雄の結びつきは強く、どちらか
片方が別個体に入れ替わると、オスがメスを排除してしまいます。

全体の体色は白色にて、ハサミ脚や胴体など体全体に赤色の横帯があり、
触角は白くてとても長い事で、体全体を大きく見せております。
また、ハサミ脚や胴体などは細かな毛で覆われている。

和名の由来は、紅白の鮮やかな体色で、且つ長い触角や脚を広げた姿が、
龍宮伝説の乙姫を想像させる事かららしいですが、名前に似ても似つかない
凶暴性を持ってます。
以前に自分は、写真の練習を兼ねて、自宅で海水魚を約5年ほど飼育して
おりましたが、 オトヒメエビ を入れたところ、たった一夜にして、それまでは
その水槽で華麗にホバリング生活を送っていた アケボノハゼ のご夫婦を
殺害してしまいました。

その後も同居するサカナ類を全て殺害した為、小さな30cm水槽での独房
終身刑となりました。

otohimeebi20070213a.jpg
撮影 2007年2月:PALAU セントカーディナル

こちらの画像は、パラオのナイトダイビング中に、ダークバスターの灯りに
集まってきたアミなどのプランクトンを、ご馳走とばかりに大興奮しながら
むしゃぶりついて食べている姿です。

写真にいっぱい写ってる白い小さなゴミの様に見えるのが、集まってきた
プランクトン達です。

綺麗な外観からは想像が付かないですが、相当、凶暴なエビなんですよ。

2009年01月01日

●パンダツノウミウシ

明けましておめでとうございます。
皆様、本年も何とぞ宜しくお願い申し上げます。

例年の事ですが、大晦日に弊社の販売店舗が棚卸しなどの月末業務を終えて
から、弊社の全てのシステムの年間バックアップ作業を実施するのが、自分の
仕事のひとつです。

本当は大晦日でなくても、年に一回、どこかの月末に実施すれば良いのですが、
全店舗が終業するのが一番早いのが大晦日なので、毎年、大晦日にしてます。

バックアップ作業は3時間程度かかりますので、大晦日にオフィスを出て帰途に
つくのは毎年25時頃になるのですが、今回は全ての店舗を 定時より2時間早く
閉店させたので、バックアップ作業を早めに開始でき、数年ぶりに年内に自宅に
帰宅でき、自宅で新年を迎えれました。

2時間早じまいと言う事で、昨日は朝から各スタッフのテンションが上がりっ放し
でしたが、社内で一番喜んでいたのは自分と思います。

さて2009年、最初の生物紹介は、今年の干支に似ている海洋生物の紹介です。

pandatunoumiushi%2020040310.jpg
新年早々、情けないレベルの低い写真で申し訳ございません。

パンダツノウミウシ  学名 Trapania naeva
裸鰓目 / ドーリス亜目 / ネコジタウミウシ科 / ツガルウミウシ属
撮影 2004年3月:PALAU ケドブスコーラルガーデン
                      水深 -12m 大きさ約20mmぐらい
生息域 琉球列島以南 ~ 太平洋域など

2008年に学名が付いたばかりの、ウミウシです。
体色は透明っぽい白色で、大きな口触手と触角、鰓の外側の指突起は黒色
なので。パッと見パンダに成ったんでしょうが、自分的にはパンダと言うよりも
牛のホルスタインに似てると思います。

今年の年賀状に、ウミウシ系の写真を扱われたダイバーは多いと思いますが、
自分も同じ考えで、実はもっと牛のホルスタインに似てる モウサンウミウシを、
去年の夏頃から探し求めておりましたが、残念ながら そんな激レアウミウシに
出会える事はありませんでした。

更に、ダメなら次に使いたいと思っていた、本日紹介の パンダツノウミウシ
さえも、出会えませんでした。
でもよく考えれば、ダイバー友達に年賀状を出した事がほとんどなく、ダイバー
じゃない人達にこんな写真の年賀状を送っても、気持ち悪がられるだけかも
知れません。
ある意味、撮れなくて良かったのかも。

と言う事で、本日は過去にコンデジで撮した灯りの当たっていない、ダメダメな
写真ですみません。

実はこの写真は、初めてパラオで潜った時のチェックダイビング時のモノです。
チェックダイビングなのに、いきなりデジイチ持ってくのはマズイだろうと思って、
こっそりと、コンデジだけ持って潜った時に撮したんです。

それまでにマブールやバリで、南国系のウミウシを いっぱい撮してきており、
初パラオのチェックダイブで、いきなりレア系ウミウシの パンダツノウミウシ
観察したものですから、てっきりパラオは、ウミウシがいっぱい居るんだな~と
思ったのですが、それ以降、この4年半の間にパラオの海を200本近く潜って
おりますが、これ以上のレア物のウミウシには出会えておりません。

何故、パラオって所は、他の珍しい海洋生物はいっぱい居るのにウミウシは
ほとんど居ないんでしょうね~?
ホント不思議です。