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2008年12月31日

●ハゼ科の1種

とうとう、2008年も最後の日になりましたね。

既に1ヶ月以上潜っておりませんが、それでも毎日紹介させていただくネタに
困らないと言う事は、思えば今年も普通種から、珍なるレア種まで沢さんの
生物を写真に納めてきたんだな~と思っております。

どこの海に行っても、初めてお会いするガイドさんに 「何みたいですか~?」と
聞かれると、生意気に 「SPって名前の生物」 と、答えてしまう自分です。

そんな自分らしく、本日の2008年最後の生物紹介はハゼ科のSPです。

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見ずらい写真ですが、珍しく第2背鰭も開いてます。

ハゼ科の1種  学名 Gobiidae Sp
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ10mmぐらい 
生息域 ケラマ諸島、石垣島、西表島 、西部太平洋など

平凡社の「決定版:日本のハゼ」では ハゼ科の1種の12 として掲載されてる
通称、 ビンゴハゼ です。

内湾の湾奥の、軟泥底や泥底にほぼ単独で棲息してます。
特徴は、目が大きく、第1背鰭は細長い三角形で体側面に太い4本の淡褐色の
横帯があります。

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右左、共に撮影 2008年10月:PALAU

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撮影 2006年6月:PALAU

この子達を捜すには、指示棒を泥底になでるように這わしてみると、ピョコッ、
ピョコッと瞬間移動で動きますので、判ります。
でも生息地自体が泥ドロですので、優しくしないと泥が舞い上がり何も見えなく
なりますから、丁寧に指示棒を動かすのが大事です。

そうやって探し出したら、後はいつもの様に、各鰭を大きく開けてくれるのを
ひたすら待つだけですね。

来年も多分、この生物に限らず、そう言った撮影方法が多いと思います。
何せじぶんにとっては、そんな風に待ってる時が至福の時なんですから。

では皆さん、今年もありがとうございました。
どうぞ良いお年を、お迎え下さいませ。

2008年12月30日

●クロオビアトヒキテンジクダイ

昨日、出勤前に年内最期の診療日にて耳鼻科に行ってきました。
前回の治療日に完治の診断は出ておりますが、念の為に経過確認の診断で
結果は良好、ダイビング復帰の許可も出ました。

しかし、既に時遅し。
昨日より年末年始の怒濤の11連勤に入っておりますので、やはりダイビング
復帰は年明けに成りそうです。

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クロオビアトヒキテンジクダイ  学名 Archamia zosterophora
撮影 2007年6月:PALAU 水深-10m 大きさ70mmぐらい 
英名 Girdled Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ ニューカレドニア、西部太平洋域など。

熱帯域に棲息する珊瑚礁域の礁池にて、大きな群れを作るが日中は珊瑚内に
隠れる様にしており、夕方になると珊瑚から出てきてのそ~っと漂う様な感じで
泳いでいます。

大きな特徴は、体側の中央部を斜めに横切る太い黒色の横帯ですが、まれに
この黒色の横帯が不明瞭な事も有ります。
他にも、鰓蓋部に有る2本の濃いオレンジ色の横帯も大きな特徴です。

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右、左共に撮影 2008年4月:PALAU 水深-8m

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撮影 2007年6月:PALAU 水深-10m

イトヒキテンジクダイ の説明の時にも書きましたが、本日紹介の クロオビアト
ヒキテンジクダイ
と、 イトヒキテンジクダイ ウスモモテンジクダイ の3種は
混泳する事が多く、且つ大きな群れで珊瑚の中に入ったり出たりして漂っており、
単体での全鰭全開姿を撮そうとしても、他のに邪魔されたり、珊瑚が影になって
しまったり、なかなか単体で撮すのが難しい生物です。

2008年12月29日

●マルスズメダイ その2

昨日は年内最後の休日なので、実家にお墓参りに行ってきました。

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自分の実家は三重県の南紀にありますが、行く途中に四日市にある奥さんの
実家の墓参りに行ったところ、四日市の山奥の方は雪の様子で、雪上がりに
虹が見えました。
何か、良いこと有りますかね~

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マルスズメダイ  学名 Chromis Ovatiformes
撮影 2008年10月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深 -12m
英名 Ovate chromis
生息域 三宅島以南 ~ 琉球列島、台湾、フィリピンなど。

サンゴ群落や岩礁域などの岩穴の隙間や奥などに、隠れる様に棲息しており、
体色はオリーブ色で背鰭後部、尻鰭、尾鰭、尾柄部が白く、尾鰭の上下が長く
伸びている事で、近似種との区別が可能です。

南紀ではなかなか越冬できない為、成魚はあまり観察出来ません。

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毎年、冬季限定の紀伊大島須江の内浦ビーチは、10月の中旬~下旬の間に
オープンしますが、その時期から年頭ぐらいが観察出来るシーズンです。
おそらく毎年、夏頃に台風に乗ってやって来るんだと思いますが、水温が16度
位まで下がる春の海は越せないようですね。

ここ数日、名古屋近郊の山間部では雪が降ってます。
例年ですと潜り納めをする時期ですが、今年は自分は既に干上がってますので
現在の水温が想像できませんが、かなり下がってると思います。

自分の好きなネコ目タイプの マルスズメダイ は、まだ泳いでるんでしょうか?

2008年12月28日

●たぶん、アメマツカサの幼魚

既に、年末年始をパラオで過ごそうとする方で出発してしまった方もいるかとは
思いますが、これから出発する方や、この3月までのベストシーズンに行こうと
してる方の為に、本日はちょっとお勧めネタです。

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アメマツカサの幼魚  学名 Myripristis amaena
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Brick soldierfish
生息域 琉球列島以南 ~ ニューカレドニア、
     インド洋 ~ハワイ、フレンチポリネシア等の太平洋域。

外洋に面した珊瑚礁域に住んでおり、成魚の体色がほぼ全身真っ赤かなのに
幼魚の頃はこの様に、 ブリ か、 ハマチ の様な色をしております。

いち番下の画像は闇夜の暗黒の海を漂う姿で、あとは岩棚に到着後に眩しい
灯りに照らされてジタバタしている姿です。

amemmatukasaYg%2020081020e.jpgamemmatukasaYg%2020081020f.jpg
amemmatukasaYg%2020081021a.jpg

実はこれらの画像は、全てナイトダイビングで22時~23時頃の撮影です。
岩棚からドロップオフの闇色の海に向けたライトの灯りにつられて、やってくる
色んな幼魚や稚魚を撮影する訳ですが、幼魚でさえ中々同定が困難なのに
稚魚に至っては、ほとんど判りません。

なのでミッドナイトや、オーバーナイトで撮影した生物はほとんど紹介をして
ませんが、いつか研究者の方のご尽力で稚魚の名前を確認出来る書物が
出た時には、ストックしてる画像を披露させて頂こうと思ってます。

今回、 たぶん、アメマツカサの幼魚 と言う表現にしてあるのは、そう言う同定の
確認が完全ではないからなんです。

他にも、いっぱいいっぱい変テコな生物観察が出来るミッドナイトダイビング。
そんなちょっと変わったダイビングを、サザンマリンダイバーズさんで、是非ぜひ
皆さんも楽しんでみて下さい。

但し、外洋のナイト ~ ミッドナイト ~ オーバーナイトダイビングは、昼間よりも
海況に左右されますので、必ず行けるモノではない事を、最後に付け加えさせて
いただきます。

2008年12月27日

●ハチマキダテハゼ

さて本日も関東圏以南のダイバーであれば、比較的に観察がたやすい生物の
報告です。

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撮影 2006年10月:柏島 -20m 大きさ 50mmぐらい 
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ハチマキダテハゼ  学名 Amblyeleotris diagonalis
撮影 2008年10月:須江内浦 -18m 大きさ 40mmぐらい 
英名 Slantbar shrimpgoby
生息域 相模湾以南 ~ 紅海、インド洋、西部太平洋など

どなたでも想像が付く様に、頭部に目の上を通る"ハチマキ"の様な感じで
黒帯が有る事より、 ハチマキダテハゼ と呼ばれております。

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撮影 2008年 8月:田辺

自分だけじゃなく、よくある話しだそうですが、以前に紀伊大島須江のポイント
地蔵岩で キツネメネジリンボウ が観察出来た頃に自分は間違って ハチマキ
ダテハゼ
を撮しそうになった事が有りました。

その時は最初遠くから徐々に近づいていき、ある程度近づいた所で間違いに
気づきましたので、実際には撮しておりませんが、それまでに柏島で何度も
キツネメネジリンボウ を撮しておきながら、それでも間違えた次第で、事前に
「ここで見られるよ」と聞いていた先入観で、誤った判断をした訳です。

きちんと観察すれば、体色、帯の太さなど全然ちがいますので、間違える訳は
無いのですが。
その証拠に、柏島では一度も間違えた事が有りません。

当たり前の事ですので、何を偉そうにって事ではありますが~。

2008年12月26日

●オオスジイシモチ その2

クリスマスイブ恒例の名古屋港のスターライト花火ですが、今年も11万人もの
家族や、恋人達が集まったらしいです。

子供達が既に社会人になってしまい、愛だ、恋だって受かれ話しにはとっくに
縁が無くなった自分達の様なオヤジ~ズで、まだ孫もいなけりゃ自分の家で
TV見ながらクリスマスを過ごす訳ですが、ひょっとしたら前から有ったのかも
知れませんが、今年は奥さんの用意した料理にこんな物がありました。

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お正月用のカマボコは知ってましたが、クリスマス様にサンタとXマスツリーの
カマボコがあるとは。

さて先日に普通種と思って報告した生物が、実は南紀では普通種であっても、
伊豆では稀種だったと言う大失態をいたしましたが、今回こそは関東以南の
ダイバーであれば、1年中、観察が可能な普通種の報告です。

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オオスジイシモチ  学名Apogon doederleini
撮影 2008年10月:須江内浦 -10m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Narrowstripe cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋域など

内湾の珊瑚群生域や、岩礁域で日中はそれらの珊瑚や岩礁の隙間に隠れる
様にしてますが、夜になるとフラフラ~って感じで中水層を泳いでます。

透明っぽい体色に濃い茶褐色の縦縞が5本ありますが、パット見には4本しか
見えないので、自分的には4本だと オオスジイシモチ と識別しております。
他にも、尾柄部にある眼径並みの大きさの黒斑も特徴のひとつです。

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撮影 2008年1月:須江白野

こちらはナイトダイビング中の撮影画像ですが、夜になると体側面の縦縞の
色が薄くなります。
実は、いち番上の画像も夕方に撮した画像ですので、真っ昼間の姿に比べて
体色が全体にピンクっぽくなってるのが、判りますでしょうか。

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撮影 2007年8月:串本 串本DP前

そして最期に、こちらは幼魚ちゃまです。
成魚と何ら変わらない姿ですが、内蔵が体の半分ぐらい占めており、成魚と
比べて全体に透明度が強い感じで、見てるだけで癒されます。

南紀では、幼魚は夏から初秋に掛けて沢さん観察出来ますが、さて伊豆では
どうなんでしょう。
来年は、そこら辺を確かめようと思っておりますので、1年後ぐらいには報告を
させていただきます。

2008年12月25日

●ヨコフエダイの幼魚

クリスマスですので、赤と緑色したサカナを紹介しようとしましたが、自分の
写真ストックの中には、そんな都合の良いのは有りませんでした。

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ヨコフエダイの幼魚  学名 Lutjanus malabaricus
撮影 2008年10月:PALAU 水深-12m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Malabar snapper
生息域 南日本 ~ インド洋、西部太平洋域など。

岩礁域や、砂泥底域などに単独、もしくは少数の群れで生息しております。
幼魚の頃は目を通る暗色の斜帯と、尾柄部にある2個の白色斑と黒色斑が
特徴ですが、成魚になるとこれらは不明瞭になり、各鰭も含め全体の体色が
赤色1色になってしまいます。

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成魚は水深100m辺りに生息してるそうで、自分もまだ海の中では幼魚しか
見たことがありません ( 普通のダイバーなら、当たり前の話しですが )
幼魚の時は浅場にいても、成魚になるとかなり深場に行ってしまう様です。

このサカナ、冒頭にも書きました様に、砂泥底に住むフエダイの仲間で、実は
観察的には珍しい生物なんですよ。

しかし、このポイントでは結構観察が出来ます。
いつ見ても、まるでお正月の羽根つきで負けて、顔に墨を塗られた様な顔を
しており、思わず見る度に可愛そうにと思っちゃいますね。

●メリークリスマス

先日、あれだけ電気代が勿体ない等と書いておきながら、

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仕事で名古屋駅近くに行ったので、ついでとばかりに。

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今年も、撮してしまいました。

マイミクのまぁちんさんから、「テーマパークとかのは商売だから良いのでは」
と頂戴したコメントに、ハタッと気づいた自分は、「よ~く考えてみれば企業が
イルミネーションしてるのは広告だ、ビジネスだ」と思い直して、それだったら
「だったら、見たらんとかんがね」とばかりに、見に行ってきました。

って、JRさんすみません、本当は通りついででした。

でもやはり、例年と比べて今年は質素ですね。

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こちらは自分のお仕事バッグに付いてる、" あっがいサンタさん " です。
どちらかと言えばヤラれキャラなので、ちょっとプレゼントをくれそうには無い
サンタさんです。

でも実は、意外とガンダムにないステルス性能があるんですよ。
なので、人知れずプレゼントを置いていく能力に優れているんだと思います。

さて今年は、どんなプレゼント置いていってくれるのかな?

2008年12月24日

●コーラル デモイセル

昨夜は流石にクリスマス・イヴ・イヴなので、皆さん早めにご帰宅されたのか、
それとも休日の方が多かったのか、会社からの帰り道はガラガラでした。

自分は直行の仕事の時以外は、会社のオフィスまで車で1時間ほど、えっちら
おっちらと運転して通勤してますが、昨夜の帰りは30分で家に着きました。

毎日、こうだったらいいのに。
どうせ自分達サービス業は、盆、暮れ正月、GWに休日はありませんので、
皆さんこの調子で、ずう~っと休んでてもらえないでしょうかね~

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コーラル デモイセル  学名Neopomacentrus nemurus
撮影 2008年10月:PALAU -6m 大きさ40mmぐらい
英名 Coral demoiselle
生息域 フイリピン、インドネシア、パラオ、ニューギニア、ソロモン諸島など

内湾の珊瑚礁域の浅場や、珊瑚礁近くの礁湖、礁底などの浅場にある岩や
珊瑚塊等に、少数の群れで生息しています。

特徴は体高は低く、体色は体側全体は黄色っぽいグレー地に、鰓蓋上部に
小さな黒斑が有り、背鰭後部、臀鰭と尾鰭全体は黄色で、薄めですが青色の
縁取りがついてます。
また、リボンスズメダイ属の特徴でも有る様に、尾鰭は成魚になるに連れて
深く切れ込んでいきます。

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撮影 2007年11月:PALAU -3m

パラオの内湾の珊瑚礁域であれば、どこでも比較的観察しやすい生物です。
パッと見、、 アサドスズメダイ の様な体色ですが、明らかに体高が低いので、
区別は簡単かと思いますよ。

2008年12月23日

●ヘビギンポの1種

この日曜日、仕事が終わって自宅に戻ったのは22時過ぎでしたので、世間より
一日遅れで、やっと2008年M-1グランプリを見終えました。

直ぐに録画したのを見ても良かったのですが、決勝の前に、15時頃に放送され
てた直前スペシャルの番組を見てから、決勝を見たいと思い、日曜の夜はその
直前スペシャル番組だけ見た次第です。

それにしても昨日は朝から、結果を知りたくない為に、新聞は読まず、各ニュース
番組も見ず、mixiを見たらチラッと見えそうな mixiニュースも避け、などと結果を
知らないままに居る為に苦労の連続でした。

今の時代、ニュースを知る事より、知らないようにする事の方が難しいのかも
知れませんね。

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ヘビギンポの1種  学名
撮影 2008年11月:串本 串本DP前 水深-7m 大きさ 40mmぐらい 
生息域 不明

出来る限り観察時の状態に忠実に有りたい為、画像の天地は全てそのままに
してあります。

2日連続の不明種で、すみません。
最初は、 ヨゴレギンポ か、 ミヤケヘビギンポ かと思い、黙々と撮してましたが、
ヨゴレギンポ にしては、目の下の水色のラインが白いし、 ミヤケヘビギンポ
したら体側面の模様が異なります。
婚姻色かと思いきや、近くに同種の生物は1匹も居なくて単独で居ました。

自宅に戻ってから図鑑やら、いつもヘビギンポ科の同定の時に参考にさせて
頂いている Webサイトの ヘビベース で確認させて頂いても判りません。

hebiginpoSp%2020081116e.jpghebiginpoSp%2020081116f.jpg
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残念ながら、ヘビギンポ科の生物が詳しく説明されている図鑑や書籍は無くて、
自分はヘビギンポ科の生物で判らない時は、いつも ヘビベース だよりなので、
今回は種の同定が困難になってます。

「あほやな~、こんなんも判らんのか~」って感じで、どなたかヘビギンポ科の
生物に詳しい方がいらっしゃいましたら、お手数ですがご一報願います。

●またまた買ってしまった・・・・・

先日、また新しいDVDボックスが届きました。

と言っても、人生初購入のブルーレイディスクのボックスなんですが、中身が
いったい何度買えば気が済むんだって代物でして、そう、Zガンダムです。

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写真左上が最初に発売されたDVDボックス、そしてその右隣が数年前に
リテイルされて映画3部作になったDVD。
そして下側に映っているのが、今回のブルーレイディスクのボックス。

ブルーレイによって、DVDよりも画像が鮮明になった。
シャアのリックディアスの赤色が、百式の金色が、Zガンダムのトリコロール
カラーがクリエイティブな画質で見られる。

完璧に富野由悠季さんの商法に、引っかかると言うか、やられております。

と言うわけで、年末お笑い特番が多いこの時期なのに、寝る暇おしんで見て
今夜も、カミーユ、アムロ、フォウなどNEWタイプの方々の心の葛藤に感動し
涙するかと思います。

2008年12月22日

●ヨリメハゼの1種

この1ヶ月、ファーム落ちでダイビングに行けなかったので、気がついてみたら
愛知県から離れたのは、先週の熱海近郊での忘年会だけでした。

20年ほど前は、仕事の関係で1週間に半分以上は新幹線で全国へ商談へと
出かけてましたが、今の職種に変わってからは愛知県内の仕事ばかりで、
特にここ10年間はダイビング関係以外では、年に数回しか遠出してない事に
気づきました。

と言うか、ダイビングって考えてみれば、結構、旅行ですよね。

さて昨日は南紀でのスーパー普通種でしたが、本日は世界的にスーパー珍な
ハゼです。

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ヨリメハゼの1種  学名 Cabillus Sp
撮影 2008年4月:PALAU 水深-5m 大きさ約10mmぐらい 
生息域 不明

さて本日は、生態はさっぱり判りません。
自分のつたない手持ちの図鑑を捜しても、Webサイトを調べまくったりしても
何処にも載ってませんでしたので、サザンマリンラボラトリーの ぢろー所長に
画像を見て貰ったところ ヨリメハゼの1種 と判明した次第です。

平凡社発行の 「 決定版 日本のハゼ 」 にも、 ヨリメハゼの1種 が何種か
掲載されておりますが、それらのどれとも異なるタイプで、特に濃~いワイン
カラーや、グリーン、レッド、イエローなど様々な色が混ざった玉虫色をした
瞳が凄く綺麗なハゼです。

まるで、ひと昔前の少女漫画の主人公の様な目で、マツゲばっちりですよね。

yorimehazeSp%2020080416d.jpg

3枚とも見づらい画像で申し訳ありませんが、何せ真っ白の砂地で露出合わせに
四苦八苦しているのに、このハゼのすぐ近くに、 オキナワハゼの1種の幼魚
現れたりして、ち~っとも、じっくりと撮せない嬉しい悲鳴状態だったんです。
次回、観察出来た時には、他の生物に浮気せず、じっくり撮してきます。

と書きながら、ホントに今回みたいに横にヘンテコなのが現れたら、きっと無理と
思います。

2008年12月21日

●キスジキュウセンの幼魚

先日、夏頃に予約していた外国産の新しいベラの図鑑が届きました。
でもちょっと、期待はずれの出来でしたので、照会は止めときます。

でも折角なので、本日はベラ科の生物報告をさせていただきます。

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キスジキュウセンの幼魚  学名 Halichoeres hartzfeldii
撮影 2008年10月:紀伊大島 内浦 水深-12m 大きさ 15mmぐらい 
英名 Hartzfeld's wrasse
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など。

内湾の珊瑚礁域の礁底や、砂磯底などに生息しております。

幼魚の頃は写真の様に白っぽい銀色の体色をして、体側面に口の先端から
目を通って尾柄部まで通るやや茶色気味のオレンジ色の縦帯や、尾柄部に
黒い斑紋があるのが特徴です。

成魚になると体色は青っぽい緑色に変色し、縦帯も黄色に変色する事から、
和名のキスジが付けられたと言われております。

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本日は、ダイバーなら皆さんよくご存じのスーパー普通種。
当ブログでは、初登場のキュウセン属の生物です。

さすがに約1ヶ月もカメラを持って海に入っていないと、溜まっていた写真の
整理も進み、今まで当ブログで紹介していなかった普通種の写真も、やっと
日の目が当たる様に成って参りました。

これからは相変わらずの珍生物に加え、普通種も紹介して行けそうです。

●『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』のDVD

この夏に後悔された3Dアニメ映画の、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』の
DVDが発売されました。

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スターウォーズ・ヲタクの自分としては当然購入し、いつもなら本編のディスク1
からみるところですが、購入前から今回は特典おまけのディスク2が 見たくて
見たくて、仕方が有りませんでした。

なぜなら、実はこの特典おまけディスクにアメリカで10月3日から放送されてる
このDVD本編の続編のダイジェストが入ってるんです。

そもそも、この3Dアニメ映画は全部で100話あると言う 3Dアニメの第1話であり
第2話以降は、アメリカのカートゥーン・ネットワークのテレビアニメ・シリーズで
放映されているんですが、残念ながら日本のCSカートゥーン・ネットワークでは
まだ放映されておりません。

いちばん最初のスターウォーズ4から語り継がれている、クローン・ウォーズは
スターウォーズ2と3を繋ぐ大事なエピソード。
少しでも早く、日本のCS放送のカートゥーン・ネットワークで放映して欲しい物
です。

2008年12月20日

●イトヒキテンジクダイ

昨日は、年内残りあと2日間しか取れない休日の 1 日でした。

この不況なご時世で残業が無くなったり、休日が増えたりしている方達が多い
中、弊社は販売不振が続いているが故、個人的には販促的な仕事が増加し、
今月は労基ギリギリの1ヶ月間内で休日4日間に陥りました。
まぁでも本当の所は、役員なので休日0日でも問題有りませんが・・・・・。

折角の休日でも故障者リスト中の身としては海には行けないので、日頃より
2週間毎に通院している持病の高血圧症とアレルギー性鼻炎の治療に行って、
その帰り道に奥さんに頼まれた銀行へ行き、倉庫へ行って自分の社用車を
スタッドレスタイヤに交換し、交換したスタッドレスタイヤの空気の充填がてら
スタンドへ行って、ついでに洗車しました。

その後、自宅に戻ってから、まだ2シーズン目と言うのにブーツの付け根部分に
ヒビが入ってしまったシェルドライスーツの補修と、約800本しか使ってないのに
フロートに穴が空いてしまったBCを修理してたら、あっいう間に夕方でした。

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イトヒキテンジクダイ  学名 Apogon leptacanthus
撮影 2006年10月:PALAU 水深-8m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Threadfin Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ ニューカレドニア、西部太平洋域、東アフリカ ~
                               紅海、インド洋、サモアなど。

礁湖内のサンゴ塊に多数で群がり、 ウスモモテンジクダイ とも混成する。
第1背鰭の第2、第3棘が糸状に著しく伸びるのは、本種だけです。
他にも目が青く、体側面には数本の薄いオレンジの横帯があるのも特徴。

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撮影 2006年4月:PALAU 早朝ダイビングでの姿

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撮影 2008年10月:PALAU ナイトダイビングでの姿

自分がアポゴンフェチになる、きっかけになったテンジクダイです。

生まれて初めて、この生物を真面目に観察したのは西表島でした。
海水魚なのに、淡水性の観賞魚の様に透明な体色で、見える角度や光の
当たり方によって、光沢性の有る薄いオレンジ色や薄いブルー色の横帯が、
見えたり見えなかったり。
泳ぐ姿も、スローに漂っるって感じで、正に癒し系のサカナと思ったのが
最初です。

その後、 ウスモモテンジクダイ や、 ギルバート・カーデイナルフィッシュ
ブルースポット・カーディナルフィッシュ 等の良く似たテンジクダイを求めて
色々と調べて行く内に、色んなテンジクダイ科の生物を好きになった次第です。

2008年12月19日

●イソギンチャクエビ

昨日、定期購読しているマリンアクアリストの50号が、自宅に届いてました。
今回は、ダイバーで、サカナヲタクの皆さんには必見ですよ。

何せ、1冊まるまるアクアリスト向けの、おサカナ図鑑。
自分が知らないハゼも、ちらほら載ってて今号は一家に一冊の保存版です。

でも、自分のあこがれの カマヂハナダイ が載っていないのは残念。

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イソギンチャクエビ  学名 Periclimenes brevicarpalis

十脚目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属
撮影 2008年11月:紀伊大島 須江 水深-6m 大きさ約20mm
生息域 房総半島以南 ~ 東南アジア、紅海、インド洋、太平洋域など

珊瑚礁域や岩礁域の浅場の岩肌にくっついている、サンゴイソギンチャクや
シマキッカイソギンチャク等に共生し、宿主のイソギンチャクの触手の間で、
見え隠れしています。

ボディ全体は透明色をしており、頭胸甲の側面や腹部に白色の斑紋が散在し、
尾扇は暗褐色に囲まれた黄色の円斑、胸脚の各関節部には濃紺色の帯が
ありますが、雄、雌の違いで、体の模様は異なります。

本ブログの画像では、左が雌、右の小さいのが雄です

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よく水中で、スレートに イソギンチャクカクレエビ と書いて紹介してくださる
ガイドさんがいらっしゃいますが、確かにカクレエビ属ではあっても、正式和名は
イソギンチャクエビ ですので、ご注意を。

まぁ~でも~、そっちの方が、判りやすくて良いかな。
その間違った言い方、有ると思います。

2008年12月18日

●キイロサンゴハゼ

昨日の夕方、約10年振りに名古屋市内のとある地下鉄駅前で、ティッシュ配りを
してきました。

「この不景気の中、スタッフに任せてばかりでなく、役員自らティッシュ配りだ~」
っと、粋がって挑んだのは良かったのですが、小雨交じりの中、片手にバックを
持って、反対の片手に傘を持ってる方々には、やはりなかなか受け取って貰えず、
日頃からのスタッフの努力を、ありがたく感じさせていただきました。

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キイロサンゴハゼ  学名 Gobiodon okinawae
撮影 2008年 4月:PALAU 水深-5m 大きさ約40mmぐらい 
英名 Yellow Coralgoby
生息域 和歌山県以南 ~ インド洋、太平洋域、紅海など

内湾の珊瑚礁域などで、ひとつのミドリイシ類のサンゴの上に幼生の頃は
複数匹で生息していますが、成長すると単独、もしくは少数グループへと
変化していきます。

体表の粘液中にグラミスチンに似た粘液毒を持つが、この毒は魚毒なので、
他の魚を殺したりはしますが、人間への中毒性はありません。

kiirosangohaze20081012b.jpg
kiirosangohaze20081012a.jpg
撮影 共に、2008年10月:PALAU -3m 大きさ約30mmぐらい

いつもなら、横に2つ並べて表示する事が多いのですが、今回は上下に縮小を
せずに、並べてみました。

結構、皆さん見逃しがちですが、南の海で安全停止中などによく捜してみると、
そこらへんに居ますよ。
全身が真っ黄色なのが特徴で、つるっとした感じでしたらこの子です。

でももしも、この感じで顎がヒゲだらけでしたら、 アカネダルマハゼ ですので、
顎の下を、よ~く観察して判断して下さいね。

2008年12月17日

●アケボノチョウチョウウオ

昨日の仕事帰りに、4回目の耳鼻科通院で診察をしてもらいました。
結果としては、無事にほぼ完治ですが、念の為、やはり年内は潜らない方が
良いとの事なので、専門家であるドクターの忠告を守って、年内は止めておく
事にします。

でも年内の休日は12月27日が最後で、来年最初の休日は1月9日です。
( そうなんです、年末年始は12連勤なんです、トホホ・・・・ )
と言う事で、結局、ダイビング復帰は来年の1月10日早朝になりそうですね。

さて、このところ色彩が薄い生物報告が続いておりましたので、本日はちょっと
明るめの体色の生物報告です。

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アケボノチョウチョウウオ  学名 Chaetodon melannotus

撮影 2008年11月:串本 串本DP前 水深-6m 大きさ 50mmぐらい 
Nikon D200 + 105mmVRⅡ
英名 Blackback Butterflyfish
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

関東以南のダイバーなら、誰でも見た事があるはずのチョウチョウウオ科の
生物です。
背鰭をバチッと開けて泳いでる姿が多く、個人的に全鰭全開マ横ドンピシャの
図鑑写真が好きな自分には、撮りやすくて好きなサカナのひとつ。

体系は丸め、体色は黄色く縁取られた白い体色に斜めに黒い縞があります。
ここ数年は、黒潮の接岸や、地球温暖化のせいなのか、串本でも成魚の
確認がされる事がも増えてきました。

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撮影 左 2006年 9月、右 2007年 9月
共に、串本 串本DP前 Nikon D200 + 105mmVRⅡ

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撮影 2008年10月:PALAU Nikon D300 + 105mmVRⅡ

この画像は、ナイトダイビング中に寝ていたヤツを起こして、泳いで逃げる姿を
撮した画像です。
残念ながら、夜のパジャマ姿ではありませんでした~。

この子は、パジャマは持ってないんでしょうかね?

2008年12月16日

●ウミシャボテンカニダマシ

" シャボテン " との言葉の由来は、16世紀後半に南蛮人の手によって日本に
持ち込まれたと言われる 「ウチワサボテン」の樹液を、当時はシャボン(石鹸)
として使っていた為、と言うのが有力説で、1960年代頃までは" サボテン " で
なく、ほとんどの方が" シャボテン " と発音しておりました。

しかしホストの名が、" ウミサボテン " なのに、本日ご紹介する生物の名前は
" ウミシャボテン " になったのは、何故なんでしょうか?

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ウミシャボテンカニダマシ  学名 Porcellanella haigae
十脚目 / カニダマシ科 / ウミエラカニダマシ属
撮影 2008年4月:PALAU 水深-18m 大きさ約20mm
生息域 相模湾以南 ~ 香港、東南アジア、インド洋、西部太平洋など

内湾の砂底や、砂泥底のウミサボテンや、ウミエラなどに共生しております。
ウミサボテンの多くは日中は砂底に潜っており、夜になると出てくる事が多く、
ナイトダイビングの方が観察する可能性は高いですよ。

自分的には以前は、ウミサボテンに付いてたら ウミシャボテンカニダマシ で、
ウミエラに付いてたら ウミエラカニダマシ と思ってましたら大間違いでした。

甲の側縁が左右並行で、歩脚の前節の先端に1棘が有れば ウミシャボテン
カニダマシ
で、甲の前縁が幅広く、歩脚の前節の先端に2棘が有れば ウミ
エラカニダマシ
と区別するのが、正しい区別方法でした。

umishabotenkanidamashi20080412c.jpg

こちらの画像は、いちばん上の画像の撮影後に、単体個体を綺麗に撮ろうと
粘っていた所、沢さんの夜行性の動物プランクトンがライトの灯りに集まって
しまった状態での画像です。

黒いツブツブみたいなのが、それらプランクトンでして、この撮影後も観察を
していると、 ウミシャボテンカニダマシ はウハウハと喜ぶ様に、ライトの
灯りに集まってくるプランクトンを、食べておりました。

こんな状態では、どんなに頑張っても良い写真は撮れないので、見つけたら
直ぐに撮る事が、パラオのナイトでエビカニ撮影の必須条件です。

2008年12月15日

●ギルバートカーディナルフィッシュ その2

熱海近くの網代での忘年会後、名古屋に戻ったその足で、日頃から自分が
お世話になってる、 ダイビングショップかじきあん のクリスマス・パーティー
( 忘年会?) に参加して参りました。

期待していたビンゴ1等の沖縄ツアー無料券はムリでしたが、くもり止めをゲット。
先ほど、2日間に渡る楽しかった忘年会ツアから帰宅したところなので、ちょっと
本日の生物報告は短い説明ですみません。

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ギルバートカーディナルフィッシュ  学名 Apogon gilberti
撮影 2008年4月:PALAU 水深-8m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Gilbert's Cardinalfish
生息域 インド洋、西部太平洋域など

「何かまた見たことが有る様なサカナやな~」と思われる方も多いと思いますが、
ウスモモテンジクダイ の時に、似ているテンジクダイとして報告ずみの生物です。

ちょうど去年の今頃に 紹介済み ではありますが、その時はダメな写真ばかりで、
今年の4月に取り直してみた時の画像です。
全開の画像よりは、青いラインがくっきりしてるかな。

テンジクダイ属の多くの生物に見られる様に、本種も内湾の珊瑚礁域、岩礁域の、
珊瑚や岩礁塊の中に日中は隠れる様に、同種や別種と混在した形の大きな群れを
なしております。

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Gilberts%20Cardinalfish%2020080415c.jpg
撮影 全て、2008年4月:PALAU

一部、 ウスモモテンジクダイ の姿が映っている画像も有りますが、そこは愛嬌で。

こんな綺麗なテンジクダイ、ぼ~と眺めているだけでも楽しいですよ。

2008年12月14日

●湯河原温泉

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昨日から、サザンマリン・ラボラトリー 坂上所長さん言いだしっぺによる
忘年会に熱海の隣の網代と言う所で楽しんで参りました。

のんびり飲んで泊まったて本日は、湯河原温泉でまったり。
普段ダイビングで来ても、熱海温泉が最東の為、自分は初めての
温泉でした。

写真は帰りに送って頂いた、湯河原駅のホームですが、ベンチシートまで
ゆがわら文字入りでしたよ

2008年12月13日

●ラグーンシュリンプゴビー その2

昨日は、弊社の今年冬のボーナス支給日でした。

急激な世界的不況の中、我が社の主業種の業界も、昨年の70%程度の
販売数しか達成が出来ない環境では有りますが、何とか今回のボーナスは
昨年並みの金額を支払う事が出来て、ホッと胸をなで下ろしております。

でもこのままの不景気が続けば、来年夏のボーナスは難しい金額になって
しまう予感は全社員も感じている様で、例年に比べて貯蓄に廻す人間が
多いみたいです。
販売業に携わる社員でさえそうですから、今の世の中、物が売れないのは
当たり前の様な気がしますね。

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ラグーンシュリンプゴビー  学名 Cryptocentrus cyanotaenia
撮影 2008年10月:PALAU -18m 大きさ 60mmぐらい 
英名 Lagoon Shrinpgoby
生息域 インドネシア、パラオ、パプアニューギニア等

内湾のマングローブ域の泥砂底や、珊瑚礁湖、礁池などの砂地に雄雌のペア、
もしくは単体で、テッポウエビと共生して棲息しております。

LagoonShrimpgoby%2020080413a.jpgLagoonShrimpgoby%2020081019g.jpg
撮影 左:2008年4月、右:2008年10月 共にPALAU

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撮影 2006年4月:PALAU

この画像の幼魚は、一般的には Black-Shrimpgoby と言われてますが、どうも
Lagoon-Shrimpgoby の幼魚らしいです。

LagoonShrimpgoby%2020081019a.jpg
撮影 2008年10月:PALAU

前回 、この生物を紹介をさせて頂いた時は、マングローブ土壌の水域での
観察画像でしたが、今回は反対のパウダー状の白い砂底での観察画像だけで
纏めさせていただきました。

マングローブ土壌等の黒い砂に比べ、パウダー状の白い砂は舞い上がり安く、
綺麗な画像を撮りたくても、生物自体のホバリングで砂が舞い上がりますから
テッポウエビさんは砂混じりになるは、画像の下の方は砂で霞むは、そして更に
白いバックなので露出は難しいはで、大変難しい撮影です。

そんなフォト派ヲタクダイバーの気持ちも知らずに、この生物たちは今日もきっと
モクモクと砂煙を舞上げながら、ホバってるんでしょうね。

●どっかで見た、絵柄のステッカー

先日の、失敗こいたテック講習の時の事です。

現地について、いざ自分のクソ思い14LスチールWタンクに、何やらステッカーが
張られております。

20081213aaa.jpg

なんじゃあ~と、よく見てみると

20081213aab.jpg

何やら、営業しているのか、していないのか判らないパラオの新しい研究所の
ステッカーです。

 http://www.sml-palau.com/

まだTOPページしかない様ですが、皆様、今後ごひいきに。

と言うわけで、今夜はその研究所所長さん主催(?)の忘年会に参加して参ります。
勿論、パラオではなく日本で、です。

2008年12月12日

●カスリハゼ その2

昨日の当ブログを読まれた先輩から、「おみゃあさん、そんなおそがい事ばっか
書いとってかんて~、あんばよう考えとかんと、せっかくみんなが無料(ただ)で
名駅(めいえき)のイルミーネーション拝ましてもらっとるのに、わやになってまう
がや」って、怒られちゃいました。

日本語に訳すと、「貴方はそんな恐ろしい事ばかり書いているとダメですよ、
世の中いい風に考えて、せっかく大勢の市民の皆さんが無料で名古屋駅前の
イルミネーションを見させて貰っているのに、中止になってしまうでしょ」 って
内容です。

ごもっともで、無料で見せて貰えるんだから、文句を言ったら行けませんよね。

いま時、こんな言葉を話す愛知県の方は少ないのですが、ちょっとご年配の
生粋の名古屋人や、名古屋近郊の尾張地区、三河地区を幼少から住まれて
きた方達は、未だにこんな言葉で話されております。
個人的には方言はいいなと思うのですが、マスメディアの普及、発展とともに
日本人は全員共通の言葉になっていくんでしょうね。

でも疑問が、ひとつ。
どうして先輩は、このブログを自分が書いてるって知ったんでしょうか?
仕事がらみの先輩ですから、ひょっとして社員が知ってるかと考えてしまうと、
「おそがぁ~て、聞けんかったがね。」

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カスリハゼ(雌) 黄変個体  学名 Mahidolia mystacina

撮影 2008年10月:PALAU 水深-10m 大きさ約50mmぐらい 
英名 Fragfin Shrimpgoby
生息域 千葉県以南 ~ 東アフリカ、インド洋、西部および南太平洋域など

内湾のマングローブ域の軟らかい泥底や、砂底にテッポウエビ類と共生して
おります。

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撮影 左2007年12月:奄美大島  右2004年12月:大瀬崎 湾内

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撮影 左(雄の黄化個体) 2006年10月、右(雌の黄化個体) 2008年10月
 共に、PALAUにて観察。

先日紹介済みの ウスモモテンジクダイ の様に、黒斑紋が合ったり無かったり
だけで種が異なる物がいるかと思えば、この カスリハゼ に至っては、本日の
各写真の様に国内で観察出来るタイプと、ミクロネシア地方で観察が出来る
タイプとでは、背鰭の形状が全く異なりますが、今のところ同種になります。

まだまだ研究が進んでいないので同種とされているだけで、研究が進めば
おそらく 4~5種に別れるとは思われており、今後の研究者の方の分類研究に
期待するばかりです。

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撮影 2008年4月:PALAU
奥が雌で、手前が雄ですが、この様に雌も一緒にペアで飛び出ている姿は
偶にしか見かけません。

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撮影 2008年4月:PALAU
kasurihaze%2020081020d2.jpg
撮影 2008年10月:PALAU

ほとんどが、この様に単独で見かける姿です。
ペアでのラブラブ同居より、独身ひとり暮らしの方が多いと思われます。
サザンマリンダイバーズさんの桟橋前や、オリジナルポイントのGP3では、
100%観察可能ですので、見られたい方はリクエストしてみて下さい。

但し、黄変個体は以前に比べてかなり減少してる様ですので、運が良ければと
思われていた方が良いかと思われます。

2008年12月11日

●通称 ウルトラマンホヤ

先日、今年は各家庭での電飾ディスプレイが今年は減ってる様に思いますと
書きましたが、よく考えると、名古屋駅にあるど派手なイルミネーションだけで
なく、全国各地域の年末恒例の有名な大電飾ディスプレイは、今年も例年と
同様に、ど派手に光ってますが、どうなんでしょう。

各家庭で節約してるから、そのくらいは良いんじゃないと思われる方もいるで
しょうが、これらの全国の有名な電飾ディスプレイが消費した電気量の為に、
どれだけ燃料を消費してしまっているのか?

日頃からエコだ、エコだと言ってる人達が、こういう時だけ季節的な慣例です
から仕方無い等と言ってられる様ですが、昔はこんなのは無かったはず。

一般向けに公表される電気代金も、もともと公共施設は一般家庭に比べて
むっちゃんこ安い料金設定になっているから安いだけであって、もしも普通の
一般家庭の料金設定に換算すると、とんでもない高額の電気代金になって
しまうんですよ。

消費している燃料は膨大なんです、皆さん、騙されては行けませんよ。

と言うわけで、本日はクレーマーになってる自分の姿で。

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ウルトラマンホヤ  学名 Clavelina diminuta
マメボヤ目 / ヘンゲボヤ科
撮影 2007年12月:奄美大島 
英名 White spotted ascidian
生息域 奄美諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

●EUYMO / YELLOW MAGIC ORCHESTRA

今年の夏からくびを長くして待っていた音楽が、昨日ようやく届きました。

20081210aaa.jpg

今の若い方達はあまり知らないかも知れませんが、1978年~1983年にかけて
日本人メンバーだけでありながら、ヨーロッパとアメリカで 2年連続のコンサート
ツアーを催したグループです。

83年に散解 ( 彼らは解散でなく、散解と言ってました。) した後、不本意ながら
92年に一度復活しましたが、やはり直ぐに活動停止、そして02年から細野晴臣と
高橋幸宏が始めたユニットの、スケッチショーのライヴに坂本龍一が参加してから
3人でのライヴ活動を、ヒューマン・オーディオ・スポンジ(HAS) のアーティスト名で
行うようになり、07年のキリン・ラガービールのCFをきっかけに、YMOとしての
活動も再開しました。

07年はHAS+YMOのHASYMOで1度だけチャリティコンサートを催し、YMOと
しても1度だけ、「LIVE EARTH~地球を救えコンサート~」に出演しており、今年
08年は、6月にとうとうYMOの名前でロンドンと、スペインのヒホンにて計2日だけ
ですが、フルコンサートを催しました。

このコンサートの詳細は、下記アドレスのサイトを参照して下さい。
 http://openers.jp/culture/cspecial/ymo.html

そして昨日12月10日に、そのコンサートを収録したCDが発売されたのです。
07年のHASYMOでのコンサートの模様は、DVD映像としてリリースされましたが、
CD化はされませんでしたので、フルコンサートのCD化は実に20数年振りです。
ロンドンと、ヒホンの各コンサートをそれぞれ2枚組のCDとして、別々に購入も
できますし、セットでも購入できます。

過去に栄光を放ったグループの再結成のほとんどが、過去の音源を再現して
いまひとつでありますが、還暦周辺の年齢の方々がメンバーののYMOであり
ながら、まったく新しいサウンドで過去のヒット曲をアレンジし、プラス 07年と、
08年にリリースされた新曲も、まさに新しいサウンドばかりです。

ちょっと興味が有る方は、是非どうぞ。

2008年12月10日

●ウスモモテンジクダイ

今日は会社帰りに 3回目の耳鼻科通院でした。
すっかり耳だれは出なくなったのですが、まだ時々ボ~ンっと耳が遠くなる事が
有りますので、引き続き投薬治療、ダイビング復帰の日はまだ見えずです。

さて本日は昨日に引き続き、人気いまひとつのテンジクダイ科の報告です。

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ウスモモテンジクダイ  学名 Apogon fragilis

撮影 2007年6月:PALAU 水深-6m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Fragile Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

テンジクダイ属の多くの生物に見られる様に、本種も内湾の珊瑚礁域、岩礁域の、
珊瑚や岩礁塊の中に日中は隠れる様に、同種や別種と混在した形の大きな群れを
なしておりますが、夕方から夜になると摂餌の為に浅場の砂泥底に移動します。

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撮影 2007年6月:PALAU

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撮影 2008年10月:PALAU 水深-12m 

こちらはナイトダイビング中の撮影です。
前述の様に、昼間と異なって夜間では浅場の砂泥底の上で、じっとしている姿が
見られます。

ところで クロオビイトヒキテンジクダイ の様な体色が大きく異なる生物は除き、
この形でこの様な色彩の似たテンジクダイ属は、自分の知る限りでも 5種類が
存在しており、区別が非常に判りづらいです。

名前を挙げると、 イトヒキテンジクダイ と本日報告の ウスモモテンジクダイ
国内でも観察出来るテンジクダイ属と、海外に住む Blue-barred Cardinalfish
Gilbert's Cardinalfish Blue-spotted Cardinalfish の計5種ですが、最近、
やっと区別の方法が判ってきました。

で、やっと判った自分なりの識別方法は、まず イトヒキテンジクダイ は、尾柄
基底部や尾鰭など体全体のどこにも黑斑が無く、体側面に数本のブルーの
横縞が入り、第1背鰭が糸状に伸長している事。
ウスモモテンジクダイ は、体側面には数本のブルーの横縞が薄く入り、尾柄
基底部と尾鰭の上下の各先端に黒斑がある事。

Blue-barred Cardinalfish は、 イトヒキテンジクダイ と同様に体側面に数本の
ブルーの横縞が入るが、第一背鰭は伸長せず、尾鰭基底部に黒斑がある事。
Gilbert's Cardinalfish は、 ウスモモテンジクダイ と同様に尾柄基底部と尾鰭
上下各先端に黒斑があり、体側面に数本のブルーの横縞が濃く鮮明に入り、
更に尾鰭基底部が黒い事。

そして Blue-spotted Cardinalfish は、 Gilbert's Cardinalfish の体色であるが、
体側面のブルーの横縞が複数の点に変わり、腹鰭と近辺が赤い事。

文字で表現するとこういう形ですが、現実に写真で違いを比較しないとこれでは
判りにくいですよね。

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撮影 2008年4月:PALAU 水深-10m 

と言う事で一例だけですが、上の画像の左が ウスモモテンジクダイ で、右が
Gilbert's Cardinalfish です。
区別のポイントは、尾柄基底部が黒いか? それとも黒くないか。

色んな方のWebサイトなどを参考に見させて頂くと、 ウスモモテンジクダイ
学名が、 Apogon gilberti と書かれてるのを多く拝見させていただきましたが、
Apogon gilberti Gilbert's Cardinalfish の学名なので、おそらく、皆さん
Apogon fragilis と間違えてらっしゃるのではないかと。

最もこれは、アカデミックな学者では無い素人の自分の考えですので、間違ってる
かも、知れませんが・・・・・

2008年12月09日

●ヤライイシモチ

今年は、ここ近年、個人宅をピカピカと電飾で光らしてたディスプレイの家庭が、
めっきり減ってる様に感じます。

昨年までは、ピカピカとハデに照らし電気を膨大に消費していた方達も、やっと
世のエコ環境に目覚められたのか、それとも不況で電気代を節約されてるのか。
どちらにしろ無駄な電気を消費しない様になったのは、良い事だと思います。

電気を生産する為には、日本ではまだ貴重な化石燃料を使ってる事が多いので、
今の時代、無駄な電飾ディスプレイは控えるべきですよね

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ヤライイシモチ  学名 Cheilodipterus quinquelineatus
撮影 2008年10月:PALAU -8m 大きさ 80mmぐらい 
英名 Fivelined Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、和歌山県以南 ~ 紅海、インド洋、西太平洋域など

珊瑚礁や岩礁域の珊瑚や岩陰に隠れる様に生息しています。
尾鰭基部にある黄色部分の中の黒斑の大きさが瞳より小さい事、体側面の
黒色縦縞が5本と少ない事で、他のヤライイシモチ類と区別ができ、小さな
時は群れになってますが、大きく育つと単体での生息になります。

Yaraiishimochi%2020060612a.jpg
撮影 2006年6月:PALAU

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撮影 2007年4月:PALAU

串本辺りでは、数匹の小さな群れで観察出来ますが、伊豆地方では稀ですが
キンセンイシモチ 等の他のテンジクダイ科の生物の群れに混じっている姿を
観察出来たりします。

日頃、ダイビング中に何気なくイシモチなどテンジクダイ科の生物を見られてて、
もしも、尾鰭基底部に黄色い斑紋を見つけたら、気にしてみて下さい。

ひょっとしたら、南の海からやってきたこの子達かも知れませんよ。

2008年12月08日

●ヨリメハゼの幼魚

本日は、WWⅡの引き金になった日本による真珠湾攻撃から69年目の日ですが、
自分にとっては、それよりも偉大な音楽家ジョン・レノン氏が、亡くなって28年目の
印象の方が強い日です。

いくらミクロネシアで戦跡に黙祷し、沢さんのWWⅡに対する記録映像や書物を
読んでも、やはりWWⅡ後に産まれた自分には、当時衝撃的なNEWSであった
ジョン・レノン氏が凶弾に倒れた事の方が強く印象に残っております。

そもそも戦後と言う言葉でなく、WWⅡと言う言葉の方を使ってしまう感覚自体が、
行けないのかも知れません。

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ヨリメハゼYg  学名 Cabillus tongarevae
撮影 2008年4月:PALAU 水深-5m 大きさ約10mmぐらい 
英名 Tongarevd Goby
生息域 伊豆半島、紀伊半島、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

今回は見づらい画像ばかりでスミマセン。
何せ白い砂地で10mm程度の白っぽい生物の撮影でしたので、自分にとっては
何と言っても神様であるフォトショップ様の、力を借りても、これが限界でした。

珊瑚礁域の礁斜面や、内湾の礁池、礁湖等、砂底の珊瑚塊や岩塊などの下に
単独で生息してます。
特徴は眼のすぐ後方にある2つの小さな黒色斑と、尾部中央部に3個のX型の
黒色斑が縦列する事ですが、本画像はまだかなり小さな幼魚なので、特徴は
判りづらいです。

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撮影 2008年4月:PALAU

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撮影 2008年4月:PALAU

この子を観察したのは、元々はサザンマリンダイバーズの拓ちゃんにリクエスト
した ハゼ科の1種 を、捜して貰ってる時に見つけて貰ってなんです。

しかし逃げ回っているこの子を追いかけ回して、逃げ込んだ珊瑚塊や岩塊などを
ひっくり返して撮影している間に、今度は異なる幼魚を見つけて貰い、被写体を
そちらに切り返して、同じ様に珊瑚塊や岩塊などをひっくり返して撮影していると、
更に今度は オキナワハゼ属の1種の幼魚 を見つけてしまい、またまた大騒ぎして、
今度はそっちを追いかけ回して撮影をしたと言う楽しい思い出が有ります。

因みに途中で見つけた異なる幼魚は属種名が判らず、半年以上、未だに確認中
ですが、判明次第、報告させて頂きたい生物です。

2008年12月07日

●ヒメアオギハゼ

2日連続の、寂しいNEWSです。
Jリーグ発足時から参加してるのに、1度もリーグ線の優勝が無く、今年こそと
優勝を願っておりました我が名古屋グランパスでしたが、昨日の最終戦で鹿島
アントラーズの優勝が決定し、リーグ戦3位の結果となりました。

今シーズンも、残すところは天皇杯のみ。
今年ピクシーが監督になってから近年になく調子が良いので、ナビスコカップも
逃しただけに、何とか天皇杯の1冠ぐらいは取って頂きたいところです。

更に夜に放送された、K-1グランプリの決勝戦。
バダ・ハリの暴走で、つまらない決勝戦になってしまいました。
若さ故の過ちでしょうが、未来のチャンピオンと期待されていただけに、残念な
結果になってしまいました。
でも個人的には、好きなレミーがチャンピオン復帰で良かったのかも。

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ヒメアオギハゼ  学名 Trimma flavatrum
撮影 2008年10月:PALAU 水深-18m 大きさ約20mmぐらい 
生息域 和歌山県以南 ~ インド洋、太平洋域、紅海など

頭だけピンの、下半身ボケボケ画像ですみません。
でも撮影した事がある方なら判ってくれると思いますが、この子達は全鰭全開の
姿を、あまり披露してくれないんですよ。

平凡社の「決定版 日本のハゼ」には、ベニハゼ属の1種‐5として紹介されて
おりますが、発刊後の2007年に ヒメアオギハゼ の正式和名が付きました。


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最初に撮した画像が真横各鰭全開画像では無かった為、各鰭が全開になって
居る個体を捜しますが、皆さんじい~っと水中に浮いておられて、誰もなかなか
鰭を開いてくれません。

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やっと開いた個体を撮ってみたところ、各鰭の色彩が無くなって透明っぽい
鰭の個体です。
これは間違えて、違う種属を撮したのか?

図鑑やWebサイトで調べても、 ヒメアオギハゼ として紹介されている画像は
全て体色と同じ濃いめの黄色い色して鰭の付け根が青っぽい個体ばかりで、
ヒメアオギハゼ と同様に尾柄基底部が黒く尾鰭が白くて、鰭が透明なのは
何処にも載っておりません。
尾柄基底部が黒くてその手前に白い横帯があれば別種の様ですが、撮した
個体には、白い横帯はまったく見あたりません。

ひょっとしたら雌雄の違いだけかも知れませんが、この違いをご存じの方が
いらっしゃいましたら、ご一報なり、コメントなりいただければ幸いに思います。

2008年12月06日

●エンヤサラサエビ

" ホンダ、F-1完全撤退! " 衝撃のNEWSでした。

決して今シーズンの成績不振が理由ではなく、サブプライム問題に端を発した
世界的レベルの経済不況に対しての、経営資源の効率的な再配分からしい
ですが、本当のところ、フェラーリチームの次にホンダチームが好きな自分と
しては、この1年間は毎戦予選の第1セッションで終えてしまうホンダチームは、
見るに堪えない物が有りました。

2度目のF-1撤退後、2000年に3度目の参戦をしから今回の撤退までのレース
では優勝したのは、たったの1度だけ。
ちょうどこの冬、フジTVの721chで放送されている80年代の、マクラーレン・
ホンダでセナとプロストが連戦連勝していた頃の勇姿とはほど遠い姿でした。

来年は3年振りに鈴鹿サーキットで日本GPが開催されるだけに、とても寂しい
NEWSです。

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エンヤサラサエビ  学名 Cinetorhynchus reticulatus
十脚目 / サラサエビ科 / アカモンサラサエビ属
撮影 2008年10月:PALAU 水深-5m 大きさ約50mm
英名 Reticulated hinge-beak shrimp
生息域 八丈島以南 ~ 紅海、インド洋、太平洋域など

以前、当ブログで報告済みの サンゴサラサエビ と同じ種族で、日中は内湾の
珊瑚礁域や岩礁域などの珊瑚礁や、岩礁の奥深くの隙間にひっそりと隠れて
おり、夜になると外に出てきます。

写真にて第1脚が鋏脚の形で長く伸長しているのが雄、短いのが雌です。
体色は日中はコントラストが明確な赤褐色ですが、夜間は全体に淡く変色し、
共に白色の斑紋が不規則なまだら模様に並んでますので識別は簡単です。

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観察ポイントは違えど、全てパラオのナイトダイビングでの撮影です。

ナイトダイビング中に、ライトを当てると目が光って直ぐに見つけられますが、
やはり夜行性の為か、ライトをそのまま当てすぎたりすると嫌がって珊瑚の
奥などに隠れてしまいますので、見つけたら素早く撮さないと撮影チャンスを
逃してしまいます。

色彩が綺麗な生物だけに、鮮やかな色をしたイソバナやイソギンチャク等に
棲息していれば、バックも美しい画像に仕上がると思うのですが、棲息して
いる場所が場所だけに、ほとんど地味な色した珊瑚や岩などをパックにした
画像ばかりです。

2008年12月05日

●モンスズメダイ その2

先週の平日テック講習以来、本日は 9連勤振りの休日です。
いつもなら海に行ってリフレッシュしてくるパターンですが、まだまだドクターから
故障者リスト宣告は告げられたままで、どうやら自宅に引きこもった休日になって
しまいそうな気配です。

実は昨日の仕事帰りに、予約しておいた耳鼻科に2回目の治療に訪れ、昨日
辺りから耳だれも出なくなったので、「もう潜っても、大丈夫でしょうかね?」 と
ドクターに尋ねたら、おもいっきし説教されてしまいました。
そんなに怒らんでも、ええのに~

まぁでも海に行けない今の内に、壊れたままのダイビング機材や、ドライスーツの
補修などやっておくのも良いかも知れません。
それとも、テックの学科テストでも受けてこようかな?

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モンスズメダイ  学名Chromis xanthura
撮影 2008年11月:紀伊大島 須江内浦ビーチ 水深-4m 大きさ20mmぐらい
英名 Pale-tail Chromis
生息域 南日本以南 ~ 小笠原諸島、沖縄列島、インド洋、西部太平洋域など。

串本や紀伊大島では観察が稀なスズメダイ属です。
画像の個体の体色は濃いグレーですが、図鑑などで見る限り青い体色の幼魚も
存在するみたいですが、まだ自分は見たことが無く、是非見てみたいものです。

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全て撮影 2008年11月:紀伊大島 須江内浦ビーチ

去年の10月にも、ここ同じ内浦で観察し、 当ブログにて報告 しておりますが、
去年と全く同じテトラポットの所に、たった 2個体が住み着いてます。

今年は観察が約1ヶ月遅いせいか、昨年に観察出来た個体よりも一回りほど
大きな個体ですが、それでも まだまだ可愛い幼魚ちゃまで、長い安全停止の
時間に たっぷりと付き合って貰いました。

このままの体色で大きく育ってくれると良いですが、大人になると3分の2ぐらい
前半身は真っ黒で、残りは尾鰭も含めて白色の、モノトーンカラーに変色して
しまいます。

何度も書いてますが、スズメダイ科の生物は何で大人になると、皆さん地味な
体色になってしまうんでしょうね、実につまらない事です。

2008年12月04日

●ニードルスパインコーラルゴビー

我社の自分の机の横にはラジオが置いてあり、仕事中は小さな音量ですが
終日、FMラジオ局の放送が流れております。
自分が洋楽志向なので、名古屋近郊にお住まいの方ならご存じと思いますが、
ZIP-FM ( 一時は我社もスポンサーをしていたので、懇意にしております ) か、
レディオ・アイの放送をほとんど聞いてます。

面白い物で、今週の月曜日、12月になったとたんに、Xmasソングがたくさん
かかる様になりました。
街にくりだしても、色んなお店でXmasソングが流れております。
例年の事ですが、Xmasソングが流れ始めだすと、今年もあと少しだな~と
ちょっとせわしく感じてしまいますね。

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ニードルスパインコーラルゴビー  学名 Gobiodon acicularis
撮影 2007年6月:PALAU 水深-3m 大きさ約30mmぐらい 
英名 Needlespine Coralgoby
生息域 パラオ

さて本日は、昨日の イチモンジコバンハゼ の流れから、同じコバンハゼ属の
ニードルスパインコーラルゴビー です。

今のところ図鑑などでは、パラオ固有種と見られておりますが、昨日もチラッと
書きました様に、平凡社発行の " 決定版 日本のハゼ " に掲載がされている、
コバンハゼの1種の4 が同種と考えられておりますので、研究者の方のご尽力で
その内、図鑑上での生息域が広がるかも知れません

例えば、当初は図鑑などで生息域が八重山諸島や、沖縄本島になっていた、
ナカモトイロワケハゼ も、その後、パラオやパプアニューギニアなどでの生息が
確認された様に、やはり世界の海は繋がってますから、これからも沢さんの
ダイバーが色んな海を、進化したスキューバ器材を使って潜り込んで、色んな
生物の新たな生息域を発見していくんだと思います。

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needlespine%2020081018a.jpg

上の画像は全て、2008年10月パラオでのナイトダイビングでの撮影です。
比較的、個体数は多いのですが、チョロチョロとサンゴの中を動いているので
日中は全身写真が難しいのですが、ナイトではじっとしており動かないので
凄く撮りやすかったです。

しかも多くの生物が、夜の暗闇の海の中で体色が変化しますが、本種は
全く変色しておりませんでしたので、ナイトでの撮影と言わない限り、判らない
かも知れませんね。

但し、生息域が生息域なだけに、昼も夜も小さな砂ぼこりが舞ってしまうのは
避けられません。
砂ぼこり全く無しの画像は、次回の課題です。

2008年12月03日

●イチモンジコバンハゼ

いやしかし、日頃から閲覧数の割には、ほとんどコメントを書いて貰っていない
当ブログですが ( これだけ毎日かいてたら、書くスキないかとも思ってますが ) 、
でもmixiの方には、偶に書いていただいおり、とても有りがたく思っております。

しかし、テンジクダイ系の時は、ほぼ書いて貰えません。
やはりネタが地味すぎるし、アポゴン好きな方は少ないのでしょうか。

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イチモンジコバンハゼ 幼魚  学名 Gobiodon albofasciatus
撮影 2007年6月:PALAU -3m 大きさ約15mmぐらい 
英名 WhiteLined coralgoby
生息域 奄美大島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

内湾の湾奥、珊瑚礁域などのミドリイシ属のテーブル状、又は枝状のサンゴや、
ユビエダハマサンゴの枝間に、単独か複数匹で生息しています。

幼魚の時は顔に小さな黒点があり胸鰭手前が赤く、まるでほお紅を付けている
様な可愛いらしい姿をしておりますが、成魚になると味も素っ気も無くなり全身が
真っ黒になってしまいます。

尚、本種は キハッソク や、 ヌノサラシが持っているグラミスチンに似た魚毒を、
体表の粘液中に持っております。
この魚毒は、他の魚への殺傷力はありますが、人間への中毒はありません。

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撮影 左:2008年4月、左:2007年6月 共にPALAU 大きさ約20mmぐらい 
ひょっとしたら、 ニードルスパインコーラルゴビー かも知れません?

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撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ約30mmぐらい 

この イチモンジコバンハゼ を報告するのに、一番困ったのは成魚の画像でした。

一概に全身真っ黒のコバンハゼと言っても、本日報告の イチモンジコバンハゼ
以外に、 セーラムコーラルゴビー 学名 Gobiodon ceramensis ( 平凡社発行の
決定版日本のハゼでは、コバンハゼの1種の3 ) と、パラオ固有種と見られている
ニードルスパインコーラルゴビー 学名 Gobiodon acicularis ( 同じく、日本の
ハゼでは、コバンハゼの1種の4 ) の合計3種が存在してますが、どれもこれも
体長が小さいコバンハゼなので肉眼では区別が付かず、いつも撮影してから
大きな画像で確認しないと判別が出来ませんでした。

先日報告しましたスズメダイ幼魚の区別も大変ですが、この黒いコバンハゼを
水中でゲストに紹介するには、さぞかしガイドさん達は大変でしょうね。
ご苦労様です。

2008年12月02日

●アトヒキテンジクダイダマシ

毎月、月初の1日~2日は、朝から夜までかけずり回って我社の販売店を全て
訪問し、月締め書類の回収と、各店舗の外観やディスプレイ等の内観チェックが
自分の仕事のひとつです。

そんな訳で昨日も朝早くから出かけており、とある名古屋市内の高台の道路で
車窓から雪で白くなった御嶽山を綺麗に見ることができました。

名古屋から遠い御嶽山が綺麗に見えるって事は、それだけ寒くなって大気が
冷えて澄み渡った証拠です。
例年のの事ですが、いよいよ冬が来たって感じた朝でした。

てな事に関係なく、本日もアトヒキテンジクダイ属の観察報告です。

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アトヒキテンジクダイダマシ  学名 Archamia fukata
撮影 2008年10月:PALAU 水深-6m 大きさ80mmぐらい
英名 Orangelined Cardinalfish
生息域 琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

昨日報告の、 スミツキアトヒキテンジクダイ と同様に、珊瑚礁域の礁池などに
群れを作って生息してます。
また昨日の説明と同じく、体色全体は褐色でオレンジ色の細い横縞が多数入り、
尾鰭基底部に大きな黑斑がありますが、本種は色は明瞭で、色が不明瞭なのが
アトヒキテンジクダイ になります。

また生物学者でない限り、まず比べる事は無いと思いますが、臀鰭軟条数が
16本~18本で、 アトヒキテンジクダイ は13本~15本と少ないそうです。

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撮影 左:2007年6月、左:2008年4月 共にPALAU

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撮影 2007年4月:PALAU

と、偉そうに書いておりますが、実は今回の報告を書く前までは、本日使った
画像は全て アトヒキテンジクダイ と思ってました。

いつも書く前に、PCに保存している中から、使えそうな画像を選びます。
今回も数点選んでから、図鑑やWebで情報を集めていると、「尾鰭基底部の
大きな黑斑が不明瞭だと アトヒキテンジクダイ で、明瞭だと アトヒキテンジク
ダイダマシ
」との記述に、えぇ~?

アトヒキテンジクダイ の存在すら今まで知らず、無知は怖い。

と言う事で、これからは黒斑の色の薄いのを意識して捜して撮してきます。

2008年12月01日

●スミツキアトヒキテンジクダイ

今年も早い物で、今日から12月。
我々の業界では、年に2番目に忙しくて繁忙になる月でして、世界的不況の
ご時世ではありますが、例年通り忙しくなる事を期待しております。

しかし順調良く次々と発売している新製品の初回の出足が、例年よりちょっと
遅いのが気になる所です。
皆さんボーナスをいっぱい貰って、買いに来てくれると嬉しいんですが。

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スミツキアトヒキテンジクダイ  学名 Archamia dispilus
撮影 2008年11月:紀伊大島須江 内浦 水深-10m 大きさ80mmぐらい
生息域 奄美大島以南 ~ 西部太平洋、PNG等
珊瑚礁域の内湾や礁湖内に、同族の他種などと混生した群れを作ります。
体色全体は褐色で、オレンジ色の細い横縞が多数入り、尾鰭基底部に大きな
黑斑があるまでは、 アトヒキテンジクダイ と同じですが、鰓弁後方にシミの様な
赤色斑が入ることで識別が出来、アトヒキテンジクダイ属の中では、一番大きく
なります。

参考までに赤色斑でなく、目立つ黑斑の場合は、 フタホシアトヒキテンジクダイ
です。

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撮影 左:2006年3月:奄美大島 山本SP  右:2008年11月:須江 内浦

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撮影 2007年12月:奄美大島 山本SP 水深-10m 

ひょっとしたら、以前から棲息していたけど自分が気づいてなかっただけかも
知れませんが、この内浦ビーチでは初めて観察した様な気がします。

生息域は奄美諸島以南となってますが、串本のサンビラでは以前から群れで
観察出来ますし、偶に伊豆でも出現しますから不思議ではありませんが、
今回観察出来たのは体が大きく、 スミツキアトヒキテンジクダイ だけで7~8匹の
群れを作ってました。

地味な生物だけに廻りの方達も気にされて無く、以前から棲息していたのか
どうかの真実は判りませんが、ここ内浦ビーチは昼間に隠れる場所が沢さん
あるだけに、他にも昼間は出てこないタンジクダイ科の生物が、まだまだ
潜んでいるかも知れませんね。