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2008年11月30日

●マアジ

日本TV系のTV番組、世界弾丸トラベラーが好きです。

あいにく毎週土曜日の夜に放送なので、ダイビングに行ってる事が多く録画で
見る事が多いのですが、今週末は月末がらみで出勤とあり、生で見れました。

いつもたった3日間以内での海外旅行の内容なので、日本からの往復時間を
考えると、ほとんど旅先では24時間程度の滞在ですが、その分内容が濃厚で
いつ見ても行ってみたいと思ってしまいます。

でも現実には、休暇が取れればダイビングがらみの旅行ばかりで。
今回耳を悪くしたついでに、ダイビングをしない普通の観光旅行に行ってみる
のも良いかも知れませんね。

maaji%2020081123a.jpg
マアジ  学名 Trachurus japonicus
撮影 2008年11月:紀伊大島須江 内浦 水深-4m 大きさ100mmぐらい
生息域 北海道以南の日本全域、朝鮮半島、台湾、黄海、東シナ海、
      南シナ海などの、大陸沿岸に分布。

名前の由来は、食べると非常に美味しい事から、味の良いサカナの意味で
アジと名付けられたと言うのが一番の定説ですが、群れを好む習性から
魚がよく集まる場所を昔から網代(アジロ)と言うので、アジと呼ばれる様に
なったと言う説もあります。

一般的に市場やスーパー等に流通しているのは、日本近海の沖合の16度~
17度の水温の海域を大きな群れで回遊している、全体に黒っぽい体色をした
クロアジと呼ばれているマアジで、今回撮影した画像の様に、回遊せずに
浅瀬に生息している体色が黄色いものをキアジと呼びます。

クロアジと比較してキアジは脂ののりが良く、味も格別で更に取れる漁獲量も
少ない事から、あまり一般市場に出回らず、料亭等に出荷されております。

maaji%2020081123b.jpg

観察したのは、紀伊大島須江の冬季限定ポイント、内浦ビーチのエントリー
南側のゴロタ付近。

例年ですと、大きな アカカマス の群れが見所ですが、今年は マアジ の群れが
見物で、心なしか10月初旬のオープン時よりも、群れが大きく成った気もします。

丁度この マアジ が群れている堤防付近は、釣り禁止区域ですので、しばらくは
観察が楽しめそうですが、例年の アカカマス 同様に、その内、漁師さん達に
網を入れられて捕られちゃうんでしょうね。

2008年11月29日

●ブルースポット ダムゼル

本日は昨日の ブルースポット デモイセルYg のところで書きました、英名で
よく似た名前のスズメダイの報告です。

それで、ついでながら似た色彩のスズメダイ幼魚の見分け方も報告させて
いただこうと。
「えっ、又もや スズメダイの区別方法?」などと言わずに、南の島へ行った
時の参考までに、ご覧下さいませ。

Bulespotdamsel%2020080416b.jpg
ブルースポット ダムゼルYg  学名 Pomacentrus grammorhynchus
撮影 2008年4月:PALAU -4m 大きさ30mmぐらい
英名 Bluespot Damsel
生息域 ボルネオ島以東~ソロモン以西の西部太平洋域、台湾以南~
     北部オーストラリアなど。

内湾のサンゴ礁域や岩礁域などの浅場にて、死珊瑚塊や崩れた岩礁等が
ゴチャゴチャとしているような環境に生息しております。

尾鰭基部手前上側の光沢のある青い斑点が、英名のブルースポットの由来
ではありますが、この青と黄色の色彩パターンのスズメダイの幼魚は沢さん
種類が存在します。

特に今回報告の ブルースポット ダムゼル と、 ブルーバック ダムゼル
スズメダイモドキ の各幼魚は、ほとんど同じ色彩で、見分け方も困難。

Bulespotdamsel%2020080412a.jpgBulespotdamsel%2020081020a.jpg
撮影 左2008年4月:大きさ30mmぐらい、右2008年8月:大きさ15mmぐらい

Bulespotdamsel%2020080416a.jpg
撮影 2008年4月:PALAU -4m 大きさ30mmぐらい

そこで以前にも、 スズメダイモドキYg の所で報告させていただいた見分け方を
再度、ご説明させて頂くと。

まず ブルーバック・ダムゼルYg は上から見て八の字に入るラインが太く、尻尾の
オレンジは黄色っぽいオレンジ。
それに比べて スズメダイモドキYg は、八の字のラインが細く、更に八の字の中に
横線が数本入り、尻尾のオレンジは赤っぽいオレンジ。
そして、 ブルースポット・ダムゼルYg は、 ブルーバック・ダムゼルYg の色彩に、
冒頭で説明済みの尾鰭基部手前上側に光沢のある青い斑点がある。

以上が、非常に似ている3種の幼魚の見分け方ですが、もうひとつ同じ様に青と
黄色の色彩の、 スミゾメスズメダイYg は、青い面積が多いので一目で区別が
できると思います。

●故障者リストいり

先日水曜日のテック講習中に痛めた左耳ですが、その後も左耳から耳だれが
止まらないので、本日は午後からの出勤でしたので、午前中に耳鼻咽喉科に
行ってきました。

200811126aabbb.jpg

診察、治療の結果、耳だれは止まりましたが、左耳だけでなく正常なはずの
右耳にも軽い炎症があり、中耳炎の可能性が有り。
しかも今回の潜航ミスが原因とも言えるが、もともと以前から両耳とも炎症して
いた形跡があるとも言われました。

従って、しばらく治療の為の通院と、1ヶ月間のダイビング禁止との診断結果と
なりました。

先日報告させて頂いた様に、既に年間目標の200本はクリアしてますし、丁度、
仕事も繁忙期の12月ですので、1ヶ月間の故障者リスト入りで、ファームで
調整する事にします。

しかし来年からの安全なダイビングの為、今回の自分の潜航ミスの原因を洗い
出して、教訓としようと思いますので、皆さんもこんなミスをされない様、参考に
願います。

今回の潜航ミスの原因は、下記の数々の自分の怠慢からです。

 1、器材装備後のセルフチェック忘れ。
 2、エントリー前のバディチェック忘れ。

以上は、やはり慣れから来る怠慢さで、テックダイビングの基本中の基本である
エントリー前の 2度に渡る器材確認を怠りました。

今回は背中に14Lスチールタンク2本のWタンクを背負い、10Lスチールタンクを
1本脇差ししてのダイビングでしたので、BCのフロートは通常のリクレーション
ダイビング用のBCに比べ、浮力は2倍以上あるフロートを使いました。
反対に言えば、通常の2倍の浮力が無いと水面に浮いている事が不可能と言う
事になります。

      20080814aabbb.jpg

このフロートはWプラダータイプと言って、リクレーションダイビング用のBCには
1個しか付いてないインフレーターが、万が一の故障時用に2個ついておりますが、
今回はメインのインフレーターが緩んでエアーが漏れ、予備インフレーター用の
ホースを付け忘れていました。

更に、インフレーターが全て故障時には、シェルタイプのドライスーツにエアーを
バンバンに入れれば浮いていれますが、ドライホースを繋ぎ忘れてましたので
水面で立ち泳ぎしても沈んでいく状態になってしまい、先生とバディが何とか
インフレーターを治してくれましたが、フロートが膨らんだ状態ではドライホースが
届きません。

フロートのエアーを抜かないとドライホースが繋げられないので、普段の潜航
スピードより速い潜航スピードで沈んでいく事に成りますが、その状態で両手を
使ってドライホースを繋げました。

ここで、3度目、4度目のミスです。

3、今まで1,200本以上潜ってきて、1度も耳抜きが出来なかったことは無く、
  手を使わなくても、アゴを動かすだけで耳抜きが出来るとの過信。
4、レクリエーションダイビングに比べて、タンクと器材を合わせた重量が3倍
  近くあるので、潜航スピードが異状に早くなる危険性。

普段なら潜航しながら手も使わずに出来る耳抜きが、今回は体調に寄るもの
なのか、又、ミスした焦りからか、何故か耳抜きは出来ませんでした。

結局、ドライホースが繋がった時点で、両耳の耳抜きが出来ましたが、左耳は
通常のキュンッと言った耳抜きでなく、ザザァ~と言った感じの耳抜きになり、
同時に立ちくらみを感じたので、危険と判断し、その水深をキープで静止して
立ちくらみが治まった時点で、バディにダイビング中止の合図を送って、浮上
しました。

その後、自分が無事にボート上に戻った事を確認されてから、先生はバディの
講習を再開され、その間は横になり静養した結果問題がないので、経過を
見ましたが、2日間経過しても耳だれが治まらないので、本日、耳鼻咽喉科で
診察を受けた次第です。

原因は、全て自分の慣れから来る怠慢です。
ひとつ間違えば溺死もあり得るスポーツだけに、基本に忠実が大事です。

改めて自分に、初心を忘れない事を教えてくれた出来事でした。


2008年11月28日

●ブルースポット デモイセル

仕事柄、3~4ヶ月毎に携帯電話の機械が変わります。
この冬商戦の新製品が先週から、次々と順番に発売されており、昨日、自分も
希望していたF社の新しい商品に変わりました。

我が社の大半のスタッフが、3~4ヶ月毎に携帯電話の機械が変わる状況なの
ですが、ここ数年、スタッフで一番人気のF社の商品は、何故かいつも一般の
ユーザー様には人気薄。
今回の一番人気も、一般ユーザ様にはP社の商品みたいです。

プロが認めても消費者受けするとは限らない、良い例と自分は思っております。

Bluespot%20demoiselle%2020081018a.jpg
ブルースポット デモイセルYg  学名 Chrysiptera oxycephara
撮影 2008年10月:PALAU -4m 大きさ30mmぐらい
英名 Bluespot Demoiselle
生息域 フィリピン以南~インド洋、西部太平洋域、PNGなど。

水深-15m位までの内湾の珊瑚礁域や岩礁域などに棲息しており、珊瑚塊や
転石などを住みかとし、少数の群れで行動をしております。

体色は幼魚の小さな時ほど、体の斜め半分上部が光沢のある水色をしており、
成長すると共に水色は薄くなっていきますが、上の画像の頃がその変化して
いく色彩具合が、いちば~ん綺麗な頃と思います。

成魚は ニセクラカオスズメダイ に似ますが、 ブルースポット デモイセル
方が体高が低めで、薄黄色の体側面に細かな光沢のある青色の小さな点が
入る事や、各鰭が先端まで黄色い事などで区別が出来ます。

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Bluespot%20demoiselle%2020071118d.jpg
上2枚の画像、共に撮影 2007年11月:PALAU -3m 大きさ20mmぐらい

これらは光沢のある水色が濃い小さな幼魚のステージの画像ですが、光沢の
ある水色が、ヘタッピな自分はなかなか上手く撮れなくて、どうにも失敗気味の
画像です。

Bluespot%20demoiselle%2020081018d.jpg
撮影 2008年10月:PALAU -4m 大きさ30mmぐらいと、50mmぐらい

Bluespot%20demoiselle%2020080416a.jpgBluespot%20demoiselle%2020080416b.jpg
左右共に、撮影 2008年4月:PALAU -5m 左50mm、右60mmぐらい

上の画像が成魚です。
この様に成長していくと体側面全体が薄黄色になり、他のスズメダイ同様に
どんどん地味な色彩のスズメダイになってしまいます。

その他、英名で紛らわしい事なのですが、 ブルースポット デモイセル の他に、
ブルースポット ダムゼル ブルーバック ダムゼル ブルースポッテッド
ダムゼル
ブルー ダムゼル などの、ブルーの名前が付くスズメダイが沢山
存在してます。

名前は似てても体色は異なりますので、図鑑で調べるとき等、注意して下さい。

2008年11月27日

●ウミショウブハゼ

先日、当ブログでガソリンに比べて軽油の価格が下がってない様に思いますと
書きましたが、一昨日、TVの情報番組にて、どうやら一般市民の消費意欲を
促進させる為に、政治的にガソリン価格を下げていると報道されておりました。

ただ、どうなんでしょう?
軽油価格を値下げして輸送コストや、業者経費を下げない限り、色々な賞品の
価格は値上がる一方で、消費意欲は増さないと思うんですが。

umisyoubuhaze%2020071120a.jpg
ウミショウブハゼ  学名 Pleurosicya bilobata
撮影 2007年11月:PALAU 深さ-2m 大きさ約30mmぐらい 
英名 Bilobed Ghostgoby
生息域 沖縄県以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

ウミショウブハゼ属の元祖です。
内湾の珊瑚礁域の礁源や、マングローブ域の泥砂地等に棲息するウミショウブや
リュウキュウスガモ等の、海草に着草して棲息しています。

特徴は、吻の傾斜が緩く頭高と体高が低い事、頭から体全体に不定形の小さな
白色斑が散在する事などで、同族他種と区別が可能です。

umisyoubuhaze%2020081021a.jpgumisyoubuhaze%2020081021c.jpg
撮影 2008年10月:PALAU -2m 大きさ約30mmぐらい 

ちょっと青抜きを狙って、頑張ってみました。
水深は2m以浅、安全停止を兼ね時間をたっぷりかけられましたが、棲息して
いるのはマングローブから流れ出た泥が堆積してる所に生えてるウミショウブ。

青抜きするには水底から水面に向かって撮影する形になる為、水底にひっくり
返って、上向きにカメラを構えた姿勢で撮りました。
しかしちょっと手を動かすだけで、泥が舞い上がりモウモウと濁ってしまうので、
姿勢が姿勢だけに、疲れた撮影でした。

尚、左右 2枚の画像の青さが異なるのは、いろいろ露出とシャッタースピードを
変えながら撮影した為です。

2008年11月26日

●今日はテック講習

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20081126aaa.jpg20081126aac.jpg

今日は、約3ヶ月振りにテック講習でした。

しかし、セルフチェックを怠った自分は、14LのWタンクと、10Lのステージタンクを
装着してるにも関わらず、Wプラダーのフロートにエアーが入らず、マイナス浮力と
なり、ボートからエントリー後、ブクブクと沈むばかり。

何とか水面で治して頂いた物の、今度は潜行スピードが早すぎて耳の調子を
悪くしてしまい、安全の為、自分だけ講習を中止しました。

ひとつのミスが、次々とミスを連鎖してしまったわけで、大失敗の講習でした。

2008年11月25日

●ハナハゼ

NEWS的には少し古くなりますが、先日お伝えした様に今月17日~19日の
3日間に渡って行われた、バルセロナでのF-1合同テストにブルーノ・セナが
参加しました。

残念ながら、初めてのF-1体験と言う事もあるのか、タイムは平凡でした。
叔父のアイルトン・セナは、初ドライブで驚異的なタイムだった事に比べては
無理が有るとは思いますが、期待度たっぷりなだけに今後のテストを見守り
たい所です。

それと日本人にとっては、とっても良いNEWSが有りました。
トロロッソ・フェラーリをテストした佐藤琢磨が、テスト初日にベストタイム。

タイム的には、来季のトロロッソ・フェラーリのシート確定と言った結果ですが、
日本メーカーのエンジンでなく、スポンサーとか他にも政治的な動向などで
どうなるかなっと言った次第です。
でも何と言っても、ベストタイムの結果は佐藤琢磨の早さをアピール出来た
訳ですから、来季、何処かのチームのシートをゲットできる可能性は非常に
高くなりました。
数少ない日本人のマカオGPウィナーだけに、F-1早期復帰を望む所です。

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ハナハゼ  学名 Ptereleotris hanae
撮影 2008年11月:紀伊大島須江 内浦 -12m 大きさ約70mmぐらい 
英名 Bluehana goby 
生息域 千葉県以南 ~ 琉球列島までの西部太平洋域、北西オーストラリア、
      朝鮮半島南岸、済州島、富山湾以南の日本海など。

いち番の特徴は、体色全体が薄い水色で複数の尾鰭軟条が糸状に伸長しており、
珊瑚礁域や岩礁域等の外縁の砂底に、テッポウエビ が作る巣穴に共生している。
同じ テッポウエビ の巣穴に ダテハゼ と3者で共生している事も多く、巣穴を
作り直している テッポウエビ と、見張り役として着底している ダテハゼ 、そして
その上を浮遊している ハナハゼ という光景をよく見かけます。

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左右ともに、撮影 2008年11月:紀伊大島須江 内浦 -12m

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撮影 2008年11月:大瀬崎 湾内 -7m 大きさ約60mmぐらい 

自分の友人のダイバーの方が、大瀬崎で初めて ハナハゼ を見られた時に
「 幽霊みたいなハゼ 」 と言ってましたが、水底から約 20~30cmぐらい上がった
水中を、ホバリングと言うよりも水中を糸状の尾鰭をフリフリしながら浮遊している
青白い姿は、正に幽霊みたいです。

年中、観察出来る生物だけに、つい写し忘れがちですが、偶にじっくり撮影みると
以外と上手く撮りにくくて、撮影練習には良いかもしれませんよ。

2008年11月24日

●ナガレボシ

昨日の須江でも、嬉しい生物観察が出来ましたが、写真の整理がまだまだ
ですので、本日はまたまた秋のパラオ合宿からです。

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ナガレボシ  学名 Apogon selas
撮影 2008年10月:PALAU -25m 大きさ40mmぐらい
英名 Bandspot cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ フィリピン、パラオ、ソロモン諸島、バリ島、PNG等

テンジクダイ科に興味を持ったころから、見たかった内のひとつです。
図鑑でしか見た事が無い時から、体側面の中央の綺麗なオレンジ色の縦帯が
実物はどこまで綺麗なのか、見たかったんです。

それと、特徴の尾鰭基底部の大きな黒斑がどこまで大きく感じるのか?

nagareboshi%2020081019a.jpg

実際に観察したのは、実は今回で3度目なのですが、初めてキチンと見られて、
キチンと撮影ができました。
やはり目立つのは、透明っぽいボディに輝くオレンジのラインと、尾鰭基底部の
何ともデカ~イ黑い斑紋。
ひと目で ナガレボシ と、判ります。

ただ残念な事に第1背鰭と腹鰭が閉じてる画像ばかりで、もうひとつの特徴の
第1背鰭と腹鰭のそれぞれ先端の青い蛍光色が写ってません。
大きな黒斑とオレンジのラインを流星に、各鰭の先端の青い蛍光色を銀河に
見立てて ナガレボシ の名前が、つけられたそうなんです。

でも何で、ただの ナガレボシ なんでしょうか?
他のテンジクダイ科の名前から想像して普通なら ナガレボシ テンジクダイか、
ナガレボシイシモチ とかの、名前が付いてて良さそうなんですけどね。

ナガレボシ だけの方が、インパクトがあるからでしょうかね。

2008年11月23日

●今年も、200本越え

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20081124aaa.jpg20081124aab.jpg

今週も、内浦ビーチで潜ってきました。
先週は串本で 1,200本記念でしたが、今日の1本目で今年も200本越え。
去年は12月23日に 200本でしたから、丁度 1ヶ月ペースが速い事に。

しかしこんなに多く本数を潜るのも、おそらく今年で最期かと思います。
予定通り行けば、来春までにテッキーになり、来年はテクニカルダイビングで
潜ることを増やそうと思ってます。

テクニカルダイビングは、減圧ダイビングですので体への負担が多く、基本的には
1日1本で、反復潜水は出来ません。
なので、必然的に本数は減る事になってしまいますが、1本の潜水時間自体が、
90分間~120分間ですので、複数本数潜るのと潜水時間は変わりません。

まぁでも、テクニカルダイビングが出来ればの話しですけど。

2008年11月22日

●イチモンスズメダイ幼魚と、ミヤコキセンスズメダイ幼魚

この燃料高騰の時代にも関わらず、生意気にもハイオクガソリンの社用車で
日々、移動をしている自分ですが、昨夜、仕事帰りに会社近くにある名古屋
市内で安さ上位の、ガソリンスタンドで給油をしました。

何と、ハイオクが¥123- / 1Lで、レギュラーは¥112- / 1L、そして軽油は、
¥102- / 1Lです。
いつの間にか、昨年の今頃並みの価格まで下がってます。

しかし、自分の中で疑問が1点。
ここ1年間の燃料高騰前は、レギュラーと軽油の価格差は¥25- / 1Lぐらい
だったと思うんですが、今は¥10-もないんです。
ってぇ事は、ガソリンほど軽油はあまり下がっていないってことですよね。
何故なんでしょう?

ichimonsuzumedai%2020081004a.jpg
イチモンスズメダイYg  学名Chrysiptera unimaculata
撮影 2008年10月:串本DP前 水深-1m 大きさ20mmぐらい 
英名 Onespot Demoiselle
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋、北オーストラリア、コーラル諸島、
      東アフリカ以東、インド洋、フィジーなど

水深2~3mまでの、波の荒い珊瑚礁域や岩礁域に住んでおります。
なので今回の撮影ポイントも、ダイバーの多くの方がフィンを履くところなので、
皆さんあまり気づかれないみたいです。

ichimonsuzumedai%2020081004b.jpgichimonsuzumedai%2020081116b.jpg
左:データは上の画像と同じ、右:成魚 撮影 2008年11月 大きさ50mmぐらい
ともに、串本DP前 水深-1m

実はこのスズメダイ、以前から撮りたい撮りたいと思っていて、やっと撮れました。
それは前から違いを図鑑や文献などで読んでいても、現物を見てみないとと
思っていた、 ミヤコキセンスズメダイYg との比較です。

miyakokisensuzumedai%2020070904c.jpg
ミヤコキセンスズメダイYg  学名Chrysiptera leucopoma
撮影 2007年9月:柏島 水深-2m 大きさ20mmぐらい  
英名 Surge demoiselle
生息域 千葉県以南 ~ 西部太平洋、ニューカレドニア、東アフリカ以東 ~
      フィジー、フレンチポリネシアなど

miyakokisensuzumedai%2020081019a.jpgmiyakokisensuzumedaiA%2020081019a.jpg
左:幼魚20mmぐらい、右:成魚40mmぐらい 
  ともに撮影 2008年10月:PALAU ブルーホール 水深-2m  

一年ほど前に、 ミヤコキセンスズメダイYg の時に書きましたが、幼魚の時は
イチモンスズメダイYg とそっくりで、パッと見では区別が付きません。

そこで、色んな図鑑や文献、そして今回 イチモンスズメダイYg の現物を
観察して、自分なりに識別ポイントが判りました。

決して権威の有る生物学的識別ポイントでは無く、自分なりのパッと見の識別
ポイントは、目から背鰭基部の黒斑に伸びる青いラインの太さが、黒斑手前で
一度細くなり、黒斑を取り囲む青いラインが真円の眼状斑になっているのが
イチモンスズメダイYg

そして、目から背鰭基部の黒斑に伸びる青いラインの太さが黒斑まで、ずっと
同じ大きさで伸びてて、黒斑を取り囲む青いラインが真円になっていないのが
ミヤコキセンスズメダイYg です。

おそらく、これが一番判りやすい識別ポイントと思いますが、間違っていたら
ゴメンなさい。

2008年11月21日

●ヒマワリスズメダイ

本観察報告は当初は「コガネスズメダイの1種 (南洋タイプ)」のタイトルにて
書かせていただきましたが、2010年に12月に本種に「ヒマワリスズメダイ」の
和名が付きましたので、タイトルのみ変更させて頂き、本文は当初の内容の
ままになっておりますので、現在では間違った部分もございますが、ご容赦
願います。

尚、「ヒマワリスズメダイ」の学名は、本文のChromis analisで変更ありません。

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まだまだ秋のパラオ合宿での報告は有りますが、そろそろ11月に潜って撮した
観察報告も貯まってきましたので、本日からは色々なポイントからの観察報告を
させていただきます。

koganesuzumedai%20Sp%2020081115a.jpg
コガネスズメダイの1種 学名Chromis analis
撮影 2008年11月:紀伊大島須江 ナギザキ -16m 大きさ40mmぐらい
英名 Yellow Chromis
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋、南太平洋域など

コガネスズメダイ の説明は こちらを、ご覧下さい。

koganesuzumedai%20Sp%2020081115b.jpgkoganesuzumedai%20Sp%2020081115c.jpg

いま紀伊大島須江のナギザキには、普通の コガネスズメダイ とは腹鰭の
色彩が異なるSp ( スピーシィズ = 種 ) が、1匹だけ居ます。
普通の コガネスズメダイ は腹鰭の色も黄色なのに、この個体の腹鰭は
白色をしております。

koganesuzumedai%2020081115a.jpg
撮影 2008年11月:紀伊大島須江 ナギザキ -12m 大きさ20mmぐらい

参考までに、成長ステージは異なりますが同じナギザキで撮影した、普通の
コガネスズメダイ の画像です。

まぁしかし、海外などに棲息している コガネスズメダイ = Yellow Chromis
腹鰭は白色なので、本個体はSpと言うよりも南洋タイプと言った方が正解かも
知れません。

あいにく自分は海外ではまだ コガネスズメダイ を撮影しておりませんので、
今回は画像で紹介できませんが、気になった方は、海外の図鑑などで確かめて
みて下さい。

2008年11月20日

●サンゴサラサエビ

本日報告のサラサエビ科には、サラサエビ属と、アカモンサラサエビ属の2属が
あり、日本では両属合わせて現在までに10種、世界では24種が確認されてる
そうです。

sangosarasaebi%2020061012d.jpg
(雄) 撮影 2006年10月:PALAU 水深-3m 大きさ約60mm
sangosarasaebi%2020061012a.jpg
(雌) 撮影 2006年10月:PALAU 水深- 7m 大きさ約50mm

サンゴサラサエビ  学名 Cinetorhynchus hendersoni
十脚目 / サラサエビ科 / アカモンサラサエビ属
生息域 真鶴半島以南の太平洋、インド洋、紅海など

図鑑などの文献によると、生息域は真鶴半島以南となってますが、本州で
本種を観察するのは極めて稀と思います。

内湾の珊瑚礁域や岩礁域に棲息しており、昼間は珊瑚礁や岩礁の奥深くや
隙間に隠れていて、夜になるとでてきますので、自分は今までナイトダイビング
でしか、観察した事がありません。

sangosarasaebi%2020081018a.jpgsangosarasaebi%2020060612c.jpg
(雌) 撮影 左:2008年10月、右:2006年 6月 共にPALAU
sangosarasaebi%2020081018c.jpg
(雌) 撮影 2008年10月:PALAU 水深-10m 大きさ約50mm

体色は昼間は緑暗色をしておりますが、夜になると赤褐色に変色し、体の
前半部が白色がかった色彩のタイプも見られます。
また雄は、第1脚、第2脚の鋏脚が著しく伸長し、長さが体長の3分の2まで
長くなる事もあるそうです。

ナイトダイビングの時に、他の甲殻類同様に珊瑚や、珊瑚ガレ場等をライトを
照らすと、大きな目が反射して光りますので見つける事は簡単ですよ。
南方の海でナイトダイビングをした時には、是非ぜひ、観察してみて下さい。

2008年11月19日

●(訂正) スナウトスポット ゴビー

当初、 スヌートスポット ゴビー との名前で掲載させて頂きましたが、
どうやら スナウトスポット ゴビー が、正しい読み方らしいので訂正させて
いただきました。

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自分は語学が堪能ではありませんので、本日、報告させていただく生物の
英名の発音が間違っているかも知れません。

もしも、間違っていたならお手数ですが、正しい発音をご連絡願います。

Snoutspot%20goby%2020081018a.jpg

スナウトスポット ゴビー  学名 Amblygobius esakiae
撮影 2008年10月:PALAU -2m 大きさ約60mmぐらい 
英名 Snoutspot goby
生息域 西表島以南 ~ インド洋、太平洋域、紅海、PNGなど

今や日本のダイバーのバイブル、平凡社の " 決定版 日本のハゼ " では、
同種かもと言う形で、 サラサハゼ属の1種の2 学名 Amblygobius Sp として
掲載されております。

因みに上記図鑑では、棲息水域は水深1~2mと書かれておりますが、
海外の図鑑では、水深15mでも棲息確認が出来ているようです。

Snoutspot%20goby%2020081018b.jpgSnoutspot%20goby%2020070420a.jpg
撮影 左:2008年10月、右:2007年4月、共にPALAU

河川の河口域や、内湾のマングローブ域等の泥底、軟泥底に穴を掘って
生息してます。
特徴は英名の如く、鼻の頭の黒い点と、尾鰭が横長のひし形をしている事で
他のサラサハゼ属と区別が可能です。

自分のイメージでは、いつも砂底の上、数センチの所に微動せずに止まって
いて、すう~~っと動いては、また立ち止まる動作を繰り返している様に
思います。

追いかけてくと、ドンドンと泳いで逃げていきますので、本当に自分の巣を
持っているのかどうか、疑問に思う生物のひとつです。

2008年11月18日

●ミジンベニハゼ ( パラオタイプ ) その2

先週の金曜日の夜、何気に Amazon を見ていたら、あのNintendo DSi が
標準小売価格の税込み¥18,900-で販売しておりましたので、ゲーマーの
自分は、DS Liteと違って、今回はもう価格が落ち着いたんだと思い、思わず
ポチッとクリックしてしまい、日曜日に自宅に届きました。

で、先ほど又もや Amazon を見てみたら、何と安いお店でも¥24,900-の
販売価格になってます。

出店されてる販売店は、ひどいお店ばかりですね。
購入客の要望数よりも、需要数が少ない事で、標準小売価格より高い価格で
販売してる訳で、いわゆる " ぼったくり店舗 " です。
皆さん、こんな購入客をバカにしてる極悪店舗では絶対に購入しないで下さい。

ウワサによると、毎週、金曜あたりに小売店に入荷するような・・・・・
あくまでも、これはウワサですが。

mijinbenihaze%2020081022c.jpg
ミジンペニハゼ パラオタイプ  学名 Lubricogobius Sp
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ約20mmぐらい 
生息域 パラオ

前回 紹介させて頂いた時に観察した個体は、撮影中ずう~っと体をフリフリし、
まるでコショウダイ系の幼魚の様に動きっぱなしでした。

しかし今回の個体は、基本的には空き瓶の奥にずう~っと引っ込んだまま。
偶に外に出てきたりと、まるで国内で観察出来る ミジンペニハゼ と同じ動き方
なんです。

しかし異なるのは、体色。
例えば大瀬崎の湾内でクロっぽい砂地で観察出来る個体と、紀伊大島須江の
白い砂地で観察出来る個体は、どちらも真っ黄色ですが、ここパラオで観察が
出来る固体は赤茶色。

ここ以外で、マングローブ域での ミジンペニハゼ の観察の話しは聞いた事が
無いのでハッキリとは言えませんが、マングローブ域の土壌のもたらす効果で
体色が濃く変色してるのでは推測できます。
尚、水槽で飼ってみた所、翌朝は真っ黄色になっていたとのウワサもあります。

ただ、そうした場合、普通の ミジンペニハゼ だったということになりますが、
それならば 前回 観察時の、あの動き方は何だったんでしょうか?

mijinbenihaze%2020081022a.jpgmijinbenihaze%2020081022b.jpg

ついでながら比較する為にも、ノーマルな ミジンペニハゼ の画像をひとつ。
こちらは先々週に、大瀬崎で撮影した物です。

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ミジンペニハゼ  学名 Lubricogobius exiguus
撮影 2008年11月:大瀬崎 湾内 -23m 大きさ約30mmぐらい 
英名 
生息域 

パラオと違って、さすが関東ダイバーの西伊豆のメッカに生息するこの固体は
大胆というか、ふてぶてしいというか。
デカイカメラ、ライト、ストロボに迫られても、大アクビしている態度でした。

2008年11月17日

●ツムギハゼ

この週末は、自分がいつも利用している ダイビングショップ かじきあん
忘年会ツアーに参加していて、生物報告が出来ませんでしたが、本日から
再び先月に行ってきたパラオでの観察報告をさせていただきます。

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ツムギハゼ  学名 Yongeichthys criniger
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ約50mmぐらい 
英名 Shadow goby
生息域 和歌山県、高知県、奄美大島以南 ~ インド洋、太平洋域、紅海

河川の河口域や、、内湾マングローブ域等の砂泥底に生息しており、今のところ、
国内ではツムギハゼ属としては、この1種しか棲息が確認されていない。
体高は高く目が大きい、体側面中央に尾鰭基部の物も含め3個ある暗色斑が
特徴で、尾鰭は小黒斑が並び、後縁は丸い。

tumugihaze20081021d.jpg

世界に数多く生息するハゼ科の生物はほとんど無毒ですが、 ツムギハゼ
テトロドトキシン(ふぐ毒)という猛毒を持っており、筋肉、特に皮膚には強い
毒があるそうです。
しかし、毒の強さには地域差があり、昔、西表島では ツムギハゼ を田んぼに
泳がせておき、それを食べたネズミが死ぬという方法で、殺鼠剤がわりと
して使っていた事もあるらしいですよ。

2008年11月16日

●こっそり記念ダイブ

20081116aaa.jpg20081116aab.jpg

以前に一度だけ、ダイビング本数を1本数え間違えていて、 記念ダイブが
1本ずれていた事がありまして、それ以来、記念本数に近づくと、本数を
周りの方に伏せております。

そんな感じで本日の 1本目は、1,200本記念でした。
そう言えば、 1,111本も同じ串本でした。

なので個人的にお祝いとして、今日の帰り道に新宮の回転寿司の錦で、
大とろ食べちゃいました。

2008年11月15日

●今週の休日も

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20081115aab.jpg20081115aac.jpg

今週の休日も須江にやって来ました。

天気予報が外れ、晴れて良かったですが、海の中は残念ながら、
ニゴニゴ。
休憩中はミカンを食べ、ダイバーもドライの人が多くなり、だんだんと
冬が近づいて来てますね

2008年11月14日

●シルバーライン カーディナルフィッシュ

本日も、日本では観察が難しい生物報告です。

でも、かなりマイナーなヲタク的生物なので、事前にWebサイトで検索して
みたところ、国内サイトで、この生物を取り上げてサイトアップされてた方は
たったの 1名だけでした。
やっぱりな~。

silverline20081021c.jpg
シルバーライン カーディナルフィッシュ  学名 Apogon hartzfeldii
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ40mmぐらい

silverline20071120.jpg
撮影 2007年11月:PALAU -3m 大きさ60mmぐらい

silverline20081021e.jpg
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ100mmぐらい
英名 Silverline cardinalfish、Hartzfeld's cardinalfish
生息域 フィリピン以南~西部太平洋域、PNGなど。

上から順番に、幼魚、若魚、成魚です。

薄茶色の体色に銀白色の細い縦縞が、額から尾鰭基部にかけて1本、眼の
上部分に短いのが1本、そして目の上を2本通るのが特徴。
また目の上の2本は、幼い頃は尾鰭基部まで伸びているが、成長すると共に、
鰓から後方部分は消えてしまう。

生息域は、マングローブ域、サンゴ礁湖等の浅い水深に少数の群れをなして
生息しております。

かな~り地味なテンジクダイなので、生息域に潜っていても目にとめて観察を
するのは、アポゴンフェチぐらいでしょうし、ヘタにガイドさんにリクエストしても
生物に詳しくないガイドさんだと、「 はっ?、なんですか?」と、言われるのが
想定できる生物です。

でも、成長のステージによって体色変化が多いテンジクダイ系は、観察してて
結構、面白いんですけどね~。

2008年11月13日

●ローランズ デモイゼル

本日報告させていただく生物は、残念ながら幼魚様では有りませんでしたが、
見られただけでも自分は満足。
以前から、見たかったスズメダイです。

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ローランズ デモイゼル  学名 Chrysiptera rollandi
撮影 2008年10月:PALAU -18m 大きさ50mmぐらい
英名 Rolland's Demoiselle
生息域 フィリピン以南~インド洋、西部太平洋域、PNGなど。

潮通しの良い珊瑚礁域の岩礁斜面などに単独、もしくはペアで生息してます。

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実は最近、秋のパラオ合宿報告を書く為に昔の写真を整理していたら、何と~
数年前の まだスズメダイに全然興味を持っていない頃に、同じく成魚でしたが
ローランズ デモイゼル を、このパラオで撮した写真が出てきました。

スズメダイが好きになってから、いつか見たいな~と思ってましたが、実は既に
数年前に見ていたなんて、何も知らないってのは怖い事ですね。

フィリピンでは、幼魚から成魚まで普通に見られるそうですが、滅多に取れない
連休にフィリピンへ行ってしまうのもと思い、なかなか足が向かないのですが、
国内で観察出来るスズメダイを、ほぼ制覇した後には必ず行かなければとは
思っております。

2008年11月12日

●ネイキッドヘッド シュリンプゴビー

さて今日は、久々に外人のサカナの報告です。
日本ではまだ生息が確認されていない、外国に住むダテハゼ属の報告です。

実は昨日の マスイダテハゼ の報告を書いていたときから本日はこの生物の
報告にしようと思っておりました。

Nakedhead%20Shrimpgoby%2020081019a.jpg
ネイキッドヘッド シュリンプゴビー  学名 Amblyeleotris gymnocephala
撮影 2008年10月:PALAU -16m 大きさ約80mmぐらい 
英名  Nakedhead shrimpgoby、masukudo shrimpgobyなど
生息域 フィリピン、パラオ、東インドネシア、北西オーストラリア、マーシャル
      などの、ミクロネシア海域。

特徴は、目の後から1本目の横帯にかけて、黒く細いラインが入る事。
昨日紹介済みの マスイダテハゼ と同様に、太い横帯の間に不規則な横縞が
はいります。

と言うよりか、ほぼ マスイダテハゼ です。

Nakedhead%20Shrimpgoby%2020070214a.jpgNakedhead%20Shrimpgoby%2020060413.jpg

実は昨日報告済みの マスイダテハゼ は、当初、自分はパラオでは普通種の
ネイキッドヘッドシュリンプゴビー と思ってましたが、背鰭の先端の色彩が
若干異なります。

でも、どうなんでしょう?
学名が違うので異なる種とは思いますが、ほとんど同じにしか見えませんので、
色彩が違うだけで、シノニムの様に思えてしまいます。

Nakedhead%20Shrimpgoby%2020081019b.jpg

この生物、英名ではネイキッドとも、マスクドとも呼ばれておりますが、マスクドは
ともかくとし、ネイキッドとはいかに。
「Nakedhead = はげあたま」 ですよ、はげあたま。
何で、そんな名前になってしまったんでしょうね、可愛そうに。

2008年11月11日

●マスイダテハゼ

さて本日報告の生物は、図鑑で見るとかなりの水深なので、観察するのは
テッキーになってからゆっくりとと思っていましたが、さすがパラオです。

以外と普通の水深で、観察できました。

masuidatehaze20081020a.jpg
マスイダテハゼ  学名 Amblyeleotris masui
撮影 2008年10月:PALAU -25m 大きさ約80mmぐらい 
英名  Masui's shrimpgoby
生息域 奄美大島、沖縄本島、西表島、パラオ、インドネシアなど

特徴は他のダテハゼ属と比較して、体側面の太い横帯の帯間が広くて、その
横帯の間には小さな横帯が有り、太い横帯の腹部の所は網目状になること。
その他、背鰭の外端は赤褐色で縁取られている。

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撮影 2008年10月:PALAU -18m 大きさ 30mmぐらい 

今やダイバーの聖書とも言える、平凡社の「日本のハゼ」や、山渓の「日本の
海水魚」などの図鑑を見られると、生息域がほとんど-50mと有ります。

しかし本日報告の上の画像はマングローブ域の湾内で-25mでの観察、また
下の画像は白い砂地での撮影ですが、-18mでの観察です。

最初は、違うんじゃないと思ってましたが、日本に戻ってから手持ちの図鑑で
調べたり、元サザンマリンダイバーズさんの ぢろーさんに尋ねたりして、やはり
マスイダテハゼ で違いないとなりました。

考えれば、水深-12mで ナカモトイロワケハゼ の観察ができるパラオですから、
マスイダテハゼ が浅い水深で観察出来ても、不思議じゃないですよね。

2008年11月10日

●モンツキイシモチ

土曜日は約1ヶ月ぶりに須江で、日曜は約4ヶ月振りに大瀬崎で潜ってきました。
いろいろと生物観察をして参りましたが、まだまだ秋のパラオ合宿報告が残って
おりますので、本日もパラオ合宿のナイトダイビングで観察した生物報告をさせて
いただきます。

こう毎日毎日、夜の生物監察報告が続きますと、昼間は何も観察しとらんのかと
言われそうですが、そんなことはありません。
ただ夜の方が、生物が面白いのがたくさん出てるからなんですよ。

montukiishimochi20081019a.jpg
モンツキイシモチ  学名Apogon melas
撮影 2008年10月:PALAU 水深-5m 大きさ約130mmぐらい 
英名 Black cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋域など

今回も自身、初観察の生物です。
と言っても モンツキイシモチの幼魚 は、この同じ名も無きポイントで今年の
4月に潜った時に観察しておりますが、成魚は初観察です。

montukiishimochi20081019c.jpgmontukiishimochi20081019d.jpg

生息域は内湾のサンゴ礁域にて、日中はそれらのサンゴの奥深くに隠れており、
まず観察することはできません。

また隠れている時は、全身真っ黒にて英名はここから付けられているようですが、
和名は反対に夜などにフラフラとサンゴの奥から出てきた時の体色である、第2
背鰭と臀部にある黒色斑から付けられたようです。

本種はテンジクダイ系には珍しく、成魚と幼魚の体色は大きく異なります。
幼魚に関しては、詳しくはこちらをご覧下さい。

2008年11月09日

●すごい虹!

昨夜は、23時半頃に須江から自宅に戻ってきました。
そして本日は4時に起きて、大瀬崎に行ってきます。

なので、本日は生物報告を書き上げる時間が無いので、先日のパラオ合宿で
撮してきた写真で。

20081019niji%20a.jpg

ほらっ、凄くないですか。
本当に半円の虹で、地面から地面まで半円をきちんと描いております。

1枚の写真では入りきらないので、2枚で撮して合成してみました。
仕上がりがちょっと失敗気味の合成写真ではありますが、虹が半円なのは
判っていただけるかと。

虹が多い事で有名なハワイでも沢さん見てきましたが、高い建築物が多くて
虹の裾野が隠れてしまい、これほど半円に近いのは初めて見た気がします。

撮影したのはサザンマリンダイバーズさんの桟橋ですが、パラオには背の高い
建築物がほとんど無いので、こんなに綺麗に見えたんだと思います。

2008年11月08日

●久しぶりの休日

20081108aaa.jpg20081108aab.jpg

秋のパラオ合宿後、16連勤を経て、ようよう休日の今日はホームの
紀伊大島の須江で潜ってきました。

あいにくの雨降りのせいかゲストは少なめ。
おかげで、まったりと撮影に専念できました~

2008年11月07日

●サザナミショウグンエビ

昨夜、オバマさんがらみのTV番組を見ていて、ふと気づきましたが、自分は
戦後歴代の日本の総理大臣の全員の名前を言えませんが、戦後の歴代の
アメリカの大統領の名前は言えます。

あれっ?と思いましたが、原因のひとつに日本の総理大臣の皆さんの任期が
短期間なのに対して、アメリカの大統領の任期は4年もしくは、8年の方が多く、
のべ人数が少ない事が上げられます。
また全世界が注目する大統領ですから、日本人でも注目してしまうからでしょう。

全世界の注目って点では、やっぱりアメリカは世界一なんだなと思いますが、
でもアメリカ人は戦争に行かないと行けませんから、自分は日本人に産まれて
良かったと思ってます。

さて本日は、外洋ナイトで観察出来る、珍しい甲殻類の報告です。

sazanamishougunebi20081021a.jpg
サザナミショウグンエビ    Enoplometopus voigtmani
十脚目 / アナエビ科 / ショウグンエビ属
撮影 2008年10月:PALAU 水深-10m 大きさ約100mm
英名 Voigtmann's reef lobster
生息域 琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋、PNGなど

鋏脚が両方とも写っていなくて、かなりレベルが低い画像で申し訳ありません。
初めて目にする生物でしたので、よく考えずに105mmのレンズで撮したアホな
結果です。

この生物、将軍とは名ばかりでして、ライトを当てられるとスーパー臆病なので
ジリジリと穴の奥に引きこもってしまいます。
ショウグンエビ もそうですが、一見、ザリガニみたいに頑丈で強そうに見えて、
更に将軍様の名前が付いてるにも関わらず、ショウグンエビ属達は弱っちぃのが
多いですね。

sazanamishougunebi20081021c.jpg

こちらは、違う個体です。
詳しい事は調べれませんでしたが、ひょっとしてこの個体は雌で、雌の鋏脚は
小さいのかも知れません。

olibiashrimp20081021a.jpgolibiashrimp20081021b.jpg
撮影 2008年10月:PALAU 水深-10m

と本日の外洋ナイトダイビング報告、これだけでは寂しいので、一緒に観察が
出来た オリビアシュリンプ も、報告しときます。
左がよく図鑑などに載ってる普通のカラーで、右は希に観察出来る赤っぽい
色のタイプです。
もっとも オリビアシュリンプ 自体が、スーパーレア種なので、こいつに至っては
スーパー珍稀レア種と言えますね。

相変わらずの素早さで、ライトに照らされた瞬間に引っ込んでしまいますので、
写真に写る姿は、いつもこの様に後ずさりしている姿ばかりです。

しかしいつ見ても、この オリビアシュリンプ や、 フシウデサンゴモエビ 等の、
モヒカン系のエビは、カッチョ良いです。
普通のカラーで良ければ、サザンマリンダイバーズの拓ちゃんに、リクエストを
してみて下さい。
内緒ですが、昼間でも確実に見られるポイントも有りますので。


2008年11月06日

●夕焼け

自分がパラオでナイトダイビングに向かう時に、ボートの上でよく撮している物が
あります。

それはパラオの海の上での、夕焼け。

20081020gab.jpg

20081021gaa.jpg

おそらく住んでいる人の数が少なく、大きなビルや工場などが無く、と~っても
空気が澄んでいるからと思いますが、現在の日本では見ることが出来ない様な、
綺麗な夕焼けをよく見られます。

今は未だいつになるかは判りませんが、いつか仕事をリタイアしたら、こんな風な
綺麗な夕焼けを毎日みれるどこかで、のんびり暮らしたいと思ってます。

でもその為には、クリアしなければならない大きな問題がひとつ。
自分の奥さんは日焼けが大嫌い!
絶対に、夕焼けが綺麗な、いつも日が当たる様な所には住むはずがありません。

まぁ最悪、一人で行けばいいかな。

●クラカオスズメダイ ナイトカラー

結局は、やはり下馬評通り、民主党オバマさんでしたね。

現在の世界的不況はアメリカの金融策の失敗が発端ですから、そう言う意味
では、主権政党が変わって政策変更を行なわなければ思うと、オバマさんで
良かったかなと思います。

さて本日からは再び、ナイトダイビングで観察してきた生物報告です。

kurakaosuzumedai20081018a.jpg
kurakaosuzumedai20081018d.jpg
クラカオスズメダイ  Amblyglyphidodon curacao
撮影 2008年10月:PALAU サザン桟橋前 水深-5m 大きさ約80mm
英名 Staghorn Damsel
生息域 奄美大島、屋久島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

画像は共に、夜20時頃に撮影した物です。
体高は高く、体側面に薄い黄色の部分があり、明瞭な暗色の横帯が有る事で
同定が出来ます。
サンゴ礁域や岩礁域に単独で居る事が多く、中層に複数で群れていたりとか、
潮溜まりや浅瀬では見かけません。

色彩的にもとっても地味な大型のスズメダイなので、南方系のスズメダイでも
オヤビッチャ 辺りと同様に、あまりダイバーに見向きはされない様ですね。

kurakaosuzumedai20071223b.jpg
撮影 2007年12月:奄美大島 ピアテグリ 水深-10m

こちらは昼間の姿、一般のダイバーの方が見かけるのはこの色彩ですので、
見向きされないのも無理は無いかと。

また名前にしても、クラカオのスズメダイと、まるで暗い顔のスズメダイと
想像してしまいますが、どうやら名前の由来は、南米のキュラソーからだそう
ですが、キュラソー島、お酒のキュラソー?

しかもこのスズメダイ、南米には居ないそうです。
不思議な名前の由来ですね。

2008年11月05日

●ナカモトイロワケハゼ その2

このところF1の話しばかりですみませんが、ついに自分が期待していた男が
やってきます。

ホンダ F1 チームは、2008年GP2シリーズで2回優勝し、惜しくもバンターノに
チャンピオン争いは負けましたが、堂々年間2位に輝いた ブルーノ・セナを、
今月17日からバルセロナで行われるウィンターテストに参加させることを、昨日
発表しました。
そうです、あのアイルトン・セナの甥っ子が、遂にF1にやってくるんです。

ってな事ですが、ここからは全く関係のない本日の生物報告です。

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ナカモトイロワケハゼ  学名Lubricogobius dinah

撮影 2008年10月:PALAU GP3 水深-16m 大きさ20mmぐらい 
生息域 沖縄本島、石垣島 、パラオ、PNGなど

石垣島や、パラオで一般的に知られるポイントに於ける水深は -30m以深と
深めですが、ここGP3での自分の観察では最高-12mの浅さがあります。

サンゴ礁域や内湾域の礁湖などの砂底に転がる、貝殻や小石、空き瓶、
枯れ木などに、単独、もしくはペアで生息しており、体色はボディ全体は、
黄色かオレンジで、共に体背側が白色。

今までに自分が観察してきた本生物の体色は、マングローブ域の濃色の
土壌に生息するは濃い黄色かオレンジが多く、白い砂地に生息するのは
薄い黄色が多く見られております。

nakamotoirowakehaze%2020081020bb.jpgnakamotoirowakehaze%2020081020aa.jpg

一般的に海中生物などが掲載されている、図鑑や書籍などに書かれている
生息域は、それ以前に学術的に発表されている地点や、その時点でそれらの
制作に携わっていた方達の情報からなされております。

しかしそれらの文献が発表された以降、今日の様に大勢のダイバーが毎日、
海に入り、新たな発見をしていく中で、上記の文献には書かれていなかった
生息域の発見は、多々あります。
本日報告の ナカモトイロワケハゼ も、そのひとつです。

当初は石垣島の -30m ~ -40mの水域にしか生息が確認されてませんでしたが
その後、自分が知る限りでは沖縄本島、パプア・ニューギニアなどでも生息が
確認されており、ここ数年のダイビング雑誌などでもパラオでの生息確認が
伝えられております。

nakamotoirowakehaze%2020081020ca.jpg

この ナカモトイロワケハゼ 、ここGP3では一時期、数多くの個体数の観察が
でき、撮影意欲を沸かせない時期もありましたが、最近では個体数が減少して
来たことから、再び見つける度に撮りまくっております。

いっぱい居る時は撮さなかったくせに、数が少なくなったら必死で撮影している
そんな自分のいい加減さにあきれたのか、今回の被写体のこの子は、撮影を
している間、終始、ぽかんと口が開きっぱなしでした。

2008年11月04日

●ハゼ科の1種-14 その2

このところナイトダイビングでの観察報告が続いておりましたので、本日は
久々に昼間のダイビングでの観察報告です。

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ハゼ科の1種(雄)  学名Gobiidae Sp
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ20mmぐらい 
生息域 ケラマ諸島、石垣島、西表島 、西部太平洋など

ちょっと第一背鰭が小さい雄でしたが、胸鰭と腹鰭が立派でした。
平凡社の「決定版:日本のハゼ」では ハゼ科の1種の14 として掲載されてます。

特徴としては、頭側面や背面にひげ状の突起があり、雄は第1背鰭の第1棘が
進長し、第1鰭膜に切れ込みがほとんど無い。
河川の河口に近い内湾や、内湾サンゴ礁域の礁湖などに砂地に棲息しており、
砂底の枯木や、死サンゴ塊、枯れ葉等の下で観察出来ます。

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ハゼ科の1種(雌)  撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ20mmぐらい 

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ハゼ科の1種(雌の子供)  撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ10mmぐらい 

自分自身としては、一年半ぶりの観察でした。
以前は ムーンスポッテッドシュリンプゴビー が観察出来て、 ハゼ科の1種
たくさんいたのでよく来ましたが、最近は ムーンスポッテッドシュリンプゴビー
いなくなり、 ハゼ科の1種 も、まず見かけないと言う事で来てませんでした。

と言うか、今年の春は来ようとしたのに、たどり着けなかったのですが。

潜る前にサザンマリンダイバーズの拓ちゃんは、「先日、ぢろーさんと一緒に
来たけど、ぢろーさんでさえ見つけられんかったのに、オレ自信ないですわ~」
とか言っておきながら、結局、雄の大人1個体、雌の大人と子供を各1個体の、
合計3個体も見つけてくれました。

「いつの間にか、拓ちゃん立派に成長しとるやん~」と、水中スレートで賞賛!
そうなんです、国内ではテックスレートしか持たない自分も、パラオには普通の
マイ水中スレートを置いてあり、水中で偶にカキカキしてます。

思えばこの春に潜りたくて拓ちゃんにリクエストしたところ、何故か拓ちゃんが
このポイントの位置を忘れてしまい、オペレーターもその時に限ってアレンさん
では無かったのと、自分が覚えていた目印のアレンさんのココナッツの木が
枯れてしまっていたので、たどり着けなかったのです。

その時の事は、 こちらを 参照して下さい。

でもその時は、珍しい オキナワハゼ属の1種 を拓ちゃんに見つけて貰って、
それはそれなりに良かったのですが、今回は、今まで何度か潜っても一度に
観察出来たのは 2個体止まりでしたが、今回は 3個体と大ヒットでした~

この珍しい ハゼ科の1種 を見たい方は、是非ぜひサザンマリンダイバーズ
拓ちゃんに、リクエストしてみて下さい。

2008年11月03日

●ハクテンカタギ

皆さんが当ブログをご覧になる頃には、もうレースは終わっておりますが、
まもなくF-1ブラジルGPの決勝スタートです。

それにしても昨日の予選、マッサ圧巻のポールポジションタイムでした。
この勢いで母国ブラジルGPを優勝し、年間チャンピオンになって欲しい物です。

今宵は世界中のティフォシーが、TVの前で釘付けです。

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ハクテンカタギ  学名Chaetodon reticulatus
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ150mmぐらい 
英名 Reticulated butterflyfish
生息域 小笠原諸島、琉球列島以南 ~ 西部太平洋、ポリネシア、ハワイなど

サンゴ礁域の潮通しの良い礁外縁、礁斜面、礁湖などに生息してます。
特徴は、体形は丸く側偏しており、体側面に黒地に白色小斑点が網目模様に
並んでいる。
黒色縦帯が目の上を通っているなど。

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実はこの画像、 2枚とも外洋ナイトダイビングでの撮影です。
昨日の報告の インドカエルウオ と違って、この方達は昼でも夜でも同じ姿を
しておりますね。

奄美大島や屋久島あたりでも希種の ハクテンカタギ ですが、パラオでは
普通種です。
まっ、所変わればってところですが、もしも南紀辺りで見られたら大騒ぎでも
こちらではガイドさんから、紹介すらして貰えません。

でも、実は自分の好みを知ってるガイドさん達が、自分には紹介しないだけで、
他のダイバーの方達には紹介しているかも知れませんね。

次回行った時は、チョウチョウウオとヤッコ、いっぱい紹介してと言ってみますか。

●惜しかった~

昨夜は朝の5時前まで、眠さと格闘しながらF1ブラジルGPを見ておりましたが、
世界中のティフォシーにとって、実に惜しい残念なラストでしたね。

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( 写真はF1ブラジルGPとは、全く関係有りません。 )

しかしドライバーズチャンピオンは逃しましたが、我がフェラーリのマッサは、僅か
1ポイント差で年間2位、チームメイトで昨年チャンピオンのライコネンは同ポイント
ではありますが年間3位との、ドライバー2名とも素晴らしい成績結果に加えて、
チームとしては、コンストラクターズチャンピオンは2年連続の獲得。
好不調の浮き沈みが激しかった今シーズンのフェラーリでしたが、まぁ良い成績を
残せれたとは思います。

正直なところ、ラスト10周の頃はマッサはトップでも、宿敵ハミルトンはチャンピオン
獲得圏内の5位のポジションが続いており、このままだとハミルトンがチャンピオンと
ちょっと眠くなる様な状況でした。

しかしラスト6周、突然のスコールで状況は一転。
大半のチームのマシンがタイヤ交換してピットアウトしたところ、コース上は上位と
周回遅れがゴチャゴチャになってしまい、ラスト2周、ベッテルがハミルトンを交わして
ハミルトンは6位となってからは大興奮。

しかし結果としては、最終周回の最終コーナーでタイヤ交換をしなかったトヨタの
グロックがペースダウンして、ハミルトンは5位入賞。
折角の母国GPで優勝の表彰台でも、マッサに笑顔は有りませんでした。

しかし優勝インタビューでは吹っ切れたのか、「僕は誇りを持ってインテルラゴスを
後にすることができるよ。今回も地元のファンの前で勝つことができたのだし」との
言葉と共に、ハミルトンのチャンピオン獲得をたたえておりました。

今シーズンのF1GPは終了しましたが、142日後にはメルボルンで2009年の
F1GPがスタートします。
来年こそ、マッサのドライバーズチャンピオン姿を見せて欲しい物です。

2008年11月02日

●インドカエルウオの、ナイトカラー

とうとう2008年のF-1グランプリも、今週末のプラジルGPが最終戦です。

昨年のキミ・ライコネンの様に、フェリベ・マッサの逆転でのチャンピオン獲得に
期待して、この後1時からスタート予定の予選タイムトライアルのTV観戦に
早くも興奮しております。

さて昨日は外洋ナイトでの監察報告でしたが、本日は内湾に生息する生物の
報告です。

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インドカエルウオ  学名Atrosalarias fuscus holomelas

 スズキ目 / イソギンポ科 / インドカエルウオ属
撮影 2008年10月:PALAU -3m 大きさ100mmぐらい 
英名 Brown coral blenny
生息域 奄美大島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

内湾性で、サンゴ瓦礫やエダサンゴの中でよく見かける インドカエルウオ 君の
パジャマ姿です。

世界中に分布生息するカエルウオは同属亜種が多数存在しますが、インド洋側に
生息するものを基亜種とする為、 インドカエルウオ と呼ぶそうです。

太平洋側の亜種にも色んな体色が見られますが、今回はインドカエルウオ属の
同種での、色彩変化を紹介させていただきます。

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通常、昼間に観察するカラーは、この様にほぼ真っ黒な体色ですが、

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恋の季節に、婚姻色に変色すると、こんな色になってしまいます。

因みにこの姿は、今年4月の早朝ダイビング中の、午前 7時頃に同じポイントで
撮影した姿です。
朝から元気いっぱいで、ノーマルの黒色と、婚姻色を交互に繰り返して体色を
変化しつつ、サンゴの中をチョロチョロと動きまくってました。

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最後に、幼魚時代は、こんなに可愛い姿をしております。
スズメダイ同様、なんで大人になるとあんな地味な色になっちゃうんでしょうね。

2008年11月01日

●トマリヒイロテンジクダイ

今回のパラオ合宿日程では、ぢろーさんが柏島豪遊中の為、外洋のナイトは
無いなと思っていたのですが、サザンマリンダイバーズのGMのコージさんから、
「日程の後半に、ミッドナイト行きましょうか」との悪魔の囁きがあり、今回も
2回、外洋のナイトダイビングに行ってこれました。

そう言えば、うっかりしてましたが コージさんは外洋ナイトが大好きな方で、
今年の春は、毎日ナイトダイビングのみ出勤の方でした。

外洋のナイトダイビングでは、天候、時間帯、月齢、潮位、潮流などの様々な
要素によって変化しますが、条件さえ合えば、 ハダカイワシ オキオドン 等の
深海生物や、様々な稚魚などが観察出来ます。

もちろん今回も稚魚の写真を何点も撮影しましたが、残念ながら図鑑を調べて
みても、稚魚は大抵載ってませんので、いつか名前が判明したら報告させて
いただきます。

もうひとつのナイトの自分の楽しみは、日中は洞窟や岩礁などの穴深くに隠れ
ている甲殻類や、テンジクダイ科の生物観察です。

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トマリヒイロテンジクダイ  学名Apogon evermanni
撮影 2008年10月:PALAU -12m 大きさ50mmぐらい 
英名 Oddscale Cardinalfish
生息域 八重山諸島以南 ~ インド洋、太平洋域など

サビクダリボウズギスモドキ クダリボウズギスモドキ コヤリイシモチ 等と
同様に、日中は洞窟などの穴奥深くに隠れているテンジクダイです。

吻部は尖り眼上部が少し窪んでおり、第二背鰭の基底後端付近の背部にある
黒色斑と白色斑が特徴。

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たまに昼のダイビング中に見かけたりする事はありますが、ターゲットライトを
あてただけですぐに引っ込んでしまい、画像に納めるのは先ず無理ですが、
ナイトダイビングでは寝ぼけているのか動きが鈍く、何とか撮影が可能です。

テンジクダイフェチの自分にはたまらない、洞窟系のテンジクダイです。