Top > 2008年09月

« 2008年08月 | メイン | 2008年10月 »

2008年09月30日

●ヤノダテハゼ

本日はダテハゼ属の中で、もっとも自分が好きな生物の紹介です。

yanodatehaze20080924a.jpg
ヤノダテハゼ  学名 Amblyeleotris yanoi
撮影 2008年9月:柏島 -16m 大きさ 50mmぐらい 
英名 Flagtail Shrimpgoby
生息域 伊豆諸島、紀伊半島、柏島、沖縄諸島以南 ~ インド洋、
  西部太平洋、PNGなど

尾鰭の濃い黄色、オレンジとブルーのラインの色彩が特徴ですが、ほとんど
体半分は穴に埋まっていて、チラッと見える尾鰭の色彩で確認が出来ます。
また他のダテハゼ属と比較して、4本の横帯が赤色っぽく太い事も特徴。

yanodatehaze20070829a.jpgyanodatehaze20060408a.jpg
撮影 上左 2007年8月:柏島  上右 2006年4月:PALAU

前回の AQUAS さんでのログ付け時に、 kazu さんの撮された 素晴らしい
ヤノダテハゼ の画像に魅せられ、今回の柏島でかなり粘ってみましたが、
まだまだ自分の撮影スキルでは、ムリっ!

Max -18mの水深なのに、スチール12LのWタンク背負って粘ってみましたが、
( 因みに今回の柏島では、深かろうが浅かろうが、常にWタンクしてました。 )
上の写真以上に、穴から出てくれる事は有りませんでした。

もうちょこっとだけ、出てくれるだけでいいのに~、残念~!!

2008年09月29日

●仮称 ユウレイモヅルカクレエビ

史上初のF-1ナイトレースの2008シンガポールGP、暗闇の中、膨大な照明で
照らされた都会の街中の道路で行われましたが、自分的には土曜日のフリー
走行で、夕焼けの街並みを走り抜けるF-1が綺麗で感激しました。

夕闇の中、マーライオンや、ラッフルズホテルを背にして、走り抜けていくF-1。
ヨーロッパでの放映時間の問題は有るでしょうが、来年以降は是非、サンセット
~ナイトの時間帯の決勝レースにして欲しい物です。

Periclimenes%20lanipes%2020080923a.jpg
仮称 ユウレイモヅルカクレエビ  学名 Periclimenes lanipes
撮影 2008年9月:柏島 -15m 大きさ10mm ~ 20mmぐらい 
生息域 琉球列島、フィリピン、コモド、バリなど

さて本日は洋物の図鑑には掲載されている、まだ和名の付けられていない
生物の紹介です。

正式な和名は有りませんが、学名では呼びにくいので ユウレイモヅル
隠れている事から、 AQUAS さんでは こう読んでます。

Periclimenes%20lanipes%2020080923b.jpgPericlimenes%20lanipes%2020080923c.jpg

洋物の図鑑では、 ユウレイモヅル、テヅルモヅル 等を調べると隠れていると
書いてある様に思えるので ( 自分の英語能力での和訳なので、かなり怪しい ) 、
串本あたりでも ユウレイモヅル は観察出来るので、こんど見つけたら捜して
みようと思います。

Periclimenes%20lanipes%2020080923d.jpg

但し、上手く見つけたとしても、ウミシダの様に常にクネクネと動きっぱなしの
ユウレイモヅル ですから、誰かのアシストがない限り綺麗に撮れないとは
思います。

まぁ甲殻類ってほとんど隠れている生物なので、大半がそうですけどね。

2008年09月28日

●フタスジリュウキュウスズメダイ

本日は柏島でなきゃって生物では有りませんが、今回幼魚の異なるステージの
サイズが2種類撮れましたので、いつもと志向を変えて、ひとつの生物のステージ
毎の姿で紹介させていただきます。

でもこのパターンに動画が加えたのが、本来、自分が当ブログで最もやってみたい
紹介方法なんです。

futasujiryuukyuusuzumadai%2020080924a.jpg
フタスジリュウキュウスズメダイ  Dascyllus reticulatus
撮影 2008年9月:柏島 -9m 大きさ10mmぐらい
英名 Reticulated Dascyllus
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、太平洋域など

futasujiryuukyuusuzumadai%2020080925a.jpg
撮影 2008年9月:柏島 -12m 大きさ20mmぐらい

特徴は体高は高め、白が基調の体色に黒色の横帯が背鰭前縁と、背鰭後縁に
2本入る事で、他のミスジリュウキュウスズメダ属と識別が出来ます。
この2本の横帯は、若いステージほど鮮明で、成魚に成長するほどどんどん薄く
なっていきます。

futasujiryuukyuusuzumadai%2020060406a.jpg
撮影 2006年4月:PALAU 大きさ30mmぐらい

futasujiryuukyuusuzumadai%2020061012a.jpg
撮影 2006年10月:PALAU 大きさ60mmぐらい

共に成長した姿です。
いちばん下の画像はほとんど成魚の姿で、ここまで成長すると体系は頭の先が
丸みを帯び、背鰭後縁付け根の黒帯は消え、まるでヒトスジリュウキュウです。

でも、他に ミスジリュウキュウスズメダイ ヨスジリュウキュウスズメダイ
存在を知っておりますが、 ヒトスジリュウキュウスズメダイ って居るんでしょうか?

2008年09月27日

●パンダダルマハゼ その4

つい先日に報告させて頂いたばかりですが、更にその種の今まで以上に
満足出来る画像が撮れましたので、くどいようですが紹介させて頂きます。

pandadarumahaze%2020080923a.jpg
パンダダルマハゼ  学名 Paragobiodon lacunicolus
撮影 2008年9月:柏島 -7m 大きさ 10mmぐらい 
英名 Blackfin coral goby
生息域 小笠原諸島、紀伊半島、柏島、沖縄諸島、八重山諸島、
      インド洋 ~西部太平洋など

自画自賛では有りますが、この画像を見るまで今まで パンダダルマハゼ
抱卵状態は見た事が有りませんでした。
と、言うか卵じたい、初めて観察させて頂きました。

予想していたことではありますが、やはり黄色の卵でしたね。
この黄色い卵が、日に日に赤黒い卵に変化していくと思われます。

pandadarumahaze%2020080923c.jpg

これは、全く違うポイントでの撮影画像です。
今年の柏島では、至る所で パンダダルマハゼ が観察出来ており、
去年まであれだけ失敗が続いたパンダ画像ですが、今年は何とか見れる
写真が、ボチボチと撮れてます。

この生物、残すところは、ペアでのにっこり写真。
異常に多く観察出来る柏島で、今年中に何とか押さえておきたい次第です。

2008年09月26日

●クロエリカノコハゼ

本日は、久々にヤツシハゼ属の紹介です。
ここ数年間、自分が全鰭全開写真を最も求めている生物のひとつですが、
今回の柏島出張でも、今後の課題のままで終わりました。

なので、いまいちの写真しかありませんが、この調子ではいつまで経っても
紹介が出来ませんので、不満足の写真でありますが本日はそんな写真を
使って紹介をさせていただきます。

kuroerikanokohaze%2020080925a.jpg
クロエリカノコハゼ   Vanderhorstia hiramatsui
撮影 2008年9月:柏島 -35m 大きさ50mmぐらい
生息域 伊豆大島、柏島など。

平凡社の「日本のハゼ」では、 ヤツシハゼ属の1種-5 として掲載されている
ハゼですが、2007年の春に クロエリカノコハゼ の和名と学名が付きました。

ナノハナコトブキハゼ ( 当ブログで紹介当時は、ヤツシハゼ属1種の7 ) や、
キザクラハゼ とよく似ておりますが、ナノハナは茶色の斑紋が体側面だけで
なく背側にもあり、キザクラは5本の茶褐色の斜走縞に対して、クロエリカノコは
5個の黒色横斑で頭に近い斑紋は横縞上で色がもっとも濃い事で識別できます。

他にも、似ている キラキラハゼ は生息環境が泥砂帯と異なる事、第一背鰭に
黒色斑が有る事なので、区別が可能です。

かなり以前に当ブログに書きましたが、ヤツシハゼ属全制覇は目標のひとつ
でして、
まだ出会えていないヤツシハゼ属は、国内で発刊している図鑑系に掲載を
されている種だけでも、未だ3種あります。

目標達成にはまだ時間がかかりそうですが、諦めずにコツコツとやっていこう
と思う次第です。


2008年09月25日

●シコクスズメダイ その2

2日連続してのスズメダイ・ネタで、すみません。
実は、ちょっと前から気になってましたが、今回の柏島でも、ううん~?と
思いました。

shikokusuzumedai20080907a.jpg
shikokusuzumedai20080907b.jpg
シコクスズメダイ  学名 Chromis margaritifer
撮影 2008年9月:柏島 -7m 大きさ30mmぐらい 
英名 Bicolor Chromis
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

前回の シコクスズメダイ の報告 を参照して頂きたいのですが、他の地域と
比較してて、柏島に生息する シコクスズメダイ の尾鰭付け根の白い部分が
体の前方向に広いと思います。

この画像は先々週に撮影したものですが、昨日も撮影していて思いました。

やはり、先日の ソラスズメダイ の幼魚の様に、各地域で色彩差があるのと
同じらしいですが、そう言う視点で同じ種を色んな地域で撮影して、当ブログで
報告していきたいと思います。

でもヲタク過ぎるネタなので、見てくれる方は引く人の方が多いですかね?

2008年09月24日

●ソラスズメダイ その2

柏島滞在中では有りますが、こんな時こそ日本海の越前ネタで・・・。

sorasuzumedai%2020080914a.jpg
ソラスズメダイ  学名 Pomacentrus coelestis
撮影 2008年9月:越前 -5m 大きさ 30mm 
生息域 南日本 ~ 日本海、インド洋、太平洋域など

まぁ、あえて説明をするまでもない日本のダイバーのスーパー普通種。

太平洋側では、ほぼ通年に渡って観察可能な生物だけに無視されがちですが、
夏でもモノトーンの生物の多い日本海では、ひときわ目立つカラフルな体色の
スズメダイです。

sorasuzumedai%2020080914b.jpg
sorasuzumedai%2020080914c.jpg

以前に、 ソラスズメダイ を紹介させて頂いた時は、幼魚の各地域における
体色の異なる事を書かさせて頂きましたが、今回は成魚の日本海バージョン。

幼魚と違って成魚はどこでも-ほぼ同じ体色なので、報告ネタ的にはちょっぴり
残念です。

2008年09月23日

●柏島での休日、初日は

20080923aaa.jpg

本日は、1本目からWタンクで勤崎に挑みましたが、BCとインフレーターの
接続不良と言う整備不良にて、せっかくのピンクダートなのに、戦意喪失。

結局、今回も終日、パンダにコバンに明け暮れました。

2008年09月22日

●豊浜で休憩

20080922aab.jpg

久し振りの8連勤後、明日から柏島で休暇です。本日は仕事の都合で自宅に
戻る時間が無く、本日の仕事先の小牧市から出発。

ネクタイしめて柏島へ行くのは、初めてです。
でも、おかげで出発してから5時間弱で豊浜まで来れました~♪

●ヨメヒメジ

さて本日も、地味ですが越前で観察した普通種の報告です。

yomehimeji%2020080914a.jpg
ヨメヒメジ  学名 Upeneus tragula
撮影 2008年9月:越前 -5m 大きさ30mmぐらい 
英名 Freckled goatfish
生息域 房総半島以南、南日本 ~ インド洋、太平洋域など

体色は黄褐色で腹面は白っぽく、体側中央部に黒色の縦帯が鼻先から
尾鰭までまっすぐに伸びており、尾鰭がストライプなどが特徴。
別名で、 トラヒメジ とも呼ばれてます。

yomehimeji%2020080914b.jpg

トラヒメジ も含め、ヒメジの仲間は、あごに一対のヒゲを持っていて、そのヒゲを
砂の中に突っ込んでは、底生動物を掘り出して食べてます
単なるヒゲでなく、人間の舌同様に味覚を感じる器官が発達したヒゲだそうですよ。

産卵期は7月前後らしいので、本撮影の個体はこの夏に産まれた幼魚かと
思いますが、結構、砂地で数多く観察出来ました。

2008年09月21日

●『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』

夏休みが終わってから、映画館が空いた頃に見に行こうと思っていたら、
そろそろ公開が終了になると聞き、あわてて先週の平日の仕事帰りに、
3Dアニメ映画の『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』を見てきました。

20080921aaa.jpg

『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』から 『スター・ウォーズ
エピソード3/シスの復讐』までの間の3年間に渡るクローン戦争を描いた
物なんですが、エピソード3 が公開される前の、2003年から2004年に
かけてアメリカのアニメ専門チャンネルであるカートゥーン ネットワークで
『スター・ウォーズ クローン大戦』なる 2Dアニメ作品が放映され、DVD
でも市販されております。

この2Dアニメは、2クールに別れて放映され、第1クールはエピソード2の
4ヵ月後から始まり、第2クールはエピソード3のオープニングにつながる
パルパティーン議長誘拐事件までが描かれており、エピソード2 と
エピソード3 が繋がる話しに出来上がってましたので、今回も同じ題名の
クローンウォーズなので内容はいかにと思って期待してましたが、今回の
3D映画は後から作成されただけに、やはり?の部分がありました。

エピソード3で、やっとマスターになれたアナキンが、新キャラのアソーカを
弟子にしてますが、マスターなる前にパダワンの弟子を持てるのかとか、
他にもチラチラと?はありましたが、ジャバ・ザ・ハットの子供が可愛かったり、
キャプテンを始め、クローン・トルーパー達の人間性が描かれていたりとか
実写版の6部作とは、また違った味のある作品です。

冒頭の説明で「ジオノシスの戦いのあと・・・」とか言ってたので、内容的には
2Dアニメの第1クールと、第2クールの間のストーリーかと思いましたが、
確か2DアニメのTV放送の時に、グリーパスに傷つけられたアナキンの眼の
上下の傷が既についてるので、何とも言えません。
う~ん? いったいどの時期なんでしょうか?

まぁウワサによると、全部で100話ある 3Dアニメの第1話にあたるそうで、
第2話以降は秋からアメリカのカートゥーン・ネットワークのテレビアニメ・
シリーズとして放映されるそうなので、来年以降、日本のCS放送でのTV
放映が楽しみです。

どちらにしても、スターウォーズ・ジャンキーの自分には、とっても面白い
作品でしたよ。

●アサヒアナハゼ

本日は、しばらく続けてました柏島での観察報告は ひと休みさせていただき、
先日、2年ぶりにカメラを持って潜った夏の越前からの報告です。

asahianahaze%2020080914b.jpg
アサヒアナハゼ  学名 Pseudoblennius cottoides
撮影 2008年9月:越前 -5m 大きさ50mmぐらい 
英名 Sunrise sculpin
生息域 北海道渡島半島以南、北部、西部太平洋の温帯・寒帯域

ここ数日つづいていたハゼ繋がりではありませんが、ハゼの名が付いてる
のに、カジカ科の生物です。

いつも海藻の中に紛れてたり、海草にちょこんと乗っかってたりして、体色も
海藻に似せてます。
自分的には、越前とか伊豆での観察が多いので、どちらかと言えば冷たい
水温の生物のイメージがありますね。

第1背鰭の、前2本の棘がやや高いことや、体側下部に大きく明瞭な白斑が
ある事などで、 アナハゼ と区別ができます。

2008年09月20日

●クロスジイソハゼ

心配していた台風13号ですが、我が街、名古屋は何も問題なく通り過ぎた
様で、ひと安心でした。
この台風で、南の魚さん達が流れ着いてくれていると良いですね。

kurosujiisohaze%2020080906a.jpg
クロスジイソハゼ  学名 Eviota sebreei
撮影 2008年9月:柏島 -5m 大きさ15mmぐらい 
英名 Sebree's Pygmy-goby
生息域 柏島、奄美諸島以南、インド洋~西部太平洋など

内湾の湾口から中程のサンゴ礁域の礁斜面で、キクメイシ、ミドリイシなどの
葉状のサンゴ群の上に単独で居るのをよく見ます。

体高は低めで体色は半透明、体内部の黒赤色の縦縞がはっきりと浮き出て
おり、この上縁に白色の小さな斑紋が縦に列をなしてますので、種の数が多い
イソハゼの種類の中でも、一目でそれと判ります

ただ自分だけかも知れませんが、柏島で観察する クロスジイソハゼ は、
黒赤色と言うより、黒色の気がします。

kurosujiisohaze%2020080906b.jpg

近似種の ニセクロスジイソハゼ (Eviota cometa) は、白色の小さな斑紋が
黒赤色の縦縞の上縁だけでなく、それ以外にも一部、縦縞の上にも重なって
いる事で、区別が可能です。

2008年09月19日

●パンダダルマハゼ その3

本日も柏島撮影、だめだめシリーズの第三弾!

なおこの生物は、既に2度ほど報告済みですが、今回はとってもとっても
小さな幼魚様の報告です。

pandadarumahaze%2020080906a.jpg
パンダダルマハゼ  学名 Paragobiodon lacunicolus
撮影 2008年9月:柏島 -7m 大きさ 5mmぐらい 
英名 Blackfin coral goby
生息域 小笠原諸島、紀伊半島、柏島、沖縄諸島、八重山諸島、
      インド洋 ~西部太平洋など

バックの チリメンハナヤサイサンゴ の大きさから判ると思いますが、とっても
小さな幼魚様でした。
小さい上に珊瑚の枝の奥深くに隠れていて、ストロボをコンパクトに縮めても、
写真の様な、こんな暗い光量が精一杯。
やはり、ダルマハゼやコバンハゼの撮影には、リングストロボが必須ですね。

pandadarumahaze%2020080529c.jpg
pandadarumahaze%2020080529d.jpg
上下ともに、撮影 2008年5月:柏島 -7m 大きさ20mmぐらい

内湾の湾口、サンゴ礁域の礁外縁や礁斜面等に育つ チリメンハナヤサイ
サンゴ
などの、枝間の狭いハナヤサイサンゴ属に棲息してます。

近似種の カサイダルマハゼ とは、 パンダダルマハゼ は胸鰭が黒いこと、
またホストとしているハナヤサイサンゴ属が、 カサイダルマハゼ の場合は
ヘラジカハナヤサイサンゴ と、異なる事から区別が出来ます。

でもサンゴの区別よりも、胸鰭をみれば誰でも違いが判りますよね。


2008年09月18日

●スジクロユリハゼ

本日は昨日に引き続き、これまた何度も撮っていながら、いまだに上手く撮れない
生物の報告です。

Sujikuroyurihaze%2020080906.jpg
スジクロユリハゼ  学名 Ptereleotris grammica
撮影 2008年9月:柏島 -35m 大きさ70mmぐらい 
英名 Lined dartfish
生息域 小笠原諸島、伊豆大島、伊豆半島、柏島、沖縄諸島、八重山諸島、
      インド洋~西部太平洋、PNGなど

他のクロユリハゼ属とは、第1背鰭が釣り鐘形で3~5棘が糸状に伸び、体側面に
2本の黒褐色と黄色の縦縞が入ることで、区別が可能。
腹鰭をいつも、ビンッ、ビンッって感じで伸ばしてホバリングしてます。

Sujikuroyurihaze%2020061108.jpgSujikuroyurihaze%2020071025.jpg
撮影 左2006年11月、右2007年10月:共に柏島 撮影マシン D200

で、冒頭にも書かせて頂いた様に、昔からこのハゼのまともな写真が未だに
撮れてません。

柏島では他所の地域よりは浅めの水深で観察出来ますが、それでもやはり
深い水深には変わりません。
なので時間をあまり掛けられないって事も有りますが、何度撮してみても
いつも何かをミスってます。

一番上の今回の写真は、ノートリミングの写真です。
それぐらい寄っても引っ込まずに第一背鰭が開いていたので、今回こそは
撮れたと思ってましたが、陸に上がってPCで見ると光が足りません。

ここまで寄っておきながら、肝心のストロボの発光調節のミスでした。

Sujikuroyurihaze%2020061109.jpg
撮影 左2006年11月 柏島 撮影マシン D200

こちらは、体長30mm位の赤ちゃん。
ちびっ子ながら、大人と同じ綺麗さです。

次回こそ、何とか上手く撮りたい物です。

2008年09月17日

●イソコンペイトウガニ

先日の越前での、日本海らしき生物観察報告もありますが、まだまだ
柏島での観察報告はつづきます。

isokpnpeitougani%2020080906c.jpg
イソコンペイトウガニ  学名 Hoplophrys oatesii
クモガニ科 / イソコンペイトウガニ属
撮影 2008年9月:柏島 -10m 大きさ甲長20mmぐらい 
英名 Candy crab
生息域 駿河湾以南の南日本 ~ インド洋、太平洋、オーストラリアなど

和名の由来は見た目の様に、ピンクの金平糖に似ている事から。
ハサミ脚、脚など体中のいたる所に突起があり、甲羅や脚などにホストの
ウミトサカのポリプを付けてるときもあります。

なので見つける時は、ポリプが切り取られたあとが有るウミトサカを捜すと
見つけ安いですが、擬態のとても上手な生物ですので自分はいつもそんな
簡単には見つけられません。

isokpnpeitougani%2020080906a.jpgisokpnpeitougani%2020080906b.jpg

見つけたら今度は、とても撮りづらい生物です。
何せ擬態が上手すぎて、普通にピンを合わせて撮っても、ホストの色と
同じなのでメリハリのない写真になってしまいがち。

どうやって撮ったら、上手く撮れるのか?
いままで何十回と撮っても、未だに上手に撮れない生物です。

2008年09月16日

●カエルアンコウモドキ その2

本日報告の生物は、先日の柏島出張の時には他の生物に夢中になっていて、
撮り損ねてしまったので、7月に撮影した画像を使わせていただきます。

kaeruankoumodoki20080727a.jpg
カエルアンコウモドキ  学名 Antennarius tuberosus
撮影 2008年7月:柏島 -9m 大きさ60mmぐらい 
英名 Bandfin frogfish
生息域 小笠原諸島、柏島、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

なぜ " モドキ " って名前が、わざわざ付いているのか?
見た目でお判りの様に、カエルアンコウ属と違いカエルアンコウモドキ属は
鼻先にある竿状のエスカがありません。

ダイバーの方達はご存じの様に、カエルアンコウ属はエスカを疑似餌として
補食をしておりますが、このカエルアンコウモドキ属は疑似餌なしで補食を
してる生物なんです。

kaeruankoumodoki20080727b.jpgkaeruankoumodoki20080727c.jpg
kaeruankoumodoki20080727d.jpg

この時の撮影時に、パラオからヘルプに来ていた ぢろーさんから教えて
頂きましたが、本当に自然な生息環境は上の画像の様な状態らしく、
コバンハゼみたいにサンゴの奥深くに潜んでおり、よく見かけるサンゴの
瓦礫や小石の下に隠れている姿は、誰かが見つけてゲストが観察し安い
様に動かした姿らしいです。

そう教えて頂くと、いつかはサンゴに引っ込んだ自然な姿の全身写真を
撮ってみたいと高望みをしてしまう自分でした。

2008年09月15日

●フタイロサンゴハゼ

昨日のF-1、我がフェラーリは地元モンツァと言うのに表彰台を逃しましたが、
フェラーリのエンジンを積んだプライベートチームの、トロロッソが優勝でした。

ドライバーはセバスチャン・ベッテル、あのシューマッハと同じドイツ人で、
F-1史上最年少の、ポール・トゥ・ウィン。
F-1界にまた新しい、未来のチャンピオンが誕生したようです

futairokobanhaze20080906a.jpg
フタイロサンゴハゼ  学名 Gobiodon quinquestrigatus
撮影 2008年9月:柏島 -6m 大きさ20mmぐらい 
英名 five-line Coral-goby
生息域 小笠原諸島、八丈島、和歌山県、柏島、屋久島、奄美大島、
     種子島、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

コバンハゼの仲間はよく似たのが多く、10mm位の小さな個体だと水中では
なかなか区別が付きにくいのですが、 フタイロサンゴハゼ の特徴は眼から
眼下に掛けて通る2本を含み胸鰭までに計 5本の細い青白い横線が有り、
胸鰭から後ろにも薄い青白い横線が数本並ぶ、そして胸鰭付け根近くから
白い点が尾鰭に掛けて並ぶこと。

因みに上記と同じ特徴で、胸鰭から後ろに薄い青白い横線がないのが、
アワイロコバンハゼ だそうです。

尚、本画像では画質を50Kbに落としてあるので判りにくいと思いますが、
2点の写真共、胸鰭から後ろにも薄い青白い横線が数本見られます。

futairokobanhaze20080727a.jpg
撮影 2008年7月:柏島 -5m 大きさ15mmぐらい 

ダイビング中にガイドさんが紹介してくれるのは、その場で名前が判って
大丈夫ですが、上記の特徴の判別はダイビング中には非常に難しいので、
自分で見つけた場合は、たくさん写真を写しダイビンク後に画像を大きく
伸ばして判別している次第です。

そんなコバンハゼ系、大好きなハゼ属のひとつです。

2008年09月14日

●半年ぶりの越前

20080914aa.jpg
20080914ab.jpg20080914ac.jpg

今日は半年ぶりに越前で潜ってます。

かじきあんでダイマス研修生の、ね○じ君がダイマス卒業研修のツアーを
企画したので、珍しく夏の越前にやってきました。

夏の越前でカメラを持って潜るのは、2年ぶり。
やはり先週潜った柏島とは、生物の数が違いますね。

でも透明度は、抜群でしたよ~♪

2008年09月13日

●ヤマブキスズメダイ その2

本日も過去に報告済みの生物で申し訳ありませんが、でもこれまた、柏島では
初記録と紹介されちゃったので・・・。

yanabukisuzumedai%2020080907a.jpg
ヤマブキスズメダイ  学名 Amblyglyphidodon aureus
撮影 2008年9月:柏島 -18m 大きさ40mmぐらい 
英名 Golden damsel
生息域 南日本以南 ~ インド洋、西部太平洋など

幼魚の頃は透明ぽっいボデイを、黄色の各鰭が縁取るような、とても綺麗な
スズメダイです。
以前にパラオで観察した画像で報告済みですが、今回、柏島では初記録と
紹介されるや否や、先日の オドリハゼ も そうでしたが、" 初記録 " の
心地よい言葉に燃え上がり、やはりずっぽりと刺さってしまいました。

でも刺さったわりにはダメダメ写真ばかりで、やっつけられてしまった様です。


今回も ヤマブキスズメダイ の説明は、 こちらを ご覧下さいね。

2008年09月12日

●ガンガゼエビ

本日の生物は、柏島の最新ネタではありません。
以前からペアで出てたりしてた生物ですが、脚まで撮れたのは初めてなので
そんな画像を使って報告させていただきます。

gangazeebi%2020080906a.jpg
ガンガゼエビ  学名 Stegopontonia commensalis
十脚目 / テナガエビ科 / ガンガゼエビ属
撮影 2008年9月:柏島 -8m 大きさ30mmぐらい 
生息域 八丈島、柏島、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

ジリジリと伸びたり縮んだりして動いている、あのにっくきガンガゼの棘トゲの
廻りを泳いで居るように生息していると思ってましたが、上の画像では脚が
見えており、まるでトゲの上を歩いている様にもみえます。

本当は棘から棘へと脚で捕まえながら、移動しているんでしょうか?

ガンガゼエビ の色彩変色個体なのか、国内ではホストのガンガゼと同色の
黒色が多いのですが、バリやマブールなどの暖かな太平洋域では、本種の
様な青っぽい色彩が観察出来ます。

gangazeebi%2020080906b.jpg

ガンガゼエビ は体側面の白い縦線が太く、背中にも白い縦線が入る事などで、
近似種の ガンガゼカクレエビ と区別が可能です。

残念なのは、真横ポーズの写真を取り忘れしまった事。
次回の柏島出張の時には、忘れずにリベンジしてきます。

2008年09月11日

●オドリハゼ  その2

本日も、先週末の柏島での観察報告です。
今回の自分の初観察は アゴハタの幼魚 だけでしたが、柏島初記録種の
観察もチラホラ。

今日は、そんな柏島初観察種の報告です。

odrihaze%2020080907a.jpg
オドリハゼ  学名 Lotilia graciliosa
撮影 2008年9月:柏島 -5m 大きさ30mmぐらい 
英名 Whitecap goby 
生息域 紀伊半島、奄美大島、沖縄諸島、西表島、石垣島、
                     インド洋~西部太平洋などに分布。

オドリハゼ は、過去にパラオ、グアムや、サイパンなどでも沢さん撮して
おりますが、柏島では初記録と言われて紹介されてしまうと、「そいつは
絶対に綺麗に撮るぞお~」っと、燃えてしまいます。

これもまた、フォト派ダイバーのサガでしょうね。

odrihaze%2020080907b.jpg
odrihaze%2020080907c.jpg

観察した個体は比較的大きめで、ほぼ成魚に近いサイズでした。
同居されてる ダンスゴビー・シュリンプ も巨大サイズ。
ってぇ事は、流れ着いた物ではなくて、もともと居て成長した物なのかも
知れません。

比較的、浅い水深で観察出来るハゼですが、ひょっとしたら、深場には
沢さん生息してたりするとか?

オドリハゼ の詳しい説明は、 こちらを ご覧下さいね。

2008年09月10日

●ホムラハゼ その3

本日は、いつも観察する度に報告したい生物の報告です。

homurahaze%2020080906a.jpg
ホムラハゼ  学名 Discordipinna griessingeri

撮影 2008年9月:柏島 -12m 大きさ20mmぐらい 
英名 Spikefin goby
生息域 柏島、奄美大島、沖縄諸島、八重山諸島、インド洋~西部太平洋

前回 今年は毎月 ホムラハゼ を観察できていた事から、できれば来月も
同じタイトルで報告などと ほざいたところ、案の定、天の神様は こいつ~
偉そうに~と思われたのか、7月は見ることは出来ませんでした。

今回も土日の柏島でしたので、ムリかと諦めていたところ、見れました~♪

homurahaze%2020080906b.jpg

今回も見せてくれた AQUAS の やっちゃんに 「manboonさんは、もう
ホムラは普通種やね」って言われたくらい、今年はやっちゃんに 3回も見せて
貰ってます。

でもホントにホントに、見られただけで嬉しいんです。
なので、今回も撮せた写真はこの様な証拠写真が、たった2枚だけでも
すごく嬉しいんですよ。

この気持ち、柏島に行った事がある方なら判ってくれますよね~。

●Ne-yo のNewアルバム

20080910bb.jpg

以前にも書きましたが、発売日か3度も延期された Ne-yo のNewアルバムが、
やっと昨日届きました。

自身のNewアルバムよりも、他のアーテイストのプロデュースが急がしいのが
遅れた原因ですが、遅れ続けて9月11日発売なのに、9日に届いたのは??

どちらにしても、秀作揃いでしたので満足です。

隣に映っているのは、最近発刊された、山と渓谷社のハンディ図鑑シリーズの
「日本の海水魚」のハンディ本と、文一総合出版社の「日本の外来魚ガイド」。
どちらも最近の自分の愛読書です。

2008年09月09日

●アゴハタの幼魚

先日の柏島出張でも、数々の珍しい生物を見せて頂きましたが、今回、
自分が最も見たかった生物の報告です。

agohataYg%2020080906a.jpg
アゴハタの幼魚  学名 Pogonoperca punctata
撮影 2008年9月:柏島 -16m 大きさ60mmぐらい 
英名 Spotted soapfish
生息域 南日本以南 ~ インド洋、西部太平洋など

いやいや何ともハデ派手な色彩で、黒とゴールドの仏壇カラーです。
AQUAS さんでも初観察らしく、図鑑で調べると房総半島以南となってますが、
調べれた写真は全て成魚の画像で、アクアリスト系で幼魚の画像が確認できる
ぐらいでした。

やはり、かなり観察例は少ない生物の様ですね。

agohataYg%2020080906b.jpgagohataYg%2020080906c.jpg

どうやら体表の粘液中に、グラミスチンと言う毒を持っているらしく、これを用いて
他の生物を殺して補食しているらしいです。
因みにこの毒は、人間には害はありません。

英名のSpotted soapfish、訳して石鹸魚。
実は、この体表の粘液毒を使うときは、粘液を分泌させて海水を石鹸の様に
泡立たせるそうで、釣り上げた時もバケツや生け簀の中で、身体中が泡だらけに
なっている姿が確認出来るらしいです。
なので、石鹸魚。

でも、そんな危険な魚、他の生物と一緒に水槽で飼えるんですかね?

agohataYg%2020080906d.jpg

本当はこの写真が全ての鰭が開いて一番だったのですが、あれって感じで
キンセンイシモチ 君にやられました。

あごの先端に少し下側に出ている皮弁が、成長するとドンドン大きくなっていって
あごひげみたいになります。

成魚の観察も希みたいですが、いつか見たい物です。

2008年09月08日

●シコクスズメダイ

先ほど柏島から戻って参りましたが、写真の整理が出来ていませんので、
柏島での観察報告はまた後日に。

shikokusuzumedai20080830b.jpg
シコクスズメダイ  学名 Chromis margaritifer
撮影 2008年8月:田辺 ミサチ -16m 大きさ30mmぐらい 
英名 Bicolor Chromis
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

四国で見つかったから " 四国スズメダイ " なのか、それとも漆黒色だから
" 漆黒スズメダイ " なのか?
誰かご存じの方がいたら、教えて下さい。

shikokusuzumedai20061028.jpg
撮影 2006年10月:柏島 勤崎 撮影マシン D200

串本辺りでも越冬する事はほとんど無いので、本州の海で成魚を観察する事は
ほとんどありません。
成魚を南の方の海で観察出来ても、この幼魚の姿のまま大きくなってしまうので
アマミスズメダイ の成魚とそっくり。
水中での細かな違いの区別が苦手な自分は、いつも区別が付きません。

先日も串本にて ブログネタ用にと、 シコクスズメダイ を撮したつもりでしたが、
残念ながら アマミスズメダイ でした。

amamisuzumedai20080826b.jpg
と言う事で、間違えて撮した アマミスズメダイ の成魚です。

本当は成魚を撮してから紹介しようかなって思ってましたが、いままで他の
スズメダイも幼魚ばかりの紹介でしたので、成魚は別の機会に紹介させて頂く
事にいたします。

2008年09月07日

●柏島からの帰り道

20080907aab.jpg20080907aaa.jpg

かじきあんの、柏島ツアー恒例。
帰り道は四万十川の天然ウナギを美味しく食べて、水車亭で芋ケンピの
お土産を買って帰ります。

柏島滞在中はいい天気が続いてましたが、帰り道は夕立パラパラです。

2008年09月06日

●久し振りの柏島

の様な気がしますが、1ヶ月半ぶりでした。

20080906bab.jpg

今回は、かじきあんのツアー参加なので運転無しの、楽ラク。
でも、その分出発は遅くなり、到着したのは明け方です。

お休みなさい。

2008年09月05日

●アオギハゼ

いつも生物を、科、属毎に区別していたカテゴリーですが、各日記を複数の
カテゴリーに登録できますので、とりあえずパラオのカテゴリーを作ってみて
複数登録をしてみました。

とても一般的ダイバーのパラオではありませんが、「えっ、こんなのもパラオに
いるの?」って思うのが多いと思いますので、暇な時間があれば、当ブログの
パラオってカテゴリーを選択して見て下さい。

aogihaze20080826a.jpg
アオギハゼ  学名 Trimma tevegae
撮影 2008年8月:串本 イスズミ礁 -12m 大きさ20mmぐらい 
英名 Blue-striped dwarfgoby
生息域 八丈島、琉球列島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

和名は見た目の様に、いつも仰向けになって泳いでいる姿から " 仰ぎハゼ " と
付きました。
サンゴ礁域の礁斜面や、ドロップオフ等の岩陰で良く見かけます。

aogihaze20080414a.jpg
撮影 2008年4月:PALAU ビックドロップオフ 撮影マシン D200
aogihaze20071222a.jpg
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎ビーチ 撮影マシン D200

パラオではそこら中に居る普通種なので、パラオで見かけてもスナップ感覚
程度で写してますが、去年の冬に行った奄美大島では 5~6匹だったからか、
結構、真面目に撮して、更に今回の串本で見た時は、たった 2匹での群れ
でしたので、思わず刺さってしまいました。

ご覧の様に、3ヶ所の遠く離れた異なる海の何処で撮しても同じ形状、同じ
色彩ですが、何故かいっぱい居る時より少ない生息数の時の方が真面目に
撮してしまいます。

たくさん居る方が被写体を選べて撮りやすいとは思うのですが、そのかわり
どの個体に絞って良いのか迷いやすく、少ない個体数の時の方が、自分は
的を絞れて撮りやすいみたいです。

単なる少なければ珍しいだけの、人間の性かもしれませんが。

2008年09月04日

●キイロウミウシ

昨日、先日発表されたグーグルのウェブ検索エンジン「Chrome」「を試して
みました。
従来からのインターネットエクスプローラー( IE7 ) や、ファィヤーフォックスと
比較して、検索スピードが断然早くて快適です。

まだテスト版なので心配する点もありますが、早さだけは優れてますよ。

kiiroumiushi20080830a.jpg
キイロウミウシ  学名 Glossodoris atromarginata
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / イロウミウシ属
撮影 2008年8月:田辺 ミサチ -12m 大きさ約40mmぐらい
生息域 伊豆大島、八丈島、伊豆半島以南~太平洋域など

自分的には、ウミウシ類は近年に発見されている生物と言うイメージでしたが、
この キイロウミウシ の学名が付けられたのは1804年なので、実に200年以上
も前に研究された生物でして、国内に生息しているウミウシ類では、最古参に
近いものかと思われます。

kiiroumiushi20050914b.jpg
撮影 2005年9月:越前 壁石岩 撮影マシン D100

kiiroumiushi20031103a.jpg
撮影 2003年11月:伊豆大島 秋の浜 撮影マシン D100

太平洋でも大西洋でも、比較的、容易に観察できるウミウシですが、キイロの
和名が付いてる割には白い体色の物が多く、個人的なイメージですが、外海に
近い環境では白っぽい色彩で、湾内などの内海では黄色っぽい体色の様な
気がします。
単純に他の生物と同じ様に、食している物による物なのかもしれませんが。

でも、本当のところはどうなんでしょうね

2008年09月03日

●アカイソハゼ

10年ほど前に、小学生が一番好きな料理はハンバーグでしたが、最近では
お寿司だそうです。
時代は変化してるって事でしょうが、日本人の食生活はまだまだ贅沢になって
いる証でしょうね。

ところで自分の一番好きなのも、お寿司なんですが、自分の味覚は小学生と
同じって事ですかね?

akaisohaze%202008505a.jpg
アカイソハゼ  学名 Eviota masudai
撮影 2008年5月:須江 ナギザキ -10m 大きさ30mmぐらい 
生息域 小笠原諸島、伊豆大島、相模湾 ~ 沖縄諸島など

ダイビングを始めた頃から観察しておりますが、正式な学名がついたのは
まだ 2年ほど前です。

イソハゼの種類はいっぱいなので、なかなか同定が難しかったんでしょうね。
それとも、ただ取り組む研究者の方が面倒だったのかも。

akaisohaze%2020060903a.jpg

結構、何処でも見かけるイソハゼの仲間ですが、特徴は、頬と眼の後方に
短い赤色の縦線があります。
また鰓蓋上部に黒色斑が出る固体もいるそうですが、現実的には自分は
水中でのイソハゼ属の区別は、ほとんど大体でしかできません。

とりあえず写真をガンガン撮って、後から写真判定というのが多いです。

2008年09月02日

●アサドスズメダイ その2

凄いことでね~
日本と言う国の社長さん(総理大臣)が、2人続けて突然の辞任とは。
民間の企業だったら、どえりぁ~事ですわ。

asadosuzumedai20080826a.jpg
アサドスズメダイ  Pomacentrus lepidogenys
撮影 2008年8月:串本 イスズミ礁 -7m 大きさ20mmぐらい
英名 Scaly Damsel
生息域 高知県、奄美大島、琉球列島~フィリピン、パラオなどの西部太平洋、
     グレートバリアリーフ、フィジー、トンガなど

今年の 1月27日の報告 で下記の様に書きました。

**************************************************************************************************
昨年の夏に柏島で観察して以来の、年末の奄美大島での観察で、そう言えば
11月に行ったパラオでは見てません。

節穴なのか、ひょっとしたら生息地と記載されてても生息数が少ないのか?
おそらく他の珍しい生物に気をとられて、見逃した節穴の目が正解とは思います。
**************************************************************************************************

パラオでの生息はまだ確認不足ですが、やはり節穴なのは間違いなかった様で、
今まで何度も潜ってる串本にも生息しているようで、今回、自分としては串本では
初観察でした。

asadosuzumedai20080826c.jpg

と思っていたら、やはり串本では稀な種らしく、夏から冬にかけて黒潮に乗って
きた幼魚が観察出来るくらいで、越冬はしてないみたいです。 

asadosuzumedai20080826b.jpg

性格的にはおとなしいスズメダイで、同じ場所をチョロチョロと素速く動くのでは
なく、ウロウロしてるって感じなので、非常に撮りやすいスズメダイです。
なのでスズメダイ撮影の入門には、いい練習台かも知れませんね。

もっとも、何処にでも居るスズメダイではないので、見かけること自体が難しい
かも知れませんが。

2008年09月01日

●ゼブラガニ

今年もあっという間に 9月ですね、早いモンです。
大好きな夏が終わってしまうかと思うと、寂しいものがありますが、日本の海の
中は、いよいよベストシーズンです。

zebragani%2020080830.jpg
ゼブラガニ  学名 Zebrida adamsii
ゴカクガニ科 / ゼブラガニ属
撮影 2008年8月:田辺 ミサチ -10m 大きさ甲長20mmぐらい 
生息域 伊豆半島以南 ~ インド洋、オーストラリアなど

ラッパウニ や、 イイジマフクロウニ に住み付き、それらのウニの棘を食べて
生きているので、共生しているのではなく、寄生していると言えます。

ゼブラガニ が食べた後は、1本の禿げたスジが出来るので、 ラッパウニ や、
イイジマフクロウニ に直線的な禿げたスジがあったら、先ず寄生しています
から、見つけるのは割と簡単です。

zebragani%2020040911.jpg
撮影 2004年9月:柏島 後浜 撮影マシン D100
zebragani%2020020622.jpgzebragani%2020010923.jpg
撮影 左2002年6月、右2001年9月:共に獅子浜 撮影マシン C3040

写真右上の様に ムラサキウニ に付いてる珍しい画像も撮ってますが、
何故か自分が今まで撮影した写真のストックを調べると、 ラッパウニ より、
イイジマフクロウニ に寄生してる写真が多く、自分のイメージとしては
いつも ラッパウニ に寄生している姿を多く見ているイメージだったんですが、
不思議です。

zebragani%2020030412.jpg
撮影 2003年4月:三木浦 オボレ 撮影マシン C5050

偶には、こんな、らぶらぶシーンにも出合えたり、姿形もかっちょよいので
写真の絵にはなりますが、 ラッパウニ も、 イイジマフクロウニ も毒を持って
ますから、触るときは注意して下さいね。