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2008年07月31日

●ハナイカの赤ちゃん

もとより盆暮れ正月GWは仕事が休めない自分ですが、特に今年の8月は
仕事がいろいろと重なってしまって、ひょっとしたら海無しかもって思われる
状況になってしまいました。

7月が暇すぎて、海へ行きまくった代償なのか?
どうやら自分の今年の夏は、既に終わってしまったのかも知れません。
日頃から休日は全て海の自分ですから、これは辛い!!
何とか、打開策を練らないといけませんね。

と言うことで、しぱらくはこの7月に、柏島、串本、紀伊大島の須江などで
撮してきた生物の報告をさせていただきます。

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ハナイカの赤ちゃん   Metasepia tullbergi
撮影 2008年7月:柏島後浜 -15m 大きさ15mmぐらい
生息域 相模湾以南の南日本、~マレーシア

もうすぐ産まれる寸前の、卵の中のむっちゃんこ可愛い赤ちゃん、例年よりは
ちょっと遅めだそうで、いつもは6月頃に観察出来るそうです。
でも自分は初観察なので、大興奮。

過去に ハナイカ は、須江の内浦ビーチでいっぱい見てますが、内浦ビーチは、
冬シーズンの限定ポイントなので成魚ばかりです。

じっくり待っていても、なかなか卵の中から飛び出て来ないので、諦めて違う
生物を観察していると、AQUASのまっちゃんのゲストを呼ぶ声が。

hanaikaYg%2020080728b.jpg

戻ってみると、産まれてました~♪
ちびっこいくせに、成魚と全く同じ形をしており、卵と一緒に撮らないとその
ちびっこさかげんが、判らないほど同じ形です。

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これは翌日の映像ですが、今回は初めから 2匹のハナイカの赤ちゃんが
飛び出てましたので、ゲストの皆さんで取り囲んで撮影できました。

ハッチアウトの瞬間は残念ながら見られませんでしたが、そんな一度に
全て見たいというのは欲深と言う物で、むっちゃんこ可愛い赤ちゃんを
見れて撮せただけで満足の 1本でした。

2008年07月30日

●ホシハゼ

今月も柏島を、たっぷりと楽しんできましたが、写真の整理はまだ何もできて
おりませんので、本日は違う海での観察報告です、

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ホシハゼ  学名 Asterropteryx semipunctata
撮影 2008年7月:紀伊大島 須江白野ビーチ -6m 大きさ30mmぐらい
生息域 千葉県以南 ~南西諸島、中国、台湾、インド洋、太平洋域など。

かなり出来の悪い画像で、すみません。
岩礁や珊瑚礁域のガレ場の浅場に生息してます。
ぱっと見は真っ黒なただの地味なハゼですが、体側面にとっても綺麗な
青い点がたくさんついており、ライトになんかで照らしたりすると、満天の
星の様に輝きます。

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撮影 2006年10月: PALAU-4m 大きさ30mmぐらい

ならば 「折角なら夜空の下で」 と言う事で、ナイトダイビングで岩ノ下に
隠れて寝ていた所を、ムリクリたたき起こして撮してみました。

結果としては、体色がナイトバージョンに変わっているので、昼間よりも
かえって☆が見えにくくなっていました。

2008年07月29日

●夏休みの柏島

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昨日の柏島は、ぴーかん。
後浜には、タープテントや、海水浴用の安全ブイが設置されたり
まさに夏休み。

20080728aaa.jpg

ダイビング休憩中に、ゲストの皆さんでかき氷を食べました。
自分はやっぱり、いちごミルクでした

2008年07月28日

●夏っ! 柏島

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先週末、紀伊大島の須江では 19度~21度の水温でしたが、本日の柏島は
24度~29度と真夏の日本の水温でした。

残念ながらベラのシーズンは終わってしまった様で、更にナイトでは一ヶ月前に
観察出来た未記載のテンジクダイは 1匹もみれず。

でも、オガサワラコブシガニや、イザリモドキなどの見物はいっぱいですし、
砂地ではハゼが、いっぱいビュンビュン飛んでました

2008年07月27日

●柏島到着 !!

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自宅を出て 9時間30分、無事に柏島に到着。

一緒に来ている友達とのお話しが楽しく弾んでしまい、気がつけば
いつもの瀬戸大橋ではなく、明石大橋に来てしまってました。

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2008年07月26日

●セナキルリスズメダイ

本日は早めに仕事を切り上げて、夕方からとっても辛~い柏島出張です。
何が辛いって?
柏島へ行くと帰ってくるのが嫌で嫌で、辛くなるからなんです。
あ~、できることなら柏島で暮らしたい。

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セナキルリスズメダイ 学名 Chrysiptera starcki
撮影 2008年6月:串本 グラスワールド -18m 大きさ60mmぐらい
英名 Starck's demoiselle
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域など

簡単に特徴を言えば、口から背びれの後淵までが黄色の青いルリスズメダイ。
まぁ~何とも単純な名前のスズメダイです。
串本では年中、観察が可能。

沢さんの数で群れて生息しがちなスズメダイですが、この子達は群れても
せいぜい5~6匹と、わりとひとり暮らしが多いです。

senakirurisuzumedai20080621a.jpgsenakirurisuzumedai20080705a.jpg

昔から何度も何度も撮影していながら、いまだに上手く撮れないスズメダイです。
青いところが潰れたり、黄色が薄すぎたりと失敗写真ばかり。
今回の写真も決して出来は良くありませんが、ちょっとスズメダイのネタが乏しく
なってきたので、使ってみました。

ちっとも、じっとしてくれないスズメダイですが、いつかは全鰭全開の真ヨコ姿を
綺麗に撮りたいものです。

2008年07月25日

●イボイソバナガニ

ホームセンターで、発砲ウレタンのスプレー缶が売ってます。
だいたい 600円~1,000円ぐらいですが、液状の物を噴射後に2倍程度に膨れ、
数時間後に固まりますが、使用用途としては家屋のエアコン取り付けで開けた
穴の屋内の隙間を防いだり、内壁の隙間を埋めるのに使います。

最近、我家の数年前に取り付けたエアコンの、外壁の穴の隙間を埋めていた
パテが剥がれたので、今回補修する時に念の為、屋内側に使用しました。

しかし使ったのは少しだけ、ほとんど余ってます。
ひょっとしたら、水中でマイナス浮力たっぷりのデジイチカメラの浮力物体として
使えるかも?
今度、暇な時にでも試行錯誤してみます。

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イボイソバナガニ  学名 Xenocarcinus tuberculatus
撮影 2008年7月:須江 オオバナ -18m 雌 大きさ約30mm
生息域 相模湾以南 ~ 地中海、インド洋、西部、南太平洋域など

自分としては、初観察のオレンジ色です。
オレンジ色の ムチカラマツ 自体は時々見かけるのですが、いままで観察して
きたのは、 ムチカラマツエビ ビシャモンエビ だけでした。
抱卵中の雌なので、近くに雄の個体を捜してみたところ、雄は薄いグリーン、
ホストの ムチカラマツ はオレンジですが、近くにグリーンの ムチカラマツ
群生してますので、異なるホストで生息していたのか、もしくはオレンジ色の雄が
居たが、何処かに行ってしまったのか?

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撮影 2008年6月:串本 備前 -10m 雄 大きさ約50mm

グリーン色のパパと、オレンジ色のママ。
人間であれば、中間の色の子供が産まれるのでしょうが、ホストの色彩に染まる
生物なので、産まれる時は全てオレンジなんでしょうか?

かなりハッチアウトが気になる、 イボイソバナガニ さんです。


2008年07月24日

●ベニハナダイ

いやいや暑い毎日ですね。
仕事柄、日中は車で取引先まで移動し、一日の中で何度も車に乗り降りします。
そのたびに車の中は停車中に暑くなったり、運転中はエアコンで冷やしたりの
繰り返し、停車中に暑くならない方法があれば良いんですけどね~。

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ベニハナダイ  学名 Pseudanthias sp
撮影 2008年7月:紀伊大島須江 オオバナ -15m 大きさ40mmぐらい
生息域 南日本など

benihanadai%2020080710b.jpg

水深をみて「えっ?」って思った方、嘘じゃありません、本当なんです。
一般的には水深が -40m~-50mくらいの深場で観察できる生物なんですが、
ここ須江では、この3月に内浦ビーチの-13mで キシマハナダイ の幼魚様が
出たり、この ベニハナダイ アカオビハナダイ キンギョハナダイ 達と
一緒に群れてます。
須江のハナダイの棲息水深は、他の海よりかなり浅めなんです。

この6月に偶然みつけたポイントですが、他にも ハナダイ カシワハナダイ
ケラマハナダイ バラナガハナダイ などが、全て-18m以浅で観察が出来る
ハナダイ天国でした。

今の南紀と同様に、須江のポイントもどこもニゴニゴで、水温も冬並みの温度に
下がってますが、このポイントは、まだあまりダイバーが入っていないポイント
だけに、これからダイバーが沢さん入りだすと、これらの今観察出来てる生物は
間違いなく減っていきます。

ハナダイ好きの方、早めに行かれた方が良いですよ。

2008年07月23日

●やはり・・・はまってます。

20080723aab.jpg

ご存じの方もいると思いますが、私こと manboonは 無類のTVゲーマーにて、
特にドラゴン・クエストシリーズは、移植物も含めて全てヤリ込んでるほどの
ドラクエ狂です。

もちろん先週末に発売された、DS版ドラクエⅤも発売日の夜は徹夜に近く、
この一週間は睡眠時間を削って楽しんでます。

巷では、ゲームソフトがネット上で落ちていて無料で遊べるのが流行ってます。
今回のDS版ドラクエⅤも、発売日前の16日あたりからネット上で拾う事が
出来ましたが、自分は我慢してお金払って正規物を買いました。

正解でした。
どうやら無法のCOPY物に対抗して、メーカーのエニックス社はCOPYガードを
設定し、ネット上に落ちてるCOPY物が正常に動かない工夫をしたそうです。

皆さん、きちんとお金払って遊びましょう。
楽しいゲームを作ってくれた人の労力に、感謝を込めてお金を払いましょう。

と言うことで、今夜も眠れない夜になりそうです。

●イサキ

自分が当ブログでいつも紹介している海洋生物は、どちらかと言えば一般的に
知られている種別ではありません。
なので本日は、偶には生物ヲタクじゃ無い方でも知ってる生物を紹介しようと
思います。

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イサキ  学名 Parapristipoma trilineatum
撮影 2008年7月:紀伊大島須江 ナギザキ -10m 大きさ300mmぐらい
英名 Grunt fish
生息域 沖縄をのぞく、本州中部以南 ~南シナ海など

自分にとっては、初夏を感じさせてくれる食卓のサカナです。
塩焼きか、お刺身が自分の好きな イサキ の食べ方ですが、よく考えてみると
それ以外の調理方法で食べたことがありません。

ないって事は、試していないって事なので、本当は他にもっと旨い イサキ
食べ方が有るのかも知れません。
そう考えていると、食べたくなっちゃいました。

ところでこの イサキ 、須江のメインポイントのナギザキでは今200匹ぐらいの
群れが観察出来ます。
先日に紹介した オキノスジエビ の大漁発生と同様に、ワイド派の方には
絶好の被写体です。

因みに先日は、自分も数年ぶりにD200をワイドセッティングして挑みましたが、
結果は、才能無しの烙印ものでした。

やっぱり。

2008年07月22日

●ヒュプセロドーリス・クラカトア

最近、朝日の暑さと、セミの鳴き声で毎朝予定時間より早く起きてしまいます。
暑い!!、うるさい!! ってところですが、何だかそれが嬉しい自分です

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ヒュプセロドーリス・クラカトア  学名 Hypselodoris krakatoa
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / アオウミウシ属
撮影 2008年6月:柏島 -8m 大きさ約30mmぐらい
生息域 八丈島、紀伊半島以南~太平洋域など

種小名の krakatoa とはインドネシアにある火山島の名前で、この島は大きな
火山からできており、本種の鰓孔の形状がこの火山の様である事から、そう
名付けられたそうです。

Hypselodoris%20cracatoa%20200800625c.jpg

ウミウシの画像は、コンデジを使って海の中で写真を撮り始めた頃に、動きが
遅く撮りやすい事から、カメラの練習台にいっぱい撮りました。
なので、とても皆さんに見せられる写真ではありませんが、種類も沢さん撮し
ましたので、ストックはいっぱい持ってます。
でも、恥ずかしい写真ばかりなのでブログには使えません。

デジイチに武器が進化してからは、動きの速い生物の写真に目が行きだし、
ウミウシはあまり撮らなくなりましたが、最近、見かけては、ちょこちょこと
撮り直しはじめております。

とてもカラフルな色遣いをしている生物なので、被写体としては申し分なくて、
ちょっと真面目に取り組んでみようと思ってる次第です。

でも近くに、スズメダイの幼魚様たちや、コバンハゼ系なんかが居たりすると
やはり後回しにしちゃうでしょうね、きっと。

2008年07月21日

●ハナキンチャクフグ

先週末は、須江に行ってきましたが、最近の黒潮が南に大きく蛇行しており
紀伊半島より離れております。
そのせいか、先週の田辺同様、ニゴニゴの須江でした。

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ハナキンチャクフグ  学名 Canthigaster coronata
撮影 2008年7月:串本 グラスワールド -14m 大きさ50mmぐらい
英名 Crowned Pufferfish
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域など

シマキンチャクフグ によく似てますが、暗色の縞模様にオレンジ色や水色が
混ざって、派手な シマキンチャクフグ って感じです。

串本のダイビングポイントでは、何処でも観察が出来るごく普通種ですが、
なぜか最近、個人的に気になって撮してしまう生物です。
多分、この夏は気がつけば、いっぱい撮している気がします。

2008年07月20日

●ブルーウォーターダイビング

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昨日、今日と須江で潜っております。
先週末の田辺と違って、ここはホーム気分、しかし海の中はニゴニゴ。
2年ぶりのブルーウォーターダイビングも、青さはイマイチでした。

2008年07月19日

●ハナグロイソハゼ

本日は、串本をよく潜っているダイバーの方なら、おそらく見向きもしない生物の
報告です。
多分、イソハゼに興味が無い方には、「ああ~、居るね~」って感じの生物だと
思います。

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ハナグロイソハゼ  学名 Eviota sp
撮影 2008年7月:串本 KDP前 -10m 大きさ20mmぐらい
生息域  ~ インド洋、西部太平洋域など

特徴としては、鼻吻が突き出て、胸鰭基部に楕円形の白斑がある事。
又、雄は第1背鰭2棘3棘が糸状に伸長します。

上の写真はお腹が大きい妊婦さん、撮してから10日ほど発ってますので、
もう産まれているでしょうね。

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右上の写真は5月に撮影した画像です、同じ串本でも違うポイントですが、
串本のどのポイントでも一年中観察が出来る、極めて普通種です。
でも何故か自分は、見つける度に撮してしまう生物です。

2008年07月18日

●オキノスジエビ

本日は、ここ数ヶ月、須江をホームにしているダイバーの方達が皆さん
撮してられる生物の報告です。
皆さんに遅れじとばかり、先日、やっと撮して参りました。

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オキノスジエビ  学名 Plesionika narval
撮影 2008年7月:須江 ナギザキ -25m 大きさ約40mm
生息域 相模湾以南 ~ 地中海、インド洋、西部、南太平洋域など

図鑑などの文献を調べると、生息水深は100m以上の深場だそうですが、
例年、須江のナギザキでは-35m近辺の岩穴から、グチャグチャ居すぎて
はみ出るようにして、大きな群れを観察出来ます。

IOPでは -30m~-50m、熱海でも -35m~-50m 位での観察らしいですが、
今年の須江では生息数が例年と比較して数倍の個体数で、グチャグチャ
居るどころか、沢さん居すぎてまるで絨毯の様に見えます。

そのせいか、いち番浅い水深では-25m位と、ワイド写真に納めるには
体に優しい深度です。

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とは言っても、この年中図鑑写真撮影ヲタクの自分が、センス極める
素敵なワイド写真を撮せる訳は無く、やはり105mmのマクロレンズで
横姿ドンピシャの単体姿を狙います。

が・・・・あまりにも多すぎて、単体写真が撮れません。
必ず、隣や前後の個体と触覚などが重なってしまいます。

一匹だけ単独にしようとしても、必ず数匹で動いてしまいます。

okinosujiebi%2020080710c.jpg

こんに風に群れて居れば、固体単体画像はムリってモンですよね。

2008年07月17日

●コウワンテグリ

昨日、近畿地区と中国地区が梅雨明けしたそうですが、中部地区の梅雨明け
宣言は出ませんでした。
毎日、毎日暑い日が続き、我が名古屋市天白区でもセミも鳴き始めましたので、
そろそろ明けてもと思いますが、大気がまだ安定しないんだそうです。

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コウワンテグリ  学名 Synchiropus Ocellatus
撮影 2008年7月:串本 KDPビーチ -5m 大きさ約20mm
英名 Ocellated Dragonet
生息域 南日本の太平洋側 ~ インド洋、西部太平洋域など

岡田彌一郎博士らが、日本の初記録として沖縄島の浦添市小湾で採集され、
小湾てぐり(かうわんてぐり)と命名されたそうです。 

ちなみに「てぐり」とは、ネズッポ科の生物が、てくてくと歩く様に泳ぐことから、
こう呼ぶようになったと言われております。

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これは自分だけかも知れませんが、串本では夏になると見かける様な気が
します。
一昨年に同じく、串本ダイビングパーク前ビーチで観察した時も季節は夏の
初めでした。

と言う事で、自分にとっては夏を感じさせてくれる生物のひとつです。

2008年07月16日

●キシマハナダイYg その2

会いたくても何年も会えなくて、やっと今年の春に会えたと思っていたら、
たった4ヶ月振りに、再会できちゃいました。

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キシマハナダイYg  学名 Tosanoides filavofasciatus
撮影 2008年7月:紀伊大島 須江 ナギザキ -33m 大きさ約30mm
生息域 相模湾、沖縄舟状海盆、トンガ海嶺

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3月に同じ須江の内浦ビーチで観察した時は、かなり臆病な子でしたので、
きちんと撮影するのに、2日間5本のダイビングで、合計3時間45分を費やし
ましたが、今回はたった1分間の撮影でした。

と言うか最初に遠くから撮して、近づきすぎて引っ込めてしまったのですが、
深い深度なので、出てくるまで待ってる余裕が有りませんでした。
いつもの32%のナイトロックスでも、流石に-33mでは時間の余裕が有りません。

3月の内浦ビーチの子は、何と驚異の水深-13mでしたが、今回出会えた
ナギザキの子は-33m、他にも-37mのところに2人子供が居るらしいですよ。

まぁそれぞれ、 キシマハナダイ らしい、それなりの水深ですね。

2008年07月15日

●ミナミフトスジイシモチ

本日は、自分が大好きなアポゴンの中でも、ちょっと地味めのアポゴンさんの
報告です。

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ミナミフトスジイシモチ  学名 Apogon nigrofasciatus
撮影 2008年7月:柏島 -12m 大きさ80mm 
英名 Blackstripe Cardinalfish
生息域 神奈川県以南。台湾 ~ 中西部太平洋域など

淡褐色の体色に光沢気味の白くて細い縦縞が大きな特徴で、ひと目でその他の
テンジクダイと区別ができます。
単独でいる事が多く、日中はほとんど岩穴の奥などに隠れ潜んでおりますので、
あまり観察できません。

また幼魚の時は、白くて細い縦縞が、黄色く発光しているようにも見えます。

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と書いたように、今回の観察はサンセットの時間帯。
日没後にエントリーをして、水中が真っ暗闇になる少し前の時間帯で観察が
できました。
さすが、アクアスのやっちゃん、自分の好みを良く知ってらっしゃるようで、
ほらっ、て感じで紹介して下さりまして、思わず刺さってしまう自分でした。

セブあたりでは普通種のようですが、伊豆や南紀でもどちらかといえば季節
来遊魚のひとつで、自分的には観察出来て大喜びの生物でした。

2008年07月14日

●ヨゴレヘビギンポ

本日は種の名前に、ちょっと自信がありませんが、多分あってると思います。
でも間違っていたら、ごめんなさい。

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ヨゴレヘビギンポ  学名Helcogramma nesion
撮影 2008年6月:柏島 -7m 大きさ50mm 
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、高知県以南。

ヨゴレヘビギンポ というと、一般的には下の画像がノーマル色で、婚姻色は
ボディ全体が赤くて頭部の下半分が黒く、背鰭が赤と黒のツートーンで、
といったイメージを持ってましたが、上の画像はノーマルの体色のままで、
各背鰭、腹鰭、尾鰭が婚姻色に変色しております。

yogorehebigimpo%20200800626c.jpg

しかも撮影している間に、ノーマル体色になったり、しばらくすると再び、
一番下の画像の様に各鰭が変色したりと、コロコロと色が変わります。

yogorehebigimpo%20200800626b.jpg

まだまだヘビギンポ系は研究者の方の研究が進んでなく、未記載種が
多い種ですから、ひょっとしたら違う種かも知れませんが、岩肌の横や
下など良く捜せば結構観察出来ますので、今後しばらくは、とにかく多く
撮して、区別をキチンとしたいと思います。

2008年07月13日

●オオカワリギンチャク

まだ梅雨明け宣言が出ておりませんが、昨日は真夏の様な暑さでした。
名古屋ではまだ聞けませんが、田辺ではセミの声が聞けました。

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オオカワリギンチャク  学名 Halcurias sp
撮影 2008年7月:田辺 ショウガセ -39m  

本州中部の深場に棲息する、全身が蛍光黄色の小型イソギンチャクです。
刺胞毒が強く動くこともあるそうで、水槽内で飼育する場合は、他のサンゴとの
共生は避けるべきみたいです。

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実はこの撮影の時は、ストロボのセッテイングミスなのかフル発行が上手く
出来ず、ほとんどダークバスターの明かりだけでの撮影でした。
もっとも105mmのマクロレンズで撮そうと思うこと自体が、バカげた行為とは
思うのですが。

因みに右下の画像だけは、IXY910ISでの撮影画像です。

2008年07月12日

●今日は、2年振りに田辺

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今日は2年ぶりの田辺に潜りに来ました。
2年間の間に利用させていただくサービスさんも、変わって
おり、今日は勝手が判らず気分はアウェイでした。

海の中は、上はニゴニゴでしたが、底は綺麗に抜けていて
オオカワリギンチャクは綺麗に見れましたよ。

2008年07月11日

●今年初 メガネスズメダイ

今年も、そろそろ自分が好きなソラスズメダイ系の幼魚様を、ポツポツ観察が
できる様になり始めました。

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メガネスズメダイ  学名Pomacentrus bankanensis
撮影 2008年6月:柏島 後浜 -9m 大きさ:20mmぐらい
英名 Speckled Damsel
生息域 和歌山県以南 ~ 西部太平洋域、紅海、フィジー、オーストラリア等
 
meganesuzumedai%2020080705c.jpg
meganesuzumedai%2020080705a.jpgmeganesuzumedai%2020080705b.jpg
撮影 2008年7月:串本 KDP前ビーチ -5m 大きさ:20mmぐらい

6月の終わりに柏島で今年初観察と思えば、7月頭に串本でも今年初の観察が
出来ました。
スズメダイの幼魚に関して、ちょっと柏島の方が南方系が多いのは多いですが、
たぶん黒潮の影響だと思いますが、柏島と串本で観察出来る種は似ております。
今回も同じ頃の、今年初観察になりました。

今年もこれから、可愛いスズメダイの幼魚様を沢さん撮せます。
楽しみ、楽しみ。

2008年07月10日

●マルソデカラッパ

本日も、先日の柏島でのナイトダイビングでの観察報告です。

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マルソデカラッパ   Calappa calappa
撮影 2008年6月:柏島 -5m 大きさ 甲長100mmぐらい 
生息域 相模湾以南~伊豆諸島、インド洋 ~ ハワイ、南太平洋など
 カニ下目 / カラッパ科 / カラッパ属

雄が、とっても愛している雌を抱きかかえるようにして、図鑑写真に絶好の
交尾シーンでした。
横から見ると、下の写真の様な感じです。

marusodekarappa20080626b.jpg

やはり、ダイバーの皆さんに眩しいライトで照らされ、更にストロボをパシバシと
たたかれ写真を撮りまくられては恥ずかしいとみえて、すぐに砂の中へ2人で
隠れてしまいます。

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砂の中から出しては、すぐに隠れられといった感じを何度も繰り返して、ふと
気づいてみると、今まで後ろから抱きしめてた姿が、いつの間にか向き合った
姿に変わっており、まるで、キスして居るような姿です。

何度も何度も隠れても、すぐに見つけられてしまうので、あきらめて覚悟を
決めて、どうどうと愛し合いだしたんでしょうか。

サカナだけでなく、6月の柏島は甲殻類まで恋の季節でしたよ。

2008年07月09日

●カゴシマオコゼ

このところ、魚ヲタクな生物ばかり、紹介させていただいております。
本日は未記載種ではありませんが、これまた珍しい生物です。

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カゴシマオコゼ   Paraploactis kagoshimensis
撮影 2008年6月:柏島 -5m 大きさ50mmぐらい
生息域 徳島県、愛媛県、高知県、鹿児島県

こちらもナイトダイビングで観察できました。

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ちょっと判りづらいかも知れませんが、 カゴシマオコゼ を 照らしている
カメラのターゲットライトに アミ 等のプランクトンが集まってきて、それを
こりゃご馳走とばかりに カゴシマオコゼ が、パクパク食べている所です。

カゴシマオコゼ の廻りにいっぱ~い浮遊しているゴミみたいなのが、
それらプランクトン類です。
後から動画に納めれば良かったのにと、反省した生態シーンでした。

柏島のナイトは、あまり皆さんが潜られてないせいか、プランクトン類が
沢さんライトに集まってきます。
量的には、パラオや小笠原のナイトの様な感じで、串本や大瀬崎あたり
でのナイトと比べると非常に多く、これらが邪魔になって写真が失敗して
しまう例も少なくありません。

これほど海洋生物にとっての栄養分が多いからこそ、柏島では珍しい
生物を沢さん観察できるんでしょうね。

2008年07月08日

●ベニハゼの未記載種

柏島では、未記載種の生物を沢さん観察出来ます。
と言う事で、2日連続の未記載種の報告です。

benihazesp%20200800626c.jpg
ベニハゼの未記載種   Trimma sp
撮影 2008年6月:柏島 -7m 大きさ30mm 

ほぼ見てくれは オヨギベニハゼ なのですが、 オヨギベニハゼ の特徴である
第一背鰭の糸状に伸長している第2棘が伸びておりません。

benihazesp%20200800626b.jpg

本生物も、AQUASさんが、日本で高名なハゼの先生方に尋ねられたそうで、
「この地方で見られる未記載種の可能性が高い」 との回答だったそうです。
先日から報告しているコバンハゼと言い、イシモチと言い、柏島は本当に
希有な生物の宝庫ですね。

benihazesp%20200800626a.jpg

尚、上記の画像は全てトリミングをしてありますが、正確さを伝えたい為、
天地水平などの角度は触っておりません。
ほとんど逆さま向いて、ホバリングしておりました。

2008年07月07日

●イシモチの未記載種

本日は、まだ高知県と愛媛県でしか観察例が報告されていない生物の報告、
今回の柏島で、アポゴンフェチの自分がもっとも興奮した生物です。

VincentiaSp%2020080626a.jpg
イシモチの未記載種  学名 Vincentia(?) sp
撮影 2008年6月:柏島 水深 -7m 大きさ50mmぐらい 
英名 Japanese Cardinalfish a
生息域 愛媛県、高知県

最初は、まだ見たことのない カクレイシモチ か、 タイワンマトイシモチ かと
思いましたが、ダイビング後に図鑑と照らし合わせても、それらしき生物が
載っておりません。

自宅に戻ってからも色んな図鑑を調べましたが、載っていたのはクーターさんと
古澤さん共著のイシモチ図鑑に 名前がJapanese Cardinalfish 、 学名は
Vincentia(?) sp と、載ってただけでした。

しかし、学名に?が付いてるとは、読んでるこちらが???です。

VincentiaSp%2020080626b.jpg

上記の図鑑に載ってる写真の撮影者が柏島の先駆者の平田さんでしたので、
ナイトダイビングで見せてくれたアクアスさんが連絡を取って調べて貰ったところ
やはり上記の図鑑に載ってる、今のところ愛媛県と高知県でしか監察報告が
されて無い、未記載種と返事をいただけたそうです。

VincentiaSp%2020080626c.jpgVincentiaSp-b%2020080626d.jpg
上の写真の様にペアだったり、口内保育中らしき姿も確認できました。

VincentiaSp-b%2020080626a.jpg
ちょっと横縞模様の無い、質素なタイプも観察出来ました。

しかし昼間は見た事が無く、エントリーしたサンセットの時間帯も見かけません
でしたが、海の中が暗くなるにつれてドンドンふえてきて、ナイトダイビングの
終盤では、あちらこちらで観察出来ました。

ただでさえ未記載種のアポゴンなのに、今の季節、上手くすればハッチアウトも
観察出来るかも知れません。
自分の様なアポゴンフェチの方、早めに柏島へ行った方が良いですよ。

2008年07月06日

●クマノミのたまご

昨日は本当に暑い一日でしたね~、中部地方ではまだ梅雨は明けてませんが
まるで真夏の様な暑さで、海の中もウェットでも寒さを感じない様になってきた
のが嬉しいです。

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クマノミ たまご  Amphiprion clarkii
撮影 2008年6月:柏島後浜 -7m
英名 Clark's Anemonefish
生息域 千葉県以南、インド洋~太平洋域

「僕やで~、わたしやで~」 
などと、声が聞こえている様な気がしました。

本画像のたまごちゃん達は、撮している間、ずう~っとプラプラと波に揺らされて
今にも飛び出しちゃいそうな感じで、おそらく翌日には孵化したと思われます。

でもこの中から、いったい何匹が無事に成魚まで育つのでしょうね。
がんばってね、たまごちゃん達。

2008年07月05日

●アナモリチュウコシオリエビ その2

明日のダイビングに備え、 かじきあん の社長さんの実家で泊まっております。

なので本日は短めに。

anamorichuukoshioriebi%20200800627a.jpg

アナモリチュウコシオリエビ   Munida olivarae
撮影 2008年6月:柏島 -14m 大きさ 甲長20mmぐらい 
生息域 伊豆大島、和歌山県、高知県、奄美大島、琉球列島~西部太平洋
異尾目 / コシオリエビ科 / コシオリエビ属

いやいや先日、当ブログで全身が見てみたいと書いたばかりでしたのに、今回の
柏島で、その全身が見れちゃいました。

最初紹介された時は、こんなに飛び出ておりませんでしたが、ターゲットライトを
あててファインダー越しに覗いていると、普通はどんどん引っ込んでいくのですが、
何故か、この子はどんどん出てきました。

そんなに飛び出てきて、無防備すぎ~せん?

2008年07月04日

●アカボシハナゴイ

ここ数日、レア物報告ばかりしてましたので、本日はメジャーな綺麗系を
報告させていただきます。
と言っても、水中での観察は希ものですけど。

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アカボシハナゴイ  Pseudanthias lori
撮影 2008年6月:柏島 ラスベガス -37m 大きさ:40mmぐらい
英名 Lori's Anthias
生息域 柏島、屋久島、西表島、中・西部太平洋、東部インド洋

最初に紹介されて寄っていったら直ぐに引っ込んでしまったので、かなり臆病な
感じの子です。
まだまだダイバー慣れしていないんでしょうね。
結局、背鰭全開写真はとれませんでしたが、撮り頃の可愛いサイズでした。

akaboshi200800626b.jpg

これは自分だけの個人的感想かも知れませんが、柏島では アサヒハナゴイ
よりも、 アカボシハナゴイ の方が多く観察出来る様な気がします。

自分が過去に撮しているのも アカボシハナゴイ ばかりで、
5月末に潜った時に アサヒハナゴイ を見せて頂きましたが、結構、大きなサイズ
でしたので、ダメダメ写真しか撮れませんでした。

次回観察できたな時は大きくても旨く撮れる様に、日々、精進ですね。


2008年07月03日

●コバンハゼ属の1種

本日も、既にAQUASさんのダイアリーに使って頂いた写真の生物です。

柏島では深く潜る事が多いので、1本のダイビングタイムの後半の 2/3位は
安全停止を兼ねて浅場で潜っておりますが、そんな浅場で思わず刺さって
しまう被写体のひとつが、コバンハゼ系です。

今回の柏島でも、何度も異なるコバンハゼ系に刺さってしまいましたが、
本日の観察報告は、今回の柏島で最後の最後に刺さってしまい、さら~に
奇なる行動に驚いた報告です。

kobanhazeSp1-7%20%20200800627a.jpg
コバンハゼ属の1種-7   Gobiodon Sp
撮影 2008年6月:柏島民家下 -5m 大きさ25mmぐらい
生息域 柏島

今のところ、柏島以外からの観察報告例の無い コバンハゼ属の1種 です。
ハゼ好きダイバーのバイブル、平凡社発行の " 決定版 日本のハゼ " では、
コバンハゼ属の1種-7 として紹介されております。

コバンハゼ系の撮影をした方なら判って頂けると思いますが、サンゴの奥に
隠れ住む彼らの全身を撮すのは、ほぼ不可能、でも何とか撮りたいと思って
しまうのはフォト派ダイバーの性。
やはり、この子も15分近く費やしても、この写真がベストでした。

ともかく何とかサンゴの枝に隠れていない、真横全身画像を撮りたい一存で
ずう~っと刺さっている時に、あれっ?と思いながら撮したのがこの画像です。

kobanSp1-7%26futairo200800627.jpg

何と、 コバンハゼ属の1種-7 と、 フタイロサンゴハゼ コバンハゼ属の1種-6
らしきコバンハゼとの、ラブラブ2ショット。

ありえせん!!
異なるコバンハゼ同士でのペアです。
いったい、どんな子供が産まれるんでしょうか?
それとも未だ1種の段階ですから、ひょっとして同じ種かも知れませんね。

futairosangohaze200800627b.jpg

因みに、こちらがその種が不明なコバンハゼの全身画像ですが、残念ながら
下半身の姿がボケボケの、ダメダメ写真。
わざわざAQUASさんが、上記で紹介した図鑑の解説もされている、日本で高名な
ハゼの先生に尋ねて頂きましたが、「体側の模様が判らないので難しいです」との
回答を頂戴しました。

こんなダメダメ写真での問い合わせでも、直ぐに高名な先生が返答して頂けるとは、
やはり、AQUASさんは、凄いダイビングサービスさんですわ。

2008年07月02日

●マスダオコゼ属の1種

本日報告する生物は、既にAQUASさんのダイアリーに使って頂いた写真の
生物です。

masudaokoze%20Sp%20200800625a.jpg
マスダオコゼ属の1種   Cocotropus Sp
撮影 2008年6月:柏島後浜 -5m 大きさ30 ~ 50mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋

この生物、詳しい生態は判りません。
観察すること自体、スーパー激レアの生物。
何しろ上の写真でおわかりの様に、とっても地味な体色で廻りの環境の色に
溶け込んでしまい、見つけたとしてもカモフラージュされて、すぐに判らなく
なってしまいます。

なのに、1度に3個体も見れてしまったんです。
しかも、明らかに雄1匹、雌2匹による三角関係の修羅場の様で、逃げ隠れる
事を忘れているかの様に、からんでおられます。

どのくらいレアかと言うと、アクアスのまっちゃんが 見つけ出した後、ゲストに
紹介すると、ボートに置いてきた自分のカメラを取りに戻っていったぐらい、
レアなんです。

masudaokoze%20Sp%20200800625b.jpg
最初はペアと思い、珍しいなぁ~と、がっついて撮しておりました。

masudaokoze%20Sp%20200800625c.jpg
すると、雄の下から異なる雌が出てきました。
えっ!?み・つ・ど・も・え・・・・・・・

masudaokoze%20Sp%20200800625d.jpg
こんな感じで、横に並びだしたと思うと、最終的にいち番上の画像の様に
なってしまいました。

自分としては初めて観察した生物なので、最初は初物、しかもペア写真と
思うだけで、興奮して撮してましたが。

おそらく、こんなシーンには2度と出会う事は、無いんでしょうね~。

2008年07月01日

●ヤミテンジクダイ

昨日も少し書きましたが、アクアスのやっちゃんを 約30分も近くで待たせて
しまったほど、突き刺さってしまった生物の報告です。

yamitenjikudai200800626a.jpg
ヤミテンジクダイ  Apogon semiornatus
撮影 2008年6月:柏島後浜 -7m 大きさ50mm 
英名 Obliquebanded Cardinalfish
生息域 三宅島、千葉県以南、インド洋~西部太平洋、北部オーストラリア
     東アフリカ、紅海 ~ フィジー、

生息範囲は広いのですが、基本的に光を嫌う生物なので岩礁域の穴の奥から
ちよろちよろ出たり入ったりしています。
名前の通りヤミが好きみたいで、自分的に言えば暗黒の理力(フォース)ずき?

ターゲットライトさえ嫌う生物なので、撮影にはかなり苦労しましたよ。

yamitenjikudai200800626b.jpg

今回の柏島、最初にやっちゃんから、「マンぶーンさんの見たいリクエストは?」
と聞かれて、「ヤミテンジクダイと、ヘネシーの梅酒 」と思わず答えた自分。

アポゴンフェチの自分としては、昔から、たったひと目でもいいから、見たくて
しょうが無かったテンジクダイでして、最近のアクアスさんのデイリーを毎日見て
いて、見れるかな~と思ってリクエストしてみたところ、割といつでも見られる
生物らしいです。

これだけ柏島に通ってるのに、おバカな自分は全く知らない事実でした。
見たい生物は旬でなくても、キチンと伝えておかないと行けませんね~

yamitenjikudai200800626c.jpg

と言う事で初日から、やっちゃんはいたるポイントで捜してくれました。
いつもいつも、自分達ゲストの為に頑張って下さり、有り難いことです。

初日も紹介していただきましたが、深場に潜って浮上の途中でしたので、
その時は粘る事はムリでした。
ともかく、なかなか穴の奥から出てこない生物なので、粘らないと綺麗な
写真は撮れません。

結局、この写真は全て2日目の後浜で粘って撮ったものですが、自分が
OK出しをする、全ての鰭全開の図鑑ヨコ画像は撮れませんでした。
こいつも、次回の宿題ですね。

ところで今回、久々の柏島でのナイトダイビングでは、他にも初観察の
テンジクダイを観察出来ました。
かなりのSpなので、現在、質問中です。
判明次第、報告させていただきますので、アポゴンフェチの方、ぜひぜひ
ご期待あれ~。