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2008年05月31日

●5月柏島その7 ツキノワイトヒキベラ

本日より、しばらくは今週火曜日から潜ってきた柏島での観察報告をさせて
いただきます。

tukinowaitohikibera20080528a.jpg
ツキノワイトヒキベラ  Cirrhilabrus lunatus
撮影 2008年5月:柏島ラスベガス -35m 大きさ70mmぐらい
英名 Crescent-tail Fairy- wrasse
生息域 小笠原諸島、柏島、琉球諸島~西部太平洋など

今回の柏島から、D300のNEWマシーンを投入しました。
季節も梅雨近くなり、今期もF-1で言えばそろそろヨーロッパラウンドと言う様な
イメージにて、NEWマシーンの投入です。

が、初日、いきなりのセッティングミスが出てしまいました。
1本目の勤崎の-35mで、NEWマシーンの初の水中撮影に挑んだところ、あらら
オートもマニュアルも、フォーカスが可変出来ず、まるでニコノス状態で何ひとつ
撮影が出来ませんでした。

新品のカメラ&ハウジングにも関わらず、ストロボのシャッター連動の点灯テストを
しただけで、水没チェックも含めて、全ての動作確認をしなかった、怠けっぷりの
結果です。

2本目からは、ネクサスD300と、イノンZ240の相性などの特徴を掴むのに苦労を
しましたが、2日目にもなると何となく判ってき始め、その成果が上の写真です。

tukinowaitohikibera20080528c.jpgtukinowaitohikibera20080528b.jpg

基本的に、S-TTLの定光量でのストロボ発光は、誰でも同じ写真になってしまい、
それは面白くない機能と考えている自分は、ストロボは光接続のオート調光では
無くて、電動式のマニュアル調光で撮しております。
( ここだけの話しで、本当は単なる光式を上手に使えないだけの言い訳ですが )

従って、どのくらいの光量であれば、どのような写真になるのか等と慣れるまで、
鈍くさい自分には時間がかかる慣れ作業です。

そう言うことで今回の柏島では、動きの速いベラ、スズメダイ、鈍いヘビギンポや
ダルマハゼなど、色々な被写体を試してセッティングデータを色々と積み上げて
来ました。

そんな成果のひとつが、本写真です。
先日までファーストマシーンだったD200と比較すると、NEWマシーンのD300は
オートフォーカスの早さが進歩しており、生物の動きに合わせ安くなってました。
やはり新しい機械は、良いですね~♪

2008年05月30日

●アユカワウミコチョウ

柏島の写真の整理が出来ておりませんので、本日は過去に撮した中から。
実はずいぶんとウミウシ報告をしていなかったので、思い出したかの様に
4月にオープンした南越前の海からの報告です。

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アユカワウミコチョウ   Siphopteron fuscum

ブドウガイ目 / ウミコチョウ科 / キマダラウミコチョウ属
撮影 2008年4月:南越前 -7m 大きさ約5mmぐらい
生息域 東北以南の日本海、西部太平洋域、インド洋など

この画像は本当はお臀の部分と思うのですが、舌を大きく出した顔の様に
見えて、とってもお気に入りの画像です。
でも、この子は小さくて小さくて、撮るのに苦労しました。

ayukawa%2020080426ab.jpg

この画像は、一番上の写真の様にトリミングする前の元画像ですが、105mmに
クローズアップレンズを付けてみて、やっとでこの大きさです

ayukawaumikochou%2020080426b.jpg

和名のアユカワは、越前海岸の福井市鮎川(あゆかわ)からだそうですよ。
とにかく、可愛いウミウシでした。

2008年05月29日

●ロクさんと、柏島からの帰り道

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楽しい柏島も、最終日。
午前中に2本潜って、サザンマリンダイバーズの拓ちゃんをアクアスさんに残して、
ロクさんと2人で帰路につきました。

途中、以前から食べてみたかった " いろりや " さんで手打ちうどんで昼食。
自分は " 生醤油うどん " をいただきましたが、 腰のある美味しいうどんでした。
メニューも沢さん有りましたので、次回もまた寄ってみたいですね。

20080530ac.jpg

その後、以前から行ってみたかった大正町にある栗焼酎 " 火振りダバダ " の
製造元の無手無冠さんに行って、日頃から手に入りにくいダバダを購入。

途中、東名阪の集中工事による渋滞も有りましたが、柏島出発11時間後に
自宅に無事、到着しました。

2008年05月28日

●柏島は、雨

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午前中は、昨日と同じくラスベガスと、
勤崎に潜って、お昼にカレーを食べてたら雨が降って来ました。
風も強いし、最終日の明日は潜れるのかな~?

本日のヒットは、ベニヒレイトヒキベラの婚姻色と、ピンテール。
毎日見ても見とれてしまいますね。

20080528ab.jpg20080528aa.jpg

2008年05月27日

●拓ちゃんと柏島

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昨日仕事を早めに切り上げて、名古屋駅でサザンマリンダイバーズさんの
非常勤のロクさんと合流し、大阪で、拓ちゃんと合流して柏島に深夜到着。
今日から、3日間一緒にアクアスさんで潜ります。

更に昨日から、サザンマリンダイバーズさんのゲストの方も柏島に入って
おられて、まるでサザンマリンダイバーズ柏島ツアーです。

初日の本日は、勤崎、ラスベガス、後浜の3本。
ピンテールは、今年も綺麗でした。

2008年05月26日

●欲しかった図鑑

本日、帰宅してみると以前から予約していた新しい図鑑が届いておりました。

20080526.jpg

最近、発刊されたスズメダイの図鑑です。
スズメダイに特化された図鑑が無かっただけに、帰宅するや、F1モナコGPの
生放送をしていたのに、放送を見ずに見入ってしまいました。

そのせいなのか、予選は1-2 だった我がスクーデリア・フェラーリの決勝結果は
マッサが3位、キミはポイント外と、非常に残念な内容でした。
ティフォシーとしては、失格の自分でした。

話しは戻りまして、いつも初めて見る図鑑を手にすると、まずは写真をひととおり
見てみます。
今回の図鑑も写真を提供された方の名前をみてみると、外国の図鑑と言うのに
日本人も含めて名高い方の名前が多く有り、常日頃より、図鑑写真を写している
自分としては非常に参考になり、今回の図鑑でも、ほぉ~と思う写真がかず多く
ありました。

でも、中には、 「えっ、こんな写真でええの?」 とか、 「このスズメダイやったら、
自分の方が、もっといい写真撮ってるよ」 とか、思う写真も沢さん有りました。
プロカメラマンではなく、アマチュアの自分がこんな事を思ってしまうのも、昨今の
カメラの性能の高さなんでしょうね。

偶然の一発にかけて、10日ぶりに明日から柏島で鍛錬して参ります。

2008年05月25日

●5月柏島その6 タテジマヘビギンポ

自分が撮った写真にしては珍しく、ノートリミング、加工一切無しの画像です。
と言っても、RAWデータでの撮影なので必ずJpeg画像に変換してますから、
加工と言っちゃえば、加工ですけど・・・・。

tatejimahebiginpo20080517a.jpg
タテジマヘビギンポ   Helcogramma striatum

撮影 2008年5月:柏島民家下 -9m 大きさ30mmぐらい
英名 Striped Triplefin
生息域 伊豆諸島、小笠原諸島、高知県、琉球列島以南の西部太平洋、
     インド洋など。

説明するまでも無いと思われますが、魚の縦縞、横縞は目を上にしてみた
縞模様で判別しますので、写真的には横縞でも、タテジマです。
ほとんどのヘビギンポ科の生物は、雄と雌とでは体色が異なりますが、
タテジマヘビギンポ は、雄と雌は同じ体色をしております。

tatejimahebiginpo20080517b.jpg

で、何故、珍しくノートリミングの写真が撮れたかと言うと、その理由は
この タテジマヘビギンポ の、お利口さんぶりにあります。

比較的、カメラを近づけても逃げずにじっとしており、間違ってライトを当て
すぎたり、カメラを近寄らさせすぎて逃げてしまっても、すぐ近くで再びじっと
止まるか、しばらく待ってれば又、元の場所に戻ってきます。

カメラの練習にはもってこいの、お利口さんですよ。

2008年05月24日

●5月柏島その5 キザクラハゼ

5月の柏島では、夏から秋頃の様にホパリング系のハゼ達がバンバンとは
まだ飛んでおりませんが、それでもチラチラとは見かけますし、砂底から
各鰭を開けて背伸びしている様なハゼさん達は、皆さん元気でした。

kizakurahaze%2020080518a.jpg
キザクラハゼ   Vanderhorstia kizakura
撮影 2008年5月:柏島勤崎 -40m 大きさ50mmぐらい
生息域 伊豆大島、大瀬崎、串本、柏島、奄美大島、沖縄本島、久米島など。

当ブログでよくでてくる、平凡社の「日本のハゼ」では、 ヤツシハゼ属の1種-8
して掲載されているハゼですが、2007年の春に キザクラハゼ の和名と学名が
付きました。

kizakurahaze%2020080518c.jpg

こういった生息域が深い生物は、じっくり粘って全ての鰭が全開になった姿を
待って撮りたくても、減圧と言う大きな抑圧に負けてしまいます。
たまたま偶然にも、撮りたい被写体がスーパーご機嫌さんで、全ての鰭を
バカバカに開いて入ればラッキーですが、大抵は本日の写真の様に今いちな
写真が精一杯です。

深場で、じっくりと時間をかけて撮したい。
その為には、早くテクニカルディープダイバーになり、リブリーザーダイバー、
トライミックスダイバーへのステップアップが必用ですね。


2008年05月23日

●5月柏島その4 ピンテールフェアリーラスYg かな?

下手の言い訳ではありますが、自分が撮す写真は生態記録の写真です。
なので、基本的に生物の真横画像が主であり、当ブログで使用している画像は、
ほとんどトリミング加工をした物にて、とても画角センスに優れた写真を撮られる
方達の、あの素晴らしい写真には及びません。

世の人の考えがどうであれ、個人的にそんな自分の写真はフォトコンに応募する
資格が無い写真と自分は思い、いつかトリミングのしようがない写真を撮れる様な
技術が身に付いたならば、その時点で考えたいと思っております。

そんな訳で、本日もトリミングばちばちの写真で報告です。

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ピンテールフェアリーラスYg かな?  Cirrhilabrus sp.
撮影 2008年5月:柏島後浜 -10m 大きさ20mmぐらい
英名 Splendid Fairy-Wrasse
生息域 伊豆諸島、柏島、琉球諸島~西部太平洋など

すでにアクアスさんのログで報告された画像ですが、今回は貴重な生態写真、
そんな点で、個人的には、大変嬉しい写真です。

pintaile%2020080517b.jpgpintaile%2020080517c.jpg

この時のアクアスのまっちゃんのガイド振りは凄く、とにかく隠れてそうな場所を
探しては撮させ、次に隠れる場所を見つけては外に出させてゲストに撮影させる。
ほんとに、お見事~♪

pintaile%2020080517d.jpg

上の画像に写っている ラッパウニ と比較して貰えば判ると思いますが、
ここまで小さい生物なので、流石のまっちゃんも名前が判らかったらしいです。
自分はと言えば、何ベラの幼魚かな?と考えながら、ただひたすら撮影、撮影。

結局、夜のログ付け時に調べて、 ピンテールフェアリーラスYg かな~?と、
なりました。
でも細かく言えば、背中のネオンブルーのラインが違うんですよね。

2008年05月22日

●5月柏島その3 アマミスズメダイYg

気がつけば、約2ヶ月ぶりのスズメダイの報告になります。
そう言えば、4月のパラオ特訓報告の中で、まだスズメダイ系を取り上げて
いませんでしたから、期間が空くのも無理ないですね。

amamisuzumedaiYg%2020080518c.jpg
アマミスズメダイ   Chromis chrysura
撮影 2008年5月:柏島 後浜 -7m 大きさ20mmぐらい
英名 Stoutbody chromis
生息域 南日本~台湾、西インド諸島、モーリシャス、フィジーなど

今月始めに潜った串本でも、チラホラと見かけましたが、やはり柏島ですと
観察する個体数がかなり多く、その分、撮す機会も増えます。

成魚の場合、類似の シコクスズメダイ と比較して、体高が高く鱗が粗めに
目立つ事で区別できますが、 シコクスズメダイ が成魚と幼魚が似ている
姿でも、 アマミスズメダイ は、成魚と幼魚の姿は全く異なり、各鰭と頭に入る
V字型のネオンブルーのラインが、とっても綺麗なので一目で識別が出来ます。

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スズメダイ系の幼魚の中で、綺麗さでは上位の部類に入ると思いますね。

2008年05月21日

●5月柏島その2 オシャレハナダイ

この生物は、個人的には紀伊大島の須江と柏島でしか、観察しておりません。
観察の機会は何度かあったのですが、やっと真横の写真が撮れました。

osharehanadai20080517a.jpg
オシャレハナダイ   Plectranthias pelicieri
撮影 2008年5月:柏島 ラスベガス -37m 大きさ80mmぐらい
英名 Pelicier's Parchlet
生息域 伊豆大島、八丈島、大瀬崎、紀伊大島、柏島、琉球列島~
     モーリシャス、インド洋、西部太平洋など

ただし念願の真横写真と言っても、臀鰭は不完全な開き具合なので、とても
満足は出来ない写真。
まだまだ撮り直さないと行けない生物です。

昔はモーリシャス固有種と思われてましたが、その後、日本沿岸各地からも
観察報告が有り、和名がつきました。
ホバリングするハナダイではなく、水底近くの岩礁域を泳いでは岩の隙間に
たたずむ と言った風に生息しており、隠れるのも早くて、なかなか全鰭の
全開シーンを、お目に掛かれません。

osharehanadai20080517b.jpg

だいたい、いつもこんな風に岩の間などにチョコンとおります。
観察出来る水深がちょっと深めなのが難点なので、今回もMax-40mとして
考えて、28%のナイトロックスタンクを使っていましたが、やはり撮影が終わる
頃には、減圧を出しておりました。

体の負担を考えると撮せない生物だけに、魅力たっぷりの生物です。

2008年05月20日

●5月柏島その1 イレズミハゼ属の1種

パラオ特訓報告がまだまだ残ってますが、本日からは先週末に今年初めて
行ってきた、大好きな柏島での観察報告をさせていただきます。

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イレズミハゼ属の1種   Priolepis Sp
撮影 2008年5月:柏島 後浜 -9m 大きさ30mmぐらい
生息域 高知県、パラオ

ご覧になって判ります様に、左上の部分に産み付けられた卵を守ってました。

irezumihazeSp%2020080518b.jpgirezumihazeSp%2020080518c.jpg

観察自体は昨年からできており、皆さんがハッチアウトやら、いろいろと綺麗な
写真を撮られてる中、自分は全然撮れてませんでしたが、今回、何とか撮影が
できました。

irezumihazeSp%2020080518d.jpg

いつもの平凡社の「日本のハゼ」で、 イレズミハゼ属の1種-1 として載っている
種ですが、以前、 パラオでの観察報告 をしております。

しかし、パラオで観察した個体は胸鰭がとても大きく、目の周りの模様もちょっと
異なる気がして、やはりあれは別の種なのかも知れません。

そうなると、今回の報告した種の生息域は、柏島のみになってしまいますね。

2008年05月19日

●新たなる武器 到着

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柏島からの帰り道、グルメツアーを満喫後には車のトラブルが待っており、
自宅に戻れたのは、予定より1時間遅れでした。

そんな眠さでボケボケの自分でしたが、留守の間に新たな武器が届いており
目がバッチリ覚めました。
早くD300をセッティングしてみたい所ですが、そんな事しちゃうとただでさえ
少ない本日の睡眠時間が、劇的に少なくなるのは確実。

我慢して寝る事にして、お楽しみはお預けです。

2008年05月18日

●あっという間の柏島

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2日目の本日は、早朝から3本潜って昼過ぎに出発。
今日は勤崎に潜れました。

帰り道は、道の駅 "大月" で柏島のガイドさん達の写真展を見学、恒例の四万十川の
ウナギを食べて、水車亭で芋ケンピを買って、須崎名物の鍋焼きラーメン食べてと、
グルメツアーを満喫してきました。

2008年05月17日

●今年、初 柏島

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20080517ab.jpg20080517ac.jpg

今日、明日は半年ぶりの柏島。
今回は、かじきあんツアーなので、車の運転は無しで楽々の上、28%のエンリッチ
エアーで、勤崎をガンガン攻める予定です。
更に、第二名神開通のおかげで、吉備まで1時間早く着き、やはり柏島へもいつも
より、1時間早く着きました。

しかし、朝起きると勤崎に釣り人が居る為、1、2本目はベラ狙い。
ツキノワ、クジャク君達は興奮しまくりでしたよ~♪

2008年05月16日

●パラオ特訓報告19 ヤツシハゼ

当ブログはハゼふぇちの為か、ハゼ科の紹介が多いのですが、意外なことに
大好きなヤツシハゼ属の、ノーマルな報告が未だでした。

もっとも、ノーマルって言っても、学名はまだ Spですけどね。

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ヤツシハゼ 雌   Vanderhorstia Sp
撮影 2008年4月:PALAU GP3 -12m 大きさ40mmぐらい
生息域 小笠原諸島、八丈島、伊豆半島以南~西部太平洋域など。

残念なことに、自分はまだ雌にしか出会えておりません。
バラオや柏島で、色んなヤツシハゼ属に出会えてますが、未だ出会えて無い
のが、この ヤツシハゼ の雄と、平凡社の「日本のハゼ」の区別での 1種の3

ヤツシハゼ属の全て制覇を目指してから、すでに3年が立ち、今回、写真上の
個体を見つけた時は、「やったぁ~、ついに1-3 」 と思いましたが、撮している
間に、ファインダー越しに見える姿で腹鰭の色彩が違う事が判りました。

yatushihaze%2020050319a.jpg
撮影 2005年3月:PALAU SFG -15m

こちらは、3年ほど前にD100で撮したものです。
上の写真の個体は、マングローブに近い水域で茶色い土壌での物ですが、
こちらは、反対にサンゴ砂的な白い土壌での個体です。

上の写真の個体は、特に近くに雄が居ませんでしたから、ディスプレイした
体色とは思えませんので、単純に棲息する土質での体色の違いと思えます。

この体色の違いは、他のヤツシハゼ属、ケショウハゼ、カニハゼ等でも顕著に
現れておりますので、また別の機会にでも報告させていただきます。

2008年05月15日

●パラオ特訓報告18 ダテハゼ属の1種

本日は、先日のダテハゼ繋がりで

datehazeSp%2020080415a.jpg
ダテハゼ属の1種   Amblyeleotris Sp
撮影 2008年4月:PALAU -40m 大きさ50mmぐらい
生息域 西表島、バリ、フィジィ-、PNGなど。

当ブログで毎度おなじみ平凡社の「日本のハゼ」に、 ダテハゼ属の1種-4
して載っている種です。
同誌では、 Arcfin Shrimpgoby ( Amblyeleotris arcupinna )と、同じ種と
思われると書かれておりますが、横帯と横帯の間の白い体色のところの淡い
微妙な色彩が、自分は違うような気がします。

今後標本による分類学的精査が必用って書かれてるので、まだ生物学的に
同定されていないと思うのですが、自分の様な素人達には判らないところで
学者さん達は、同定と思われる点があるんでしょう。

素人なりに、もっと勉強しないとダメですね。

2008年05月14日

●今日は久々にテック講習

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今日は久々にテック講習で、大瀬崎にやって来ました。

2本日は自主トレで、リフトバックを 8回上げて、その都度安全停止を したので、
潜行、リフトバック打ち上げ、安全停止、リフトバツク回収、潜行の繰り返し、
ヘバヘバに疲れました。

20080514ac.jpg20080514zaa.jpg

2008年05月13日

●パラオ特訓報告17 ニチリンダテハゼ

昨日のスーパーはぜヲタクな報告と言い、最近はマイナーなハゼ観察ばかりの
報告をしてましたので、今日はいつもと嗜好を変えて、メジャーなハゼを報告を
させていただきます。

NichirinYg20080414b.jpg
ニチリンダテハゼ   Amblyeleotris randalli
撮影 2008年4月:PALAU -20m 大きさ50mmぐらい
英名 Randall's Shrimpgoby 
生息域 琉球列島以南、インド洋・西太平洋~ソロモン諸島など。

ハゼがちょっとだけでも好きなダイバーなら、誰でもご存じのハゼだと思います。
なので、詳しい説明は不要かと。

  ↑  ↑  ↑

 あっ!手抜きだ!!

NichirinYg20060504b.jpg
こちらは同じポイントで約2年前に撮した写真ですが、ひょっとしたらこの子が
成長して、今回観察された奴かも知れません。
もしもそうだったら、とっても嬉しいんですけど、小さなハゼにウミガメの研究の
様に、識別用のタグを打ち込む事はできませんもんね。

いつ見ても、透き通る様な白いボディにオレンジのラインが鮮やかで綺麗です。
なのに英名は、ちょっとセンスが・・・・・

2008年05月12日

●パラオ特訓報告16 サンカクハゼ属の1種を、2種類。

やりましたぁ~♪♪
フェラーリ 4連勝、マッサのトルコGP 3年連続のポール・トゥ・ウィン♪
この勢いで、2週間後のモナコGPは、1-2フィニッシュだ~!!
さてフェラーリが勝った夜は、自分のキー入力は自然に絶好調になりますので、
今日は長~い文章の生物観察報告です。

と言う事で、本日の報告は、平凡社の「日本のハゼ」に載っている和名の無い
種と、未記載のサンカクハゼの観察報告です。
「日本のハゼ」では区別がし易いように、独自に1種の1とか、1種の2とかの様に
書かれており、実際にダイビングの時にはその様に読んだ方が、ガイドする方も
される方も判り安くて良いのですが、当ブログではそう言う和名の無い種は全て
1種として統一させて頂いております。

最近の当ブログでは、1日1種で報告させて頂いてますので、本来、本日報告の
生物も別々に報告をしたかったのですが、別々だと返って判りづらくなると思われ、
今回は 2種類の和名の無い種を、同時に報告させていただきます。

sankakuhazeSp%2020080412c.jpg
サンカクハゼ属の1種   Fusigobius pallidus

撮影 2008年4月:PALAU GP3 -18m 大きさ40mmぐらい
英名 特に、まだない模様
生息域 奄美大島、西表島~西部太平洋、インド洋

「日本のハゼ」で サンカクハゼ属の1種 として掲載されておりますが、そこにも
書かれている様に Fusigobius pallidus し思われます。

実は観察した時に ハタタテサンカクハゼ のすぐ近くに居たので、その時点では、
雌の個体かな?と思って撮影してましたが、その夜ホテルに戻ってから調べて
みると、どうやら異なる サンカクハゼ属の1種 と判りました。

因みに当種は、「日本のハゼ」では生息水深が、-27~-32mと書かれてますが、
撮影したのは-18mです。
過去にも何度か報告しておりますが、このGP3なるポイントは他のポイントでは
深場でしか観察出来ない生物が、たくさん浅場で観察出来ます。
本当に魅惑のダイビングポイントです。


そして本日紹介の、「日本のハゼ」に未記載のもうひとつの種がこちらです。

sankakuhazeSp%2020080414a.jpg
サンカクハゼ属の1種   Fusigonbius Sp
撮影 2008年4月:PALAU -13m 大きさ30mmぐらい
生息域 不明

外洋メジャーポイントでのブリーフィングの時に、サザンマリンダイバーズ
拓ちゃんが 「途中に名前の判らん、サンカクハゼいてますわ」 って言うんで、
見せて貰いました。

sankakuhazeSp%2020080414b.jpg
確かに先に報告しました サンカクハゼ属の1種 と、体色はほとんど同じですが
第一背鰭の模様は全く異なります。

もともとここで紹介している、 ハタタテサンカクハゼ と、 サンカクハゼの1種 は、
共にGP3で観察した個体ですので、他のポイントで観察するよりは、体色が濃い
色をしており、体色の濃淡での違いはありますが、簡単に特徴を言ってしまえば、
ハタタテサンカクハゼ のボディで、第1背鰭が ヒレフリサンカクハゼ のイメージ
ですね。

全くの未記載種なのか、それとも サンカクハゼ属の1種 の色彩変化なのか、
何なんでしょうね~?

と、有り難くここまで読んでいただいたけど、自分はサンカクハゼ系に強くなくて
何のこっちゃ、さっぱり判らんと言う方は、下の写真を参考にしていただければ、
少しはヲタクの話しが判りやすくなるかも知れません。

hatatatehazeSp%2020080412c.jpgtumagurosankakuhaze20051009.jpg
 写真左 ハタタテサンカクハゼ  撮影 2008年4月:PALAU
 写真右 ツマグロサンカクハゼ  撮影 2005年10月:西表島

hirefurisankakuhaze20051008.jpghirefurisankakuhazeYg%2020071120a.jpg
 写真左 ヒレフリサンカクハゼ  撮影 2005年10月:西表島
 写真右 ヒレフリサンカクハゼYg  撮影 2007年11月:PALAU 

でも、更に判ら無くなってしまったと言う方には、ごめんなさい。

2008年05月11日

●パラオ特訓報告15 クレナイニセスズメ

今週末は我が社の本社のエアコン交換工事の立ち会いで、土日は海は無し。
8時30分から工事と言われていたので、事前準備に7時50分に出社してみると
工場関係の方達は、8時から朝礼を始められております。

改めて15分前集合の言葉でなく、30分前集合が大切と勉強させられました。

kurenainisesuzume20080412a.jpg
クレナイニセスズメ   Pseudochromis porphyreus
撮影 2008年4月:PALAU -7m 大きさ40mmぐらい
英名 Magenta dottyback
生息域 奄美大島、琉球列島~西部太平洋域など。

この生物は、今まで何回撮っても下の写真のように体色が強く光ってしまって、
体側面の模様、形状などが全然判らなかったのですが、今回の特訓中に上の
写真の様にウロコや側線等の形が判る写真が撮れました。

自分にとっては、何とも撮影が困難な生物のひとつです。

kurenainisesuzume20071223a.jpg
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎海岸 -12m 

メギス科の生物なのに、 クレナイニセスズメ って名前なのは何故なんでしょう?

最初は、パッとみ水中では青紫色なのに、ライトを当てたり、陸上とかの明るい
所で見ると赤紫色なので、紅偽スズメの名前なんだと思ったんですが、しかし
それでは リュウキュウニセスズメ ってのも居るので、結局は紅ニセスズメなの
でしょうか?

でも、ニセスズメって?
外観はスズメダイとは似ても似つかぬ体系と思うんですが、学名にプロミスって
付いてるので、骨格とかそう言った生物学的には同じなんですかね。
無知な疑問で失礼いたします。

2008年05月10日

●パラオ特訓報告14 ホシハゼ属の1種

本日も昨日に引き続きまして、同じレックポイントから、同じホシハゼ属の観察の
報告です。
でも同じホシハゼ属と言っても、昨日の地味~な マダラホシハゼ とは違って、
結構、明るめの体色のホシハゼです。

hoshihazeSp1-1%2020080413c.jpg
ホシハゼ属の1種   Asterropteryx sp
撮影 2008年4月:PALAU -16m 大きさ30mmぐらい
生息域 宮古島、西表島、西部太平洋域など。

平凡社の「日本のハゼ」では、 ホシハゼ属の1種の1 として紹介されており、
既に ホシハゼ属の1種の2 が、 ノコギリホシハゼ の和名が付いたと言うのに、
この子はまだ和名が命名されておりません。

hoshihazeSp1-1%2020080413d.jpg

近似種としては、 フタホシホシハゼ があげられますが、区別をするところは
フタホシホシハゼ は第一背鰭に黒色斑が有りますが、本種には無い事です。

共に尾柄後部に、白く縁取られた大きな黒色斑が有り、背鰭にも黒色斑が有る
ことで、 フタホシホシハゼ の名が付いたと思われます。

なので、本種はいずれ ヒトツホシホシハゼ とでも、命名されるんでしょうかね?

hoshihazeSp1-1%2020080413b.jpg

実はこの3枚の写真は、全て別の個体です。
レックポイントと言う事から判ると思いますが、観察したのは沈船の大きく開かれた
所から入れる、かなりシルキーな所です。

シルキーな故、あまり人が近づいていないのか、かなりの臆病振りにて、ストロボの
発光いっぱつで巣穴に引っ込みます。
なので、写真は全て別個体なんですよ。

2008年05月09日

●パラオ特訓報告13 マダラホシハゼ

さて、しばらくお休みさせていただきましたが、本日からはパラオ特訓報告を
再会させていただきます。

今まではナイトで観察した生物を中心に報告しておりましたが、本来、自分が
パラオと言うフィールドに魅せられてしまった大きな原因である、泥系のハゼ
君達の観察報告を、ほとんどしておりませんでした。

と言うことで、本日は、地味~な泥系ハゼの報告をさせて頂きます。
でも地味すぎて、誰も見てくれないかな?

madarahoshihaze20080413b.jpg
マダラホシハゼ   Asterropteryx spinosa
撮影 2008年4月:PALAU -20m 大きさ50mmぐらい
生息域 奄美大島、沖縄諸島、八重山諸島、インド~西部太平洋域など。

観察したのは、内湾の某有名レックポイント。
レックポイントだけに、日本人ダイバーだけでなく 外国のダイバーさんも沢さん
潜っておられます。
でも、外国人向けのサービスさんや、多くの日本人向けのサービスさんたちは
きっと見向きもしないでしょうね。
見つけたとしても、きっと何か地味なハゼが居るなって思うぐらいでしょう。

そのぐらい、地味なハゼです。

平凡社の「日本のハゼ」に、内湾の中程から湾奥、サンゴ礁域の礁池、礁湖、
礁斜面に棲息する。ガレ場、死サンゴ片混じりの砂底や砂泥底に単独で見ら
れる。と、書いてありますが、正にその通りでした。

実は自分もサザンマリンダイバーズの拓ちゃんに紹介されて撮したものの
名前が判らず、後からもう一度教えて貰った次第でして、ホシハゼ属と言えば、
自分は ホシハゼ や、 ヤノウキホシハゼ 等の、黒っぽい体色に青い小さな星が
目立つ綺麗なハゼとしか、それまでは認識しておらず、まだまだ勉強不足を
実感した次第でした。


2008年05月08日

●マダラトラギス

本日も先週末の串本からの報告ですが、昨日の報告と違って名前がキチンと
判明している生物です。

madaratoragisu20080504a.jpg
マダラトラギス  Parapercis tetracantha
撮影 2008年5月:串本 サンビラ -12m 大きさ100mmぐらい
英名 Mottled weever、Blackbanded sandperch
生息域 相模湾以南~インド、中部太平洋域

見た時は、「おっ、ちょっと違う柄のトラギス」と思い、撮影しました。
後から山渓の "日本の海水魚" で調べると、昨日のイソハゼとは違って普通に
載っておりました。

生息域は相模湾以南となってますが、南方系のトラギスらしいです。

思えばトラギス系はほとんど撮影したことが無く、知識も皆無で、見た時は
カモハラトラギス かな?、 ハワイトラギス かな?とか思っており、帰りの車中で
PCに落とした画像を観ながら、一緒に潜った方達と調べて名前が判りました。

でも普通の トラギス で無いぐらいは判ってましたよ。
( まぁ自慢するレベルの話しでは、有りませんが・・・・・ )

●パラオ特訓報告 旅編(最終回)

本日は、ちょっとキーボードを打つ指に油が載りましたので、生物観察報告
だけでなく、もうひとつアップさせていただきます。

内容は、途中報告になってましたパラオ特訓報告のダイジェストです。
ダイジェストって言っても、すご~く長いので読むのは、かなり暇な時にでも
された方が良いかと、思われますよ。

ダイビング3日目、前回のつづきなので午前6時にホテルに帰って3時間後の
9時に、再び、桟橋です。

20080415aa.JPG
写真はオーバーナイトから戻った時の、桟橋風景です。

しかしこの日は、ちょっと休憩日に。
昼間はダイビング雑紙のイメージの様に、パラオの外洋ポイントを3本潜って、
桟橋前のサンセットダイビングで ニシキテグリ のハーレム的産卵行動を観察し、
シボリ に興奮し追いかけ回して撮影したりして、少なめの合計4本のダイビングで
終了しました。

昨日(今朝?)までに体内に蓄積したマイクロバブルを、少しでも放出し、残りの
ハードスケジュールに備えます。
そして夜も、3日ぶりにボートの上でのカップラーメンでは無く、到着日以来の
外食にとレストランへ。

20080414aa.JPG20080414ab.JPG

と言っても、最近お気に入りの格安ラーメン屋さんの、"中華一番拉麺館"で
"卵焼き焼きそば" と、"焼き鳥" 成らぬ"焼き牛"、ビールなどを注文、結局、
今日も麺類でしたね。
因みに、これだけで10$以内で治まりますよ。

その後は、いつものアイスクリームをネコり、久々に早めに就寝しました。
と言っても、充電やら、写真データをPCに落としたりして、深夜24時は軽く
まわっておりましたが。

そしてダイビング4日目、再び、耐久ダイビング全開モードです。
早朝、桟橋前でウォーミングした後は、今回は1本だけのシアストンネルの深場。
はい、目的は勿論、 カマヂハナダイ 様。

過去に何度と挑戦しながら、引っ込んでたり、色が出てなかったり、未だ一度も
まともに撮れていない、自分の憧れのハナダイです。

20080415ba.JPG20080415bb.JPG

今回、自分以外のゲストで、知人のパラオ在住の日本人の方もWタンクなので
自分の分と、その方と自分の減圧用タンク、更に ぢろーさんのWタンクと船上は
器材でいっぱいです。
汐見をみられる ぢろーさんの姿からも、この1本への期待が高まります。

昨年の年頭に掲げた計画では、今回ぐらいからヘリオックスを詰めたO2プティマ・
リブリーザーを背負って、減圧用には80%~100%程度のナイトロックスタンクを
ショルダーに下げて挑む予定でしたが、なかなか思うように講習の受講が進んで
いませんので、まだ使えません。
なので今回は、背中に11.5LのエアーのWタンクを背負い、減圧用に50%ナイト
ロックスの10Lタンクを、ショルダーにぶら下げて挑みます。

エントリー後、まっすぐに深場へすすみ、すぐに カマヂハナダイ 様を ぢろーさん
から紹介されました。
本日の カマヂハナダイ 様は、カラフルな色を結構出されておられ、ご機嫌も
たいへん麗しいご様子にて、真ヨコどんぴしゃの位置で10枚ぐらい撮せました。

ただ撮した画像をD200の液晶を見ながら、カメラのセッティングを微調整しようと
しましたが、案の定、ネクサスの背面にある各ボタンが反応しません。
以前もそうでしたが、ある深度以上の深い水深になるとボタンを押しても、うんとも
すんとも動きません。
この深さの水深を保証してないIXY910ISは、樹脂ケースでも何とも問題ないのに。

ちょっとだけ頭によぎった不安が、大当たりでした。

まぁでも今回は良いだろうと安心して、他の生物も色々撮影しながら、長~~い
減圧も終えて、ボートの上で撮した画像を確認すると・・・・・・えっ???

何故か、全て真っ黒な写真ばかりです。

エントリーして最初の頃は、真っ黒な写真ばかりで、水深が-40m位ぐらいまで
上がって写した写真からは、まともに撮れてます。

DSC_4533.JPGDSC_4569.jpg
上左の写真がその時の真っ黒写真を、フォトショップでムリクリ明るくした物です。
せっかく各鰭が立ってピンもあってるのに~!!
そして浅い水深で撮した上右写真の メガネスズメダイ は、綺麗に
光が当たっています。

ストロボの角度が悪かったのか? 発光していなかったのか?
でも、ターゲットライトに使っているLED48の灯りだけでも、薄暗い画像は撮れると
思うのですが、何とも不思議です。

ここでは過去に ダブルバーアンティアス や、 ベニハナダイ など、他にも珍しい
ハナダイを撮しているんですが、何故か カマヂハナダイ だけ失敗ばかり。
Wタンクぐらいの装備ではダメって、シアスの神様が仰ってるんでしょうかね~。

気を取り直して、3本目からSタンクに戻してダイビング。
ちょっと深めのポイントで、 ホタテツノハゼの1種 ダテハゼの1種 などを撮って
いると、すぐに減圧が出そうになり、その後はずう~と浅場でスズメダイ系などを
観察してました。

20080415ca.jpg20080415cb.jpg
ランチは、アレンさんが小さな島に囲まれた浅瀬の入り江までボートを走らせて
くれて、綺麗な風景の中でいただきました。

4本目はは、昨年秋になんとか撮るには撮った ギルバートカーディナルフィッシュを、
セントカーディナルで撮り直して、桟橋へ戻りました。

パラオ在住の知人とは、ここでお別れです。
この方は内湾での泥ドロマクロダイビングや、大深場も大好きな方なので、自分の
ダイビングスタイルと似ており、今回は陸移動での内湾と、ボートでの内湾、そして
本日の大深場と、昼のダイビングだけでしたが、3日間御一緒していただき、次回の
パラオの時にも、是非ぜひ、お声を掛けさせていただきたいと思ってます。

20080415da.JPG
桟橋にて、ミッドナイトダイビング出港の為、準備に戻った ぢろーさんと、本日も
夜部門のみ登場の こーじさんを待っていると、残念そうな顔をした こーじさんと
ぢろーさんがやってきましたが、お2人とも急用が出来てしまい、今夜は行けない
そうです。

自分が居る間に、2回は外洋でミッドナイトができるつもりでしたから、ゲストの
自分よりも悔しがってられました。

と言うことで、今夜は拓ちゃん、研修中の方2名とで出港。
今後、当ブログで紹介していきますが、深夜24時迄に3本潜って今夜も またまた
珍な変な生物を、いっぱい観察出来ました。

そしてホテルに戻ると、午前2時。
やはりホテルの玄関は堅く施錠されており、玄関ロビーも薄明かりになってます。
拓ちゃんがノックしてくれましたが、返事がありません。

でも入れないと充電が出来ませんし、濡れた海パンでサザンさんの事務所で
泊まる事になってしまいます。
ホテルの玄関を、ガンガンと激しくノックして、何とかホテルに入れました。

20080416aaa.jpg20080416aad.jpg

とうとう最終日、左上の写真は、移動中に居眠りするガイドの拓ちゃんです。
そりゃあ、これだけゲストに、毎日早朝から深夜まで遊ばれれば、疲れはてて
当たり前ですよね。
まぁ、どこでも寝ちゃう病でもありますが・・・・・・。
いつも、自分か東京の某ゲストの女性の方がやって来ると、ただでさえ痩せて
いるのに、いつも更に痩せちゃうそうですよ。

20080416aab.jpg20080416aac.jpg
上の写真は、マラカル湾に係留していたアメリカ軍の駆逐艦です。
ヘリコプターまで積んだイージス艦と合計2槽が係留しており、コロール市内で
一番大きなスーパーでは、沢山のアメリカの軍人さんが買い物されてました。

パラオでの最終日は、いつも50%のナイトロックスで-10m以浅のダイビングに
しておりますが、実は4日目のナイトから、レギュを咥えると口の歯茎に痛みが
出だし、レギュを常に甘噛みしてました。
短期間で沢さん潜ると、こんな事も有るんですね。

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20080417ab.jpg

なので最終日は早朝は辞めて、2本で終えることにして、最後はシャンデリア
ケーブに生息している、 シャンデリアケーブドゥワーフゴビー を撮影して、終了。

結局、合計4日半で28本、のべ潜水時間は28時間54分で撮した写真枚数は
約1,200枚の結果でした。

残念ながら予定より4本少ない結果でしたが、でも自分のダイビング人生で
最高の激しく楽しい特訓に大満足。

そして最終日の夜は、当然、遊んだ代金の精算です。
潜った本数の多さに比例して、高額になってしまったダイビング代金の上、
更に今回使ったナイトロックスタンクの本数も多く、結構な金額です。

20080417ba.jpg20080417bb.jpg

遊んだ使ったお金は頑張って働いて支払うしか有りませんので、今回も深夜
1時40分にコロール発のグアム行きに乗り、行きの時とは反対に凄く混んでる
グアムの入出国検査後、3時間ほど空港内で待って乗り換えて、10時40分に
セントレア到着。

駐車場でネクタイを締めて、スーツ姿に変身し、13時にはオフィスで溜まりに
たまったメール受信から、仕事を再開しました。

ふぃ~っ、疲れた~。

2008年05月07日

●イソハゼ属の1種 ( Eviota spilota?)

4月のパラオで観察した写真の整理が進んでませんが、その後、越前、串本
紀伊大島須江と潜って、いろいろ新たな観察記録が増えてしまってますので、
パラオ特訓報告はひとやすみさせていただき、本日は串本からの報告です。

isohazeSP%2020080504a.jpg
イソハゼ属の1種  Eviota sp
撮影 2008年5月:串本 サンビラ -10m 大きさ20mmぐらい

いろんな図鑑を調べてみたんですが、結局、名前が判りませんでしたので、
とりあえず イソハゼ属の1種 の名前で報告させていただきます。

この画像では判りにくいと思いますが、第1背鰭の第1棘が著しく伸張しており、
第1背鰭、第2背鰭、尾鰭の全体にオレンジにちかい赤色の小さなスポットが
無数に有ります。

最初見た時は、バックが綺麗な アオイソハゼ が撮れると思い、撮影する為
ファインダー越しに覗いてみると、各背鰭やボディに見られない赤いスポットが
ついてます。
ちょっと気になり、こりゃ違うかな~と色々調べてみました。

撮した後しばらくは、平凡社の " 日本のハゼ " で紹介されている 1種の4 かと
思ってましたが、自宅に戻ってから上記の特徴や、胸びれ基部にある大きな
黒斑などから照合していくと、どうやら一番似ているのは、 Eviota spilota なの
ですが、本種はフィリピン以南、ベトナム、インドネシア、ボルネオ島などの西部
太平洋に生息されている生物です。

似たイソハゼの観察例が奄美大島から報告されておりますが、奄美大島から
遙かに北に位置する串本ですし、もしもそうだったら、本州初観察。

まさかね~。

2008年05月06日

●ヨコシマクロダイYg

先週末の土曜日は久々に串本のビーチとボートポイントを潜って参りましたが、
約半年ぶりの串本は、秋にあれだけ居たススメダイの幼魚の姿は無く、棲息
している生物も少なく感じましたが、先週の越前と比べれば雲底の差で多く、
またドライスーツよりウェットスーツのダイバーの多さに、もうすぐ夏なんだな~と
感じた物でした。

と言うことで、本日は去年の最期に潜った串本で観察した生物です。

yokoshimakurodaiYg20071028.jpg
ヨコシマクロダイYg  Monotaxis grandoculis
撮影 2007年10月:串本 住崎 -14m 大きさ40mmぐらい
英名 Roundtooth largeeye bream Bigeye emperor 
生息域 小笠原諸島、駿河湾以南~インド洋、西部太平洋域など。

名が示す様に、横縞が目立つクロダイ。
英名も、フエフキダイ科は Emperor = 皇帝と呼ばれる程の高級食用魚です。

文献によれば、写真の幼魚は側面の黒帯や黄色の尾鰭が目立っているが、
成魚になるに連れ、どんどん地味な体色に変化し、老成魚では横縞模様まで
消失してしまう。
成魚と幼魚の体色が異なる種は魚類全般で多く存在するが、フエフキダイ科
では珍しい。

本写真を撮影した串本では、成魚を見かける事はまず無く、夏から秋にかけて
幼魚を観察するのがほとんどなので、越冬はもっと暖かな海でないと無理なん
でしょうね。

2008年05月05日

●今日は須江

20080505aa.jpg

今日は約2ヶ月ぶりに須江 にやって来ました。

昨日まではコミ込みだったらしいですが、運が良く今日はガラガラ。
予定ではナギザキ2本です。

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2008年05月04日

●今日は串本

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今日は串本で、去年の10月以来、約7ケ月ぶりに潜って来ました。

天気が良いせいか、施設はダイバーでいっぱい
なんと30人ほどの外国人の団体さんもいましたよ。

2008年05月03日

●パラオ特訓報告12 ミスジアカヒレイシモチ

このサイズになると、幼魚様と言うよりも、稚魚ちゃまです。

misujiakahireishimochi%2020080412a.jpg
ミスジアカヒレイシモチYg   Apogon trimaculatus
撮影 2008年4月:PALAU -16m 大きさ20mmぐらい
英名 Three spot cardinalfish
生息域 奄美大島以南~西部太平洋域、インド洋など。

図鑑等によると、日中は珊瑚外縁の岩穴などに隠れていて、夜になると行動し
甲殻類を捕食しているそうです。

misujiakahireishimochi%2020080412c.jpgmisujiakahireishimochi%2020080412b.jpg

今回も内湾のナイトにて、サザンマリンダイバーズの ぢろーさんから紹介して
貰いました。
しかも最初は、写真上左の様に白い砂地に居たのですが、撮りやすい様にと
何も言わずに、さりげなく落ち葉の上に自然に誘導され、バックに色が着いて
撮りやすい様にしてくれました。

やり過ぎの演出でなく、フォトダイバーの気持ちが よぉ~く判ってくれている
にくい演出のガイディングです。

これだけ透明な生物を白い砂地の上で撮すのは、露出合わせが非常に難しく、
かと言って生態行動上で有り得ない様な所に移動させるのでなく、やはり、
今回の様な枯葉とか、腐った木の板あたりが自然らしく適切だと思います。

こんなアシストをさりげなくしてくれる所が、アカデミックな生物知識の豊富さ
だけでなく、自分が尊敬しているところです。

そして困った事に、このぢろーさん、もうすぐサザンさんを退職されてしまいます。
本人がサザンさんのHPで発表されましたので、ここに書いてもいいかと。
あと一ヶ月ぐらいと思われますので、ガイドして貰いたい方は、早急にパラオに
行って、サザンさんで潜ってきて下さい。

2008年05月02日

●バラオ特訓報告11 ナミダテンジクダイ

さて今日も旅行編と思いましたが、旅行編は長文なので作成に時間がかかって
しまいます。
GW気配の世間と違って、この時期は月末月初の仕事に追われておりまして、
今日は短めに、生物編にさせていただきます。

namidatenjikudaiYg%202008041b.jpg
ナミダテンジクダイYg   Apogon savayensis
撮影 2008年4月:PALAU -10m 大きさ20mmぐらい
英名 Gray cardinalfish
生息域 奄美大島以南~西部太平洋域、紅海、GBRなど。

こちらも内湾ナイトでの観察です。
成魚は目が大きいのが特徴ですが、幼魚だとここまで大きいのか。
とにかく ぢろーさんから紹介された瞬間から釘付け状態になってしまいました。

やっぱり、テンジクダイ系は可愛くて、ええですね~♪
一時期、シリーズとして紹介していた "幼魚様たち" ですが、"稚魚ちゃまたち"
シリーズを作ろうかと思った次第です。

でもそんなシリーズやっちゃうと、更に変態ダイバーがパワーアップしそうだし、
う~んと考え中です。

図鑑などによるとサンゴ等の奥に隠れ住むと書いて有り、確かに以前観察した
成魚はそうでしたが、今回の幼魚は砂地を漂っておりました。
まだ幼すぎて住まいが決まってないのか、はたまた昼間は住みかに隠れてて
夜になるとフラフラと動き出すのか?

実は、この ナミダテンジクダイ 自体、自分は今までパラオでしか観察した事が
ありません。
生息域からすれば、2回しか行ってない奄美大島や、1回しか行ってない西表島、
そして今回で10回目のパラオ。
まぁ、パラオでしか見ていないって当たり前の事かも知れませんね

2008年05月01日

●バラオ特訓報告 旅編その2 予定変更

さて本日も、特訓旅行編です。

ダイビング初日、この日は早朝から自分が世界で一番好きなビーチポイントの
ゴビーパラダイス3(略してGP3)で3本潜って、早めにボート桟橋に戻って出航、
外洋でサンセット、ナイト、ミッドナイト、オーバーナイトの予定です。

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ホテルの玄関にはネコがいっぱい、VIPホテルはいつもネコだらけです。

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夕方から明日朝までのボートの操船に備え、オペーレーターのアレンさんは
休憩、拓ちゃん運転の陸路で移動です。
パラオでのダイビングはほとんどボートなので、なかなか陸路での移動がなく、
車の窓から見られる景色は凄く新鮮、自分はこの陸路移動が大好きです。

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撮影したのは、今回のGP3で一番の目的の未記載種のヤツシハゼの1種を始め、
ヤツシハゼの1種が計4種、その他、シマオリハゼ、ウシオニハゼ、カスリハゼ、
ニュウドウダテハゼ、ケショウハゼ、カニハゼ、ヤノウキホシハゼ、サルハゼの
1種、ベニハゼの1種、ストライプヘッドドワーフゴビー、ラグーンシュリンプゴビー

等のハゼいっぱいに、リボンスズメダイ、クジャクスズメダイ、ネッタイスズメダイ、
ミスジリュウキュウスズメダイ、ゴールドバックダムゼル、ブルーバックダムゼル

等のスズメダイいっぱいと、書き出したらきりがないくらい撮影出来ました。

でも今までアイドルだった赤色の、ジョーフィッシュの赤井君の姿がどこにも
見あたりませんでした。
何処へ行ってしまったんでしょう~??

予定通り3本潜ってのお昼、突然のスコールに近くの公営の休憩小屋の中で
ランチにしました。
今回は、いつもお弁当を作っているシェフの、ホセさんも気合いを入れてくれて
いるのか、特デカのおいなりさんです。

と、美味しく食べていて、ふと見ると、どこかでよく見る言葉の落書きが・・・。
おやおや、柏島から遠く離れた外国のパラオで、見た事のある落書きを見る
とは、何ともですね~。

20080412dda.jpg

そして残念ながら初日はこの後、風が強く吹いてきたので外洋は難しく、予定を
変更し内湾を3本ナイトで潜って、テンジクダイや甲殻類の数々の幼魚、稚魚を
観察し、ホテルに戻ったのは深夜の24時でした。
初日から、いきなり予定が狂った特訓スケジュールですが、それなりに修正を
加えて計画は進められていきます。

20080413aa.jpg
ダイビング2日目、早朝と言えばサザン桟橋前。
綺麗には撮れませんでしたが、インドカエルウオの婚姻色、キイロサンゴハゼ、
イチモンジコバンハゼ、レモンコーラルゴビー
など撮影。

その後、早めに内湾のハゼ観察系のボートポイントを3本潜って、マダラホシハゼ、
ホシハゼ属の1種、ハゼ科の1種、フタホシタカノハハゼ黄色、ギンガハゼ黄色、
ブラックシュリンプゴビー
等を撮影しました。

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そして本日は風もなく、遂に外洋オーバーナイトが出来そうです。
外洋のサンセットから始める為に早めに出発して、日が落ちる前にエントリーを
開始しました。

この日の夜御飯は、初日の湾内ナイトで、日本から持ってきたカップラーメンを
皆さんで食べ尽くしたので、パラオで売られている日本製のカップラーメンです。
しかし、日本で見たことも聴いたことも無いカップラーメンばかりですね~。

と言うか、今回の特訓計画を聞いたときから思ってますが、今回のパラオでは
いったい何個のカップラーメンを食べるんでしょうね。
着いた夜は居酒屋で食べましたが、このペースだと午後は潜らない最終日まで
ずう~っと毎晩、カップラーメンなんでしょうか?

結局、この夜はサンセットを1本、ナイトを1本、ミッドナイトを朝4時にエギジット
するまで3本潜って、既に紹介済みのワンフィンフラッシュライトフィッシュ、
サビグダリボウズモドキ、エキオドンの1種
や、種が判らない稚魚ちゃま達を
いっぱい観察してホテルには早朝6時に戻りました。

文字通りの朝帰りですが、ダイビングをして朝帰りは人生初の体験でしたね。

20080414ab.jpg
ミッドナイト終了後、桟橋に帰港してボートを片付ける、朝焼けの中のアレンさん、
ホントに今回は毎晩、毎晩お世話になりました。

そして各電池、ダークバスターを充電しチャッと寝て、3時間後の9時頃には
再び、ボート桟橋です。

いやぁやはり、かなりハードですわ。