●パラオ特訓報告 その8 アーチンシュリンプ
本来であれば、この日は外洋でオーバーナイトの予定でしたが、あいにく風が
強く、内湾でのミッドナイト ( ナイト3本 ) に変更になりました。
しかしパラオの内湾ナイトも外洋に引けをとらない面白さ、ナイトでの観察定番の
珍しい甲殻類だけで無く、テンジクダイ系の稚魚など、大変珍しい生物を沢さん
観察できました。
今日からしばらくは、ナイトで観察出来た生物を報告させていただきます。

アーチンシュリンプ Allopontonia iaini
撮影 2008年4月:PALAU -30m 大きさ甲長20mmぐらい
生息域 大瀬崎、フィリピン、バラオ、バリなど西部太平洋域。
例年、西伊豆の大瀬崎では冬から春にかけてホストのオーストンフクロウニが、
ダイバーが観察可能な水深に上がってくる為、観察例が多くなります。
自分の意志に関係なくホストの動きで棲息水深が変化し、それにつれ外的からの
脅威が増すわけですが、その変化自体 アーチンシュリンプの繁殖行為に
適している様で、そんなところに自然界の神秘を感じます。


実は自分は未だ大瀬崎で観察したことが無く、過去に観察したのは今回も含めて
バラオだけ。
ナイトで観察出来たのは今回が初めてでしたが、ナイトならではの生態観察が
出来ましたので動画に納めて見ましたので、まずは この動画 をご覧下さい。
いつもならターゲットライトをあてただけで、ホストの後ろに隠れてしまう臆病さ
ですが、ナイトの暗闇の中での撮影の為に照らしているダークバスターの光に
集まるプランクトンを、ここぞとばかりに激しく動いて補食している姿です。

この画像はその時の物ですが、思わぬごちそうに嬉しそうな顔してますね。
