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2008年03月31日

●オビシノビハゼ

obishinobihaze20061015a.jpg
オビシノビハゼ   Ctenogobiops aurocingulus
撮影 2006年10月:PALAU GP3  -7m 大きさ40mmぐらい
英名 Gold-Streaked Shrimpgoby
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋、インド洋など

水中で識別するポイントは、複数のお腹の黄色い小さな横縞と、シノビハゼ属
5種の中で、随一、背中に鞍状斑がある事です。
普通の シノビハゼ は、パラオの白っぽい砂地のポイントで有れば、どこでも
結構見かけますが、単純に居るポイントに潜ってないだけかも知れませんが、
オビシノビハゼ を自分が観察したのはこのGP3だけです。

GP3で潜って、エギジット近くの時間帯に、浅場で減圧がてら観察するには
もってこいの被写体の一つですが、ヘンテコハゼ好きな自分は初めて見た時に
思わず見とれて30分以上、観察してしまった生物です。

GP3にはいっぱい居ますが、そのくらいハゼバカには貴重な種なんですよ。

2008年03月30日

●本日、春の越前

20080330aa.jpg

自分が春の越前と言えば、ダンゴウオにウミウシと、寒い季節の甲殻類。
本日はダンゴ3個体、見知らぬ甲殻類も3種ゲット。

水温は、たったの10度しかありませんが、やはり今の時期が、自分にとって
越前のベストシーズンのようです。

2008年03月29日

●アヤトリカクレエビ

ayatorikakureebi20050903a.jpg
アヤトリカクレエビ  Izucaris masudai
コエビ下目 / テナガエビ科 / アヤトリカクレエビ属
撮影 2005年9月:柏島 後浜 -27m 大きさ30mmぐらい
生息域 伊豆半島、伊豆大島、柏島、沖縄、フィリピン、ボルネオなど

個人的には、ここ数年観察していない生物ですが、伊豆海洋公園や伊豆大島
あたりでは、ここ最近観察例が報告されており、棲息しているホストのナシジ
イソギンチャクの色彩に応じて体色をいろいろ変化させる生物だけに、いろんな
カラーバージョンを撮影したい生物のひとつです。

この写真の個体を撮した半年ほど以前に、紀伊大島のナギザキで観察されて
いたのですが、何故かスケジュールや海峡が悪かったりして、個人的に観察を
する事が出来なくて、見たい見たいと思ってたら、柏島で観察できたと言う事が
未だに印象に残っております。

写真の個体は地味なカラーですので、まず次は派手なカラーを観察できたら
いいなぁ~。

2008年03月28日

●メイチダイ

meichidai20071008b.jpg
メイチダイ  Gymnocranius griseus
撮影 2007年10月:紀伊大島 須江 内浦 -13m
英名 Gray Large-eye Bream
生息域 南日本~西太平洋、インド洋域。

眼のところに一の字の暗色帯がある事から、 メイチダイ となったらしいです。
幼魚の頃は横縞が鮮明ですが、成長するにつれて横縞が薄くなります。
比較的、年中観察が出来ますが、地味な生物なのでダイバーの皆さんは特に
気になさらないかも。

meichidai20071008a.jpg

実はこのサカナ、あるサカナの見識者に言わせると刺身の味は絶品との事。
透明感のある白身はあっさりとして、とても上品で甘味がある味だそうです。

2008年03月27日

●ダイナンウミヘビ

dainanumihebi20080316a.jpg
ダイナンウミヘビ  Ophisurus macrurhynchus
撮影 2008年3月:紀伊大島 須江 内浦 -13m
生息域 南日本、インド、西太平洋域、大西洋域。

いろいろ調べてみると、内湾の浅場から水深500m位までの広い生息域らしく、
漢字で書くと大灘海蛇。

大灘とは山の見えなくなる沖合の事で、昔は、ここまで出ると山立てができず
漁ができないと言う意味らしいのですが、何故こんな名前になったんでしょうね?
因みに、堅い小骨が多く、味も無く、とても食べにくい生物らしいです。

大抵見かける時は、最初にみると少し砂から出てますが、近づくと上の写真の
様に、引っ込んでしまって首だけ出して警戒してます。
一度、ビョ~ンと伸びてる姿を見たいと思っていたら、先日、見れました。

   dainanumihebi20080316ba.jpg
撮影 2008年2月:紀伊大島 須江 白野

ナイトダイビングでの観察ですが、近くによってもこのくらい伸びており、
遠くから見てるとこの1.5倍くらい伸びてます。

珍しく、こんなに長~く伸びてる理由は、これです。
   dainanumihebi20080316bb.jpg
沢さん群れてる キビナゴ を補食しようと狙って伸びてます。
でもこんなに伸びても、しっぽが見えないなんて、いったいどれだけ長い
生物なんでしょう?

2008年03月26日

●今日は、大瀬崎でテック講習です。

20080326aa.jpg20080326ac.jpg
20080326ab.jpg20080326ad.jpg

今日は2週間ぶりに、大瀬崎でテック講習です。
桜が咲く中、平日ガラガラの大瀬崎を講習とは言え
満喫して参りました。

2008年03月25日

●ハダカハオコゼ

hadakahaokoze20070617.jpg
ハダカハオコゼ   Taenianotus triacanthus
撮影 2007年6月:PULAU NEWドロップオフ -12m 大きさ120mmぐらい
英名 Paperfish
生息 和歌山県、高知県以南、インド洋、西太平洋など

見た目の如く、背鰭が異様にでかくて体高が高い上に、真正面から見ると
ペラペラに薄いので、潮通しのよい岩の上あたりで、ゆらゆらと波に揺れて
じっとしているのを見かけます。

hadakahaokoze20021111.jpghadakahaokoze20030126.jpg
撮影 写真左 2002年11月:マブール、右 2003年1月:須江ナギザキ

hadakahaokoze20030321.jpg
撮影 2003年3月:柏島 後浜

ご覧のように体色は様々、いろんな色で海藻が揺れてる様に体をゆらゆらと
させて擬態しておりますが、それ以上の動きはしないので見つけてしまえば
撮影は簡単です。

脱皮する事で知られておりますが、エビカニの様にペロリっと体全体の皮が
剥がれるのでは無く、鱗が剥がれる様にボロボロとめくれるそうですが、
一度でいいから、そんなシーンに出会いたい物です。

2008年03月24日

●セスジミノウミウシ

獅子浜からの報告、第3段はウミウシです。

sesujiminoumiushi20080322a.jpg
セスジミノウミウシ   Flabellina rubrolineata
ドーリス目 / ミノウミウシ亜目 / サキシマミノウミウシ科
撮影 2008年3月:獅子浜 -5m 大きさ約10mmぐらい
生息域 東北以南の日本海、西部太平洋域、インド洋など

何せ小さい個体でした。
上の画像はトリミング加工しておりますが、105mmVRⅡで撮した正しい大きさの
画像は下の写真です。

sesujiminoumiushi20080322b.jpg

セスジミノウミウシ の体色は紫、白、ミノの部分が紫色、オレンジ色などいろいろ。
ただ自分的には、ウミウシは色違いで名前が違ったり、一緒だったりするので
研究が進んで行くに連れて異なる種にもなり得ると思ってます。

4月になれば自分でも越前に潜れる水温になってきますが、その頃になれば
この手のミノウミウシ類が沢さん観察出来ます。
ダンゴウオ の観察も兼ねて、越前がメインシーズンの夏場は、どうしても生物が
多い太平洋側へ行ってしまい、あまり行かない越前ですが、今の季節ならばこそ
行ってみようかなと、最近考えております。

2008年03月23日

●ガラスハゼ

獅子浜からの報告、第二段。
こう言っちゃあ現地サービスさんに大変失礼なんですが、珍しく素晴らしい
透明度でしたので、折角とばかり青抜き狙ってみました。

でも日頃からやらない事だけに、青抜きと言う輝いた写真でなく、ただの
バックが青いだけの写真になってしまいました。

    gulashaze20080320a.jpg
ガラスハゼ   Bryaninops yongei
撮影 2008年3月:獅子浜 -15m 大きさ30mmぐらい
英名 Whip coral goby 
生息 伊豆半島以南、インド洋、西太平洋、紅海など

撮す被写体を捜している時にムチカラマツを見ると、つい捜してしまう生物の
ひとつです。

ライトを当てると、くるりと反対側に移動してしまうので、微妙なライティングを
しながら撮影しますが、こちらを向いて欲しいが為につい虐めすぎてしまうと、
ムチカラマツの上下に移動してしまいます。

しかし上下に移動するだけで、決して泳いで他のムチカラマツに移動して
しまったりする事は有りません。
と言うか、今まで泳いでいる姿を見た事がありません。

本当は、実は泳げないサカナだったりしたらお笑い物ですね。


2008年03月22日

●サクラダイ

昨日潜ってきた、獅子浜からの報告その1です。
帰り道に整理しながら、そう言えばこの魚をきちんと撮った覚えが無いなぁ~と
思いました。
そう思うくらい、ちょっとイマイチの写真ですみません。

sakuradai20080322a.jpg
サクラダイ   Sacura margaritacea
撮影 2008年3月:獅子浜 -25m 大きさ50mmぐらい
英名 Cherry porgy 
生息 千葉県以南~九州、台湾。

今まで多くのハナダイを紹介してきたので、今更の紹介の様にも思えますが
西伊豆の定番のハナダイ。
オスの桜の様な模様は、何とも綺麗です。

sakuradai20060903a.jpgsakuradai20050508a.jpg
撮影 写真左 2006年9月:須江 ナギザキ、右 2005年5月:三保 真崎海岸

雄から雌へと性転換をする雌性先熟型の雌雄同体魚です。
雄と雌では紋様や体色が違うので昔は別種とされていたそうで、その頃は雄を
サクラダイ と呼び、雌を オウゴンサクラダイ と呼んでいたそうです。
しかし、研究が進んだ結果、雄に性転換する事が確認され同種となったそうです。

2008年03月21日

●獅子浜ブルー

20080321aa.jpg
本日は約1年ぶりに、獅子浜で潜って来ました。
自分が過去潜った中で最高の透明度でしたが 本日は早めに戻らないと
いけないので、泣く泣く2本で上がりました。

20080321ab.jpg
でも早めに上がったお陰で、お昼は清水港の "みやもと"で、美味しい
魚料理をいただきました。
これだけのボリュームで、たったの¥1,000-。
美味しい上に、値段もリーズナブルです。

2008年03月20日

●ネッタイスズメダイ

そう言えば最近、スズメダイ系の報告をしてませんでした。

nettaisuzumedai20071222a.jpg
ネッタイスズメダイ   Pomacentrus moluccensis
撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎海岸 -12m 大きさ40mmぐらい
英名 Lemon damsel
生息 湾琉球列島以南、インド洋、西部太平洋など

以前に報告済みの ニセネッタイスズメダイ との違いは、背鰭後端に目玉模様の
黑斑があれば、 ニセネッタイスズメダイ 、無ければ ネッタイスズメダイ です。

nettaisuzumedai20071222b.jpg

枝状のミドリイシ類が多いサンゴ礁等に、小さな群れで観察出来ますが、
鮮やかな黄色は目立ちますので、一目でそれとわかります。
胸鰭基底の上部と、エラの上部に小黒点がある事も特徴です。

2008年03月19日

●オルトマンワラエビ

ortomanwaraebi20070624b.jpg
オルトマンワラエビ  Chirostylus ortmanni 
ヤドカリ下目 / ワラエビ科 / ムギワラエビ属
英名 Ortmann's spider-crab
撮影 2007年6月:伊豆大島 秋の浜 -16m 大きさ40mmぐらい
生息域 房総半島以南、鹿児島に分布。

ortmanwaraebi20030322a.jpgortmanwaraebi20030614a.jpg
撮影 写真左 2003年3月:柏島 後浜、右 2003年6月:伊東 五島根

以前は ムギワラエビ とされていたが、研究が進んだ結果、生息域が深海性の
種が ムギワラエビ で、別種と固定されました。

パッと見の違いは、 ムギワラエビ は長い脚の全体に白い点が連続的に見られ
ますが、 オルトマンワラエビ は関節部分のみ黒色の色彩に囲まれた白い点が
あります。

ortmanwaraebi20041212a.jpg
撮影 2004年12月:大瀬崎 湾内

ortomanwaraebi20060715a.jpgortmanwaraebi20030405a.jpg
撮影 写真左 2006年7月:安良里 1の根、右 2003年4月:井田

サンゴ礁域、岩礁域のヤギ、ウミカラマツ、ウミトサカなどの枝上に生息しており、
それらをバックに本種を撮影すると、比較的アーティックな写真が撮りやすくて、
カメラの練習用の被写体としても、向いていると思いますよ。

2008年03月18日

●60mm NEWマイクロレンズを使ってみて

さて先日も書きました様に、先週の日曜日は今月末で本シーズンはクローズに
なってしまう紀伊大島須江地区の内浦ビーチで、この春nikonから約10年振りに
発売された 60mmマイクロレンズを持って、従来の60mmマイクロレンズ、
105mmマイクロVRレンズとの比較をして参りました。

比較と言っても自分はプロカメラマンじゃないので、よくカメラ雑誌に載っている
ような数字を使ったデータ比較なんか出来しません。
あくまでも印象のみのカル~イ比較報告ですので、そこんとこはご容赦願います。

被写体比較の前の使用感では、自分は目が悪いのでいつもオートフォーカスを
使用しますが、やはりオートフォーカスの早さは陸上以上の差でした。

105mmマイクロVRレンズを使った方なら判っていただけると思いますが、あの
早さです。
従来の60mmのプゥ~ン、ピッって感じが、ブ、ピッって感じてピントが合います。
60mmと被写体との再接近距離が短いからか、手ぶれ補正のVR機能を付けて
無いことで、レンズ自体の重量が軽く、水中での取り回しも軽めです。

まだ専用のレンズポートが販売されて無く、とりあえず適当に合うポートを使って
今回は撮影しましたが、この小さなボディにサイズを近づけたポートなら、軽い
ポートになるかと思います。

kusahaze20080316ba.jpg

kusahaze20080316aa.jpg

クサハゼ Vanderhorstea Sp
撮影 2008年3月:紀伊大島 須江 内浦 -12m 大きさ40mmぐらい
英名 Majestic shrimpgoby
生息域 小笠原諸島、千葉県以南 ~ インドネシア、フィリピンなど

比較する被写体は、おなじみの クサハゼ を選びました。
選んだ理由は簡単です、どこの海でも見かけられるから誰でも比較ができて、
臆病ですぐに引っ込むので被写体との最短距離も測りやすいからです。

と言うことで、上の写真が105mmVR、下の写真が60mmで、共にネクサスD200に
45度ファインダーで撮影した画像ですが、共に引っ込んでしまわないギリギリの
50cmほどの距離で撮しております。

やはりこの手の生物には、105mmVRの方が適している様で、スチール換算で
約160mmのレンズが、スチール換算で約90mmの60mmよりは大きな画像を
得ることが出来ます。
60mmの方が最短接写距離が短くても、引っ込まれてしまえば同じです。

hoshinohaze20080316a.jpgsehoshisankakuhaze20080316a.jpg

60mmが適しているのは、上の ホシノハゼ や、 セホシサンカクハゼ の様な、
なかなか動じないハゼ、ウミウシ、甲殻類、反対に105mmでは入りきらない様な
大型種って事が変わる訳は無く、結局、自分の様な素人にはオートフォーカスの
早さぐらいしか判らない 60mm NEWマイクロレンズの使用報告でした。

2008年03月17日

●ハナオトメウミウシ

昨日は須江の内浦ビーチで、新しく購入した60mmマイクロレンズと、現在、水中で
主に使っている105mmマイクロレンズと比較して参りましたが、まだ報告が纏まって
ませんので、数日中に整理して報告させていただきます。

hanaotomeumiushi20060218a.jpg
ハナオトメウミウシ   Dermatobranchus ornatus
タテジマウミウシ亜目 / タテジマウミウシ科
撮影 2006年2月:大瀬崎 先端 -10m 大きさ約50mmぐらい
生息域 西部太平洋域、インド洋など

毎年、冬の季節に伊豆でよく見かけるウミウシのひとつです。
主食がヤギらしく、ヤギにくっついている姿を観察した時に、そのヤギを観察されて
細くなっていれば食べられた後です。

今年の冬は、大瀬崎に毎月2回ぐらい通ってますが、大瀬では常にテック講習の為
カメラを持って入っておりません。
また今の講習段階ではスキル練習ばかりなので生物観察も少なく、まだ今年は
観察しておりませんが、きっとフォトダイバーの被写体になっていると思います。

2008年03月16日

●今週は須江

20080316ab.jpg
20080316aa.jpg

先週は4週間ぶりでしたが、今週は1週間ぶりの須江です。

先週はキシマハナダイだけ目標でしたが、今週は新しい
レンズのテストを兼ねて普通種が目標です。

2008年03月15日

●新しいアイテム

昨日、Nikkonの新しい60mmマイクロレンズが届きました。

20080315aa.jpg

まずは、昨年秋に購入して以来、未だに水中用のハウジングが手に入らず
防湿庫の飾り物になっているD300に装着し ( 写真の右側 )、約10年前に
発売された従来の60mmマイクロレンズを、現在、水中でメインで使っている
D200に装着して外観の違いを確認しました。

従来の60mmマイクロレンズは、ハウジングのレンズポート用のギアなどが
付けっぱなしですので、ご覧の様にいかついですが、新しい60mmマイクロ
レンズは、昨日発売なのでもちろんポートもギアも販売されて無く、ノーマルの
外観です。

20080315ab.jpg

正面から見ると、インナーフォーカスの為なのか、従来品に比べるとレンズ
径が小さくなってます。

実際にD300、D200と順番にそれぞれ装着して比較してみると、どちらの
カメラでも、やはり新型の方が若干、オートフォーカスは早めです。
大気中での若干の差は、海水など被写体までに障害物が有る水中では
大きな差になります。

でも、現実に水中ではどうでしょう?
とりあえず手持ちのポートで適当に使えそうな物を使って、今週末の海で
試してこようと思います。

テスト結果を、お楽しみに~♪


2008年03月14日

●チンアナゴ

chimnanago20060406aPALAU.jpg
チンアナゴ   Heteroconger hassi
撮影 2006年4月:PALAU ジャーマンチャネル -12m 
英名 Black spotted garden eel
生息域 小笠原諸島、伊豆半島、和歌山県、高知県、奄美大島、琉球列島、
     西部太平洋、紅海、東アフリカ、インド洋など

下半身(?)を砂の中に潜め、ヒョロヒョロ~っと頭を長く伸ばし、潮の流れの方に
頭を向けて、流れてくる動物プランクトンを食べて生きてます。
非常に臆病で、ダイバーが10m位に近づくと引っ込み初め、7~8m近くに寄れば
完全に引っ込んでしまいます。
なので撮影する時は、かなりジリジリと時間を掛けて接近する必用が有ります。

和名の チンアナゴ とは、犬の「狆(ちん)」に顔つきが似ている事から付けられた
らしいです。

chimnanago20060406bPALAU.jpg
撮影 2006年4月:PALAU ジャーマンチャネル
同じ チンアナゴ の、黒色への体色変化個体です。

chimnanago20051210a.jpg
撮影 2005年12月:Saipan オブジャンビーチ

自分は各写真撮影地の他に、西表島や奄美大島でも監察しておりますが、
臆病さどこでも同じ、世界共通の様です。

2008年03月13日

●本日は大瀬崎でテック講習

20080313aa.jpg
本日は約1ヶ月ぶりに、大瀬崎でテック講習です。
しかし1本目の終了時に、小指を金具で切ってしまい、なかなか出血が
止まらないので、2本目は大事をとってキャンセルしました。

すると2本目を終えて、エギジットしてきた とがちゃんと師匠の東さんも
それぞれ、金具で負傷して出血。

テックは金具が多いだけに、怪我にも注意です。

20080313ba.jpg20080313bb.jpg

20080313ca.jpg20080313cb.jpg

今回からWタンクを今までの12Lの2本から、14Lの2本に変更しました。
14LのWタンクを背負って、10Lのステージタンク2本を持って歩くのは非常に
重いので、台車を使うなど所々ラクをしました。

2008年03月12日

●トガリモエビ

togarimoebi20070520c.jpg
トガリモエビ  Tozeum armatum
十脚目 / モエビ科 / トガリモエビ属
撮影 2007年5月:三保 真崎海岸 -20m 大きさ50mmぐらい
生息域 相模湾以南、PNG、インド洋などに分布。

自分の中では、カッチョいいエビのベスト3のひとつです。

この写真を撮る約3週間前に、獅子浜の水深-45mでペアの画像を撮っておりますが、
砂泥底から延びてるヤギ類をホストにしている生物ですので、この生物を撮影する
時は、いつも泥を舞上げないような注意が必要です。

更に獅子浜の時は、水深が水深だけにチャチャッと撮影することしか出来なくて、
折角のペアでも証拠写真レベルの出来でしたが、この三保では水深も比較的に
浅かったので、じっくりと撮影できました。

因みに下の写真が、獅子浜での画像です。

togarimoebi20070505b.jpg
撮影 2007年5月:獅子浜

浮遊物が、かなり映り込んだしまった画像です。
やはり、じっくり撮せた三保での写真とは画像の綺麗差が明らかで、このところ
毎日同じセリフですが、良い写真は粘りですね。

2008年03月11日

●イチモンジハゼ

ichimonjihaze20080308a.jpg
イチモンジハゼ   Trimma grammistes
撮影 2008年3月:紀伊大島 須江 内浦 -13m 大きさ20mmぐらい
生息域 伊豆諸島、千葉県以南~鹿児島県、台湾など

昨日紹介しました キシマハナダイYg の撮影で待ってる時に、暇つぶしに
撮影しました。

たまに岩の上などに移動したりして、正しい天地で居たりしますが、大抵、写真の
様に岩の窪みなどで、天地を反対にして棲息しております。
どこでも見かける地味なベニハゼの仲間だけに、日頃から見逃しがちな種では
ありますが、きちんと撮影すれば、結構、絵になる生物です。

ichimonjihaze20070527.jpg
撮影 2007年5月:大瀬崎 先端

こちらが珍しく、天地を正しくして岩から岩へと移動中の姿の画像です。
昨日の キシマハナダイYg 程ではありませんが、多少、粘って撮した画像です。

やはり、写真は粘りですね。

2008年03月10日

●キシマハナダイYg

2日間5本のダイビング、3時間45分を費やした結果です。

kishimahanadaiYg%2020080309a.jpg
キシマハナダイYg  Tosanoides filavofasciatus
撮影 2008年3月:紀伊大島 須江 内浦 -13m 大きさ約20mm
生息域 相模湾、沖縄舟状海盆、トンガ海嶺

数年前に同じ須江のナギザキで、-35m位で観察できたことも有りましたが、
普通の生息域は、水深-40~-50m位の深場です。
ところが、ご覧の個体はなんと水深-13mで観察できております。

kishimahanadaiYg%2020080309b.jpgkishimahanadaiYg%2020080309c.jpg

今回の須江での撮影の目的は、この幼魚。
とにかく撮れるまではこの個体1本に絞って、ダイビング計画を立てました。
まず初日1本目、エントリー後に直ぐに観察出来てる所へ泳ぎ着くと、やはり
既に先客の方が、知り合いのガイドさんとお客さんが1人、他にもカメラを
持った方がお1人おられました。

今、この須江でこれだけホットな生物ですから、この土日は自分と同じ目的の
方も多いはず。
先週末の土日は、撮影待ち行列も出来ていたそうですから、仕方ないかなと
思っていたら、1人の方が諦めて移動されて行きましたので、空いた場所で
自分も住み家の穴から出てくるのを、一緒に待たせて頂きました。

待つこと45分、結局一度も出てこなくて諦め、減圧停止にエキジット場所に
移動。
エギジット後に、自分より先に待っられてた知り合いのガイドさんとお客さんに
聞くと、その前の何処かのショップの団体さんが、引っ込めたとの事でした。

2本目もエントリー後にまっ直ぐに到着し観測開始。
今度は誰も待ってません、どうやら今日は出てこないと皆さん諦めた様子
ですが、時々、色んな方がやってきては、スレートに " 出ましたか? " とか、
" 最初から出とらんかった? " とか聞かれては、首を横に振る事が何度も
続き、またもや45分で諦めてエギジット。

今回は知り合いの写真が上手な方達、数人とお会いできましたが、皆さん
微妙にエントリ-時間がずれてて、水中ではがち会う事もなく、お互いに
休憩中に " 今日は出てきませんね " の会話ばかりでした。

結局、この日は3本目もひたすら待ちましたが、会えませんでした。
合計2時間15分、ただひたすら待つだけのダイビングでした。

kishimahanadaiYg%2020080309d.jpg

そして2日目のエントリー前の事、昨日から着てられる知り合いの方達は、
皆さん早朝から潜って、お見事に撮影成功との事です。
良かったな~と思いながら、期待を込めて待つこと35分、遂に自分も観察が
出来ました。

そして2日目の2本目も、全ての時間を費やしひたすら撮影、撮影。
撮影後に数えてみると、なんと88カットも撮影しておりました。
因みに、初日はテスト撮影も含め、10カット。
この日は運良く、1本目も2本目も他にダイバーは来なくて、全ての時間を
自分一人で独占して撮影できましたので、自ずと撮影数も延びました。

5本のダイビング、3時間45分も生物1個体に費やしたのは、流石に今回が
始めてです。
でも、おかげて良い写真を撮ることが出来ました。
やはり良い写真を撮るには、粘りですね。

2008年03月09日

●ただ、キシマのみ

20080309aab.jpg

昨日はキシマハナダイの幼魚を撮る為に、合計2時間5分、巣穴の前で待ちましたが
結局、出てきませんでした。

しかし本日はご機嫌さんでしたので、 写真バッチリ撮れました~♪

写真は、帰り道に寄ったきよもんの湯です。

20080308aaa.jpg

2008年03月08日

●2週間ぶりの休日

20080309aaa.jpg

2週間ぶりの休日の本日は、4週間ぶりの須江。
今回は、キシマハナダイの幼魚狙いです。

2008年03月07日

●イガグリウミウシ

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イガグリウミウシ   Cadlinella ornatissima
ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / イガグリウミウシ属
撮影 2006年7月:串本 グラスワールド -20m 大きさ約30mmぐらい
生息域 相模湾以南の西部太平洋、インド洋など

以前は、 イガグリウミウシ と、 ニセイガグリウミウシ に分かれてましたが、
今では同一種になりました。

こういう風に和名が変わることは、ウミウシに関わらず海洋生物全体に有り得る
事で、研究者の方の日々の努力によって賜わるものと思っておりますが、でも
過去に整理した写真のタイトルを変更するのは大変なので、できる事であれば
和名だけでも変えて欲しくないなぁ~と思います。

2008年03月06日

●ハチYg

本日は、後ろ姿の冴えない写真を使った紹介でスミマセン。

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ハチ  Apistus carinatus
撮影 2008年2月:紀伊大島 須江 内浦  -15m 大きさ50mmぐらい
生息域 本州中部以南、インド・西太平洋域など

内浦のまったり砂地ゾーンで ホワイトV を捜している時に遭遇できました。
観察と言う言葉で無く、何故、遭遇なのかと申しますと右手でデジイチを持って、
左手で指示棒を使って砂地をサラサラなぞりながら進んでいた時にチクッっと
痛みを感じ、指示棒で探ると砂の中から、この子が飛び出してきたんです。

魚なのに ハチ って名前が疑問で、以前、船頭さんに各鰭の棘に毒があって
刺されると非常に痛いからと教えて貰った事がありますが、幸いにして触れた
ところが良かったのか、その後、痛みは有りませんでした。

と言うことで、この写真は逃げていくところを追いかけて撮した写真です。
なので、後ろ姿。

普通ならブログに使わない写真ですが、小さな幼魚でカワイイ姿なので紹介を
させていただきました。

2008年03月05日

●カタクチイワシ?

すみません、 カタクチイワシ でなく、 マイワシ か、 キビナゴ かも知れません。
そうすると、科も変わってしまいますね。

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さて本日も、ごくごく普通種の紹介です。

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カタクチイワシ  Engraulis japonicus
撮影 2008年2月:紀伊大島 須江 白野  -8m 大きさ100mmぐらい
生息域 北海道以南、朝鮮半島~南シナ海

ちょっと古い報告で、すみません。
1月に引き続き、2月も紀伊大島須江地区の白野ビーチでナイトダイビングを
しましたが、相変わらず カタクチイワシ がいっぱい棲息しておりました。

波打ち際にはあまりいませんが、水深5mぐらいを超えたあたりから増えだして
いつの間にか沢山いすぎて、行く先が判らなくなるのか、ダイバーに対しても
ガンガンと当たってきます。

ダイビング後の器材洗い場で、BCのポケットなどの奥からこぼれてくる程で
BCやドライスーツが生臭くなるぐらいです。
どんなにいっぱいかと思うでしょうから、その数の凄さは、この動画をご覧に
なって下さい。

でもやはり夜の海の中、彼らを補食するハンターもいっぱいでした。

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こんな奴らや、

20080209bab.jpg
かなりのダメ写真ですが、こんな奴らにも狙われておりました。

まぁでも観察中に実際に捕まったのは見ませんでしたし、簡単に捕らえられる
様であれば、とっくに居なくなっているでしょうね。

2008年03月04日

●クロホシイシモチ (ナイトバージョン)

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クロホシイシモチ (ナイトバージョン)  Apogon notatus
撮影 2008年1月:紀伊大島 須江 白野  -8m 大きさ70mmぐらい
英名 Spotnape cardinalfish
生息域 千葉県以南 ~ 台湾、フィリピン、バリ、コモド、PNGなど

今年の1月に紀伊大島須江の白野ビーチで潜った時の事ですが、やけに目立つ
ピンク色をしたテンジクダイを見かけました。

何だろうと思いながら、ダイビング後に図鑑と撮した写真を照らし合わせたところ、
なんといつも何処でも見かける クロホシイシモチ でした。

kurohoshiishimochi20080105b.jpgkurohoshiishimochi20080105c.jpg

上の3枚の写真は、全てストロボの調節を失敗したので、ソフトで明るめに仕上げた
為に、ちょっと見にくい写真で申し訳ありませんが、本物はもっとピンクが濃かった
ですよ。
睡眠中の外的から身を守る為に、昼間と異なる体色に変化しているのでしょうが、
これだけピンクだと返って目立つのではと思うくらいでした。

kurohoshiishimochi20070609.jpg
撮影 2008年1月:大瀬崎 湾内

図鑑で調べた後に、違うポイントで昼間撮した写真と比較してみると、うっすらした
ピンク色が有りました。

本当の普通種だけにいつも見逃しがちの生物ですが、そんな普通種でも昼と夜と
では結構体色が違いますので、次回のナイトでは普通種もいっぱい撮る事に
してみます。

2008年03月03日

●ベンケイハゼ

既に過去に何度か紹介済みですが、真横各鰭全開写真が撮れましたので
改めて紹介させていただきます。

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ベンケイハゼ   Priolepis cincta
撮影 2008年1月:紀伊大島 内浦 -7m 大きさ40mmぐらい
英名 Gridled goby
生息域 相模湾以南,紅海,インド・西太平洋など

今まで何度もイレズミハゼ属を見てきてますが、まずほとんど岩穴などの中で
逆さまになって天井にくっついてます。
なので本当はほとんど、天地が逆さまの写真ばかりになってしまい、たまに
わざと反対に写真を反転させることも有ります。

benkeihaze20061207a.jpg
撮影 2006年12月:紀伊大島 内浦 -4m

こちらは、珍しくペアでいた場面。
自分が今まで観察してきたポイントの中では、多分、伊豆大島が一番多くの
個体数を観察出来たと思いますが、その時もほとんど単独で居る事が多く、
あまりペアで居るのは見かけませんので頑張ってみましたが、結果は写真を
ご覧の様に、1匹はボケボケの、ダメ写真でした。

2008年03月02日

●ウミウシカクレエビ

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ウミウシカクレエビ  Periclimenes imperataor
十脚目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属
撮影 2007年10月:柏島 民家下 -15m 大きさ30mmぐらい
生息域 伊豆半島以南、紅海、インド洋、西部太平洋、ハワイなどに分布。

ウミウシカクレエビ って名前のくせに、ウミウシよりナマコに載っている確率が
高いです。
もともと ナマコカクレエビ って通称だったらしいですが、 ウミウシカクレエビ
和名が正式になったとの事。

オニアカナマコ や、 ジャノメナマコ に付いているタイプは色彩はカラフルで
綺麗なエビですが、 シカクナマコ や、 オオイカリナマコ に付いているのは、
色彩がホストの色に染まり、黒っぽい色の個体になっている事があります。

もっとも、ご存じの様に ジャノメナマコ はうっかり刺激してしまうと、白くて細い
内蔵をウネウネと沢さん吐き出し、絡みつくとなかなか取れないので、ひっくり
返す時は丁寧に扱う様に注意して下さい。

umiushikakureebi20061108a.jpgumiushikakureebi20061108b.jpg
撮影 2006年11月:柏島 後浜 -15m

上の右と左の写真が、それぞれ シカクナマコ に付いていて黒っぽい色彩に
変化したタイプです。
ご覧のように、地味なカラーのエビさんになってしまいますね。

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撮影 2006年7月:白浜 クエガンコ -12m

やはり ウミウシカクレエビ は、一番上の写真の ニシキウミウシ や、この写真の
様に ミアミラウミウシ 等のカラフルな色彩の大型のウミウシに付いているのが、
綺麗な絵面の写真に成るのでいいですね~。

と言うことで、ナマコに付いてるよりは、ウミウシに付いてる方が絵になるから、
ウミウシカクレエビ の和名になったんでしょうか?


2008年03月01日

●カミソリウオ

先日から内浦ビーチで キシマハナダイYgが、なんと-13mの浅場で観察が
出来る様です。
デジイチのD200を持って、いち早く駆けつけたいところですが、今週末は
月末月初近辺にて、休日は200%無理!!
来週末まで居てくれると良いのですが・・・・。

      kamisoriuo20080106d.jpg
カミソリウオ   Solenostomus cyanopterus
撮影 2008年1月:紀伊大島 須江 内浦 -12m 大きさ80mmぐらい
英名 Robust Ghost Pipefish
生息域 房総半島以南、紅海、東アフリカ、インド、フィジー、西部太平洋など

今年の1月に、たった4日間だけ住み着いてました。
珍しく赤色でしたので、ワイド派の方達は青抜きの冴えた写真を撮られておられ
ましたが、図鑑写真マクロバカの自分はこんな図鑑写真のみです。

コンデジのIXY910ISで頑張って見ましたが、そちらもイマイチでした。

過去に緑色、茶色、黒色は撮ってましたが、個人的に赤は初めて。
黄色とか、青色とかも見れると嬉しいですね。