●パラオ合宿報告(9) カタボシニシキベニハゼ
いやぁ~、昨日は今期初のフェラーリ1-2フィニッシュでした。
欲を言えば、マッサ-キミの順序が良かったんですが。
それにしてもルーキーのハミルトン、今回も3位表彰台とは、2年連続ワールド
チャンピオンのアロンゾよりも、クレバーな走りを見せてます。
本当に驚異の新人ですね。
さて先日も書きましたが、ベニハゼ系は小さいので目が悪い自分は、撮影後に
PCでデータを大きく引き延ばして確認しております。
本日紹介させて頂くベニハゼは、自分自身初観察にて確実に画像を押さえておく
べきベニハゼだっただけに、パラオから戻って自宅のPCの前でその撮影枚数の
少なさに唖然とし、非常に悔しんだベニハゼです。
やはり大深度潜水では、自身では気づかなくてもノーマルエアーでの麻酔効果に
より、感覚が相当鈍くなっているんでしょうか?
おそらくサザンマリンダイバーズの ぢろーさんからは、しっかり紹介されていた
はずですが、たったの1カットしか撮していませんでした。
思えばこの時のエントリー状況は、いつもの様にぢろーさんが先にエントリーして
Wタンクでモタモタと自分が後からエントリーして行きました。
ゆっくり深度を下げてきて下さっていいですよと言われていたのですが、-25mほど
近辺で潜航していく ぢろーさんの20mぐらい横に、大きさ3m程度のかなりおデブな
サメがうろついております。
どちらかと言えばサメ嫌いの自分は、気づかれない様にと、チャッチャッと深度を
下げて、ぢろーさんに追いつきました。
それからしばらくは、何かを撮影しては廻りをキョロキョロと見回してサメチェックを
しておりました。
そんな事もいつもより平常心がなくなっていた原因かも知れません。
ともかく、たったの一枚だけ。
しかも、証拠写真程度しか撮っていないとは?
ノーマルエアーによる大深度潜水には限界がありますので、ヘリウムを使用した
トライミックスエアーの世界に、早く進まないと行けないようです。
と、かなり前置きが長くなりましたが、

カタボシニシキベニハゼ Trimma nomurai
つい最近までは、ベニハゼ属の1種の12と呼ばれていたのですが、今年の3月
日本魚類学会より和名が発表されました。
図鑑に掲載されている説明での棲息水域は-35m以深とあり、思わず、えっ?と
思いましたが、その図鑑に掲載している画像の撮影水域は -55m。
でしょうね、と変に納得してしまうほどの水域で生活されているベニハゼです。
滅多に行けない水域だけに、しかも今まで何度も図鑑で見て熟知していたはず
だけに、今回のパラオ合宿後、いちばん悔やんだ画像でした。
