●柏島合宿報告 (1)スケロクウミタケハゼ
自分のダイビング生活で今回は10回目の柏島でしたが、1ヶ月に2回は初めて、
今月は2回も行ってしまいました。
7月初旬はベラの繁殖期にて、ディスプレイが見事な様々なベラの観察が出来、
後半は水温も上がり、ハゼがホバリングし出すと思い2回も行ってしまったのです。
かじきあん のツアーでは、より安全なダイビングを目的としナイトロックスエアーの
ダイビングを推奨しており、各ツアーにはナイトロックスタンクを持って行きます。
勿論、ナイトロックスダイビングの資格を持たないと、使えませんが。
柏島でのダイビングはとっても魅惑的な被写体が多く、減圧が出やすいダイビング
スタイルになりがちなので、潜る本数分で車に積めれるだけナイトロックスタンクを
持って行きます。
基本的に潜る深さに合わせた酸素濃度のナイトロックスタンクを用意し、持って行き
ますが、ナイトロックスが故に、あと一歩、深く潜れず観察できない事も、しばしば。
ナイトロックスは酸素濃度が高いわけですから、その分、酸素中毒になり安い訳で
無理は禁物です。
( なぜ酸素中毒になりやすいのか、もっと理由を知りたい方は、所属されている
各潜水団体のナイトロックス講習を受講して、勉強して下さい。 )
ナイトロックスが故に深く潜れなくて観察できない事よりも、減圧症にならない事の
方が大事なので、今回もナイトロックスタンクを沢さん持ち込みさせて頂きました。
今回もお世話になったのは、アクアスさん。
先日も書いた様に、自分が大好きなサービスさんです。
と、前置きが長くなりましたが、本日からはそんな柏島合宿の報告をさせていただき
ます。
冒頭にも書きましたが、柏島は本当に魅惑的な被写体に満ちあふれております。
日頃から自分が撮る写真は、全てのヒレ全開の真横くっきり写真が目標。
はい、すなわち芸術性の無い写真です。
これも自分の目的、マイ写真での図鑑作りの為ですが、そんな自分でさえ、柏島に
来てしまうと、思わず、こんなアートっぽい絵の写真を撮ってしまいます。
スケロクウミタケハゼ Pleurosicya boldinghi
正確に言えば、この スケロクウミタケハゼ 自体が、いつもこyんな様子で、トサカに
くっついており、このハゼ自体を撮ろうと思うと、どうしてもこういう絵図らになって
しまうのですが。
他にもこんな風に、柏島のおサカナさん達は、迎えてくれるのでした。
柏島のおサカナさん達、いつもモデルを勤めていただき、ありがとうね。