2009年07月03日

●クロスジウミウシ

昨日のNEWSで、例年と比べて今年は食中毒の発生が1/10程度だそうで、
どうやら新型インフルエンザの影響で、手洗いをする方が増えたのが原因
らしいと言ってました。

日頃から自分はあまり風邪を引くことが無く、しょっちゅう手洗いをしている
からと勝手に思ってましたが、手洗いをキチンとやると色んな病気の予防に
なると言う事が立証された気がしました。

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クロスジウミウシ   学名 Chromodoris burni
裸鰓目 / ドーリス亜目 / イロウミウシ科 / コモンウミウシ属
撮影 2009年6月:大瀬崎 先端 水深 -25m 大きさ約40mmぐらい
生息域 静岡県以南 ~ 西部太平洋域など

体全体の体色は、白色ベースに不規則な細めの黒い縦縞が複数入っており、
外套膜の周縁部はオレンヂ色。
触覚と二次鰓はオレンヂ色ですが、二次鰓の1本1本の独立した鰓の中心部は
白色をしております。

カイメン類を食べ物としており、比較的、深い水深に生息しております。

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実は本種の学名ですが、「本州のウミウシ」等では、 Chromodoris burni
なってますが、ウミウシのバイブルとも言われている The Sea Slug Forum
確認してみると、掲載されてる画像の個体の触覚の根元は白く、二次鰓の
中心部は黒くなっており、どうも異なる種の様な気がします。

自分はいまひとつ、ウミウシの種の区別が判りません。


●憂歌団

久々に音楽のお話しを。

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最近、憂歌団 ( ユウカダン ) のベストもののCD、「プレミアム・ベスト 憂歌団 」が
発売されました。( 写真右 )

もともとベストもんが数々発売されているバンドなので、特に目新しいCDでは
有りませんが、久々に発売されたCDにて、何か新しいもんでも入ってるかと
自分の様なおバカが、レコード会社の戦略にひっかかって購入してしまいます。

憂歌団とは、「ブルース・バンド」の邦訳のバンド名にて、メンバーの大半が在学
していた大阪市立工芸高校の文化祭で結成され、1975年10月にシングルの
「おそうじオバチャン」でメジャーデビューを果たしますが、差別的内容の理由で、
わずか1週間ほどで放送禁止になってしまいます。

しかし。その後11月に発売されたアルバム「憂歌団」が大好評。
結局、1998年に冬眠宣言にて活動休止するまで、合計17枚のアルバムを
発表しており、1988年に発表されたアルバム「BLUE'S」が最大のヒット作です。

ただ自分的には、1983年にフォーライフレコードへ移籍するまでのトリオレコード
ショーボートレーベル時代が好きで、それ以降に発売されたアルバムは購入して
おりません。

特に好きなのは、写真左の1977年に3枚目のアルパムとして発売されたライブ
収録のアルバム「生聞59分 」。
すっとぼけた木村のMCや、客席からの暖かいヤジなど、当時のほのぼのとした
ライブ模様が伝わってきます。

自分の中では、生涯ベスト10のひとつと思われる傑作ですので、ブルースに
興味有る方は、是非、ご一聴してみて下さい。

2009年07月02日

●ハマフグかも?

先週末は2週間振りの休日でしたが、今週末も土日に仕事が入ってしまった
ので海はお休み、来週末の休日まで、またまた12連続勤務になりそうです。

と思ってた所、イレギュラーな出来事での休日が1日入る事となり、海には
行けませんが、充実した休日になれば良いなと思います。

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ハマフグかも?  学名 Tetrosomus reipubli-cae
 フグ目 / ハコフグ科 / ラクダハコフグ属
撮影 2009年4月:柏島 後浜 水深-21m 大きさ200mmぐらい
生息域 不明

さて本日の報告は、超ヘタッピ~な写真ばかりでスミマセン。
何せこの時は105mmのマクロレンズで、200mmぐらいの生物を撮してましたので
離れないと全身が撮せず、つい光りを諦めて撮ってました。

そんなところで、自分が撮影したご覧の様な光無しの駄目ダメ写真を、わざわざ
柏島の AQUAS さんがフグの専門家の国立科学博物館の松浦先生に、鑑定を
お願いされましたが、現段階ではまだまだ精査が必用で、ハマフグと同種とは
言い切れないとの回答をいただいた、そんな不明種の報告です。

簡単に言っちゃうと、形はハマフグですが目の上の棘が無い、また体色模様は
シマウミスズメですが、形状は異なります。
ハイブリッド?

オーストラリアの図鑑に、同じ生物が Tetrosomus reipubli-cae の学名で
掲載されており、ハマフグと同種と記載されておりますが、目の上の棘が無い
ので???です。

名前や学名が判らないので、今まで掲載する事を、控えさせていただいており
ましたが、マリンアクアリスト52号の海岸通信に、本種をガイドしていただいた
AQUAS のまっちゃんが寄稿されて、若干、本種の概要がつかめましたので、
報告させていただきました。

2009年07月01日

●ベニハナダイの幼魚

早い物で、今年も昨日で半年間が過ぎました。
そこでこの半年間のダイビング本数を調べてみたところ 83本と、昨年同時期と
比較してみると25本も少なく、このペースではここ数年間続いていた年間200本
オーバーは今年は無理な様子です。

今年の年頭に書きました様に、今年はテクニカル・ダイビングが多くなった結果、
体への負担を考慮し 1日2本のダイビング本数に止めている事が大きな要因と
思われます。

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ベニハナダイの幼魚  学名 Pseudanthias sp
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
撮影 2009年6月: 柏島 水深 -52m 大きさ50mmぐらい
生息域 南日本など

珊瑚礁外縁部の、潮当たりの良いやや深場に生息しております。
体色は全体が薄いピンク色にて、幼魚の頃は頭部は黄色く、尾鰭も黄色ですが、
成長すると透明っぽい白色に変色していきます。

成魚の雄は、背鰭の下に赤い斑紋が有るのが特徴。
反対に雌はこれと言った目立つ特徴が無く、 キシマハナダイ の雌と似てますが、
本種は腹鰭が白色をしている事で、識別が可能です。

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観察したのは、12ステップあるテック外洋講習の、11ステップ目。
講習内容は、減圧に高濃度酸素を用いて自分で計画したテクニカルダイビングの
遂行なので、ついでならとD300を持って行くことにしました。

当然、講習なので、深い水深の潜水計画を建てないといけなくて、ハナダイ系の
観察にはもってこいの講習です。

この時は55mに15分間、続いて35mで15分間、18mで 2分間、15mで 3分間、
12mで 5分間、9mで 6分間、100%酸素に替えて6mで 6分間、3mで 7分間の、
合計では、ランタイムも含め 62分間の潜水計画です。

最初の目的水深近くで、本種と遭遇。
テックのおかげで、55m近い水深でも時間をかけて撮る事ができました。

2009年06月30日

●戦艦陸奥に、レックダイビング

本日は、戦艦マニア、戦跡マニアの方達にとっては興味ありありと思われる、
先週の土曜日に潜ってきた、戦艦陸奥の報告です。

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呉市の大和ミュージアムに展示されている、改装後の陸奥の画像です。

戦艦陸奥は、長門型の2番艦として横須賀海軍工廠で建造され、その後に、
呉海軍工廠にて対空兵装強化を施されました。
なので様々な資料では改装前の煙突が2本のタイプと、改装後の1本の画像を
見る事が出来ます。

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こちらは、主砲の41cm砲です。

改装後、1943年6月8日に瀬戸内海の安芸灘の柱島沖の連合艦隊泊地にて、
第3砲塔火薬庫の謎の爆発が原因で、乗組員1,121名の方とともに沈んで
しまいました。

現在、テックも含めたスキューバ・ダイビングと言う手法を用いて、観察出来る
最も大きな日本の戦艦ですが、場所が瀬戸内海と言う場所だけに透明度は
悪く、潮流の流れが速い時が多くて、なかなかガイドして下さるショップさんや
サービスさんは少ない様です。

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沈んでいる場所は、上の地図の赤い印の辺りですが、1970年7月から始まった
引き揚げ作業によって艦体の75%が回収されていて、現在は船底が天を向いた
逆さまの状態での船体前方部分の一部と、右に横たわった状態でバラバラに
なっている艦橋部分や、船体後部の一部、建造当時では世界最大の41cmの
主砲の一部等が沈んでおります。

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自分が日頃から、常々お世話になっている ダイビングショップ かじきあん では、
以前から何度か、毎年6月に戦艦陸奥へのレック・ダイビングツアーを開催して
おります。

なので事前情報として、生物はほとんど居ない、居てるもメバルとかの釣り人が
喜ぶ魚が多い事、透明度は悪く、船の概要が見えないなど、ちょっと普通の
レクリエーション・ダイビングではストレスが高そうと思っていた自分は、いつか
テッキーになってから潜ってみようと思ってました。

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こちらは、何なんでしょう?
船の構造に詳しくない自分には判りませんが、マニアの方達ならきっと
簡単に判る構造物なんでしょうね。

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観察した瀬戸物のお茶碗 2個は、きれいな状態でした。
最初は汚れていたそうですが、いろんな人が触っている間に自然に磨かれた
しまったみたいです。

結局、2本潜りましたが、やはり透明度は残念ながら1~3m程度でした。
なので、ちょっと船から離れたり、写真に夢中になってガイドさんから遅れたり
すると、たちまち迷子です。
今回はレクリエーション・ダイビングの方も一緒なので、その方達は途中から
ガイドさんに任せて、テックチームの自分達は選考ロープと船の接続点から、
リールを張って潜行しました。

テッキーになってからはハナダイばかり追ってましたので、思えば今回は初めての
テクニカル・レックダイビングです。

自分は深場での安全な生物撮影が目的でテッキーになったわけですが、基本的に
テッキーは沈潜ダイブの目的の人がほとんどなので、講習ではリールを張って
沈潜に潜るスキルも勉強してましたが、実体験は初めてなので今回は かじきあん
東さんがリールを張って見せてくれました。

ひょっとしたら船の隔壁などの奥に、変なテンジクダイでも居ないかとちょっぴり
期待をしてましたが、残念ながら生物は情報どおりでした。
もっともナイトで潜れば現れるかも知れませんが、多くの英霊の方が眠られている
戦艦だけに、ちょっと別の理由で潜りたくないものです。

2009年06月29日

●ネンブツダイ

先ほど、ようやく自宅に戻ってきて片付けが終わりました。

本来なら、戦艦陸奥へのてくにかる・レックダイビングの事を報告したいところ
ですが、毎週月曜日はアポゴンデイですので、次に廻させていただきます。

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ネンブツダイ  学名 Apogon semilineatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
撮影 2009年6月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深 -10m 大きさ50mmぐらい 
英名 Half-lined cardinalfish
生息域 本州中部以南 ~ 台湾、フィリピンなど

内湾の水深3m~100m辺りの岩礁域などに群れを成して生息しておりますが、
産卵期にはペアになり群れを離れて遊泳する様になります。
そして産卵、雄による口内保育などを終えた後に、再び同じ夫婦で子作りをする
そうで、魚にしては珍しく、一夫一婦制らしいです。

体色は光沢のある淡紅色、目と後頭部の黒褐色の縦帯があり、第1背鰭の端と
尾柄部に黒点がある。
近似種の クロホシイシモチ との違いは、 ネンブツダイに は体側面の縦縞が
あるが、 クロホシイシモチ 体側面の縦縞が無くて頭に一対の黒斑があります。

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撮影 2009年6月:大瀬崎 先端 水深 -10m 大きさ50mmぐらい 

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撮影 2009年3月:紀伊大島須江 白野ビーチ 水深 -5m 大きさ30mmぐらい 

下の画像は、この春にナイトダイビングで撮した画像ですが、体色の色が
落ちていて、まず本種と思いますが、間違ってたらゴメンナサイ。

和名の由来は、繁殖期の夕暮れ時に浅瀬に上がってきますが、その時に
ブツブツと聞こえる音を出すそうで、それが念仏の様に聞こえることから
ついたそうです。

2009年06月28日

●広島、食べ尽くし

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昨日の夜は、広島名物のお好み焼きを食べ、 今日は遅めの朝ごはんに、
厳島神社近くで穴子丼を食べ、昼飯は広島名物の、廣島つけ麺を。

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さて夜は、何食べようかな?

2009年06月27日

●ホホスジシノビハゼ

一昨日の夜の事です、 ヒメオオメアミの報告を書いてる途中に、いつの間にか
うたた寝をしてしまい、深夜に目覚めてボケボケで慌てて書いたところ、やはり
朝起きてから見直してみると、誤字脱字だらけでした。

どうやら昨日までの13日連続勤務の疲れが溜まってる様で、以前は平気で
20日連続勤務とかこなしていたのに、寄る年波には勝てないようです。

と言う事で、本日は、やっと2週間振りの休日。
これから移動して、呉の沈船、戦艦陸奥に潜って来る予定です。

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ホホスジシノビハゼ  学名 Ctenogobiops maculosus

 スズキ目 / ハゼ科 / シノビハゼ属
撮影 2009年3月:奄美大島 倉崎海岸 水深 -7m 大きさ50mmぐらい 
英名 Hector's goby
生息域 南西諸島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

3m~15mぐらいの比較的浅い水深、内湾の中程から湾奥の死サンゴ混じりの
砂底や砂泥底に、テッポウエビ類と単独、もしくはペアで共生してます。
胸鰭基底部に線状の白色斑を持ち、頬部に3列以上の橙色斜帯が並ぶことで、
同族の多種と識別ができます。

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撮影 2006年3月:奄美大島 倉崎海岸 

約1ヶ月程前に報告させていただいた シノビハゼよりは、まだマシですが、
でも、やはり地味~なハゼ。

ガイドさんが紹介しない限り、ハゼ好きでない限り、まず撮さないおサカナかと
思います。
しかし、自分の潜水行動エリアでは、ここ奄美大島と、パラオ、西表島ぐらいで
しか観察した事が無く、見る度につい撮してしまいます。

上記以外の潜ったエリアでも勿論、観察出来るとは思うのですが、自分は
意外となかなか会えないハゼなんです。

地味ですが、灯りが当たった時なんかに見ると、頬の金色のスジが綺麗な
シノビハゼですよ。

2009年06月26日

●ヒメオオメアミ

わざわざ書かずとも、皆さんお解りの様に本日の写真は全てトリミングした
画像での報告です。

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ヒメオオメアミ  学名 Idiomysis japonica
 エビ目 / アミ科 / イディオミシス属
撮影 2009年6月:柏島 後浜 水深 -9m 大きさ5mmぐらい 
生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ インド洋、西部太平洋など

初夏から秋にかけ、浅い水深の岩陰やガンガゼの間などで、少数の個体数で
群れを形成しているのを見かけます。
体調は3~5mm程の小ささでパッと見はただのチリですが、ファインダー越しに
覗くと、やっと虫みたいな生物と判ります。

体色は様々で、ひとつの群れの中でも複数の体色の個体を観察出来ます。

基本的にアミ科の生物はエビ形をした小型甲殻類にて、海洋沿岸域においての
動物プランクトンの主要分類群であり、多くの種は近底層に存在して、数百~
数万個体の大規模な群れを形成しますが、本種は10 個体前後の小規模な群れ
を形成します。

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本種を撮影するには、とにかく根気と忍耐です。

どれぐらいの物かと言うと、夏に野原で観察出来る小ハエの群れみたいなものが
水中に居るって感じで、今回の写真はちょっと忍耐足らずでピン甘ですが、デコを
出した時の安全停止のお供なんかに適しております。

これからの季節、伊豆や南紀でも観察出来る様になりますので、水中で時間が
たっぷり有る時などに、観察してみて下さい。