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    • 2018
    • 01/04

オニハゼ属の1種 その2

いつもF-1GPのライブ放送をTV観戦する時は、公式サイトで閲覧出来る
リーディングボードを同時に見てますが、やはりデータ通信よりも映像
通信の方が遅くて1秒程度の遅延が発生します。
世界の国からのライブ中継などでも感じた方も居ると思いますが、遠く
離れた所からですから仕方ないと思ってましたが、この正月のdocomoの
CFを見て驚きました。

Perfumeの3人が東京とニューヨーク、ロンドンの3ケ所に別れて、同時に
踊りながら歌うCFですが、次世代通信規格の5Gでの映像通信を用いており
遅延がほとんどありません。
現在の4Gでの通信速度はほぼ3.5Gbpsにて通信遅延は約0,01秒と言われて
ますが、5Gでは通信速度は10Gbps程度、通信容量は4Gの1000倍になり、
遅延も0.001秒に成るそうで、0.001秒なら判らない訳ですね。
2020年にサービス開始予定ですが、通信費がどこまで上がるのかちょっと
怖いところです。

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オニハゼ属の1種  学名 Tomiyamichthys Sp
 スズキ目 / ハゼ科 / オニハゼ属
生息域 伊豆大島、伊豆半島、三重県尾鷲市三木浦、高知県、奄美大島、
    沖縄諸島、西表島など。

雌:撮影2017年7月:高知県大月町柏島 水深28m 大きさ約40mm

水深が6m~35mの珊瑚礁域や岩礁域にて、礁斜面や礁砂混じりの砂底や
砂泥底にテッポウエビ類と単独かペアで共生しながら生息しております。
体地色は白色にて体側面に逆三角形状の暗褐色の大きな斑紋が複数入り、
体側面の真ん中あたりには黄色の斑点が不規則な横帯状に入ります。
雄の第1背鰭は三角形にて第2棘と第3棘が糸状に伸長しておりその間の
鰭膜は深く切れ込んでいて、雌の第1背鰭は円形にて各棘は伸長せず上縁
中央付近に黒色斑が入る事などが特徴。

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雄:撮影2016年11月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ
                   水深16m 大きさ約20mm

平凡社の「決定版日本のハゼ」では ホタテツノハゼ属の1種の3 として
掲載されておりますが、発刊後の近年に於いて ホタテツノハゼ属 自体が
オニハゼ属 に改められております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 01/03

クダゴンベ その5

昨日、お正月に適した紅白模様の魚が見当たらなくてと書きましたが、
実は過去2014年と2016年の1月3日に書かせていただいてる紅白模様の
魚がいまして、今日の為にとっておきました。
これからも毎年1月3日は、本種の報告が出来る様に頑張ります。

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クダゴンベ  学名 Oxycirrhites typus
 スズキ目 / ゴンベ科 / クダゴンベ属

撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-8m 大きさ約80mm
英名 Longnose Hawkfish 
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域、東部太平洋の
     カルフォルニアなど。

水深が10m~25mのぐらいの岩礁域や珊瑚礁域外縁の岩棚や転石帯
等に生息しているヤギやウミカラマツ、ウミトサカなどに隠れる様に
して生息しております。
体高が他のゴンベ科の生物に比べて低く細長くて、和名の由来にも
なっている様に吻が管の様に長く伸びており、背鰭は10棘12軟条~
13軟条にて棘の先端は糸状に突起しております。

体地色は白色にて細い赤色の縦帯と横帯が格子模様を成し、ひと目で
本種と判別ができます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ

    • 2018
    • 01/02

ダルマオコゼ その6

本日は、従来の年に比べて1日遅い仕事始め。
朝一番は今日から同じく仕事始めの店舗の朝礼に参加して、その後は
2店舗ほど正月営業の激励訪問にと寄ってみましたが、どちらの店舗も
お客様がいっぱいで大盛況、新年早々から嬉しい状況でした。

さて話は変わりまして、お正月と言う事で紅白模様の魚の観察報告をと
思いましたが当てはまる生物が無く、同様に目出度いイメージの金色の
生物を選択させていただきました。

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ダルマオコゼ  学名 Erosa erosa
 スズキ目 / カサゴ亜目 / オニオコゼ科 / ダルマオコゼ属

撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-8m 大きさ約80mm
英名 Pitted stonefish 
生息域 本州中部以南の南日本の太平洋岸 ~ 琉球列島、
東部インド洋、北東部オーストラリアなど。

沿岸の岩礁域や礫石底に単独で生息していて、底性質の甲殻類や魚類を
捕食しております。
全身の体形は太くて短く頭部は大きくて丸くなっており、体色は茶褐色や
ベージュのタイプが多いですが、赤色、黄色など変異に飛んでおります。

背鰭、尻鰭、腹鰭の棘には猛毒があり、万が一刺されたりすると激しい呼吸
困難から発汗し昏睡状態となり、2~3時間で死亡する事もあるそうですが、
本種の毒は熱に弱い熱分解性なので、直ぐに60度以上の熱湯に浸す事で症状を
軽くできるそうです。
また和名の由来は大きくて丸い頭から「(達磨(ダルマ)」と付けられたそうです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 01/01

2017年元旦

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ミナミゴンズイの幼魚  学名 Plotosus lineatus
 ナマズ目 / ゴンズイ科 / ゴンズイ属
撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-9m 大きさ約40mm 

明けましておめでとうございます。
このサカナが縁起が良いのか悪いのかは判りませんが、昨年撮った写真の
中で一番のお気に入り写真なので使わせていただきました。

政府の働き方改革やらの影響で、何と今年の元旦は約15年振りに休日です。
あまりにも久しぶりの元旦の休日なので、何やっていいか判りません(笑)

    • 2017
    • 12/31

アミメウマヅラハギ

2017年最後の観察報告は、今年観察出来た生物で嬉しかった生物の
3つの内のひとつ、その他の2つは書くまでもなくアポゴンですが。
その時にガイドしてくれてたAQUASのやっちゃんが指さしてくれた
時は「うわっ、見たこと無いハギ、角生えてるし」と思って撮り始め
ましたが、直ぐに岩の隙間に逃げられてしまいました。
生息域は広そうなんですが、性質が臆病らしいのであまり外に出て
こないんでしょうね。

さてそんな事には何も関係ありませんが、どうぞ皆さん良いお年を
お迎え下さいませ。

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アミメウマヅラハギ  学名 Cantherhines pardalis
 フグ目 / カワハギ科 / センウマヅラハギ属

撮影 2017年11月:高知県大月町柏島 水深-9m 大きさ約100mm
英名 Honeycomb filefish
生息域 茨城県以南の太平洋岸、小笠原諸島、琉球列島
                    ~インド洋、太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の比較的に浅い水深にて主に単独で生息しております。
性質は臆病にて大きな魚類や人間等が近づくと、岩の隙間や根の奥などに
隠れ込みます。
体形は側偏しており長めの菱形にて、腰骨の鞘状鱗は動かす事が出来ず、
第1背鰭の棘には小棘が多数発達します。
体地色は薄褐色にて、吻端から胸鰭辺りまでの頭部には農褐色の縦帯が
複数本入り、胸鰭以降の体側面には農褐色の小さな斑紋が網目模様に
入ります。

    • 2017
    • 12/30

タキゲンロクダイ その4

今日は年内最後の休日にて、朝から奥さんの実家のお墓、自分の
実家のお墓、そして匡平のお墓へとお墓参りデイ、奥さんの実家は
宗派が異なりますので唱えませんでしたが、実家と匡平のお墓では
般若心経を唱えて参りました。
匡平のお墓は名古屋市内最大の墓地公園とあってか、年末の今日は
多くのお墓参りの方がいましたがそんな風に唱えている方は少なく、
ちょっと恥ずかしかったです。

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タキゲンロクダイ  学名 Coradion altivelis
スズキ目 / チョウチョウウオ科 / タキゲンロクダイ属

撮影 2017年11月:高知県大月町柏島 水深-20m 大きさ約80mm 
英名 Highfin coralfish
生息域 小笠原諸島、相模湾以南
             ~ 西部太平洋熱帯域~東インド洋域など

岩礁域周辺や珊瑚礁域周辺の砂底にて、単独か少数匹の群れを成して
生息しております。
体形は背鰭の基底部が高く三角形に近い体形にて、他のチョウチョウ
ウオ科の種と比較して背鰭棘数が少なく8棘、反対に軟条数は30~33
軟条数とやや多めです。

体地色は白色にて頭部から眼の上を通り鰓蓋下部までと、背鰭の前方
基底部からと背鰭の真ん中辺りから腹部にかけてと、背鰭の後方基底
部から臀鰭にかけての計4本の茶褐色の太い横帯が入り、それぞれ上部は
黄色みが強く背鰭前方基底部からと背鰭の真ん中辺りから腹部にかけて
伸びる横帯は腹部で接近、もしくは繋がります。
また背鰭棘は黄色、または白色で前方棘が黒色、腹鰭は黒色です。

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撮影 2017年11月:高知県大月町柏島 水深-25m 大きさ約60mm 

幼魚の頃は背鰭後部の軟条部に、白色で太く縁取られた大きな黒色の
眼状斑が入りますが成長するとともに消滅してしまいます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 12/29

パプアントビー その2

毎年この時期になるとお笑い系の特番が増え、どの番組を録画してどの
順番で観るかと悩みますが、今夜は録画途中の “よいこの無人島生活” を
再生しながら観てます。
今回はあの陸海空のナスDが参戦、この方やってることは凄く危ないこと
だらけですが、話している事はいつもなるほどなと感心させて貰ってます。

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パプアントビー  学名 Canthigaster papua
 フグ目 / フグ科 / キタマクラ属

撮影 2017年9月:フィリピン カビラオ島 水深-12m 大きさ約80mm 
英名 Papuan toby
生息域 フィリピン、パラオ、インドネシア、北東オーストラリアなど、
    西部・南部太平洋域 ~ インド洋域。

水深20m以浅の珊瑚礁域にて、単独で生息しております。
体地色は茶褐色にて体側面の吻端から背鰭基部にかけて背側に青色の細縦線が
入り、腹側、及び尾鰭の全体に青色の小斑点が散在します。
また尾鰭は橙色にて、背鰭基部付近には淡色で縁取られた暗色斑があります。

アラレキンチャクフグに非常によく似ており、本種の方が頭部や吻部下方の橙色が
鮮やかである事や、背中の模様がアラレキンチャクフグは青色の斑点になっているが
本種は青色の線になっている居る事が多いとされますが。外観からの識別は困難と
思われ、今回の写真の個体も実はアラレキンチャクフグの間違いかも知れません。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 12/28

ルリホシスズメダイ その5

年内の休日は30日だけにて、先月の柏島での潜水が今年のラストダイブと
なりました。
結局、今年は紀伊大島須江と柏島とセブでしか潜っておらず、2000年に
Cカードを取得して依頼、過去最低本数の潜水本数に成ると思われます。

そして来年は今までの様に平日の連休が取れなくなりますので、もっと
減ってしまいそうな予感が。
そんな寂しい2018年に成らない様に頑張らないといけませんね。

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ルリホシスズメダイの幼魚  学名 Plectroglyphidodon lacrymatus
 スズキ目 / スズメダイ科 / イシガキスズメダイ属

撮影 2017年2月:フィリピン・カビラオ島 水深-5m 大きさ約30mm
英名 Jewel Damsel
生息域 和歌山県、高知県、琉球列島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

水深が2m ~ 12mあたりの珊瑚礁域にて、海藻類を主食とし生息して
おります。
幼魚の頃は深緑色の体地色に全身に青い小斑点が広がっておりますが、
成魚になると体地色は濃い茶緑色へと変化し、青い小斑点は主に背側だけに
成っていきます。

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撮影 2017年11月:高知県大月町柏島 水深-4m 大きさ約25mm

今回2月に撮影しておきながら観察報告を書かなかったのは、夏から秋に
かけて串本や柏島で観察してから纏めて書こうと算段してたからですが、
結局、今年は1度も串本で潜らず、ようやく柏島で出会えたと思ったのに
こんな駄目ダメ写真しか撮れませんでした。

来年こそはキッチリとやっつけたいものです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 12/26

マナベベラ

本日は12月26日、昨日まで早朝から深夜にかけてあれほどラジオや街中で
流れていたクリスマスソングはピタっと流れなくなり、今日からすっかり
世の中はお正月モードに変貌しております。
1ヶ月前までは至る所でカボチャで溢れかえっていたと思ったのに、見事に
コロコロと変わる街並みに呆れるどころか自分も楽しませて貰ってます。

神様の下で結婚して死んだら仏教と、何もかも節奏が無いところは日本人の
世の流れに敏感に反応する良き習性かもと思ってしまいます。

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マナベベラ  学名 Labropsis manabei 
 スズキ目 / ベラ科 / マナベベラ属

撮影 2017年9月:フィリピン・カビラオ島 水深-12m 大きさ約80mm
英名 Northern tubelip
生息域 小笠原諸島、紀伊半島以南 ~ 琉球列島、西部太平洋域など。

水深画15m前後の珊瑚礁域に生息していて、主に珊瑚類のポリプを捕食して
ますが、幼魚の頃は他の魚類のクリーニングも行い体表面などに付いている
寄生虫類も捕食します。
体形では短い筒状の口が特徴にて、体地色は暗褐色ですが黄色の大きな斑紋の
タイプなど変化が多く見られ、婚姻色時には体側面に黄色の領域が広がります。
また幼魚の頃の体地色は黒色にて体側面に2本の太い白色の縦帯が入ります。

    • 2017
    • 12/25

スジイシモチ属の幼魚

本日は2017年最後の月曜日、2017年ラストアポゴンは何にしようかと
悩みました。
以前にも報告しましたが、基本的に同じ種の観察報告は1年に1度しか
書かない事にしておりますので、2017年に未報告のアポゴンはたくさん
あります。
どれにしようかなと今年から昨年に撮影した中から選んでおりましたが、
なかなかこれと決めきれず、結局、自分の知識では種小名が判らない種を
選択させていただきました。

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OstorhinchusSp20170907b
スジイシモチ属の幼魚  学名 Ostorhinchus Sp
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島
                    水深-2m 大きさ約10mm

様々な図鑑や文献、専門家の方達にも質問してみましたが、海外の生物
だけに情報が少なくて判別できておりません。
一番簡単なのは本種の成長を定期的に観察する事ですが、生息して居た
ポイントは アクエリアスダイバーズ のオリジナルポイントにて、なんと
自分以外のゲストが潜ったことが無いところなので、ほぼ不可能。

なにせボートから約200mほど水面移動してアポゴンしか居ない様な場所
ですし、水深もとれて2mほどの浅場なので撮影していて体は揺れるし、
砂底の砂も舞い上がりがち。
まぁこれではよほどのアポゴン好きしか行かないでしょう。

赤色の色素が多い事からおそらく同じ所に生息して居る レッドストライプド
・カーディナルフィッシュ
の幼魚かなと推測しておりますが、決定的な
情報がありません。
こいつは観てみたいなと思われた希有な方は、 アクエリアスダイバーズ
遊びに行かれた時に「行きたいポイントは腐海」と、是非、リクエストを
お願いいたします。

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