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Date / 2017-08-02

    • 2017
    • 08/02

キリンミノ その4

先日の柏島の後浜ナイト2日目での出来事。
潜水後10分くらいして変わったタコを撮影しようと左手を水底に付けようと
したら、ジャキッとした鋭い痛みを感じて見てみると、本種の背鰭の棘に
当たった様でした。
一般的に毒が強く危険生物なんですが、自分は過去にも本種の棘が刺さった
事があり、その時は最初エライこっちゃと直ちに潜水を中止して陸に上がり
熱湯に付けてたら、5分も経たない内に痛みが取れ大事に至らなかった事が
あります。

今回も最初はジンジンしてましたが酷くなったらエギジットしようと考え、
潜水を続けていたらやはり10分ぐらいで痛みは無くなりました。
自分にしてみれば「ヒメヤマノカミ属、恐るるに足らず」です!
でも決して、自ら刺さりには勿論行きませんよ。

kirinmino20170713e
kirinmino20170713c
キリンミノ  学名 Dendrochirus zebra
 スズキ目 / カサゴ亜目 / フサカサゴ科 / ヒメヤマノカミ属

撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-10m 大きさ約80mm
英名 Zebra Lionfish
生息域 南日本 ~ 南太平洋、アフリカ東岸、紅海など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、比較的に浅い水深に生息しております。
日中は岩陰や岩礁の下あたりでオーバーハングしていたり、岩陰に隠れる様に
している姿をよく見かけます。
成魚は胸鰭上部の鰭膜に切れ込みが無く扇状なこと、眼の上の皮弁が長い事、
尾柄部にTの文字型の模様があること等が特徴。
但し幼魚の頃は胸鰭の棘が鰭膜より新調しており、他の種と混同しがちです。
また他のヒメヤマノカミ属と同様に、各鰭の棘には毒腺があり刺されると
非常に痛みますので注意が必用です。

kirinmino20170713a

コヤツが今回、自分の手に背鰭の棘を刺した輩です。
「知らんがね、おみゃーさんが勝手に触ってきたからだがや」と言ってる様な
感じでした。
でも高知県に生息されてる個体ですから、こんな風に名古屋弁では無かったかも
知れません。

近似種の シマヒメヤマノカミ は、胸鰭が太い横縞模様で第2背鰭、尾鰭と臀鰭が
短い横線の組み合わせ模様である事などで識別が、また ネッタイミノカサゴ
胸鰭の鰭条が糸状に長く伸びていて、鰭膜が鰭条の先端まで達しない事や尾柄部の
模様がTの字で無く、横縞模様である事などで、それぞれ識別が可能です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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