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Category / 有尾目

    • 2012
    • 08/29

オキサンショウウオ

昨日の当ブログに書きましたが、隠岐諸島には隠岐固有の生物が沢さん存在します。
そこで本日の観察報告はそんな固有種のひとつです。
ただ、撮影機材を陸上撮影と思ってハウジングなしのカメラで行ってみたら、なんと
アメンボが作る水面の波でボケボケの写真ばかりになってしまいました。
水深がわずか30Cmなれど、次回は45度ファインダーで挑みたいと思います。


オキサンショウウオの幼体  学名 Hynobius okiensis
 有尾目 / サンショウウオ科 / サンシヨウウオ属

撮影 2012年8月:隠岐 島後 水深-30cm 大きさ 約40mm 
英名 Oki Salamander
生息域 日本海 隠岐諸島固有種

と言うことで、いまいちの写真で申し訳ありません。

標高が30mから500mぐらいの山地にて、渓流沿いの森林に生息しており、成体は林床や
石積みの下などを好み、時には水中でも観察されます。
成長すると120mm~130mm位の大きさに成り、同属の小型種と比較して四肢が比較的長く
尾が側偏する事などが特徴です。
体地色は、茶褐色や灰褐色、暗青色などですが、孵化して間もない頃は淡茶色に黒色の斑紋が
複数有りますが、成長すると共に暗色の単色に変わります。

渓流の源流域で小さな沢や流れが緩い部分などの石の下や、伏流の水中に2月~3月頃に産卵し、
5月~6月に孵化した幼体はその夏に変態しますが、翌年になってから変態する個体もあり、
通年に渡り水中で生息する幼体が観察されます。

分布が隠岐諸島の島後のみと極めて限定域の生物にて、絶滅危惧II類にも指定されてますが
意外にも誰でも足を踏み入れられる様な所に生息していました。
隠岐諸島自体が大山隠岐国立公園に指定されてますので、動植物の採集は特別保護区で禁止と
思われますが、保護活動があまり見られなかったのが少し心配でした。

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