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Category / コチ科

    • 2017
    • 08/25

たぶんセレベスゴチ その3

約1ヶ月間の夏休みが終了し、今週末のベルキーGPから2017年のF-1GPの
後半戦が始まりました。
今は2回目のフリー走行をライブ中継で見ながら当観察報告を書いてます。

ベルキーGPが開催される スパ・フランコルシャンサーキットはモナコ、
フランスのポーに次いで自分がお気に入りのサーキットでして、1994年に
見に行く予定をしてましたが、その年5月にイモラ催されたサンマリノGPで
アイルトン・セナの不幸な事故を現地で目撃した事で中止しました。
共に当時の仕事での取引先からのご接待でしたが、いま考えてみると何とも
バブリーな時代でした。

celebesugochiYg20170712a
セレベスゴチの幼魚  学名 Thysanophrys celebica
 スズキ目 / カサゴ亜目 / コチ科 / クロシマゴチ属

撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-20m 大きさ約20mm
英名 Celebes flathead
生息域 千葉県以南の太平洋岸 ~ 台湾、インド洋、西部太平洋域など。

水深が5m~100mぐらいの砂泥底や、砂底に生息しております。
眼上に不鮮明な小さな皮弁があり、吻は短く大きな眼径と同じぐらいの
長さにて、眼下骨隆起には粗い鋸歯状の棘が数多くあります。
眼の虹彩皮膜は上片が複雑にわかれ、下側は単峰型(山がひとつ)に
なっており、臀鰭は13軟条です。
また体地色は白色にて4本の太い暗褐色の横帯が入ります。

celebesugochiYg20170712d

近似種の オニゴチ は眼上に目立つ皮弁が有り、眼の虹彩皮膜の下片は
2峰型な事などで識別が出来、クロシマゴチ は眼上の皮弁が無く臀鰭は
11軟条である事などで識別が出来ます。
本種と区別される。

とされてますが、過去にも何度が書いてきましたが、眼の虹彩皮膜上下の
形状は個体によって様々なタイプが観察出来ますので、外観上からでは
ほとんど識別は困難かと思っており、自分的には眼上に皮弁が無ければ
クロシマゴチ、皮弁があれば本種か オニゴチ のどちらかと識別を
しております。

celebesugochi20130906e
撮影 2013年9月:高知県大月町柏島 水深-6m 大きさ約80mm

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 01/12

ワニゴチ

今朝の通勤途中、本日が火曜日と言う事で「しまった、昨日ジャンプ買い忘れている」と
思い ( まるで小中学生の発想です ) あわててコンビニに寄ったところ、先週号がまだ
並んでいて、どうやら合併号で今週はお休みでした。
なんか買い忘れてても良かったと言う気持ちと、今週はワンピースが読めないと言う不満で
複雑な感情でした。

wanigochi20151227f
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ワニゴチ  学名 Inegocia ochiaii
 スズキ目 / カサゴ亜目 / コチ科 / トカゲゴチ属

撮影 2015年12月:三重県尾鷲市三木浦 水深-16m 大きさ 約400mm 
生息域 伊豆諸島、相模湾、若狭湾以南の南日本、済州島、台湾、中国、海南島など。

水深が10m~200mほどの岩礁域近くの砂底や砂泥底に生息しており、底性動物を捕食します。

wanigochi20151227c
wanigochi20151227ab

エンマゴチ に非常に似ておりますが本種は眼の後方にくぼみが無い事や、写真の赤丸部分の
鼻棘がある事、青丸部分の眼上皮弁が無い事、間鰓蓋部の皮弁が単一である事等などで識別が
可能です。
本種は以前は Inegochia guttata とされておりましたが、その学名は イネゴチ である事が
判明し、2010年に Inegocia ochiaii として新種記載されました。
なので以前の図鑑では Inegochia guttata と書かれておりますのでご注意願います。

    • 2014
    • 03/08

オニゴチ と セレベスゴチ

さて2日間連続で、しょぼ~い写真の観察報告をしてしまいましたので、本日は
ちょっと真面目な観察報告をさせていただきます。

ただ最後の方に、とある研究者の方達が知ったら「素人が何言ってんだよっ!」
って、自分が袋だたきにされそうな事を書いておりますので、くれぐれも権威高き
「日本産魚類検索」の制作に携われた様な、ご高名な研究者の方達には伝えないで
下さいね。



撮影 2013年8月:隠岐諸島 大黒 水深-12m 大きさ 約80mm 



撮影 2013年9月:高知県柏島 レッドロック 水深-6m 大きさ 約80mm 

オニゴチ  学名 Onigocia spinosa

 カサゴ目 / コチ科 / アネサゴチ属
生息域 新潟県~九州までの日本海岸、伊豆半島以南の太平洋岸、瀬戸内海、
    東シナ海、~ 朝鮮半島、済州島、台湾、中国、西部太平洋域など。

水深が50m~100mぐらいの砂泥底や、砂底に生息しております。
吻は短く大きな眼径と同じぐらいの長さにて、眼下骨隆起には粗い鋸歯状の
棘があり、眼は虹彩皮膜上片が複雑にわかれ、下側は2峰型(山がふたつ)に
なっていて眼の上に目立つ皮弁があります。
体地色は白色にてに4本の太い暗色の横帯があります。

近似種の セレベスゴチ thysanophrys celebica は、眼上にある皮弁が不鮮明にて、
眼の虹彩皮弁の下側が単峯 (山がひとつ) と言う事で識別ができます。

そんな セレベスゴチ が、こちらです。


撮影 2013年9月:高知県柏島 竜の浜 水深-6m 大きさ 約80mm 



撮影 2010年1月:紀伊大島須江 白野ビーチ 水深-5m 大きさ 約80mm 

でも、この2つ、眼上にある皮弁が不鮮明ではありますが、眼の虹彩皮弁の
下側が単峯 (山がひとつ) と言うよりも不鮮明な、ふた山。

さらにこちらは・・・


撮影 2014年1月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ 約80mm 

な、なんと、さん山!

そして、反対側を見ると、な、な、なんと、よん山!!

そして更にそのまま観察し続けていると、ふた山に減っちゃいました!!!
光が入り続けると減っちゃうんでしょうか?



オニゴチの幼魚  学名 Onigocia spinosa
撮影 2008年10月:パラオ・コロール島 セントカーディナル
                       水深-16m 大きさ 約50mm

こちらに至っては、ちびっ子だからかも知れませんが山なんて何もありません。
これはひょっとして権威有る「日本産魚類検索第二版」、「日本産魚類検索
第三版」に書かれてる” 眼の虹彩皮弁の下側が単峯”とか、”下側は2峰”とかの
識別は間違いでは??

しかし自分みたいな素人が大きな声では言えませんので、皆さんご内密に
願いますね。

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