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Category / イトヨリダイ科

    • 2018
    • 05/15

キツネウオ その4

以前にも書きましたが最近潜って居ないので過去に撮影してきた
写真を見直してますが、色々と未報告のものが見つかります。

一昨年ぐらいから水中で、なになに~とその種の名前を言いながら
撮影しているのに、陸上に上がると名前が出てこないことが多さん
有りますが、それと一緒で撮っているのに忘れている種が多い様で、
本日もそんなひとつです。
何しろ幼魚の観察報告を昨年12月に書いていながら、その3年前に
成魚を観察している事をすっかり失念しているぐらいですから。

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キツネウオ  学名 Pentapodus caninus 
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / キツネウオ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島
                 水深-8m 大きさ約250mm
英名  Small-toothed whiptail
生息域 高知県、琉球列島以南
~ 西部、南部太平洋域、台湾、南シナ海など。

珊瑚礁域の傾斜面や礁池、礁湖などの砂礫底近くに浮遊して単独か
もしくは少数の群れを成して生息しております。
体型は細長く紡錘形にて、吻は尖っていて尾鰭の上下葉は上葉が長く
伸びます。

幼魚の頃の体地色は明るく輝いてる様な鮮やかな青色にて、体側面に
吻端から尾柄まで黄色の太い横帯が2本入り、背部には吻端から背鰭の
手前まで黄色の細い縦帯が入ります。
体地色と縦帯の色彩は成長すると共に、それぞれの色彩は薄れていき
体地色は青みががった白色に、体側面の太い縦帯や背部の細い縦帯は
薄黄色に変化していきます

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 04/24

ヨコシマタマガシラ

本日も過去未報告の種ですが、色々と過去の撮影写真を調べてみても
昼間の写真が見当たりません。
なので未報告ながら、いきなりナイトカラーでの報告です。

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ヨコシマタマガシラ  学名 Scolopsis ciliata
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / ヨコシマタマガシラ属

撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島
                水深-5m 大きさ約100mm
英名 Whitestreak MonocleBream
生息域 小笠原諸島、琉球列島 ~ 西部太平洋域、キーリング諸島等。

水深が25m以浅の珊瑚礁域や岩礁域にて、ペアもしくはは小さな群れを
成して生息しております。
背鰭は10棘9~10軟条、臀鰭は3棘8軟条にて、体色は背部は褐色にて
体側面には2本の黄色と白色の太い縦帯と幅広い淡色の横帯が入ります。
また幼魚の頃は フタスジタマガシラ によく似た縦帯も入ります。

ちなみに本日の写真は、熟睡してる姿ですので各鰭はほとんど閉じてます。
背鰭を全開して寝てる種も見かけますが、寝ている時は閉じている種が
ほとんどでして、起こすと各鰭を開けますが日中の色彩に戻る事も多くて
いつも起こすかどうか悩んでおります。

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撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島
                水深-5m 大きさ約120mm

そして翌日の夜、異なる個体ですが再び本種を見つけたので起こした
ところ、やはり昼間の色彩に戻り泳ぎ去って行きました。

    • 2018
    • 04/11

ハクセンタマガシラ その3

自分の部屋には amazon の AIスピーカーの echo が置いてあります。
「アレクサ○○して」とか「アレクサ○○って何?」と呼びかけると
リング状に青色に光って答えてくれます。
最近TVでCMしてますからご存じの方も多いと思いますが、Siri とかと
違って誰の声にでも反応しますので、自分の echo はこのCMが流れる
度に青く光って反応して笑えます。

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ハクセンタマガシラ  学名 Scolopsis ciliata
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / ヨコシマタマガシラ属

撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島
                水深-10m 大きさ約120mm
英名 Whitestreak MonocleBream
生息域 琉球列島以南 ~ 台湾、南シナ海、シャム湾、インドネシア、
    アンダマン海、ソロモン諸島など。

水深が2m~25mぐらいの珊瑚礁域にて、砂底や砂泥底に生息して
おります。
体形は楕円形にて側偏しており背鰭は10棘9軟条にて、臀鰭は3棘
7軟条、体地色は白灰色にて眼は黄色、体側面の側線のやや上方に
点列状に横色斑点が並んでおり、背側には銀白色の短い縦帯が入り
ますが、意識的に消す事も可能だそうです。

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ナイトカラー:撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島
                  水深-10m 大きさ約120mm
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ナイトカラー:撮影 2013年11月:フィリピン・マクタン島
                  水深-8m 大きさ約150mm

こちらは共に夜間の色彩にて、特に下側は熟睡時のものです。
ライトを当て続けて睡眠から目覚めさすと、冒頭の2枚の昼間の色彩に
変わります。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 03/17

タマガシラ その4

今年潜った潜水回数は、1月初めに内浦ビーチで潜った5本だけ。
もっと言うと昨年11月23日に柏島で潜った翌日から、3月17日の
本日迄でも5本のみと言う、かって無い少なさです。

そう言う事で最近の観察ネタが乏しくなり、本日は昨年の今頃の
未発表の観察からですが、かなりの白トビ写真ですみません。

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タマガシラのナイトカラー  学名 Parascolopsis inermis
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / タマガシラ属

撮影 2017年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ
                  水深-24m 大きさ約40mm
英名 Redbelt monoclebream
生息域 千葉県以南の太平洋岸 ~ 西部太平洋域、東部インド洋など

岩礁域にて、水深が100m位の深い水深の砂底や砂泥底に生息して
おりますが、希に浅めの水深でも観察が出来ます。
体型は側偏しており長楕円形にて眼が大きく、体地色は赤みがかった
白色にて体側面に赤色の太い横帯が4本ある事などが特徴ですが、
和名は前頭部が大きくて丸い事から付けられたそうです。

今回は本種を初めてのナイトでの観察でしたが、昼間のすいすいと
泳ぐ姿では無く水底に沈んだ姿でした。
昼間に比べると赤色の太い横帯は薄く、体地色はより白色が増して
ストロボを弱くしても非常に撮りづらい色彩でした。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 12/19

キツネウオ その3

国内外を問わず “STARWARS Ep8 (The Last Jedi)” を観た方達からの
作品に対する賛否が大きく別れているようです。
以前にも書きましたが自分も想像していた展開から大きくかけ離れていた
だけに、今までの作品のイメージを壊したと思う方も居るようですが、
自分はこれはこれで有りと思っております。
新しい3部作なんですから、過去の作品と大きく変わる事も有るでしょう。
どこに於いても新しい事を受け止められない人は多いみたいですね。

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キツネウオの幼魚  学名 Pentapodus caninus 
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / キツネウオ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-18m 大きさ約20mm
英名  Small-toothed whiptail
生息域 高知県、琉球列島以南
~ 西部、南部太平洋域、台湾、南シナ海など。

珊瑚礁域の傾斜面や礁池、礁湖などの砂礫底近くに浮遊して単独かもしくは
少数の群れを成して生息しております。
体型は細長く紡錘形にて、吻は尖っていて尾鰭の上下葉は上葉が長く伸びます。
体地色は明るく輝いてる様な鮮やかな青色にて、体側面には吻端から尾柄まで
黄色の太い横帯が2本入り、背中面には吻端から背鰭の手前まで黄色の細線が
あります。

以前は キツネウオ属の1種とされていましたが、数年前に本種の幼魚と認定
されました。
なので古い図鑑や、Webサイトでは キツネウオ属の1種として紹介されていると
思います。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 04/05

フタスジタマガシラ その4

自分は日本史も好きでしてよく言われている歴女ならず歴爺です。
但し好きと言っても愛知県民である織田信長公や豊臣秀吉公、徳川家康公の御三家が
活躍されてた時期に特化しておりまして、自分がそんな時代の歴史が好きなところは、
現代の様な正確な記録が有る訳では無くて、現代まで伝えられてるのは勝者の家臣が
書き残していた書物から想像した物であって、考え方次第では色々なストーリーが
妄想出来る事です。

なのでNHKのBS放送の「英雄達の選択」が好きで毎回録画して観てますが、本日から
BS11にて「尾上達也の謎解き歴史ミステリー」と言う番組が始まりました。
初回の本日は織田信長公の謎解きでしたが、謎解きの結果はともかくとして自分には
面白い番組でした。

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フタスジタマガシラのナイトカラー  学名 Scolopsis bilineata
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / ヨコシマタマガシラ属

撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ約120mm
英名 Bridled monoclebream
生息域 和歌山県、高知県以南 ~ 東部インド洋域、西部太平洋域など。

水深が 5m~25mぐらいの、岩礁域や珊瑚礁域などの砂礫底域に単独、もしくは少数で
生息しております。
体系は即偏した長卵形をしており、体色は幼魚の頃は背側は黒色と黄色の各3本の縦縞が
入り、腹部は白色をしております。

成魚になると吻から背鰭の後方部にかけて、斜めに暗褐色で縁取られた太い白色の帯が
入り、その帯に平行して眼の上部にも白い縞が斜めに2本入ります。
また太い白色の帯の下から腹部は白色です。

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昼間の体色
撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ約120mm

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 02/22

ソコイトヨリ

大変申し訳ございません。
本種は当初間違って イトヨリダイ として報告させていただきましたが、自分の確認
不足にて、友人のNがの様よりご指摘を頂戴し訂正させていただきました。

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先週末は今年の国内初潜りを楽しんだ事は既に報告済みですが、当日のガイドさんは
自分のダイビングの師匠、PADIのCDでもある かじきあん のオーナーの東さん。
「ナイトで何みたいですか?」の問いかけに自分の答えは「ヤセオコゼ イトヨリダイ
ミミイカダマシカスザメの捕食行動ぐらいかな」と超難関リクエスト。
しかし流石です、ついでに マダラテンジクダイ も含めて全て見せてくれました。
どれもコレも根付いている生物ではないだけに出たとこ勝負ですが、大したもんです。

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ソコイトヨリの幼魚  学名 Nemipterus bathybius
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / イトヨリダイ属

撮影 2017年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-26m 大きさ約60mm
生息域 房総半島以南の太平洋岸、若狭湾以南の日本海 ~ 九州、東シナ海、済州島、
    台湾、南シナ海、フィリピン、インドネシア、東インド洋など。

内湾域のやや深めの水深の砂底や砂泥底、礫砂底などに生息しており、成魚は130m
前後で多く、幼魚は水深70m前後で多く漁獲されます。
背鰭は10棘~11棘で9軟条、臀鰭は3棘7軟条にて、尾鰭上葉の後端は糸状に伸長します。
また体地色は背部が鮮やかな桃色にて腹部は淡色、体側面に薄黄色の幅広い縦帯が2本
入り、腹縁に同様な縦帯が入る事等が特徴です。

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イトヨリダイの幼魚  学名 N.virgatus
撮影 2013年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-16m 大きさ約100mm

近似種の イトヨリダイ は体側面に細い薄黄色の縦帯が5本入る事や、側線の始部に
小さな赤色の斑紋が入ること等で識別が可能です。

    • 2017
    • 01/26

ヤクシマキツネウオ

自分は城好きですが、現存天守や現存する櫓や門、木造での復興天守など木造建築しか
興味が沸かなくて、名古屋城や大阪城の様なコンクリート製の天守に対しては偽物に思えて
とても好きになれません。

なのでこんな事書くと世間からは大バッシングかも知れませんが、昨年の地震で崩壊して
しまった熊本城の復旧に対する災害復旧支援金寄付の「復興城主」制度には、木造で復元
するなら寄付する気にもなりますが、コンクリート製のお城を復旧するぐらいなら全国から
寄付を募ってまで復旧しないで欲しいと思います。
むしろ天守無しの現存する石垣の復旧だけなら寄付すると思うんですが、一般的にはやはり
こう言う考え方は異質なんでしょうね。

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ヤクシマキツネウオの幼魚  学名 Pentapodus aureofasciatus
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / キツネウオ属

撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 水深-35m 大きさ約40mm
英名  Small-toothed whiptail
生息域 和歌山県、高知県、大隅諸島、琉球列島、西部太平洋域など

水深が40mぐらいまでの珊瑚礁域の傾斜面や礁池、礁湖などの砂礫底近くに浮遊して
単独、もしくは少数の群れを成して生息しております。
体型は細長く紡錘形にて吻は尖っており、成魚の体地色は薄青銀色にて体側面の中央に
黄色の太い縦帯が入ります。
幼魚の頃の体地色は明るく輝いてる様な鮮やかな青色にて、体側面には吻端から尾柄部
まで黄色の太い縦帯が2本走り、上側の縦帯は頭部で繋がります。

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キツネウオの幼魚  学名 P.caninus
撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 水深-35m 大きさ約40mm

近似種の キツネウオの幼魚 は、上側の縦帯が頭部で繋がら無いことや背中面にも
吻端から背鰭の手前まで黄色の細線が入ること、尾鰭の両葉が伸長することなどで
本種との識別が可能です。

    • 2016
    • 11/01

タマガシラ その3

本日報告させていただく生物は例年数固体しか観察できないのですが、今シーズンは
多くの個体数を観察できてます。
サイズも30mm~40mmとか色々で、しかしなかなか鰭を開いたところが撮せません。
近づくとスス~ッと泳いで逃げていき、しかもなかなか停まらないので難敵です。

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タマガシラ  学名 Parascolopsis inermis
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / タマガシラ属

撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-22m 大きさ約40mm
英名 Redbelt monoclebream
生息域 千葉県以南の太平洋岸 ~ 西部太平洋域、東部インド洋など

岩礁域にて、水深が100m位の深い水深の砂底や砂泥底に生息しておりますが、希に
浅めの水深でも観察が出来ます。
体型は側偏しており長楕円形にて眼が大きく、体地色は赤みがかった白色にて体側面に
赤色の太い横帯が4本ある事などが特徴です。

和名は前頭部が大きくて丸い事から付けられたそうです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 09/03

カメンタマガシラ その2

今年はやはりあまり潜っていないおかげて、毎日の観察報告のネタ不足で悩みます。
本日の観察報告も都昨年までであれば、まず採用しない出来映えの写真にて見苦しくて
申し訳ございません。

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カメンタマガシラの幼魚  学名 Scolopsis xenochrous
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / ヨコシマタマガシラ属

撮影 2016年2月:インドネシア・バリ島 トランベン 水深-22m 大きさ約30mm
英名 Bluestripe Spinecheek
生息域 高知県、奄美大島以南 ~ 台湾、西部太平洋域、インド洋域、北部南太平洋など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、転石帯や珊瑚礁外縁などに単独、もしくは小数匹の群れを成して
生息しております。
各文献などには生息水深が 5m~50m位と記載されておりますが、成魚は30m位で多く
観察される様です。
体型は長楕円形にて、尾鰭は大きく二又しており、成魚の体色は頭の背部から体側面背部の
前半にかけては暗紫色、背部の後半は淡黄色で腹部は銀白色です。
側線始部には蛍光色の青色の斜行帯があり、その後方に小黒点が点在し後方に白色の縦斑が
有ることなどが特徴にて、幼魚の頃には黒く縁取られた青い縦帯が体側面の前半にあり、
後半は黄色になります。

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撮影 2015年4月:フィリピン・マクタン島 水深-25m 大きさ約100mm

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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