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Category / カワアナゴ科

    • 2014
    • 11/27

テンジクカワアナゴ

本日は久々に10月に西表島の川で観察した生物の報告です。
既に報告済みの タネカワハゼ と同じ所に居ました。

その観察報告の時にも書きましたが、観察した時は8月以降、2ヶ月も雨が降っていなくて
生息して居る川はほぼ干上がり状態、水量が少なくて流れていない事から川底の沈殿物も
いっぱい貯まっていて、水深も30cmぐらいと何とかカメラが沈むぐらいのとっても最悪の
撮影環境にて、こんな見づらい写真で申し訳ございません。

tenjikukawaanago20141012b
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テンジクカワアナゴ  学名 Eleotris fusca
 スズキ目 / カワアナゴ科 / カワアナゴ属

撮影 2014年10月:沖縄県西表島 水深-30cm 大きさ約70mm
英名 Dusky sleeper
生息域 小笠原諸島、静岡県、宮崎県 ~ 八重山諸島、台湾、中国、インド洋、太平洋域など

河川の感潮域最上流や中流域、渓流域、細流、水田や湿地などの淡水域に生息しており、
汽水域では見られませんが、日本のカワアナゴ属で渓流域にも見られるのは本種のみです。

転石の下や枯れ葉、枯れ木などの障害物の陰に潜んでおり、体色には変異が多く見られ、
同一個体でも環境の変化によって色彩が変わりますますが、通常時は体地色は暗褐色にて
背部は明色に、胸鰭の基底上部に黒色斑紋が1個見られます。

    • 2014
    • 10/16

タナゴモドキ

さて今回の西表島研修での観察報告の第一弾は、丁度ゴビー・サーズデイと言う事もあり、
やはりハゼの仲間から。
カワアナゴ科の淡水魚にて、沖縄本島では近年観察が出来なくなってしまっているほどの
絶滅危惧種のひとつです。


雄成魚:大きさ約50mm
( 大きな声では言えませんが、神様の図鑑の写真でもここまで鰭は開いておりません )



雄成魚:大きさ約50mm


若魚:大きさ約30mm

タナゴモドキ  学名 Hypseleotris cyprinoides
 スズキ目 / カワアナゴ科 / タナゴモドキ属

撮影 2014年10月:沖縄県西表島 水深-30cm
英名 Tropical carp-gudgeon
生息域 奄美大鳥、沖縄本島、宮古島、石垣島、西表島 ~ インド・太平洋
希に和歌山県、高知県、宮崎県など黒潮の影響を受ける地域など

水田や湿地の溜まり池や溝、河川本流脇の池やワンド、細流の緩流部などに生息していて、
岸付近の抽水植物や倒木が多い所などで小数匹の群れで中層を浮遊しております。
淡水域には珍しい遊泳性のハゼの仲間にて、幼魚の頃は細長い体形ですが、成魚の頭部と
体形は著しく側扁しており、成長するとともに体高が高くなり輪郭は楕円形を成していき
タナゴ類に似てくる事から、和名の由来となっております。

体地色は半透明の茶褐色から黄土色にて腹部は白色、吻端より尾柄部の後端にかけて太い
黒色の縦帯が入り、鰓蓋に赤色の斑紋と胸鰭の基底部に1本の黒色の横線が入り、尾鰭の
基底部に黒色斑紋が入ります。

湿地の埋め立てや細流のコンクリートでの護岸化、水質汚染、河川への土砂流入による
環境悪化などにより生息地が減っており、業者やマニアによる乱獲も重なり自然界での
個体数が激減していて、絶滅危倶ⅠB類に指定されております。

    • 2014
    • 02/22

クモガクレ

今回のオリンピック、日本人のメダリストや入賞者の方達から家族やコーチ、スタッフ、
応援してくれてる方達への感謝の言葉をいっぱい耳にしました。
決して自分一人の努力だけじゃ無くて、周りの方達の助けがあっての成績だったと。

TVの前で見ている子供達にとっても良いお手本かと、見ているこちらも感謝の気持ちで
いっぱいです。




クモガクレ  学名 Calumia godeffroyi
スズキ目 / ハゼ亜目 / カワアナゴ科 / クモガクレ属

撮影 2014年1月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ20mmぐらい
英名 Doublespot coralgudgeon
生息域 琉球列島以南、西部・南部太平洋域、東インド洋など。

生息水深は7m〜30mぐらいの珊瑚礁域にて、礁斜面やドロップオフの礁棚等、瓦礫片や
死珊瑚片、岩の割れ目や亀裂などに隠れるように生息しております。
体形はハゼ科の生物に似ておりますが、独立した2組の腹鰭を持っている事でハゼ科とは
異なりカワアナゴ科になります。

前鼻管は長く体地色は青白色、頭部から鰓蓋部にかけて茶褐色の小さな斑紋が散在して
いて、体側面の鱗は茶色で縁取られており、5本〜6本の幅広の暗褐色の横帯が入ります。
第1背鰭の第1、第2棘は伸長し、背鰭と臀鰭は明色帯があり橙色の縦縞が入っていて、
尾鰭に2つの暗色斑が入る事などが特徴です。


キリガクレ  学名 Calumia profunda
撮影 2014年1月:フィリピン・マクタン島 水深-20m 大きさ20mmぐらい

近似種の キリガクレ は、頭部の目の下全体が茶褐色に染まる事や、体側面に橙色の斑点が
散在するなどで識別が可能です。

以前に キリガクレ の観察報告時にも書きましたが、クモガクレ属の生物は従来は キリガクレ と、
クモガクレ の2種のみと考えられておりましたが、2010年にインドネシア・パプア島から Fantail
coralgudgeon
c.eilperinae Papuan coralgudgeon c.papuensisが新種記載され、
合計4種になりました。

    • 2013
    • 07/09

キリガクレ

梅雨が明けたと思ったら凄い猛暑で、こんな季節は自宅にいるより会社の事務所で仕事を
してた方が涼しくていいですね。

さて本日は先日のマクタン遠征時にアクエリアスダイバーズ の白石オーナーが、自分に
見せたくて毎夜、頑張って見つけてくれた生物。
ゲストに見せてあげたいとの気持ちで、30分近くずう~っと一心不乱にガレ場をめくって
探しまくる姿はガイドの手本と言えるでしょう。
もっとも自分が撮影し終えた後は、きっちりと白石オーナーもスタッフにライティングを
させながら撮影しておられましたが。



キリガクレ  学名 Calumia profunda
スズキ目 / ハゼ亜目 / カワアナゴ科 / クモガクレ属

撮影 2013年6月:フィリピン・マクタン島 水深-12m 大きさ25mmぐらい
英名 Deepreef coralgudgeon
生息域 屋久島、奄美大島、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、
ソロモン諸島、バヌアツおよびフィジーなど。

生息水深は8m〜88m、多くは30m以浅の珊瑚礁域にて、礁斜面やドロップオフの礁棚等、
瓦礫片や死珊瑚片、岩の割れ目や亀裂などに隠れるように生息しております。
体形はハゼ科の生物に似ておりますが、独立した2組の腹鰭を持っております。
体地色は青白色にて体側面は濃灰色の網目模様に覆われおり、6本〜7本の幅広の暗褐色の
横帯が入り、橙色の斑点が横帯の上に散在します。
第1背鰭の第1、第2棘は伸長し、背鰭と臀鰭は明色帯があり橙色の縦縞と斑点が入ります。

また近似種の クモガクレ Calumia godeffroyiは、尾鰭に2つの暗色斑が入る事で識別が
可能です。


クモガクレ属の生物は、従来は キリガクレ と、 クモガクレ の2種のみと考えられてましたが、
2010年にインドネシア・パプア島から Fantail coralgudgeon c.eilperinae Papuan coralgudgeon
c.papuensisが新種記載され、合計4種になりました。

    • 2013
    • 03/27

ヤエヤマノコギリハゼ

自分が子供の頃に、平日午前中の春休み漫画特集とか言うTV番組は、トムとジェリーとか
ヘッケル&ジャッケルとかでしたが、我が家の子供達が小さな頃は奇面組やあられちゃん、
ドラゴンボールとなり、最近ではワンピースになってます。
そう考えると昔はアメリカ製のアニメをよく見てたのに、最近ではディズニー製品ぐらい
しか見る機会が無く、それ以外ではクローンウォーズぐらいかと思ってましたが、とうとう
クローンウォーズも本国アメリカで最終回となり、次のスターウォーズ系の新作品からは
ディズニー製になってしまいます。

となると、ますますディズニー作品ぐらいしか海外アニメは見なくなっていくんでしょうね。
それだけ日本製品が優れていて良い事とは思うのですが、いろんな国の作品も見たいものです。



ヤエヤマノコギリハゼ  学名 Butis amboinensis
スズキ目 / カワアナゴ科 / ノコギリハゼ属

撮影 2012年12月:フィリピンの川 水深 -30Cm 大きさ50mmぐらい
生息域 高知県、屋久島、奄美大島、沖縄本島、石垣島、西表島、台湾、
    西部太平洋域、インド洋なと。

河川下流、河口近くの汽水域やマングローブ域ににて、水没している樹木や植物の枝、
ヒルギ類の根の間などで、比較的に頭部を下にして生息しており、移動するスピードは
きわめて遅く、驚異を与えても樹木や木の間を這う様に移動します。

体型は細長くて吻が長く頭部は縦扁すしており、尾柄部も細長にて全身の鱗は堅め。
体色は暗褐色にて腹鰭と臀鰭の緑辺部と、胸鰭の基底部に朱色の部分があります。
また国内では環境省により、絶滅危惧ⅠB類に指定されております。

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