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Category / ネズッポ科

    • 2016
    • 11/27

ミヤケテグリ その4

ここ最近は日付が変わる前に何とかアップしている当観察報告ですが、今夜は日本時間で
22時スタートの2016年F-1グランプリの生中継を見たい為、急いで書きました。
しかしこんな時に限って、いつもより写真点数の多い報告内容にて掲載する写真の選択に
時間がかかって焦りまくりです。

今年もメルセデスの速さだけが目立ったシーズンで、年間チャンピオン争いが最終戦まで
もつれた事ぐらいしか面白くなかったかも知れません。
来シーズンはレギュレーションが大きく変わりますので、この3年間と異なり混戦となる事を
祈りつつ、現行レギュレーションの最終戦のTV中継を楽しみたいと思います。

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ミヤケテグリ  学名 Neosynchiropus moyeri
 スズキ目 / ネズッポ科/ コウワンテグリ属

撮影 2016年11月:高知県大月町柏島 後浜 水深-6m 大きさ30mmぐらい
英名 Moyer’s dragonet
生息域 伊豆諸島、伊豆半島、和歌山県、高知県以南、琉球列島など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、比較的に浅い水深の砂礫底域に単独、もしくはペアで生息しており、
岩陰や珊瑚片の隙間等で良く観察します。
体地色は白色で、赤色や濃茶色の大理石状の複雑な模様の斑紋が体全体に広がっております。

アメリカの海洋生物学者のジャック・モイヤー先生が、三宅島で発見された事から和名に
ミヤケと、小種名には ” moyeri ” と名付けられており、英名でも ” Moyer’s dragonet ” と
呼ばれております。

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AQUAS さんで催された水中カメラマンの阿部秀樹さんの写真現像セミナーを受講した多くの
ゲストが帰られた当日の夕方、「日没前に潜れば ミヤケテグリ の産卵行動を観察出来る」と
阿部さんにカメラの設定数値なども教えていただき、今回の写真現像セミナーの講習料無料の
オプション水中撮影実践講座を受講してきました。
しかもなんと2日間連続して。

そう言えば今年の4月に阿部さんにお会いした時も、自分のカメラを撮影し安く設定していただき
本当に親切なプロカメラマンさんですね。

日没20分間が産卵の時間帯と言う事でエントリーした直ぐは キンギョハナダイ の産卵を撮影して
待ちますがこちらの産卵シーンの撮影は難しく、2日間チャレンジしてもやっつけられず終い。
こちらは来年に課題持ち越しです。

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不思議と日没20分前ぐらいになると、それまで見かけなかったのに雄と雌が現れて雄が
求愛行動をし出します。

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そして雄と雌が意気投合すると、水底から2匹が重なって浮上を始め産卵行動が始まります。

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時には途中で辞めることもあります。

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そして、ぐんぐんと浮上を続けて。

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ついに産卵~♪

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後からも~♪
卵が、らせん状に放出されてます。

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更に斜め後ろからも、ちょっと露出失敗ですが (汗;)

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そして産卵後は浮上をやめて、水底へと落ちていきます。

観察した2日間は、毎日3回ほど産卵行動を観察出来ました。
同じカップルだったり、別のカップルだったり。
なので本日の観察報告に使用した写真の個体はバラバラでして、判りやすいように
色んな角度から撮影したそれぞれの個体の写真を組み合わせてみました。
阿部さんのおかげで、エエもん見せて貰えてラッキーでした。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 04/09

ピクチャードラゴネット

先週土曜日の発熱以来、本日は1週間振りに飲酒しました。
これだけ飲まなかったのは、実に4年前の前立腺癌による前立腺摘出手術での入院以来。
基本的には毎週休肝日を設けておりますので、毎日毎晩飲んでいる訳ではありませんが、
高血圧症にアレルギー性鼻炎、無呼吸症候群、ついでに腰痛と日頃より薬漬けの体では
ありますが、今回は実に約5年振りの発熱と言った日頃から寝込む様な体では無い為か、
これだけ飲まない毎日は久しぶりでした。
やはり何と言っても、健康が一番ですね。

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ピクチャードラゴネット  学名 Synchiropus picturatus
 スズキ目 / ネズッポ科 / コウワンテグリ属

撮影 2016年1月:バリ島 シークレットビーチ -6m 大きさ20mmぐらい
英名 Picturesque dragonet
生息域 フィリピン、インドネシア、北西オーストラリアなど

内湾の比較的に穏やかな水域の水深が2m~10mほどの岩礁域にて、珊瑚が生育している
様な根の隙間や、岩塊や瓦礫などの下や隙間から出たり入ったりして、少数匹の群れで
生息しております。
体地色は薄緑色にて顎部は橙色、体側面には外側から水色、黒色、橙色の順で縁取られる
黒色の大きさの異なる斑紋が複数入ります。

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本種は自分としては今回が初観察の生物でした。
日本を発つ前から見たいと思っていた生物だけに、ブリーフィングの時からワクワク。
この上の写真はそんな初観察の撮影一発目ものですが、興奮しすぎて思わず水底のチリを
ブワッと巻き上げてしまった失敗写真です。
結局、全鰭全開真横ドピン写真は撮れませんでしたが、まぁ初見なので見れただけでも嬉しい、
そんな初観察でした。

    • 2016
    • 02/20

ヨメゴチ

仕事で2ヶ所の事務所を行き来する自分は、それぞれの事務所では Windows7 を使って
いて、贅沢にも自宅では Windows8.1 のデスクトップと MacBookPRO を使ってました。
色んなOSを使い分けるのは、仕事で最も使うシステムが 7にしか対応して無い事や、常々
色んな種類の OSを使い分ける事で自分自身のスキルアップとボケ防止を担ってましたが、
先日 Facebook で書いた様に自宅の Windows8.1 のデスクトップが壊れました。

メーカーさんから色々と修復に関してアドバイスをいただきましたが、結局、HDDの損傷が
原因と判明し、5年間使ってきましたが HDDだけ交換しても他の部品も古いので色々と相性の
問題が発生してくると考えて、買い換えを選択しました。
そして今回選択したosは、Windows7。
既に世の中は Windows10 の時代ではありますが、いつでもバージョンアップ出来ますし、
壊れたデスクトップは購入時は Windows7で、8、8.1とバージョンアップして使ってきましたが
ずう~っと使いづらいなと思ってましたので、仕事と同じ使い慣れたOSを選んでみました。
まぁボケ防止は、WindowsとMac-OS を使い分ける事で何とかなるでしょう。

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ヨメゴチの雌  学名 Calliurichthys japonicus
 スズキ目 / ネズッポ科 / ヨメゴチ属

撮影 2015年11月:紀伊大島須江 内浦ビーチ -20m 大きさ150mmぐらい
英名 Japanese dragonet
生息域 本州中南部沿岸 ~ 東シナ海など

水深が20m~200mほどの沖合に面した砂泥底や砂利混じりの泥底に生息しております。
雌雄ともに第1背鰭の鰭膜に黒色斑紋が入りますが、雄は第1背鰭の第1棘と第2棘が糸状に
伸長する事で雌雄の識別が可能です。
体地色は薄茶色にて全身に肌褐色や茶褐色の不規則な模様が散在しており、腹部は白色
がかります。
第1背鰭には淡色流状紋が有り黒色斑紋を上下に2分しており、尾鰭は長く大型にて下側は
黒色にて、臀鰭も黒色です。
また他のネズッポ科の魚類とは、本種は後頭部に1対の骨質隆起が有り、前鰓蓋骨棘が
槍状で有る事等で区別が出来、同様に前鰓蓋骨棘が槍状の ヤリヌメリ は背鰭の形状や
後頭部に骨質隆起が無い事で区別が可能です。

    • 2014
    • 09/21

ミヤケテグリ その3

今朝も出勤前に匡平のお墓掃除に行くと、墓地公園内の道路が一方通行に制限されております。
盆暮れと春夏のお彼岸の恒例行事なんですが、トラ柵で道路を細く制限して歩行者用道路を
広げているのに、そんな制限を無視してるのか、それともわざと判らないフリをしてるのか
逆走してくる輩が多くていつも危ないなと思っていたら、今回からガードマンが交通整理を
しておりました。

お年寄りの方も沢山来られる名古屋市の公共施設だけに、名古屋市も良い改善をしてくれて
嬉しいものです。




ミヤケテグリ  学名 Neosynchiropus moyeri
 スズキ目 / ネズッポ/ コウワンテグリ属

撮影 2014年9月:高知県柏島 水深-6m 大きさ30mmぐらい
英名 Moyer’s dragonet
生息域 伊豆諸島、伊豆半島、和歌山県、高知県以南、琉球列島など。

岩礁域や珊瑚礁域にて、比較的に浅い水深の砂礫底域に単独、もしくはペアで生息しており、
岩陰や珊瑚片の隙間等で良く観察します。
体地色は白色で、赤色や濃茶色の大理石状の複雑な模様の斑紋が体全体に広がっております。

アメリカの海洋生物学者のジャック・モイヤー先生が、三宅島で発見された事から和名に
ミヤケと、小種名には ” moyeri ” と名付けられており、英名でも ” Moyer’s dragonet ” と
呼ばれております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2013
    • 11/10

コウワンテグリ その2

いつも自宅でお酒を飲みながら当観察報告を書いておりますが、昨夜は気がつくと
酔っ払って気持ちよく寝落ちしておりました。
なので本日は、仕事の昼休憩時間を利用してアップさせていただき事にします。



コウワンテグリの若魚  学名 Synchiropus Ocellatus
 スズキ目 / ネズッポ科 / イッポンテグリ属

撮影 2013年11月:紀伊大島須江 内浦ビーチ -4m 大きさ30mmぐらい
英名 Ocellated Dragonet
生息域 南日本の太平洋側 ~ インド洋、西部太平洋域など

水深が1m~5mぐらいの珊瑚礁域や岩礁域にて、瓦礫や珊瑚片などが混じった砂底や
磯砂底などに生息しており、潮溜まり等でも観察されます。
成魚の体色は黒色と灰白色の斑模様にて、幼魚の頃は白色の部分がほとんどで成長と
共に白色の部分は少なくなって行きます。
また鰭は赤色もしくは橙色に縁取られており、雄の第1背鰭は大きく、その鰭膜に4個、
希に3個の眼状模様があり、雌は第1背鰭の大部分が黒く臀鰭に4本の幅広い褐色斜帯が
あります。



岡田彌一郎博士らが、日本の初記録として沖縄島の浦添市小湾で採集された
ことより、小湾てぐり(かうわんてぐり)と命名されたそうです。 

ちなみに「てぐり」とはネズッポ科の生物が、てくてくと歩く様に泳ぐ事から、
こう呼ぶようになったと言われております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ

    • 2013
    • 06/09

アカオビコテグリ その2

今週末は、F-1カナダグランプリです。
欧州でのF-1中継は日本との時差のおかげで、日本時間の21時スタートが多く、非常に
Live中継が見やすいのですが、アメリカ大陸で行われる時は反対に時差のおかげで
日本時間の深夜2時スタートとなり、Live中継はほぼ見られません。
勿論、予選走行も同様となり、本日は仕事でしたので朝5時に起き録画見てから出社を
しましたが、よ~く考えたら決勝レースは今夜の深夜2時スタートなので、あわてて見る
必要はありませんでした。

関係ない話ですが、通称 ” フトマキ ” さんの、何か話した後に出す「フゥッー♪」って
言葉が、最近凄く気にいってます。


アカオビコテグリの雌  学名 Neosynchiropus sp
 スズキ目 / ネズッポ科 / コウワンテグリ属

撮影 2013年5月:柏島 水深-35m 大きさ40mmぐらい
生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南の太平洋岸、若狭湾、朝鮮半島など。

潮だまりなどの浅い水深でも観察されますが、多くは水深が20m~50mほどの岩礁域の
ガレ場や砂礫底などの軽石や岩の上等で観察されます。
体地色は赤色にて腹部は白色、体側面に黒褐色の太い斜帯が複数本入り白色円形斑紋が
複数個入ります。
雌の第1背鰭の第1棘は著しく伸長し、臀鰭は白地に赤褐色の斜帯が復数本入りますが、
雄の臀鰭は暗褐色の地色に青色の小斑点が散在していて、雌雄で異なります。

以前には伊豆半島から採集された雌の個体がハワイ産の Neosynchiropus rubrovinctus
同定されておりましたが、後に雄個体の採集により異なる種と判明し、今後の研究者の方の
ご尽力に期待するところです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2012
    • 11/01

イッポンテグリ その3

ウォルト・ディズニーが、ルーカスフィルムを買収し、スターウォーズの新作Ep7を作製し
2015年に公開すると発表されましたが、やっとアニメ以外の新作が見られると思うと
嬉しい事ではありますが、ディズニー映画でとなると、何かちょっと複雑な気分です。

この買収でルーカス氏はウォルト・ディズニー社の第2位の株主となり、今後の新作3作は
携わられるそうですが、過去の作品の様な独特の世界観を保ってくれるのか?
アニメのクローンウォーズシリーズも、本国アメリカで現在放映中のシーズン5の最終話で
最初の発表時の100話程度の予定数に達するだけに、何かちょっと異なるスターウォーズに
なってしまわないかと気がかりです。



イッポンテグリ  学名 Dactylopus dactylopus
 スズキ目 / ネズッポ科 / イッポンテグリ属

撮影 2012年10月:紀伊大島須江 内浦ビーチ -10m 大きさ150mmぐらい
英名 Fingered Dragonet
生息域 駿河湾、琉球列島以南 ~ 東部インド洋、西部太平洋域など

水深が-12mぐらいまでの泥砂底や、砂底に棲息しております。
腹鰭の鰭条の最初の1本が指のように離れており、他のネズッポ科の生物と比較して、
第1背鰭起部が細く伸長している事で本種と識別できます。
いつもは上記の指の様なもので、這い蹲って歩いてると言った感じで移動してますが、
驚異を感じるや全ての鰭を全開にし、ビュ~~んと飛ぶ様に動きます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ

    • 2012
    • 09/05

ヤマドリ その2

ざんねんでしたね〜、ヤングなでしこ。
惜しかったと言うよりも完敗でしたけど、次戦の3位決定戦で頑張ってほしいものです。


ヤマドリ  学名 Neosynchiropus ijimai
 スズキ目 / ネズッポ科 / コウワンテグリ属

撮影 2012年8月:隠岐 島後 水深-12m 大きさ60mmぐらい
英名 Japanese dragonet
生息域 北海道積丹半島~長崎県、伊豆半島~土佐湾など。

珊瑚礁域や岩礁域の比較的浅い水深の砂底にて、軽石や岩の上等で海藻が生える様なあたりに
生息しております。
体地色は明茶色や乳白色にて全身に茶褐色や赤色、橙色などの斑紋模様が入り、鮮やかな青色の
斑点が多く散在するなど、非常に派手な色彩模様をしておりますが、その色彩が海藻などに良く
似せていてカムフラージュする事で、外敵から襲われにくくしております。
また雄の第1背鰭は広げると著しく大きくなり、普段は閉じておりますが求愛行動や威嚇行動の
時に背鰭の棘を伸長させて広げます。

今回は初めてのボイントと言う事もあり、一度昼間に潜って本種の生息具合や地形などを憶え、
翌日の夕方、太陽が沈む20分ほど前にエントリーして求愛と産卵活動を観察してきました。


まずはエントリー後に、雄と雌のペアを捜します。
ほんの少し離れて一緒に居るペアをちらちら見つけては、じっーと様子を見て待ちますが、
どちらかは何も動かず片一方が離れて行くと言った感じが多く、捜しては待って、捜しては
待ってと繰り返している内に殆ど暗くなってしまい、諦めかけた時に見つけたペアが雄の方が
激しくディスブレイ行動をし始めました。

お~っこれは、と思っていると雄と雌が横に並んで浮き上がり始めたら、もう無我夢中で
シャッターを切りまくりましたが、ピントは全て胴体に合っていて肝心の顔や眼はボケボケの
失敗写真ばかりでした。

一応、ご参考までにそんなボケボケ写真で、本種の産卵行動を説明しますと、
まずは雄が雌の気を引こうと、第一背鰭を大きく広げてアピールして雌を追いかけ回します。

そして雄と雌が横並びに成り、雄が胸鰭の上に雌を載せる様にしてくるくる回りながら浮かび
上がります。

そして最後に雌が水中に抱卵し、雄が放精して終了。

その後は、雄と雌は何も無かったのごとく離れていきました。
そして残された自分はカメラのモニター画像を見て、ピンボケに気づかず喜んでいるのでした。
後ほど写真をPCに落とした画像を見て、ガックリするとも知らずに。

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