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Category / テンジクダイ科

    • 2018
    • 06/11

ミナミフトスジイシモチ その8

本日のアポゴンマンデイは約1ヶ月前にも書いてる種ですが、前回は
黄色の色彩タイプだけに絞らせていただきましたので、今回は異なる
白色タイプでだけで纏めてみました。
同じ種なのに色違いが明瞭でありながら、生息している環境や日中と
夜間とか雌雄などに関係なく、同じ種でこの2色が観察出来るのは
とても不思議に思います。

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ミナミフトスジイシモチの白色タイプ
         学名 Ostorhinchus nigrofasciatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属

撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島
                 水深-5m 大きさ約50mm
英名 Blackstripe Cardinalfish
生息域 神奈川県以南の南日本
~ 台湾、中、西部太平洋域など

岩礁域や珊瑚礁域にて、昼中は岩穴や岩陰に隠れる様にして単独で
生息しており、夜になると岩穴から出て海底近くを浮遊しております。
体地色は淡褐色で、体側面に5本の太くて黒い縦帯があり、その内の
真ん中の3本は尾柄部まで届き、黒帯の間には光沢のある白色の細い
縦線がある事などが特徴です。

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撮影 2017年4月:高知県大月町柏島
                 水深-18m 大きさ約60mm
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撮影 2017年4月:高知県大月町柏島
                 水深-12m 大きさ約70mm

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撮影 2016年9月:フィリピン・ナルスアン島
                 水深-13m 大きさ約50mm

本種は自分は見ると必ずと言っていいほど撮影しているアポゴンです。
そのせいか約1ヶ月前の観察報告の、その前の2015年12月の報告からの
約2年間の間に、なんと本種だけで200枚ほど撮影しておりましたので、
前回の黄色タイプと白色タイプと2回に分けて報告させていただきました。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 06/04

アオハナテンジクダイ その5

本日のアポゴンはバリ島のトランベンに行って撮り直してから書こうと
思っていた観察ネタなんですが、ここ最近の状況では当面の間はバリ島
どころか和歌山で潜水する事すら出来無さそうなので、とりあえず書いて
おいて再び以前の様に潜水できる状況に戻れたら、新しい写真で再報告
させていただく事といたします。

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アオハナテンジクダイ  学名 Ostorhinchus apogonoides
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属

撮影 2016年1月:インドネシア・バリ島トランベン 
水深-22m 大きさ約70mm
英名 Plain Cardinalfish
生息域 三宅島、和歌山県、高知県以南
~ フィリピン、東インド諸島など

岩礁域や珊瑚礁域にて日中は珊瑚の奥や岩穴、岩陰の奥等にひそむ様に
生息しており、夜間になると外に出て活動します。
体色地色は透明感のある金色っぽい薄い茶色にて、眼の瞳の上下に2本の
水色の細線があり、それらの間は茶色~金色。
またそれらの延長上の体側面に不明瞭な水色の小斑点が少数見られます。
近似種の アオスジテンジクダイ とは、尾柄部に黒帯がない事などで識別が
可能です。

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撮影 2014年5月:高知県宿毛市鵜来島 親指
                  水深-35m 大きさ約80mm
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撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 後浜
                  水深-13m 大きさ約70mm

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撮影 2013年3月:紀伊大島須江 内浦ビーチ
                  水深-5m 大きさ約100mm

自分の今までの本種の観察では濃い色彩のタイプと、薄い色彩のタイプを
見ておりますが、トランベンの個体はやはりかなり濃い個体でした。
水深の浅い深いでの違いでも無く、生息環境によるものなのかどうかは
判りませんが、もっともっと色んな地域で観察してみたいアポゴンです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 05/28

フタホシアトヒキテンジクダイ その3

昨夜F-1モナコGPを観ていて、トンネルの中での映像にてデブリが
鮮明に写っている事に気づきました。
ひと昔前ではトンネル内は真っ暗の映像でしたが、昨今はここまで
鮮明に写るかと技術の進歩は凄いですね。

そう言えば来月辺りに docomoから発売される HUWAEI P20 Proが
凄く気になってます。
Leicaのトリプルカメラによる写真が凄く綺麗で、どうやらAI補正が
素晴らしい様で、一眼カメラにもそのうち搭載されるんでしょうかね。

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フタホシアトヒキテンジクダイのナイトバージョン  学名 Archamia biguttata
スズキ目 / テンジクダイ科 / アトヒキテンジクダイ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島
 水深-5m 大きさ約60mm
英名 Twinspot Cardinalfish
生息域 琉球列島以南 ~ 中部・西部太平洋域など

水深が 5m〜30mぐらいの珊瑚礁域に少数匹の群れを成して生息して
おります。
背鰭軟条数は9本にて、体地色は薄黄褐色にて体側面には橙色の細い
横線が密に複数入り頭部の眼の下、頬部に暗褐色の太い斜帯がある事、
また鰓蓋の上部後方に不規則な半円形、尾弊部に円形のそれぞれ
暗褐色の班紋が有る事などが特徴です。

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撮影 2013年6月:フィリピン・マクタン島
 水深-5m 大きさ約60mm
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撮影 2015年4月:フィリピン・マクタン島
 水深-8m 大きさ約60mm

こちらは共に日中の色彩です。
どうやら夜になると体地色は薄くなるみたいですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 05/21

ナミダテンジクダイ その5

毎週月曜日の自分のいちばんの楽しみは、何よりも少年ジャンプの
ワンピースを読むこと。
仕事帰りに購入して、匡平の仏壇にお供えし1時間ほど経って匡平が
読み終えたなと思ってから読みますが、何と今週は休載。
そんな事先週号に書いてなかったぞと思ってみても、新作が載って
無いことには変わりなく、来週月曜日が待ち遠しいです。

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ナミダテンジクダイ  学名 Nectamia savayensis
 スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島
                水深 -10m 大きさ約50mm
英名 Similar cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 紅海、西部太平洋域、GBRなど。

珊瑚礁域にて、水深5~10m位にに生息しており、日中は岩穴の
奥深くや岩陰などに隠れていますが、夜になるとふらふら~っと
した感じで水底近くを浮遊しております。
体の大きさに対して眼は著しく大きく、眼の下から頬にかけ斜め
後方向に先細りの黒色の線があり、体側面の中央部には6~10本の
輪郭が明瞭な暗褐色の横帯があります。
また、尾柄部の測線より上方に太い黒色の横帯がある事も特徴です。

近似種の ホソスジナミダテンジクダイ は、眼の下から斜め後方向に
伸びる黒色線の先端が前方向に湾曲を描く事や、体側面の暗褐色の
横帯が5~6本で有る事、また同じく近似種の バンダイシモチ
体側面の暗褐色の横帯が太く2本で有る事や、尾柄部の太い横帯が
測線より下側も黒色が明瞭であること、他にも近似の マルチバード
カーディナルフィッシュ
は第2背鰭と臀鰭の前縁、尾鰭の上下等が
黄色く縁取られる事などでそれぞれ識別が可能です。

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撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島
                水深 -8m 大きさ約35mm

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 05/14

ブリックス・カーディナルフィッシュ

昨日はF-1の事を書きましたが、うっかりしてました。
昨日から大相撲5月場所が始まっていた事を知らず、今朝の朝刊を
読んで知りました。
初日の取り組みを見逃しただけで随分と損した気分を味わい、更に
今朝は今月22日のミューツー戦のご招待状が配られていた様ですが
自分には届かずで、がっかりの週の始まりでした。

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BryxCardinalfish20140907b
ブリックス・カーディナルフィッシュ  学名 Ostorhinchus blyX
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属

撮影 2014年9月/2015年4月:フィリピン・セブ島
 水深-45m 大きさ約40mm
英名 Bryx cardinalfish
生息域 東アフリカ~オーストラリア、東アンダマン海、フィリピン、
               インドネシア・バリ島~西パプアなど。

水深が15m~155mほどの内湾の湾中、泥砂底や沈泥底などに小数匹の
群れを成して生息しております。
体色は銀白色にて、吻端から眼の上を通り尾鰭後端まで繋がる暗褐色の
太い縦帯が入り、体側面の背側にも同色の細めの縦帯が入ります。

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撮影 2015年4月:フィリピン・セブ島
水深-45m 大きさ約30mm~40mm

最初に観察した時は テッポウイシモチ O.kiensis と思っておりました。
顎部が黄色みがかっているけどそのぐらいの違いは地域によって良く
有りますし、腹部の肛門近くの黒色の斑紋も無いタイプが多いですが、
斑紋が有るタイプを国内でも観察できます。

しかし念の為にと先日に海外の図鑑を調べて見ると O.blyX の記載は
有っても O.kiensis の記載はほぼ有りません。
どうやら O.blyX とはバラヤン湾、バタンガス州、ルソン島などでの
ローカルタイプらしくインド洋からの標本に基づいているような感じで、
日本国内で観察される種はO.kiensis とされている様です。

詳しく両種の違いを記載されてる図鑑や資料は見つけられませんでしたが、
テッポウイシモチ フウライイシモチ の識別点の第1背鰭の棘数も
6棘と テッポウイシモチ と同じです。

まぁ本種に限らず海外の学名と日本国内での学名が異なる種はたまに
有りますので、今後の研究者の方々のご尽力に期待したいと思います。

因みにこの場所では他にも知らないアポゴンを観察しております。

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撮影 2014年9月:フィリピン・セブ島
 水深-45m 大きさ約35mm

かなり酷い出来の写真ですので判りづらいとは思いますが、いつかまた
撮り直しに行きたいものです。
しかし現状では連休取得すら困難なので、いつになるやらですね。

    • 2018
    • 04/30

ミナミフトスジイシモチ その7

本日のアポゴンは前から黄色タイプと白色タイプが観察されていて、
別種なのか亜種なのかと不思議に思っており、アポゴンに詳しい
研究者の方に尋ねても未だ解明されていないそうです。

アポゴンの中でも好きな種でマクタンに潜りに行くと毎回必ず撮って
いるアポゴンなんですが、本日はそんなアポゴンの黄色バージョンに
絞って報告させていただきます

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ミナミフトスジイシモチの黄色タイプ
         学名 Ostorhinchus nigrofasciatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属

撮影 2017年9月:フィリピン・ナルスアン島
                 水深-12m 大きさ約50mm
英名 Blackstripe Cardinalfish
生息域 神奈川県以南の南日本
~ 台湾、中、西部太平洋域など

岩礁域や珊瑚礁域にて、昼中は岩穴や岩陰に隠れる様にして単独で
生息しており、夜になると岩穴から出て海底近くを浮遊しております。
体地色は淡褐色で、体側面に5本の太くて黒い縦帯があり、その内の
真ん中の3本は尾柄部まで届き、黒帯の間には光沢のある白色の細い
縦線がある事などが特徴です。

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幼魚:撮影 2017年9月:フィリピン・ナルスアン島
                 水深-12m 大きさ約30mm

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撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島
                 水深-5m 大きさ約50mm

こちらは尾鰭の形が正常ではない個体でした。
おそらく成長過程で何か異変があったんでしょうね。

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撮影 2017年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ
               水深-12m 大きさ約40mm 

そして最後は、自分自身が内浦ビーチで初観察の本種です。
なので定点観察を続けて見たかったんですが、諸事情でこのシーズンは
ほとんど潜れずで、この秋からの次シーズンに期待しております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 04/23

スポットギル・カーディナルフィッシュ その2

今日はちょっと辛い仕事でした。
弊社が運営する店舗のひとつがこの秋に移転する事になり、約16年間に
渡って土地と建物をお貸しいただけた地主様に契約解除のお話に行って
参りました。
地主様は会社経営をなさってる事もあってか、弊社の事情を二つ返事で
受けていただけましたが、16年間、毎年夏と年末にはご挨拶に訪問して
いたお付き合いが無くなると思うと寂しいものです。
契約は未来があって楽しいものですが、解約は縁を切る様で辛いですね。

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スポットギル・カーディナルフィッシュ  学名 Ostorhinchus chrysopomus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島
 水深-1m 大きさ約100mm
英名 Spotted-gill cardinalfish、Cheekspots cardinal
fish など。
生息域 フィリピン、パラオ、インドネシア、西部太平洋域
               ~ 北部オーストラリア域など。

テンジクダイ属の多くの生物に見られる様に、本種も内湾の
珊瑚礁域の珊瑚の中に日中は隠れる様にして複数の群れを成して
棲息しております。
体色は全体は半透明の乳白色にて、頭部先端から尾柄部にかけて
茶色の太い縦帯が2本走り、鰓部にオレンヂ色の斑紋が複数入る
ことが特徴です。
近似種の バーギル・カーディナルフィッシュ は、鰓部のオレンヂ
色の複数の横帯がオレンヂ色の縦帯である事で区別が可能です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 04/16

クロオビアトヒキテンジクダイ その5

漫画ワンピースの話ですが作者の尾田っちが以前に病気で倒れて以来、
毎週発売されるジャンプへの掲載が1ヶ月に1度ぐらい休載される様に
なりましたが、毎回休載前の話が麦わら一味のピンチのストーリーで
再会後の展開をあれこれと想像させられます。
そんな感じで再開された今週号のストーリー、そうきたか。

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クロオビアトヒキテンジクダイ 学名 Taeniamia zosterophora
 スズキ目 / テンジクダイ科 / アトヒキテンジクダイ属

撮影 2017年2月フィリピン:・カビラオ島
水深-8m 大きさ約80mm
英名 Girdled Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 琉球列島、ニューカレドニア、
                   西部太平洋域など。

比較的に波の穏やかな珊瑚礁域の礁池や礁湖などにて、ユビエダ
ハマサンゴ
などの珊瑚類の間に他のテンジクダイ科の種と
混じって生息しており、日中は珊瑚の奥などに潜んでいて夜になると
それらの珊瑚から外に出てきて活動します。
体地色は半透明色から薄銀色にて体側面の中央辺りに暗褐色から黒色の
太い横帯が入りますが、個体によってはその太い帯の色が薄い事もあり、
鰓蓋近くの 2本の赤い横線と尾柄部にある小さな黒色斑紋などで、同属
他種と識別するのが確実かと思います。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 04/09

スミツキアトヒキテンジクダイ その2

名古屋市内の小学生は新1年生を除いて今朝が新学期の初登校。
久し振りに登校中のネネちゃんに会いましたが3月まで被ってた
黄色の帽子を被っておりません。
自分たちの学区の小学校では1年生だけ黄色の帽子を被ります。
ネネちゃんに「あれっ、今日は帽子忘れたの?」って聞くと、
「今日から黒い帽子なんだよ」って返されました。

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スミツキアトヒキテンジクダイ  学名 Taeniamia kagoshimanus
スズキ目 / テンジクダイ科 / アトヒキテンジクダイ属

撮影 2015年9月:フィリピン・ナルスアン島
              水深-8m 大きさ約60mm~70mm
英名 Narrowlined Cardinalfish 
生息域 和歌山県、高知県、奄美大島以南
             ~ 西部太平洋域、インド洋、紅海等

珊瑚礁域の内湾の礁湖内や岩礁域の岩壁や岩穴などで同属の他種と
混生した群れを形成しております。
体地色は赤褐色にて体側面には橙色の細い横縞が多数本入り、尾鰭
基底部には大きな黒色斑紋が入り、鰓蓋後方の体高の中心あたりに
シミの様な赤色の斑紋が入りますが、個体によっては不鮮明な個体も
見られます。

近似種の アトヒキテンジクダイ は臀鰭の軟条数が13条~15条数で
ある事に対して、本種は16条~18条数である事で識別が可能です。

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撮影 2013年1月/2015年9月:フィリピン・マクタン島
          水深-8m~10m 大きさ約60mm~70mm

以前では アトヒキテンジクダイ属は Archamia とされておりましたが、
冒頭にも書かせていただいた様に2015年4月に国内において観察例の無い
Archamia bleekeri のみを除く4種は全て Taeniamia と新たに分類され、
Archamia 属の種は国内には存在しない事から標準和名は無しとされ、
改めてTaeniamia となりました。
それと同時に今まで日本では Archamia属とされてきていた4種は全て
アトヒキテンジクダイ属Taeniamia と改められております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 04/02

マンジュウイシモチ その6

アポゴンことテンジクダイ科の生物は、ハゼ科の生物と同様に非常に
色彩が地味な種からカラフルな色彩の種まで幅広い種類が観られますが、
本日はアポゴンの中で最も可愛いと思われる種の報告です。

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マンジュウイシモチ  学名 Sphaeramia nematoptera
 スズキ目 / テンジクダイ科 / マンジュウイシモチ属

撮影 2017年9月:フィリピン・ナルスアン島
        水深-6m 大きさ約40mm~60mm
英名 Pajama cardinalfish
生息域 奄美諸島以南、石垣島、西表島 
                ~ インド洋、西部太平洋域など。

サンゴ礁域の静かな内湾などで、ショウガサンゴ属などの枝サンゴの
間に少数匹の群れを成して生息しております。
体高は高く、第1背鰭から体の中心部を通り腹鰭にかけて黒色の瞳大の
太い横帯が走っており、その横帯の前部分は黄色く眼には赤色の横帯が
走り、後部分は白みをおびた透明色に複数の赤色の小班点が散在して
おり、第1背鰭と腹鰭は黄色にて赤色で縁取られます。

近似種の ホソスジマンジュウイシモチ は本種と比較し体側面の横帯が
細い事や、その横帯の前部分も後方部分も同色の灰褐色な事など、
本種に比べて地味な色彩である事で両種の識別は容易に出来ます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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