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Category / アオミノウミウシ科

    • 2016
    • 05/08

ヒブサミノウミウシ

明日から3日間、申し訳ございませんが弊社の慰安旅行を楽しんできますので当観察報告は
お休みさせていただきます。

いつもならパスポート持参の旅行では、やれカメラの準備やらダイビング器材の準備やらで
数日前から準備しますが、暑い国でのたった2泊、あいにくと3日間雨模様の天気予報なので
持って行くカメラもコンデジのみと。
やっとこの後、小さな旅行バックに荷物を積み込んでパッキング終了。
普通の旅行の荷物って、こんなに少ない物だったんだと改めて実感しました。

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ヒブサミノウミウシ  学名 Caloria indica

 裸鰓目 / ミノウミウシ亜目 / アオミノウミウシ科 / ヒブサミノウミウシ属

撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 水深-9m 大きさ約20mm
生息域 山形県以南の日本海沿岸、伊豆諸島、千葉県以南の太平洋沿岸 ~ 琉球列島、
    インド洋、太平洋域など。

比較的に浅い水深から20m位までの珊瑚礁域や岩礁域に生息しております。
体地色は半透明の白色、琥珀色、薄桃色等にて、頭部が朱色を帯びるタイプやまれに
背面全体が朱色になる個体も観察され、口触手の中ほどから触角の間を通って背面に
至る正中線上に、黄白色の長い縦線が入りますが、途切れていたりもします。

長い口触手と触角は基部は体地色と同色にて、先端にかけて順に赤色、白色、薄黄色に
染まり、背面の突起は基部から先端にかけて順に赤色、青色、薄黄色、白色に染まり
ます。
体長は50mmほどまで成長する個体もありますが、大半は10mmから15mmほど。

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そして本日はこの先3日間お休みさせていただきますので、本種が歩いていた海草の特徴も
今回は報告させていただきます。

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アヤニシキ  学名 Martensia denticulata

 イギス目 / コノハノリ科 / 属

撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 水深-5m 大きさ約200mmぐらい
生息域 伊豆諸島、千葉県以南の太平洋沿岸、中部以南の日本海沿岸、四国、九州、
    朝鮮半島、中国沿岸など

比較的に浅い水深から20m位までの珊瑚礁域や岩礁域に生息しております
体は薄い膜質にて柔らかくて小さな時は広い葉状ですが、成長すると共に扇形に広がり
細胞列が縦と横に組み合わさった美しい網目模様になります。
不規則に分裂する。
一年生の紅藻にて大きさは50mmから200mmほど、海中でゆれ動く様子が美しい事が
和名の由来になっております。

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うっかりいつものISO400で撮ってしまったので、大きく引き伸ばしたらアレアレの画像に
なってしまいました。

撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 水深-9m 嚢果の大きさ約3mm

観察をした柏島では丁度この季節が繁殖行動にて、網目模様にできた薄いピンク色の粒の
嚢果 ( のうか ) から赤色の胞子が、この様に放出されます。
当観察報告では、初めての海草類の報告になりますが、昨日の ツマジロモンガラ の報告も
そうですが、7月初旬頃までは色んな生物の繁殖行動が観察出来て楽しい季節です。

    • 2015
    • 08/21

サガミミノウミウシ その3

先日、玄関でヤモリを見つけ捕まえようとしましたが、近くにタモなど無くて
逃げられてしまいました。
奥さんは虫などが苦手なので黙ってましたが、突然見て悲鳴を上げられるのも
困るしなと思い話してみると、どうやら以前にも玄関や風呂場で見かけている
らしく、1度はタモで捕まえて外に逃がしたそうです。
ならば次に見かけた時は頑張って捕まえて、ネネちゃんにも見せてあげようと
思います。

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撮影 2015年7月:福井県越前町 学校下 水深-8m 大きさ約5mm

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撮影 2015年7月:福井県越前町 学校下 水深-4m 大きさ約10mm

サガミミノウミウシ  学名 Phyllodesmium serratum
 裸鰓目 / ミノウミウシ亜目 / アオミノウミウシ科 / クセニアミノウミウシ属
 生息域 伊豆諸島、千葉県以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など

体地色は半透明の白色から薄灰色にて、先端が湾曲した突起が背側に数多く伸びて
おり、色彩は体地色と同色ですがピンク色から橙色の消化線が透けて見えます。
この突起内部の消化腺は褐虫藻を宿していて、突起自体は容易に自切する事が可能で、
落ちると上皮に粘液を分泌し、落ちてからもしばらくは動き続けます。
また頭部正中線上の両触角間より前方に白色斑がある事なども特徴です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2014
    • 08/20

キッカミノウミウシ その2

先週、ネネちゃんがお母さんと一緒に遊びに来てくれた時の話です。
我が家の奥さんがネネちゃんの為に作ったお寿司屋さんセットで遊びながら、

お母さん「ネネ~、今度さっちゃん(我が家の奥さん)になに作って貰おうか、レジがいいかな?」
ネネちゃん「かいだん~」
お母さん「かいだんって、なにい?」
ネネちゃん「スシローのかいだん」
お母さん「野並のスシローの入り口の?」
ネネちゃん「うん、かいだん」

説明しますと名古屋市の野並と言う地区にある回転寿司スシローは、入り口に階段があります。
ネネちゃんはその階段と、お寿司屋さんセットを併せて遊びたいそうです。
その場に居なかった奥さんに後から話すと、真面目にどう作ろうかと悩んでおります。
さてさてどんな物ができるか楽しみです。



キッカミノウミウシ  学名 Phyllodesmium magnum
 裸鰓目 / ミノウミウシ亜目 / アオミノウミウシ科 / クセニアミノウミウシ属

 撮影 2014年7月:三木浦 ナナコのダボ 水深-13m 大きさ約50mmぐらい
 生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など

水深が約-25m以浅の岩礁域、岩壁面や軽石帯に生息しております。
体色は白色から灰褐色にて、希に赤紫色のタイプもあるそうですが、残念ながら自分は
今まで南紀で白色か灰褐色しか観察したことがありません。

背面の数多い突起の色は灰青色、灰紫色、橙色などがありますが、菊の花の様に
扁平状に湾曲し先端は黄色になります。
また触角と口触手は平滑にて体地色と同色ですが、上半部は黄白色~黄色です。

前にも書きましたが、以前は本種を キッカヒロウミウシ と読んでました。
それから4年たった今でも自分は水中で本種を見かけると、前の名前で呼んでしまいます
4年経っても、ちっとも進化してない自分です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2012
    • 04/05

エムラミノウミウシ その3

一昨日の爆弾低気圧では、関東地域の企業では早期時間退社を促す企業が多かった様で、
昨年の大震災時の帰宅困難状態への改善処置が進んでる様でしたが、弊社が所在する
名古屋ではピークが13時~15時と予報されていた事もあり、ほとんどの企業が未対応で
平常勤務でした。
実際に16時頃には雨も止み青空が出てきておりましたが、この地域では昨年の大震災時の
帰宅困難状態は誰も体験しておらず、弊社も含め予報時間が通勤時間帯を外れていたから
何も対応しなかっただけと言い切れるのかと、NEWSを見ながら反省してました。

震災後の計画停電も無く、自分も含めてですがこの地域では関東地域に比べて緊急時への
準備意識がずいぶんと低い様に思います。

エムラミノウミウシ  学名 Hermissenda crassicornis

 裸鰓目 / ミノウミウシ亜目 / アオミノウミウシ科 / エムラミノウミウシ属

撮影 2012年3月:佐渡島 琴浦 水深-9m 大きさ約50mmぐらい
生息域 北海道以南の日本海、青森~伊豆半島の太平洋域など

体地色は半透明な黄白色~青白色にて、背面部には個体によって朱色、赤褐色、褐色、
暗褐色などに先端が白い、細長くて紡鐘型の突起が並びます。
触覚は細長く、頭部前縁あたりから両触覚の間を抜けて尾部まで至る鮮やかな橙色の
細線が走り、その両脇や腹足周縁、口触手には蛍光ブルーの細線が入ります。
近似種の アカエラミノウミウシ との比較は、本種には頭部から尾部にかけて1本の
赤い線が入る事で区別が可能です。

自分が本種を今まで観察したのは3月~4月頃の福井県越前町ですが、今回の佐渡島で
観察した個体は越前でよく見るサイズの2倍ぐらい有りました。
寒いほど本種は大きく育つのか?
そんな事を思うぐらい大きかったです。
過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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