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Category / トゲウオ科

    • 2012
    • 07/15

ハリヨの幼魚

さて本日の観察報告は、本日撮れたての生物です。

D800のハウジングが届いて以来、常にセッティング状態で保管している為、今朝は早く目覚めて
しまい天気予報は曇り時々雨と言うことにて、これはドライスーツでしか水中に行けない自分には
丁度良いと思い、ひとりチャチャッと準備して出かけてきました。
しかし撮影し出してから30分ぐらいたった頃には太陽が現れ、薄い生地のシェルドライスーツに
インナーはTシャツだけとは言えど、背中が水中から出ていて黒い生地には保温効果抜群でして、
水温は16度なので水につかってる部分は良いのですが、背中はアチアチ状態に。

1時間30分かけて到着しながら僅か30分間の撮影で切り上げとは、早くウェットスーツが着られる
身体になりたいものです。

ともあれ、成魚は後日として、まず本日は幼魚の報告です。

ハリヨの幼魚  学名 Gasterosteus microcephalus
 トゲウオ目 / トゲウオ科 / イトヨ属

撮影 2012年7月:岐阜県某所 水深-50cm 大きさ20mmぐらい
生息域 滋賀県東部と岐阜県西濃地区、岐阜地区の平野部の湧水地のみ。
    海外では北アメリカ、ヨーロッパなど。

環境省の絶滅危惧IA類選定生物、また生息地自体が天然記念物指定の所もあります。
年間の水量が一定していて、且つ水温が10度~18度ぐらいの綺麗な湧水地やその周辺の流れが
緩やかな河川の、水草が生い茂った所に限定して生息しており、イトヨ属の多くの種が海と川を
回遊する習性に対して、本種は回遊はせず一生を通して淡水で生活します。

体高は高く厚みは無く左右に平たい体型にて、背鰭の棘条が3本離れて発達しており、腹部に2本、
尻鰭付近にも1本の棘があるのが特徴です。
体地色は銀色がかった白色にて、黒褐色の不規則な模様が体側面に入ります。
また繁殖期の雄には腹部の前方に赤色の婚姻色見られ、時期的には日本では3月~5月に観察され
ます。

自分が観察している岐阜県が世界的に北限とされております。
養老山地からの伏流水が湧き出す河川や、その区域の湧き水が発生する池や小さな用水路などで
観察出来ますが、残念ながら三重県では1950年代に絶滅したと見られております。

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