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Category / トゲウオ目

    • 2017
    • 11/30

カミソリウオ その5

少し前に書いたエスカレーターを歩く人の問題を、先日の朝のTV番組で
取り上げられてました。
エスカレーターの製造業者さんも出演し説明されてましたが、やはり人が
歩いたり走ったりした時の振動で緊急停止する事があるらしく、非常に
危険なので手すりを掴んで静止して乗って欲しいと注意喚起されてました。

なんでも世界15ヶ国で調査したら15ヶ国全ての国で、歩行する人の為に
片側を空ける悪しき習慣が根付いているとの事。
歩行する方自身が転倒してとか、止まっている人の傘や杖を引っかけて
転倒させたとか、東京都内だけでも毎年平均1,000件以上の事故が発生
しているそうですので、地道に右側に立ち止まる運動を続けてみます。

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カミソリウオ   学名 Solenostomus cyanopterus
 トゲウオ目 / カミソリウオ科 / カミソリウオ属

撮影 2017年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-24m 大き約80mm
英名 Robust Ghost Pipefish
生息域 房総半島以南、紅海、東アフリカ、インド、フィジー、西部太平洋など

水深が3m~30mぐらいの岩礁域や珊瑚礁域、及びその周辺の砂底や藻場等にて、
海藻類や海草類等に寄りそい波などに漂う様に頭部を下に向け浮遊しております。
体型は細長く著しく即偏しており、吻は長く腹鰭と尾鰭は大きい。
吻や尾柄部の形は個体によって多少異なっておりますが、体色だけで無く体型も
寄り添っているそれらに似せている事で擬態していると考えられております。

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撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-8m 大きさ約70mm 

過去には本種と、フウライウオ ノコギリフウライウオ の3種類に分けられて
おりましたが、近年の研究者達による分類学的研究の進歩によって、現在では
全て同一種である事が明らかになっております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 11/26

タツノオトシゴ属の一種 (ジャパニーズ・ピグミーシーホース) その3

今日はJ1昇格プレーオフの準決勝戦にて、リーグ戦3位の我が名古屋グランパスは
ホームの瑞穂競技場に6位の千葉を迎えました。
東海地方だけだった様ですがNHKでLive中継が有り、仕事を早めに切り上げ自宅で
TV観戦しました。
今季は2戦2敗の苦手チームでしたが、試合は4対2にてみごと名古屋の勝利。

次の日曜日の昇格決勝戦はもうひとつのホームの豊田スタジアムで催されますが、
対戦相手はリーグ戦4位のアビィスパ福岡。
なんとか勝利して、1年でのJ1復帰を叶えて欲しいです。

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タツノオトシゴ属の1種 (ジャパニーズ・ピグミーシーホース)
 学名 Hippocampus Sp
 トゲウオ目 / ヨウジウオ科 / タツノオトシゴ属

撮影 2017年11月:高知県大月町柏島 水深-9m 大きさ約5mm 
生息域 伊豆諸島、伊豆半島、和歌山県、高知県、琉球列島など

岩礁域や珊瑚礁域の岩肌等に、海草類に紛れる様にして生息しております。
体色は明るめの茶褐色や黄土色にて、背面に赤い色彩が入る個体や入らない
個体が見られますが、体の表面に網目模様が入る事で同属の他種との識別が
可能です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 06/23

ヘコアユ その3

今朝6時過ぎの事、寝ていたら「ジム再開しとるよ!」って奥さんに起こされ、
そのまま奥さんはジム戦へと出かけて行きました。
そりゃ専業主婦が職業の人は問題ないと思いますが、仕事に行く必要がある自分には
朝からそんな時間は無いし、いつも起こさないくせに、わざわざ自分が起きる時間前に
起こさなくても。

そして仕事から帰ってきた長男と話していると、長男は朝4時半頃に目が覚めジムが
再開してる事に気づき、10箇所ほどジムに乗せに行ったらしいですが時間が時間だけに
まだカラのジムだらけだったらしいです。
それで奥さんに伝えたのかと聞くと「いや、こんな事ぐらいで寝てる人を起こすのは
ちょっと」との返事です。
まぁ、普通はそうですよね。

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ヘコアユ  学名 Aeoliscus strigatus
 トゲウオ目 / ヘコアユ科 / ヘコアユ属

撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ80mmぐらい
英名 Striped shrimpfish 
生息域 相模湾以南 ~ インド洋、西部太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域の砂底域や礫砂底、藻場などで、比較堤浅い水深に小さな群れを
形成して生息しております。
体型は極端に側偏していて厚みは無く、体表面は甲板に被われていて、体地色は
銀灰色。
体側面には太さや色の濃淡が不規則な太い黒色の縦帯が1本入り、吻は管状に伸びて
いて歯はありません。

また体後半の棘は背鰭の第1棘にあたり、それらの基部に間接がある為に動かす事が
出来ます。
近似種の ヨロイウオ は、黒色の縦帯が入らない事で識別が可能です。

和名の「ヘコ」とは、反対とか逆さまの意味からで、「アユ」は歩む事から付けられて
いるそうですが、英名は体全体がエビの様に甲板で被されていることから、シュリンプ
フィッシュなどと呼ばれております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 03/25

サギフエ その3

今場所の照ノ富士の復調ぶりに昨日までも嬉しく思ってましたが、優勝争いをしている
稀勢の里が負傷を押して出場した本日、これまた大関復帰に向けて瀬戸際の琴奨菊戦で
正々堂々とした勝負では無くて立ち会いの変化で勝利するとは、卑怯千万。
そこまでして優勝したいのか、生中継を見ていて腹立たしくさえ思いました。
もともと好きでは無かっただけに、現役力士の中で自分が最も嫌いな力士になりました。

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サギフエ  学名 Macrorhamphosus scolopax
 トゲウオ目 / サギフエ科 / サギフエ属

撮影 2017年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-18m 大きさ約20~40mm
英名 Longspine snipefish
生息域 琉球列島をのぞく、本州中部以南、インド洋、西部太平洋域など

水深15m~150mぐらいの砂泥底や泥底にて、海草類や海底から立っている小枝などに
寄り添う様にして頭を下にした逆立ちの状態で生息しておりますが、長距離の移動時には
水平にして泳ぎます。
体型は側扁していて口は管状にて歯が無く、粗雑な小鱗で被われていて側線はありません。
背鰭は2基有りその第2棘はきわめて大きくて、その後縁は鋸歯状になります。

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ナイトダイビングの1本目、今まで本種のペアは観察しておりますがトリオ姿は初めての
観察でして、興奮しながら撮影してましたが、約1時間後のナイトダイビングの2本目では
ファミリー姿に遭遇~♪

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 03/16

クチナガイシヨウジ その2

ここ最近、夜に奥さんとよくドライブに出かけます。
出かけるタイミングはどちらかの「ヨーギラス出たよ」とか「ミニリュウ出たよ」の
言葉がけで、まぁ毎回15分程度で帰ってきます。
はいっ、ポケモンGO のレアモンスターゲットのドライブです。

そんな今朝、自分が出社する身支度をしている時に「ヨーギラス出たよ」と奥さんが
声かけてきましたが、当然の事ながら自分は諦めます。
子育てを既に終わった専業主婦は時間に自由で、とっても羨ましいです。

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クチナガイシヨウジ   学名 Corythoichthys schultzi
 トゲウオ目 / ヨウジウオ科 / イシヨウジ属

撮影 2017年2月:フィリピン・ナルスアン島 水深-5m 大きさ約100mm
英名 Schultz’s pipefish
生息域 和歌山県、高知県、屋久島 ~ 琉球列島、インド洋、太平洋、紅海など。

水深30m以浅の珊瑚礁域にて、珊瑚塊や死珊瑚片などが混じる礫砂底にペア、若しくは
単独で生息しており、平均的に10m前後の水深を好み、イシヨウジの生息帯よりは深い
ところに多く観察されます。
イシヨウジ属の他の種に比べて著しく吻が細長く、体地色は淡灰色から淡褐色にて細かな
赤色や暗褐色の斑点が無数に散在しておりますが、個体によっては白色の横縞が入るなど
色彩バリエーションは多種におよびます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 01/07

ヨウジウオ

今朝いつもの通り朝お墓掃除に行くと、墓石が凍っていてふき掃除用に濡らしたタオルで
拭いていると、そのまま凍って墓石にくっついてました。
たぶん今シーズンで一番冷えた朝だったと思いますが、毎年冬の季節に1、2回は雪が降る
日がある名古屋ですが、そう言えば今シーズンはまだ雪が降っておりません。
年末からお正月にかけて暖かい日が続いてましたし、今年は暖冬なんでしょうかね。

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ヨウジウオの幼魚   学名 Doryrhamphus japonicus
 トゲウオ目 / ヨウジウオ科 / ヒバシヨウジ属

撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島島須江 内浦ビーチ 水深-6m 大きさ約30mm
英名  Honsyuu Pipefish
生息域 伊豆諸島、伊豆半島以南の南日本の太平洋岸、山口県以南の日本海海岸
~ 琉球列島、台湾、西部太平洋域など。

浅い水深の岩礁域の岩穴奥や隙間などに生息しておりますが、まれに潮間帯でも観察が
出来ます。
体型は細長にて吻端が長く尾鰭は扇状に広がり、体色は橙色にて吻端から眼の上を通り
尾柄部まで体側面の中央に青色の縦帯が入ります。
尾鰭は白色に縁取られた茶褐色にて黄色の斑紋が3個入ります。

近似種の ヒバシヨウジ は、青色の太い縦帯が幅広く尾鰭の斑紋が3個以上入る事などで
識別が可能です。

    • 2016
    • 12/27

ウミテング その6

先日ネネちゃんとスーパーマリランで遊んでた時の事です。
ある程度遊んでコインをゲットして、そのコインでのゲーム内におけるショッピングの
楽しさを知ったネネちゃん。
「じゃあハシモトじいちゃん、コイン貯まったら教えてね」
と言って、違うオモチャでサナちゃんと遊び始めました。
こう言うちゃっかり感、ネネちゃんのお母さんの小さい頃と全く同じで可愛いです。

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ウミテング  学名 eurypegasus draconis
 トゲウオ目 / ウミテング科 / ウミテング属

撮影 2016年12月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-13m 大き25mmぐらい
英名 Dragon seamoth
生息域 千葉県以南 ~ ハワイ諸島などを除く太平洋域、インド洋、
    紅海、東アフリカ、フレンチポリネシアなど

岩礁域や珊瑚礁域などの沿岸域の浅い水深の砂泥底域に、泳ぐと言うよりも水底を
這いずり回る様な移動方法をしながら生息しております。
トゲウオ目ではありますが、口は筒状には伸びずに吻が棒状で、吻の付け根の下側に
小さな口がある独特の体型。
体背面は硬い骨板で被われており、凸凹した形状をしております。
体色は眼も含めて眼の中心から背側は白色ですが、腹側は薄黄土色や褐色など、生息
環境に合わせた色彩変異が見られます。

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撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-18m 大きさ約40mm

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撮影 2009年1月:静岡県大瀬崎 湾内 水深-14m 大きさ約50mm

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 10/04

カミソリウオ その4

先週末に潜ってきた紀伊大島須江の内浦ビーチの今シーズンのオープンからの観察報告の
第一弾は何にしようか悩みましたが、毎年、オープンした頃に観察している本種にしました。
季節的なものなのか、水温的なものなのかは判りませんが不思議と毎年、秋口から年末に
かけてここ内浦ビーチでは良く観察出来る気がします。

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カミソリウオ   学名 Solenostomus cyanopterus
 トゲウオ目 / カミソリウオ科 / カミソリウオ属

撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-21m 大き約80mm
英名 Robust Ghost Pipefish
生息域 房総半島以南、紅海、東アフリカ、インド、フィジー、西部太平洋など

水深が3m~30mぐらいの岩礁域や珊瑚礁域、及びその周辺の砂底や藻場等にて、
海藻類や海草類等に寄りそい波などに漂う様に頭部を下に向け浮遊しております。
体型は細長く著しく即偏しており、吻は長く腹鰭と尾鰭は大きい。
吻や尾柄部の形は個体によって多少異なっておりますが、体色だけで無く体型も
寄り添っているそれらに似せている事で擬態していると考えられております。

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撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-21m 大き約80mm/60mm

観察した当日の1本目にはひとりもんでしたが、2本目に見ると少し離れたところに雌雄が単独で
居ましたので、お見合いがてら撮影してる時だけちょっと一緒になって貰いました。

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撮影 2016年7月:三重県尾鷲市三木浦 ナナコのダボ 水深-16m 大き約70mm

過去には本種と、フウライウオ ノコギリフウライウオ の3種類に分けられておりましたが、近年の
研究者達による分類学的研究の進歩によって、現在では全て同一種である事が明らかになって
おります。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 09/29

タツノイトコ その2

先日の朝、出勤しようと車に乗ってすぐ、自宅からお婆ちゃん家に歩いて行くネネちゃんと
サナちゃん、お母さんの姿が見えたので近づいて車の中から窓を開けて挨拶しました。
自分が「おはよ~♪」って言うとネネちゃんとサナちゃんが同時に話してくるので、どっちの
話を聞いて返事をしていいやら。
と思いながら話しているとネネちゃんが「橋本じいちゃん、ずるい~」って言ってます。

どうやらネネちゃん達は歩いてるのに、自分だけ車に乗ってるのがずるいそうです。
子供の発想って面白いですよね。

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タツノイトコ   学名 Acentronura gracilissima
 トゲウオ目 / ヨウジウオ科 / タツノイトコ属

撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 水深-8m 大きさ約30mm
英名  Bastard seahorse
生息域 八丈島、相模湾以南の南日本沿岸 ~ インド洋、西部太平洋域など。

沿岸や内湾域の砂底や砂泥底などに生息しており、海藻などに尾を巻き付けてじっとしてる
姿を多く観察します。
頭部や体部に皮弁が無いタイプと有るタイプが有り、頭部の冠状突起は発達しておらず首部は
曲がらずまっすぐ伸びている事、また尾鰭は無く尾部が巻きこんでおり腹部には育児袋がある
事などが特徴。
体地色は褐色、黄褐色など色彩の変異が多く見られ、斑紋のある個体も観察されます。

近似種の タツノハトコ は背鰭基底が隆起していない事で識別できますが、海の中での識別は
非常に困難かと。

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撮影 2014年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-18m 大きさ約30mm

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撮影 2013年5月:高知県大月町柏島 水深-12m 大きさ約30mm

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 08/31

タツノオトシゴ属の1種 その2

本日は月末日ですが、所用にて休日を頂戴しました。
以前では月末日は自分は例え重要な所用が有っても休む事は出来ませんでしたが、世の中の
IT分野の進化のお陰で可能になりました。
20年前には想像すら出来なかった現在の環境ですが、現場に携わる職種の方にはなかなか難しい
事かも知れませんが、今から20年後には管理部門の職種の方は会社に行く事すら不要に成ってる
かも知れませんね。

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タツノオトシゴ属の1種   学名 Hippocampus bargibanti
 トゲウオ目 / ヨウジウオ科 / タツノオトシゴ属

撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 水深-23m 大きさ約10mm
英名 Bargibantipygmy Seahorse
生息域 伊豆諸島、和歌山県、高知県以南 ~ 西部太平洋域、オーストラリアなど。

水深が15m~40mぐらいの岩礁域や珊瑚礁域にて、潮通しの良い礁外縁の斜面等に生息するウミウチワに
単独、もしくはペアで生息しており、それらホストの色彩や形状に体色と体系を合わせて擬態しております。

ダイバーからは一般的に、ピグミーシーホース と呼ばれておりますが、未だに和名が付けられていない種の
ひとつです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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