かじきあん > ブログ トップ > コウイカ目

Category / コウイカ目

    • 2017
    • 04/01

ミミイカ その4

今年も早い物で今日から4月、既に3ヶ月も経過していると言うのに潜水したのはセブと
紀伊大島須江のみと言う例年以上の少なさっぷりですが、よくよく考えると昨年1年間に
潜ったのは、バリ、セブ、柏島、紀伊大島須江、串本、三重県三木浦の6ヶ所だけでした。

じゃあその前の2015年はと言うと、セブ、柏島、紀伊大島須江、串本、三重県三木浦と
福井県越前町の6ヶ所だけと、なんともう2年以上も伊豆で潜っておりません。
南紀への高速が延びて便利になった事もありますが、歳をとって億劫になってしまって
よく知った所でしか潜らなくなってるのかも知れませんね。

mimiika20170318a
mimiika20170318cmimiika20170318i
mimiika20170318g
mimiika20170318j
ミミイカ 学名 Euprymna morsei
 コウイカ目 / ダンゴイカ科 / ミミイカ属

撮影 2017年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-20m 大きさ胴長約10mm
生息域 北海道南部以南の全国各地、インド洋、西部太平洋域など。

浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域の砂底や泥砂底に生息しており、日中は砂の中に潜り隠れて
おりますが、夜間になると出てきて活動をします。
外套膜は丸味のある袋状にて耳の様な鰭は丸い形状をしており、頭部は外套膜に比べて
大きく眼も大きく、腕吸盤は4列にて雄の左第1腕が交接腕に変形しています。
墨汁嚢上に発光器があり、全身に渡って暗紫褐色の色素胞が散在しております。

mimiika20160227g
mimiika20160227b
撮影 2016年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-20m 大きさ胴長約10mm

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 03/05

ミミイカダマシ その3

昨日は母方の親族の集いが有り当観察報告を休載させていただきましたが、本日より
再開させていただきます。
しかし先日褒めちぎった名古屋グランパス、登録選手の人件費が約 1/10と言われてる
FC岐阜にドローとは?
大丈夫なんでしょうかね?

mimiikadamashi20170218h
mimiikadamashi20170218i
mimiikadamashi20170218jmimiikadamashi20170218f
ミミイカダマシ  学名 Sepiadarium kochii
 コウイカ目 / ミミイカダマシ科 / ミミイカダマシ属

撮影 2017年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ
   水深-21m 大きさ胴長約20mm
英名 Bottletail cuttlefish
生息域 相模湾以南の太平洋岸、能登半島以西の日本海岸
         ~ 西部太平洋域、インド洋東部、北部オーストラリアなど

浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域の砂底や泥砂底に生息しており、日中は砂の中に潜り
隠れておりますが、夜間になると出てきて活動をします。
短く丸いドーム型の外套膜と漏斗は靱帯で、前背縁は頭部とそれぞれ癒着していて、
鰭は丸い形状。
腕吸盤は基部寄りは2列ですが先端20列ぐらいは4列にて、触腕の吸盤は8列で密に
並び、体地色は橙色にて全身に小さな白色斑が散在しております。

mimiikadamashi20170218mmimiikadamashi20170218e
mimiikadamashi20170218nmimiikadamashi20170218o

本種も含め砂底を生息するタコ類の多くは見つけても直ぐに砂底に潜って隠れようと
しますので、各鰭が開きロート管までが開いている写真を撮るのは意外と困難です。
やはり良い写真は、偶然の瞬間と偶然のタイミングが必須ですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 11/15

ハナイカ その6

先週、母方の叔母にご不幸が有りました。
満94歳でしたのでいわゆる大往生でしょう、晩年は痴呆症を患っておられましたが
発症する前の70代半ばの頃に2通の手紙を残されており、1通はお棺に入る時には
いちばん好きな着物を着せて欲しい旨にて、もう一通は延命治療の拒否宣言でした。

確かに延命治療の場合、本人の意識は無い状態で医師から家族に希望を聞かれると
思うのですが、よほどの事が無い限り家族は延命を希望されるかと思います。
しかし本人の気持ちはどうでしょうか?
意識も無く植物人間として生き続けるくらいならと、思われる方が大半かと。
自分も延命治療の拒否宣言は書いておこうと思いました。
因みにお棺に入る時の服の指定は、何もありません。

hanaika20161105k
hanaika20161105bhanaika20161105h
hanaika20161105l
ハナイカ  学名 Metasepia tullbergi
 コウイカ目 / コウイカ科 / ハナイカ属

撮影 2016年11月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-24m 大きさ約120mm 
生息域 紀伊半島以南の南日本、南シナ海など。

岩礁域や珊瑚礁域の沿岸部から水深100m位まで生息しているそうで、産卵の季節には
比較的に浅い水深に上がってきます。

胴背面の4対の大突起と鰭の背腹に突起列があり、太い腕を使って海底を這いずり歩く
ユーモラスな外観と、刺激を与えられたりして興奮すると、それまでの全身が黒っぽい
地味な色彩が、全身が黄色を主にして各腕の先端が赤くなり、背面部に白色と濃茶褐色の
縞模様が流れる様に色彩変化するなど、様々な体色変化に富み、頭足類の中では極めて
カラフルな生物です。

hanaika20161105c
最初に見つけた時は、こんな地味な色をしてますが。

hanaika20161105d
ストロボの光を浴び続けていると、徐々に興奮して赤色や黄色などの色彩が現れ出して。

hanaika20161105i
いちおうここまでの色彩には成りましたが、本種にしては地味な色彩の個体でした。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 04/06

ミミイカ その3

インフルエンザは発熱した日の翌日を1日目として、5日目までは熱が下がっても体内に
ウィルスが残っているらしく、外出は医師から禁じられてます。
ウィルスの拡散防止の為の外出禁止であれば、人に会わない外出なら良いかと本日は
車でお墓掃除だけ行ってきました。
たった1時間弱の外出でしたが、久々の外出は気持ちよかったです。

mimiika20160227c
mimiika20160227fmimiika20160227a
ミミイカ 学名 Euprymna morsei
 コウイカ目 / ダンゴイカ科 / ミミイカ属

撮影 2016年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-20m 大きさ胴長約10mm
生息域 北海道南部以南の全国各地、インド洋、西部太平洋域など。

浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域の砂底や泥砂底に生息しており、日中は砂の中に潜り隠れて
おりますが、夜間になると出てきて活動をします。
外套膜は丸味のある袋状にて耳の様な鰭は丸い形状をしており、頭部は外套膜に比べて
大きく眼も大きく、腕吸盤は4列にて雄の左第1腕が交接腕に変形しています。
墨汁嚢上に発光器があり、全身に渡って暗紫褐色の色素胞が散在しております。

mimiika20150221a
mimiikaB20150207a
撮影 2015年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-18m 大きさ胴長約10mm

こちらは約1年前に撮影した個体ですが、本種の和名の由来でもあるミミと呼ばれる大きな
鰭が良く判るかと思います。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2015
    • 12/05

11月に内浦ビーチで観察した生物 その4

まだまだ続きます11月に紀伊大島須江の内浦ビーチで、自分が撮影できた生物の報告。
4日目の本日は、砂底から泥砂底に切り替わる辺りまでの水域で観察した生物の中から
2回目の報告です。

hamafuguYg20151108a
ハマフグの幼魚  学名 Tetrosomus concatenatus
まずは今まで何度も当観察報告で紹介してきた ハコフグ科の生物。
いつ見てもララア・スンが乗ってたモビルアーマーの、エルメスを思い出します。

mizorefugu20151129a
ミゾレフグの幼魚 学名 Arothron meleagris
自分自身は初見のフグでした、今年の内浦ビーチは熱帯域の幼魚を多く観察します。

yomegochi20151129a
ヨメゴチ 学名 Calliurichthys japonicus
過去に何度も観察報告を書いてると思ってましたが、まだ未報告の種でした。
意外なものです。

yosogiYg20151129a
ヨソギ  学名 Paramonacanthus japonicus

hanaminokasagoYg20151122a
ハナミノカサゴ   学名 Pterois volitans
決して珍しい種ではありませんが、見かけるといつも撮してしまいます。
シンプルな色彩ながら綺麗だからでしょうね。

kaminariika20151128a
カミナリイカ  学名 Sepia lycidas
腹鰭の黄緑色がとても綺麗ですが、綺麗と思う前に美味しそうと思ってしまうのは
自分だけでは無いと思います。

semihoubouYg20151108a
セミホウボウの幼魚  学名 Dactyloptena orientalis
今シーズンの内浦ビーチのオープンからずっと居てくれてます。
なかなか大きくならないので皆さん見かけると撮されてます。

iraYg20151129a
イラの幼魚 学名 Choerodon azurio
毎年、内浦ビーチの今の季節ならではの幼魚のひとつです。

hoshihirabera20151107d
ホシヒラベラ 学名 Iniistius evides
こちらも初観察のベラでした、今シーズン南側の浅い砂底ではテンス系のベラを
多く観察出来ますよ。

kamisoriuo201511208a
カミソリウオ   学名 Solenostomus cyanopterus
ホソフウライウオ 激似の カミソリウオ
何と、ISO-AUTO と言う痛恨の設定ミスにて荒れあれの画質になってしまいました。

kamisoriuo20151128a
カミソリウオ   学名 Solenostomus cyanopterus
こちらはごく一般的なカミソリウオ の姿です。

kaisou20151129a
本日の最後は、カミソリウオ 激似の海草、思わず水中で撮ってしまいました(笑)

さて明日は、エントリー口南側の珊瑚礁域で撮影した種を報告させていただきます。

    • 2015
    • 06/23

カミナリイカ その2

本日の観察報告は本来であればワイドレンズか、50mmぐらいのレンズで撮るべき
なのかも知れませんが、この撮影時はいつものタムロン90mmマクロレンズ。
全身を画角に入れるには距離が必要ですが、ストロボのヒカリがなかなか届きません。
かと言って絞りを開けすぎると色が出ませんし。
と言うわけで、ちょっと色の薄い写真で申し訳ございません。

kaminariika20150616a1
kaminariika20150616a4kaminariika20150616a2
kaminariika20150616a3
カミナリイカの産卵  学名 Sepia lycidas
 コウイカ目 / コウイカ科 / コウイカ属

撮影 2015年6月:高知県柏島 水深-8m 大きさ胴部300mmぐらい
英名 Kisslip cuttlefish
生息域 房総半島以南 ~ 九州、朝鮮半島南部、東シナ海、南シナ海など

水深が60m ~ 100mぐらいに生息しておりますが、春~初夏にかけて産卵の為に
沿岸に近づいてきます。
胴の長さは300mmぐらいまで成長する大型のイカにて、雄の外套膜背面に唇型の
特徴的な斑紋があり、雌にも同様な斑紋がありますが雄よりは不鮮明です。
触腕の吸盤は同じ大きさで8列並び、小型の吸盤は200個以上ある事、また触腕の
泳膜は短く、貝殻は卵形で棘は鋭く内円錐は深く凹むこと等が特徴です。

kaminariika20150616b1
今まで本種を何度も見てますが、産卵行動は初めて見ました。

kaminariika20150616b3
産み付けるところを探している様で、右の方に既に産み付けられた卵が見えます。
あまり近づき過ぎると産卵行動を止めちゃうかもと思い、卵の撮影は諦めました。

kaminariika20150616b2
そして産み付ける位置が決まると

kaminariika20150616b4
kaminariika20150616b5
大きな死珊瑚片の裏側に、ビュイ~ンと脚を伸ばして産み付ける行動を何度も
繰り返しておりました。

kaminariika20150616c1
今度は真横から。
産む前は黒っぽい体色ですが

kaminariika20150616c2
産み付ける時には、体色が白っぽく変化してました。

kaminariika20150616c3
kaminariika20150616c4

と、写真では判りづらいので、動画でも紹介させていただきます。

あいにくとこの時はウネリが少しあって、撮影している自分たちもそうですが、
産卵をしている本種もうねられていて、動画で見るとうねられ様がよく判って
ちょっと笑えますね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2015
    • 05/14

ボウズコウイカ その2

火曜日の台風通過後、昨日、今日と天気が良いので終日に渡って弊社の運営店舗の
Webサイトの差し替え用の写真撮影に走り回っておりましたが、暑い事、暑いこと。
ただ肝心の店舗の撮影は、いつもよりかなり順調に出来ました。
その要因は先日の柏島でご一緒だったゲストさんの言ってた「デジタルなんだから
ワイドはオートが一番」のひと言でした。

今まで自分は店内の撮影をマニュアルであれやこれやと撮っていて、いつも設定が
決まるまで時間がかかってましたが、今回、オートで撮影したら全てバッチリでした。
素晴らしいアドバイスに感謝です。

と、そんな事には全く何も関係の無い本日の観察報告、出来ましたら YouTube の
動画も是非、見て下さい。

bouzukouikaB20150509a
雌:撮影 2015年5月:高知県柏島 水深-5m 胴長の大きさ約50mm

bouzukouikaA20150509a
雄:撮影 2015年5月:高知県柏島 水深-5m 胴長の大きさ約40mm

ボウズコウイカ  学名 Sepia erostrata
 コウイカ目 / コウイカ科 / コウイカ属
生息域 房総半島 ~ 九州

浅い水深の岩礁域に生息しております。
胴部は楕円形にて、外套膜の側縁全体に鰭があり、胴の後端から甲の棘は出ません。
石灰質で形成される舟形の貝殻の幅は狭く、雄の第一腕は長く外套長と同じぐらいの
長さに延長します。
平常時の体色は褐色ですが、興奮したり脅威を感じた時には腹部に淡色で幅の広い
横帯が現われたり、赤褐色や暗色に変化したりします。

bouzukouikaC20150509d

AQUAS のまっちゃんが他のゲストさんに ジャパニーズピグミーシーホース
紹介されてたので、自分は他の被写体を探してフラフラと泳いでいると変な行動を
している本種に出会いました。

bouzukouikaC20150509a

bouzukouikaB20150509e

そんな自分を探しに来てくれたまっちゃんに、自分が?ってポーズで聞いてみると、
スレートに「産卵」とのご回答。
後から教えて貰うには、この雄のフラッシュ行動は精子カプセルを雌に渡している
行動で、雌はカイメンに卵を産み付けているらしいです。

いつも何を聞いても直ぐに答えてくれる、とても生物に詳しいガイドさんでして
頭が上がりません。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2015
    • 04/02

ミミイカ その2

残念ながら、内浦ビーチの2014-15年のシーズンは先月末で終了してしまいましたが、まだまだ
未報告の生物の観察報告が残っておりますので、来る10月のシーズンインに向けての予習として
しばらくは続けさせていただきます。
と言うよりも、昨年の11月中旬に柏島で潜って以来、フィリピンのマクタンと紀伊大島須江でしか
潜っておりませんので、当然、どちらかでの観察報告ばかりになっております。

mimiika20150307h
mimiika20150307fmimiika20150307i
mimiika20150307g
ミミイカ 学名 Euprymna morsei
 コウイカ目 / ダンゴイカ科 / ミミイカ属

撮影 2015年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-18m 大きさ胴長約10mm
生息域 北海道南部以南の全国各地、インド洋、西部太平洋域など。

浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域の砂底や泥砂底に生息しており、日中は砂の中に潜り隠れて
おりますが、夜間になると出てきて活動をします。
外套膜は丸味のある袋状にて耳の様な鰭は丸い形状をしており、頭部は外套膜に比べて
大きく眼も大きく、腕吸盤は4列にて雄の左第1腕が交接腕に変形しています。
墨汁嚢上に発光器があり、全身に渡って暗紫褐色の色素胞が散在しております。

mimiikaB20150307d
mimiika20150307emimiika20150307j

この3枚の画像が本種の外観の特徴が判りやすいかと思います。
でも全く腕を広げてくれなかったので、肝心の吸盤が4列だったかは確かめられておりません。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2015
    • 03/17

ミミイカダマシ その2

今日は所用で自分が生まれ育った三重県の実家近く、高校生の頃に過ごした所まで出かけて
きました。
今から約40年前なら約6時間かかってましたが、高速道路が伸びたおかけで今では3時間弱で
行ける様になり、便利な時代になったもんです。

しかし途中の山々の杉の木の茶色い事、茶色い事。
さぞかし多くの花粉が舞ってると思うんですが、年中花粉症の自分はこの地域の杉花粉には
何故か反応しないんです。
名古屋市近郊に舞ってる杉花粉は三重県から飛んで来てるらしく、自宅では過敏に反応して
いるのに不思議な物ですね。

mimiikadamashi20150307b
mimiikadamashi20150221amimiikadamashi20150307a
mimiikadamashi20150307e
ミミイカダマシ  学名 Sepiadarium kochii
 コウイカ目 / ミミイカダマシ科 / ミミイカダマシ属

撮影 2015年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-18m 大きさ胴長約20mm
英名 Bottletail cuttlefish
生息域 伊豆半島以南の太平洋岸、能登半島以西の日本海岸
            ~ 西部太平洋域、インド洋東部、北部オーストラリアなど

浅い水深の岩礁域や珊瑚礁域の砂底や泥砂底に生息しており、日中は砂の中に潜り隠れて
おりますが、夜間になると出てきて活動をします。
短く丸いドーム型の外套膜と漏斗は靱帯で、前背縁は頭部とそれぞれ癒着していて、鰭は
丸い形状。
腕吸盤は基部寄りは2列ですが先端20列ぐらいは4列。触腕の吸盤は8列で密に並びます。
また体地色は橙色にて、全身に小さな白色斑が散在しております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2015
    • 01/08

ハナイカ その5

さて新年から続けておりました年始紅白模様の生物報告ですが、いつまでも続けてると
来年のネタが尽きてしまいますので、本日からは普通の観察報告に戻させて頂きます。

hanaika20141221b
hanaika20141221j
ハナイカ  学名 Metasepia tullbergi
 コウイカ目 / コウイカ科 / ハナイカ属

撮影 2014年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-26m 大きさ約120mm 
生息域 紀伊半島以南の南日本、南シナ海など。

岩礁域や珊瑚礁域の沿岸部から水深100m位まで生息しているそうで、産卵の季節には
比較的に浅い水深に上がってきます。

胴背面の4対の大突起と鰭の背腹に突起列があり、太い腕を使って海底を這いずり歩く
ユーモラスな外観と、刺激を与えられたりして興奮すると、それまでの全身が黒っぽい
地味な色彩が、全身が黄色を主にして各腕の先端が赤くなり、背面部に白色と濃茶褐色の
縞模様が流れる様に色彩変化するなど、様々な体色変化に富み、頭足類の中では極めて
カラフルな生物です。

hanaika20141221c
hanaika20141221i
hanaika20141221L
hanaika20141221p

今回観察した本種は、なんとランチタイム中でした。
クサハゼ さんでしょうか?
口元に見える尾柄部から尾鰭の色彩の状態からすると、おそらく生きたまま丸呑みされてる
ところでしょうね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

かじきあん > ブログ トップ > コウイカ目

Feed

Page top