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Category / テナガエビ科

    • 2017
    • 08/18

ツノメヤドリエビ属の1種 (ラオメネス・パルドゥス)

この夏、毎週金曜日の楽しみの “#金曜日の新垣さん”
今週はバランスボールでしたね。

さて基本的に毎日ひとつの生物をアップしてる当観察報告ですので、毎日
書く事が出来るのならわりと短時間で書けるんだなと思われる方もいるかも
知れませんが、過去に1度でも書いた事がある生物は別として、初めて書く
生物の時は書き上げるのに2時間~3時間ほどかかってしまう時も有ります。
そんな感じで本日の観察報告生物は間違いないかどうかと悩んでしまって、
本種だと確信をした時は既に日付が変わっておりました。
昨日の夜に新たな観察報告がアップ出来てないのは、そんな事からでした。

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ラオメネス・パルドゥス  学名 Laomenes pardus
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / カクレエビ亜科 / ツノメヤドリエビ属

撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-12m 大きさ甲長約25mm
生息域 沖縄本島、インド洋、西部太平洋の熱帯域など

ウミシダ類に生息しており、眼の先端が僅かに尖ることや、第2胸脚は斑紋で
覆われるのにその他の胸脚は縞模様が入る事が特徴です。
色彩はホストのウミシダ類に併せて様々ですが、頭胸甲の背面に横縞模様か
縞模様が変化した斑紋が入ります。

と言う事で特徴を、撮影した写真を大きく拡大して見てみると、
LaomenesPardus2017074b

こんな感じですが、水中で肉眼ではウネウネと動き廻るウミシダの
中に生息して居る事もあり、なかなか識別が難しいです。

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撮影 2015年6月:高知県大月町柏島 水深-8m 大きさ甲長約25mmぐらい

こちらは近似種の ラオメネス・ティグリス L.tigris
同様に以前に撮影した写真を大きく拡大してみましたが、本種と比べると
明らかに眼の突起が長くて胸脚の色彩も単色です。

以前は バサラカクレエビ とひとくくりに読んでましたが、現在では9種類ほど
分類されている様で、まだまだ増えていくと楽しいですね。

    • 2017
    • 07/21

アンボンウミシダヤドリエビ

今朝、自宅近くの歩道で某英会話教室の生徒手帳を拾いました。
裏表紙を見ると入学前ぐらいの子供が書いた様な名前が書いてあり、手帳の中を
確認すると名前、IDナンバー、連絡先の教室の電話番号が書いてあって4月以降
毎月出席した日に動物のシールが貼ってあります。
これは子供にとっては大事な物と思い連絡先の電話番号に電話すると、どうやら
教室では無くて問い合わせセンターの様な所で、教室が近くなら届けますよと
伝えると調べてくれた結果、近くの某保育園と判り届ける事になりました。

電話に出られた方からせめて名字だけでも教えて欲しいと頼まれ教えると、最近は
落とし物を届けてもお礼等は断られる人が多いかららしく、自分も届けた保育園で
聞かれて後から保護者の方からお礼の電話があっても確かに面倒くさいなと思い
届けて見たら、何とわざわざ届けたのに保育園の方からはひと言お礼を言われた
だけで、自分の名前や連絡先など何も聞かれませんでした。

愛想だけでも良いから聞くべきだろうと思いながらも、教育関係者がこんな風では
通っている園児達は可愛そうですね。

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アンボンウミシダヤドリエビ 学名 Periclimenes affinis
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / カクレエビ亜科 /ホンカクレエビ属

 撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 後浜 水深-10m 大きさ約25mm
 英名 TwinStripe CrinoidShrimp
 生息域 高知県、沖縄本島、慶良間諸島 ~ 西部太平洋域など。

潮通しの良い珊瑚礁域にて、ハナウミシダをホストとして生息しております。
体色はホストの色彩に似せておりますが同一ホスト内でも異なる色彩が存在し、
もともとハナウミシダ自体の色彩が多彩な為、様々なカラーパリエーションが
見られます。
頭胸甲から尾節にかけての背中線上に太い縦帯が入る事や、額角の上下縁が
曲がらない事などが特徴です。

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自分としては本種は今回が初観察でした。
その喜びに浸りながらダイビング後にPCで確認すると、直ぐ横奥にこちらも
初観察の チビウミシダエビ Pontoniopsis comanthi も写っており不覚にも
そちらが確認出来なかった事が残念でした。
まぁでも柏島に居る事が判ったので、次回ちよっと気をつけて観察してみます。
最も、串本にも居るみたいですけど。

    • 2017
    • 07/02

ビイドロカクレエビ その3

朝刊で今夜のTV欄を見て苦笑しました。
まぁこう言う事を書くと、また無知なヤツがほざいてると思われるでしょうが、
日曜日のゴールデンタイムに、国政選挙でも無いのに東京都議選の開票特番が
民放で2局、更に1時間とは言えNHKまでもが。

確かに日本の首都にてちょっとした外国の国家予算ほどの財政のある議会ですし、
結果次第では国政にも影響があるとは思いますが、愛知県民の自分にしてみたら
ほぼ関係の無い議員さんの選挙です。
と言うか、日本人の90%の方達に関係ない選挙なのに全国ネットで特番を組んで
放送する意味があるんでしょうかね、NEWSだけで十分と思うんです。
と思いながらも藤井四段の結果を気にしつつ、やはり見てしまいましたが。

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ビイドロカクレエビ 学名 Ancylomenes adularans
十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / カクレエビ亜科 / Ancylomenes属

撮影 2016年11月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-22m 大きさ約20mm
生息域 伊豆半島以南 ~ 長崎県、琉球列島、台湾、北部オーストラリアなど

内湾の砂底や泥砂底に生息しており、イソギンチャク類や水底に体を潜らせている
生物などをホストとしておりますが、ホストへの依存性は低く、外敵生物や人間等が
近づくと浮遊して逃げていきます。
多くのカクレエビ亜科の種はホストの側にいて姿勢はそのままで上下左右に動いて
おりますが、本種は全身を横方向左右にフラフラと斜めに傾けて動いており、危険を
察知すると瞬時にそのままの姿勢でスス~ッと移動します。
体地色は透明にて、頭胸甲から腹節にかけて白色の横帯が複数入り、赤色と白色の
細斑点が散在しており、鋏脚の先端と間接部や尾鰭の両端が青色、尾鰭のその内側は
白色です。

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本種は千葉県立中央博物館分館海の博物館の奥野先生により、長崎の辰ノ口で標本が
採取され論文を発表された事から、長崎のガラス細工にちなんで、和名のビイドロが
付けられたそうです。
その辰ノ口では本種は ムラサキハナギンチャク をホストとされている姿が多いそう
ですが、自分が観察している紀伊大島須江の内浦ビーチでは、 ムラサキハナギンチャク
自体が少なく、水底に隠れている生物をホストとしている姿を多く見ます。
と言うか、ホストへの執着性は低いと言うより、無い様な気がしますね。

尚、本種の学名は発表された当初は Periclimenes adularans とされておりましたが、
2010年新属の Ancylomenes が創設され、 Ancylomenes adularans の学名に改められ
ました。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 06/17

コガラシエビ その3

土曜日の今日、いつもの平日と同じくNHK-BS放送での「ひよっこ」を見終えて家を
出たのに、会社にはいつもより10分以上も早く着きました。
地下鉄の平日とは異なる土日ダイヤではありますが、出勤時間帯は土日でも5分おきに
電車が来ますので条件的には平日と同じです。

違う条件を考えると土日は小学校がお休みなので、ネネちゃんに会えない事ぐらい。
と言う事は、平日は毎朝10分ほどネネちゃん達小学生と会話してると言う事ですね。
先日はゴミをあさってるカラスを見て話してましたが、いつも大人の視点とは異なる
感想が面白いです。

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コガラシエビ 学名 Leander plumosu
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / マイヒメエビ属

撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ約30mm
英名 Longnose Rockshrimp
生息域 高知県〜琉球列島、 インド洋〜西部太平洋域、ニューカレドニアなど。

珊瑚礁域の礁斜面や礁原などにて日中は死珊瑚塊の裏や岩の裂け目などに隠れていて
夜間になると外へ出て、海藻や網、死珊瑚片などの上で観察されます。
体形は細長にて、額角は頭胸甲の2倍以上大きい。
体地色は黄色みががった赤褐色にて、額角には濃褐色の縞模様があり、腹節の背部や
尾部には褐色の小点が点在します。
鋏脚や歩脚は紫がかった半透明色にて腹肢は赤褐色です。
 
和名の コガラシエビ は、細長い体型と、木枯らしが吹く頃の樹木の枝の様な形に
似ている事から、付けられたそうです。
そんな標準和名が付く以前は、第二額角が真横に2つに割れた形から ワリバシエビ
名前でダイバー達からは呼ばれておりました。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 04/16

トガリモエビ属の1種 (ゴルゴニアンシュリンプ) その3

先週に引き続いて今週末もF-1GPが催されてます。
寒かった中国から一転、今週は暑い中東地域の砂漠の中でのF-1バーレーンGP。
コースレイアウト上から想像すると、今週もマクラーレンHONDAにとっては
かなり厳しいとは思いますが、何とか頑張っポイントゲットして欲しいですね。
もう間もなくスタートです。

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トガリモエビ属の1種  学名 Tozeuma armatum
 十脚目 / コエビ下目 / モエビ科 / トガリモエビ属

 撮影 2017年4月:高知県大月町柏島 水深-11m 大きさ約20mm
 英名 Gorgonian shrimp、Sawblade shrimp など
 生息域 和歌山県、高知県、奄美大島、琉球列島 ~ インド洋、西部太平洋域、
     ハワイ諸島、東アフリカなど

ムチカラマツエビやむオドリカラマツ等に共生しており、体型は細長く眼より前方の口の
部分は極めて細長く伸びております。
体色は共生するホストの色彩に似せていて変異に飛んでおり、透明色に淡黄色や赤色、白色
などの不規則な帯状の模様が並びます
因みに英名のゴルゴニアンとは、ホストのヤギの事らしいです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 03/11

オシャレカクレエビ その4

そう言えば先日のセブ遠征時の時の事ですが、フィリピン航空さんの泣きの一発に
負けたお陰で無料でビジネス・アップグレードしたことで、久し振りにセントレアの
ビジネスサロンの桜ラウンジを利用しましたが、朝8時頃と言うのにネクタイ締めた
多くのビジネスマンがカレーを食べられてました。

朝から食べてるとはそんなに旨いのかと自分も一口だけ食べてみましたが、高級な
ルーがもっちりこってりカレーでして、CoCo壱番屋さんの様な自分たち庶民向けの
美味しさでは有りません。
自分は日本のカレーとは、そもそも庶民的なルーがシャビシャビな安っぽいカレー
なので美味しいと思ってますので、こりにこった様なカレーは違うよねと思います。

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撮影 2016年11月:高知県大月町柏島 後浜 水深-10m 大きさ 胴長約30mm

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撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-12m 大きさ 胴長約30mm

オシャレカクレエビ 学名 Periclimenes platycheles
十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属
生息域 八丈島、伊豆半島以南の西日本 ~ 西部太平洋域、インド洋、オーストラリアなど

内湾珊瑚礁域の礁原や礁池などの岩穴、岩礁などと砂泥底の境目あたりで、単独もしくは
ペアを形成し少しだけ外に出て生息しておりますが、人間が近づくなど脅威を感じると
ズルズルと後ずさりして隠れてしまいます。

体地色は透明色にて各間接部に黄色い帯がありますが、長い第二鋏脚の間接部には黒い
斑紋があり、先端はオレンジ色をしております。
巷の噂によると、どうやらこのオレンジ色の先端部が”おしゃれ”の由来の様です。

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撮影 2017年2月:フィリピン・セブ・マクタン島 水深-12m 大きさ 胴長約30mm

こんな絵になる時もあるんですが。
美的センスに乏しい自分には、これ以上は無理難題なのかも知れません。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 01/04

キミシグレカクレエビ その3

毎年のことではありますが年末年始はお笑い系のTV番組が多く、仕事柄ライブで見れる
事が少ないので録画して観ておりますが、やっと今夜で昨年2016年の年末に放送されて
録画しておいた番組を見終えました。
今年は「ブルゾンちえみ」が、きそうですね(^^)v

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キミシグレカクレエビ 学名 Dasycaris zanaibarica
十脚目 / コエビ下目 / タラバエビ科 / テナガエビ科 / エボシカクレエビ属

撮影 2016年11月:高知県大月町柏島 水深-21m 大きさ約30mm
生息域 伊豆半島以南 ~ 北部オーストラリア、ニューカレドニア、インド洋など 

岩礁域や珊瑚礁域の礁斜面や礁原などに生えているムチカラマツ類の幹に、隠れる様に
して生息しており、頭胸甲上にとんがり帽子みたいな突起が2つ大きく突き出している事で
近似種の ムチカラマツエビ と識別が可能です。
体色は透明な体地色にて、ホストのムチカラマツの色彩に合わせて黄色、もしくは白色の
極小斑点からなる横帯が複数あります。

国内では同じくムチカラマツ類をホストにする ムチカラマツエビ に比べて生息数が非常に
少ない種です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 11/11

オドリカクレエビ その4

今週は色んな事がありまして、観察報告がアップできなかった日があったりして。
どんなイレギュラーな事が有っても毎日アップできる様にと、日頃から備えておかないと
行けないと改めて思いました。

さて今年の内浦ビーチはネタが多く、ここ数年間で一番面白いのでは無いかと思います。
そんなひとつが、本日報告させていただくエビの仲間。
今年は例年以上に個体数が多いと思います。

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オドリカクレエビ 学名 Periclimenes magnificus
十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-15m 大きさ約30mm
生息域 伊豆半島以南 ~ 琉球列島、西部太平洋域など

岩礁域や珊瑚礁域にて、シマキッカイソギンチャクやスナイソギンチャク等に付いていたり、
キタマクラやゴテンアナゴ、 ホタテウミヘビ等の生物のクリーナーシュリンプとして付いて
いたりと、何かしらの生物と共生している姿を多く観察する生物です。
体地色は透明色にて、雌雄共に額角部分と第3腹節頭頂部には、白色の不規則な形状の
大きな斑紋が入り、第1鋏脚、第2鋏脚も白色にて鋏脚の先端部は紫色に染まります。
また背面部には大半の雄は模様が入りませんが、雌は白色の模様が入ります。

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撮影 2016年10月~11月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ

常に第3腹節から後ろ部分を左右に揺らして動いており、いつも踊ってる様に見える姿が和名の
基になっております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 06/04

ヒトデヤドリエビ その2

昨日は前立腺癌摘出手術後4年目の定期検診でしたが、今回も無事に再発は見当たり
ませんでした。
3年後からは半年起きの検査になっていて次回は12月です。
そしてその後、来年6月の5年目の検査で異常が見つからなければ、晴れて完治です。
あと1年、何も無いことを祈るばかりです。

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ヒトデヤドリエビ 学名 Periclimenes soror
十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 水深-9m 大きさ甲長20mmぐらい
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋域、紅海、インド洋など。

水深が5m~30mぐらいの岩礁域や珊瑚礁域に生息するオオアカヒトデや、アカヒトデ、アオ
ヒトデ、マンジュウヒトデ、コブヒトデなど、多種に及ぶヒトデ類をホストとしております。

基本的にはそれらホストのヒトデ類の裏側の歩帯溝(ホタイコウ)に複数匹で隠れていて、体色は
そのホストの色彩に合わせて変化させてカムフラージュしています。
明赤色、赤褐色、茶褐色、黒色、青色、白色などの単色や、またはそれらに白色の太縦帯が
入ったタイプなど様々な色彩バターンか見られますが、歩脚などどれでも透明色です。
あまりにも色彩バターンが多いので、以前には白色の太縦帯が入ったタイプは、別種として
考えられていたぐらいです。

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撮影 2015年10月/11月:和歌山県紀伊大島須江 ナギザキ 水深-11m 大きさ甲長20mmぐらい

同じ色彩のヒトデをホストにしていても、色彩の異なるタイプが見られる本種。
深場で潜ってデコを出した時などの減圧時に、じっくり撮影するには良い被写体です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 04/10

ウミシダヤドリエビ その2

インフルエンザ感染での自宅引きこもり静養とは言え、この1週間ほどダラダラした
堕落した生活を過ごしてきて、当観察報告を書く時もいつもの倍ぐらいの遅さでした。
こんなので社会復帰できるんだろうかと心配しておりましたが、出社して会社のPCの
電源を入れたとたん、あら不思議、テキパキと休暇中に溜っていたメールチェックに
始まり、中断していた事務処理もスラスラと片付きました。
どうやら自宅PCには無いのに、会社PCには活力促進増幅装置が付いている様です。

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ウミシダヤドリエビ 学名 Periclimenes commensalis
十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ホンカクレエビ属

撮影 2015年11月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深 -8m
   大きさ 胴長10mmぐらい
生息域 伊豆半島以南の西日本 ~ 西部太平洋域、インド洋域、オーストラリアなど

水深が5m~30mぐらいの岩礁域や珊瑚礁域に生息しているウミシダ類をホストとして、
それらの腕や羽枝上に生息しています。
ウミシダ類に生息する他の種に比べ体型は細い胴長にて、眼の先端は尖っておらず丸い
こと等で本種との識別が可能です。
体色はホストの色彩に合わせて擬態しており、赤色や黄色、黒色などの単色のタイプや、
黒と白色、黄色に白色、赤色に白色などの縦縞模様のタイプなど様々な色彩の観察が
できます。

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こちらはトリミングしていない、ほぼ実寸の大きさ。
本種も含めて、ウミシダやウニ類、ヒトデ類など他の生物をホストとしている生物は、
基本的に自然な位置で見つかることはほぼ無く、それらホストの奧に隠れて生息して
おります。
本種もウミシダに隠れているわけですが、撮影する為に探し出しては撮しやすい位置に
移動させる方が大半かと思いますが、これぐらいは触っても良いですよね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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