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Category / クモガニ科

    • 2013
    • 07/11

モクズショイ その2

先日の串本でのうねりまくりのビーチダイビング中、20mmぐらいの ナメラベラ の幼魚と格闘中に
顔の頬にチクチクと痛みを感じました。
串本ビーチは イラモ だらけなので、また撮影に夢中になってフィンとかダイビング器材で触ったかと
思ってましたが、ログ付け時に自分が撮影した写真を見ていた かじきあん の社長さんいわく。
「この モクズショイ イラモ 付けてるから イラモテッポウエビ まで付けとったら、すごいですよね~ 」

そうなんです、目が悪い自分は素手でその モクズショイ を触って動かして撮影したんです。
そして頬がチクチクすると感じて、更にその手で頬を触ってたんですね。
イラモ にヤラれた経験のある方ならお判りかと思いますが、翌日の夕方ぐらいから自分の頬は・・・

本日は、そんな モクズショイの観察報告です。


よく見ると、イラモがいっぱい付いてます(^^;)

モクズショイ   学名 Camposcia retusa
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / モクズショイ属

撮影 2013年7月:串本 串本DPボート桟橋 水深-3m 甲長約50mmぐらい
英名 Decorator crab
生息域 房総半島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋、オーストラリアなど

岩礁域や珊瑚礁域の傾斜面や、砂礫底域の岩の亀裂や珊瑚片の裏側等に日中は隠れて
生息しておりますが、夜になると活発に行動します。
アケウス と同様に体全体がカギ状の毛で覆われており、それらの毛にカイメン、藻くず、
貝殻、珊瑚破片等を付けて体全体を擬態化しており、この「藻屑背負い」の姿から和名が
付けられております。


撮影 2013年2月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-7m 甲長約40mmぐらい

今回の報告に当たって、本種の過去に撮した写真を探しましたが、どこでも見かけてる割には
あまり撮っておらず、この冬に内浦ビーチで撮った写真ぐらいでした。
その写真もこんな絵なので、本種を見た事が無い方には形がさっぱり判らないかと思います。
そう思われた方は こちらで ご確認願います。

    • 2013
    • 03/23

ミナミクモガニ (通称オラウータンクラブ) その4

全国ネットのTV報道を見ていると東京ではこの週末が花見のピークとか、名古屋でも
先日開花宣言はありましたが、まだ河津桜は満開ですが ソメイヨシノはまだ三分咲き。
来週末あたりが満開なんでしょうかね。



ミナミクモガニ  学名Oncinopus sp
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / クモガニ属

撮影 2013年3月:鵜来島 水深-9m 大きさ甲長約20mmぐらい
英名 Orang Hutan Crub
生息域 伊豆半島以南 ~ 西部太平洋

比較的に浅い水深の珊瑚礁域や岩礁域の、ミズタマサンゴ類や岩の窪み、珊瑚片や
死珊瑚の裏などに隠れる様にし生息しております。

体全体には珊瑚などに生息する濃茶色の藻を付けていて、短いはさみ脚や、長い
歩脚、内側に湾曲する長い指部にも濃茶色の藻が付いていることから、容姿が
オラウータンに似ておりオラウータンクラブと呼ばれてましたが、和名だけは
ミナミクモガニ と付いてた様です。

クモガニ属の1種にて、正式な分類はまだ研究者の方の発表待ちです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2012
    • 03/24

イソコンペイトウガニ その3

さて今年もF-1が先週末のオーストラリアGPから始まりました。
毎年初戦と第2戦はそのシーズンの動向を伺えるレースになりますが、とりあえず第2戦の
予選を終えた本日時点では昨年ほどレッドブルは飛び抜けておらず、マクラーレンの安定、
メルセデスの躍進が感じられますが、どうした我がフェラーリ?
今年もヨーロッパラウンドまでは、低迷なんでしょうか。


イソコンペイトウガニ  学名 Hoplophrys oatesii
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / イソコンペイトウガニ属

撮影 2011年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深 -50cm 大きさ甲長30mmぐらい 
英名 Candy crab
生息域 駿河湾以南の南日本 ~ インド洋、太平洋、オーストラリアなど

岩礁域の礁原や傾斜面にてトゲトサカやウミトサカ、オオトゲトサカなどに共生しており、
それらのホストの枝内に隠れる様にして生息しております。
体型は洋梨型にて触覚部や甲面、歩脚、鋏脚など全身にわたって突起物があり、体地色は
乳白色ですが、ホストの色彩に合わせた明赤色や濃赤色、橙色などの縞模様をしていて、
全身の各突起などにホストのポリプを付着させるなど上手く擬態しております。

体が尖った突起が散在していてお菓子の金平糖に似ていることが、和名の由来になって
おります。


撮影 2011年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深 -50cm 大きさ甲長30mmぐらい 


撮影 2012年3月:柏島 水深 -8m 大きさ甲長10mmぐらい 

とは書いたものの、今の人達に金平糖なる御菓子が通じるのだろうか?
色んな甲殻類系の図鑑や書籍には、ごく普通に金平糖と書いてありますが、これらの文章を
書いているご先輩方々は勿論知っているとしても、この後の10年後に通じるのかは疑問ですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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