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Category / カニ下目

    • 2017
    • 05/07

ホソウデガザミ属の1種

既に先月ぐらいから雨が降った翌朝は車や墓石が茶色い汚れが付く様になり、今年も
黄砂が舞い始めていたと思ってたら、昨日のNEWSで「今年の黄砂が初観測されました」
と報道され、不思議に思って調べたところ ” 空中に浮遊した黄砂で大気が混濁した
状態を気象台の観測者が目視で確認した時 ” を定義としている様です。

少ない量でもとっくに舞い初めてて汚れる被害が出ていると言うのに、変な話しです。
まぁ桜の開花宣言と同じような物と思えばいいんでしょうね。

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ホソウデガザミ属の1種  学名 Lupocyclus sp.
 十脚目 / カニ下目 / ガザミ科 / ホソウデガザミ属

撮影 2017年2月:フィリピン マクタン島 水深-10m 大きさ甲長約10mm
英名 Scissor Swimmingcrab
生息域 フィリピンなど。

自分なりに色々と調べてみましたが、生息域や生態など詳しい事は何も判りませんが、
鋏脚や歩脚の独特なフォルムから、ホソウデガザミ属の1種と勝手に決めさせて
いただきました。
いつもの様に、間違っていたら誠に申し訳ございません。

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ただ礼儀正しい性格の様でして。
最後に別れる時には、この様に敬礼して一礼されておりました。

    • 2017
    • 03/28

ツノナガコブシガニ その2

自分がいつも通勤時に乗る地下鉄は、時間帯もあってか比較的に良く座れます。
いい人ぶる訳では有りませんが、今朝の通勤時に途中の駅で乗ってこられた2人のお子さん
連れのお母さんに、どうぞって席を譲りました。
すると何も言わずにささっと座ったお子さんに対して「お礼を言ってから座りなさい」と
お母さんが叱ってられました。
こんなお母さんに育てられる子供って、幸せですよね。

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ツノナガコブシガニ 学名 Leucosia anatum
十脚目 / カニ下目 / コブシガニ科 / コブシガニ属

撮影 2017年3月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-22m 大きさ甲長約20mm
生息域 房総半島以南 ~ 九州、インドネシア、南太平洋、オーストラリア、インド洋など。

水深が5m~80mぐらいの内湾の砂底や砂泥底などにて、日中は砂の中に潜って隠れており
夜になると外に出てきて活動します。
甲の形は額が前方向に突き出ている三角形にて光沢のある色彩にて、白色の地色に外縁部を
残して全体は大きな薄茶色をしており、上部に不規則な形の白色斑紋が6個あり、下部には
それらの白色斑紋の列状に白色線が入ります。
鋏脚の長節基部には顆粒状の大きさの異なる突起が有り、歩脚と同様に白色の地色に各節の
近くに赤みがかった橙色の横帯が入ります。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 01/14

ツブヒラオウギガニ その2

毎年年末年始になると、大間のマグロ一本釣り漁師さんを特集したTV番組が放送されますが
今年は2つの放送局で放送されてました。
両方とも一本釣り漁師さんだけで無く巻き網漁の方達も取り上げられてましたが、ひとつの
方がマグロ料理のお店も取り上げられてました。
マグロ漁を取り上げた内容の放送に於いて、調理されてる料理店は流通と言う点で考えれば
関係あるとは思いますが、いかにして捕まえるかと言う点では全く関係ないので個人的には
不要なんですが、番組構成としては必要なんでしょうね。

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ツブヒラオウギガニ 学名 Neoliomera intermedia
 十脚目 / カニ下目 / オウギガ二科 / ヒラベニオウギガ二属

撮影 2016年9月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ甲長約30mm
生息域 相模湾以南の南日本、フィリピンなど

岩礁域の礁原や礁斜面などにて、転石の下や磯砂底、壁面の亀裂や窪みなどに隠れる
様に生息しています。
甲羅の形状は横広の楕円形にて甲面は扁平、甲域は浅い溝によって不明瞭に分かれて
いて歩脚、鋏脚も含め、全身の表面はが小さな顆粒状の凹凸をしており、前側面は
浅く分かれ先の丸い歯があります。

体色は甲羅、歩脚、鋏脚のほとんどが赤朱色ですが、各脚の付け根の裏側は白色にて
鋏脚の鋏部は淡色をしております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 11/29

ヒメベニオウギガ二 その3

昨日は週に1度のテンジクダイ科の生物報告のアポゴンマンデイ、先週は柏島へ研修に行って
いた為、2週間振りの報告と意気込んでおりましたが寝落ちしてしまい目覚めると午前3時。
既に日付は火曜日になっていた為、書き上げていた観察報告は次週に延期としました。

普通の観察報告であればそのままアップしておりましたが、曜日にこだわってる報告生物だけに
こう言う時は素直にアップできなくて困りモンです。

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ヒメベニオウギガ二 学名 Liomera laevis
 十脚目 / カニ下目 / オウギガ二科 / ベニオウギガ二属

撮影 2016年9月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ甲長20mmぐらい
生息域 紀伊半島以南 ~ 西部・南太平洋域、紅海など

水深が2m~25mぐらいの珊瑚礁域の礁原や礁斜面、岩礁域の転石帯等にて、日中は
瓦礫片や瓶などの下、礁壁のくぼみなどに隠れていて夜になると表に出て活動します。
甲の形は横長の桁円形にて後側縁は狭まっており、後面は顆粒状の小さな突起が散在
していて、後面の色彩は紫褐色や茶褐色などが多く見られますが変異に飛んでおり、
歩脚は赤紫色と白色の幅広い横縞模様をしております。

他のオウギガニ類と比較し、本種は甲の形が楕円形にて、歩脚が赤紫色と白色の横縞
模様である事で識別が出来ます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 10/29

ヒメキンチャクガニ その3

今日はちょっとした大きめの荷物を事務所に持って行きたかったのと、土曜日と言う事で
事務所のあるオフィス街の駐車場代が安いので、久々に車で出社しました。
天気いいな~等と思いながら気がつくと信号待ちの時に、20代前後らしきカップルが2人
並んで笑いながら仲良く渡るのを、ぼーッと見続けてました。
なんなんでしょうね~、最近、若いカップルが楽しそうにしてると何故か懐かしく思って
みてしまいます。
秋と言う季節のせいですかね。

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ヒメキンチャクガ二 学名 Lybia caestifera
 十脚目 / カニ下目 / オウギガニ科 / キンチャクガニ属

撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島 内浦ビーチ 水深-6m 大きさ 甲長約10mm
生息域 伊豆諸島、高知県、琉球列島以南 ~ インド洋、太平洋域など

水深が 2m~90m位の珊瑚礁域や岩礁域に生息しており、同じオウギガニ科のキンチャクガニ
大きさは半分以下の小型種です。
砂混じりの転石や珊瑚の破片などの下に隠れ住んでおり、常にキンチャクガニ同様に、カニハサミ
ギンチャクを鋏脚にはさんでおり、それを振りかざす事で捕食者から身を守っております。
体色は淡褐色、甲面に白色の斑紋が5対あり、体は軟毛で覆われていますが、綿屑や泥が付着して
いることが多くキンチャクガニほど綺麗ではありません。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 10/20

コウガイメナガガザミ

くどくなりますが、本日も先週末に潜ってきた、内浦ビーチでの一期一会のご報告。
と言うか、一瞬一絵と言う言葉の方が当てはまります。

今までに何度か見かけた事はありますが、いつもカメラを向けただけで砂底に引っ込んで
しまい写真に収められたのは自分としては初めてです。
今回は遠目から何か変なフォルムをした生物だなと思い、近寄る前からカメラを構えていた
お陰で、なんとか2カットだけ撮影できました。

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コウガイメナガガザミ   学名 Podophthalmus minabensis
十脚目 / カニ下目 / ワタリガニ科 / メナガガザミ属

撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-26m 大きさ不明
生息域 駿河湾以南 ~ 琉球列島など

水深が10m~50mほどの内湾の砂底や砂泥底、砂礫底などに巣穴を掘ってほぼ単独で
生息しております。
凄く臆病な性質にてかなり遠い距離の外敵にも敏感に反応し、瞬時に巣穴に潜ります。
体地色は淡褐色にて、甲の下半分の中央にY字型とその左右にそれぞれ暗褐色の縦帯が
入り、眼柄は著しく長く眼の下には翼状の膨らみがある事などで本種との同定が可能です。

    • 2016
    • 07/16

ケブカガニ属の1種

明日明後日は約1ヶ月ぶりの2連休、実は約半年前から進めてきてたとある大きな仕事が
大詰めを迎えて、この1ヶ月間はその準備で忙しく気がつけば所用なので取れた休日は
4日間だけでした。
と言う事で今夜から明日明後日の潜水先に向けて出発しますので、今夜はいつもよりも
早めの時間にアップです。

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ケブカガニ属の1種 学名 Pilumnus Sp
十脚目 / カニ下目 / ケブカガニ科 / ケブカガニ属

撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 水深-10m 大きさ甲長約25mm

本観察報告を書くまでは オオケブカガニ と思っておりましたが、鋏脚の指部が暗褐色で無く
乳白色で有る事から 1種とさせていただきましたが、既に学名や和名が付いている種であれば
勉強不足で申し訳ございません。
ご存じの方がいらっしゃれば、是非ご教示をお願い申し上げます。

因みに オオケブカガニ は潮間帯から水深が25mほどの岩礁域や珊瑚礁域にて、岩の隙間や
転石の下、根の亀裂などに隠れる様にして生息しており、体色は赤褐色にて甲部や各足は黄色の
長毛で覆われており、鋏脚の指部が暗褐色です。
またよく似た オキナガニ は胸脚の長節の露出した所に赤褐色の斑紋が有る事で、今回の観察
した個体とは別種とさせていただきました。

    • 2016
    • 06/16

キンチャクガニ その2

本日の夕刊の一面トップは、やはりイチロー選手の大記録達成~♪
しかしこの大記録に対して、日本国内での記録を高校野球の記録だと醜い言葉で皮肉った
前記録者に、移民者に寛大なアメリカ人の多くが偉大な大記録達成に水を差す言葉だとし
ブーイングをしてる様でして、嬉しい事ですね。
しかも更にイチロー選手は、この記録は次はジータさんの様な人格者に更新してほしいと
しゃれた言葉で皮肉り返してたりと、相変わらずの言葉遣いの巧さに脱帽でした。

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キンチャクガ二   学名 Lybia tessellata
 十脚目 / カニ下目 / オウギガニ科 / キンチャクガニ属

撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 水深-7m 大きさ 甲長10mmぐらい
英名 Boxer crabs
生息域 伊豆諸島、和歌山県、高知県、琉球列島 ~ 東南アジア、紅海、インド洋、
太平洋域など

水深が2m~10mほどの浅場の珊瑚礁域や岩礁域などにて、珊瑚瓦礫の下や砂混じりの
転石の下などに隠れる様にして生息しております。
成長しても甲長が15mm程度の小型種にて、甲面は黒色で縁取られた赤褐色と同じく
黒色で縁取られた淡褐色の斑紋が並び、眼は白色にて上下に赤褐色の細線が入ります。

鋏脚と歩脚は半透明の淡橙色にて黒色の横線が複数本入り、各横線の間には白色細点が
散在します。
また鋏脚の指部で カニハサミイソギンチャク を常に挟んでおり、それらを振り回す
事で、イソギンチャクにある刺胞を武器として魚類等の捕食者から攻撃を防いで身を
守っております。

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以前にも書きましたが本種が鋏脚の指部で挟んでいる カニハサミイソギンチャク の詳しい
生態に関しては判明していないらしく、本種がどの様にして探してくるのかもまだ解明されて
いないそうです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2016
    • 05/29

オオカイカムリ その2

昨夜はモナコの予選をTV観戦後に本日の観察報告用の写真を整理しながら、ちょっと
休憩と横になってスマホ見てたらそのまま寝落ちしてしまい、気がつくとTVでサッカー
やってます。
なんとチャンピオズリーグの決勝戦、しかも今年の決勝はマドリード・ダービー。
そのまま朝まで見てましたが、何度見ても PK戦ので決着のやり方は好きになれません。
サドンデスの方がスッキリすると思うんですけどね。

さて今日もひとりぼっちの事務仕事にて、仕上がりが超ハイペースで早めの退勤。
今夜はモナコの決勝を見た後、深夜0時から全仏オープンの錦織選手の4回戦も観戦予定、
明日も睡眠不足での仕事になりそうです。

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オオカイカムリ 学名 Dromidiopsis dormia
十脚目 / カニ下目 / カイカムリ科 / オオカイカムリ属

撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 水深-11m 大きさ甲長不明
英名 ShellCarrying Clab
生息域 八丈島、紀伊半島 ~ 琉球列島、西部太平洋域、紅海、インド洋など。

珊瑚礁域の水深が5m~50mぐらいに生息しており、礁湖や礁原、礁斜面の礁壁や転石帯の岩肌、
砂泥底などにて岩の下や珊瑚の隙間などに日中は隠れていて、夜間になると活動します。
甲面は半球形にずんぐりと盛り上がっており、甲全体が短いビロード状の短い柔毛で覆われていて
第4、第5歩脚を使って海綿類を背負ってカムフラージュしております。
第3,第4歩脚は他の脚に比べて短く、鋏脚の指部は無毛にて白色もしくは薄桃色にて、眼柄部には
白色の縦帯が入ります。
カイカムリ科の中では最も大型の種にて、成長すると甲長は180mm程に達します。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2015
    • 10/18

チリメンベニオウギガ二

先日の事、いつもエンリッチエアーを使われない女子ダイバー達にその理由を
訪ねると、酸素を吸うと人体細胞が老化するからとの事。

すかさず自分と AQUAS のまっちゃんが同時に曰く「だから最近、髪の毛が
どんどん少なくなってるんやな~?」
でも、深場で潜った後の酸素は止められませ~ん♪

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チリメンベニオウギガ二   学名 Liomera erytbra
 十脚目 / カニ下目 / オウギガニ科 / ベニオウギガニ属

撮影 2015年10月:高知県大月町柏島 水深-7m 大きさ 甲長15mmぐらい
生息域 相模湾以南 ~ 台湾、中国など太平洋域、インド洋域など

比較的に浅い水深の珊瑚礁域や岩礁域にて、転石や珊瑚瓦礫などの下や礁壁の隙間
などに隠れ住むように生息しており、夜になると外に出て活発に活動します。
甲面は若干丸みのある菱形にて、表面には顆粒状の細かな突起と窪みが有り、色彩は
濃紅色や橙色、白色など多くのパターンが見られますが、鋏脚や歩脚は濃紅色です。

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