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    • 2015
    • 06/29

クロオビアトヒキテンジクダイ その3

おそらく全国的には発信されてないと思われることですが、毎年この季節になると
名古屋では夏の風物詩として、大相撲の力士が新幹線で名古屋入りする風景がTVや
新聞などで報道されます。

そして今日の夕刊やNEWSでは、今朝発表された名古屋場所の番付内容と新大関の
照ノ富士関の話題が報道されてます。
今年もちゃくちゃくと夏が近づいておりますね。

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クロオビアトヒキテンジクダイ
 学名 Taeniamia zosterophora (旧Archamia zosterophora)
 スズキ目 / テンジクダイ科 / アトヒキテンジクダイ属

撮影 2015年4月:フィリピン・マクタン 水深 -1m 大きさ100mmぐらい
英名 Girdled Cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 琉球列島、ニューカレドニア、西部太平洋域など。

比較的に波の穏やかな珊瑚礁域の礁池など、ユビエダハマサンゴなどの珊瑚類の間に
他のテンジクダイ科の種と混じって生息しており、日中は珊瑚の奥に潜んでいて夜に
なるとそれらの珊瑚から出てきます。
体地色は半透明色にて体側面の中央辺りに有る太くて黒い横帯が特徴ですが、個体に
よっては黒色が薄いこともあり、鰓蓋近くの 2本の赤い横線と尾柄部にある小さな
黒色斑紋などで、同属内の他種と識別するほうが確実かと思います。

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幼魚:撮影2009年1月 PALAU 水深-3m 大きさ30mmぐらい

ニゴニゴの海況の為ちょっと出来の悪い写真ですが、幼魚の頃の写真で太い黒色の
横帯が不鮮明な色彩の個体です。
それでも鰓蓋近くの 2本の赤い横線は明瞭な事で本種と同定させていただきました。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2015
    • 06/27

サンゴモエビ属の1種

今日は夕べ夜更かししてアニメを見てたせいか、朝の支度に時間がかかって出社前に
お墓掃除に行けず、早めに帰社して掃除に行ったところ今年初めて蚊にくわれました。
そろそろ虫除けスプレーが必須の季節になってきましたね。

それで本日の観察報告は写真がちょっとイケてないのと、学名も無く情報も少ないので
過去に撮った写真も載せてもっともらしくさせていただきました。

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サンゴモエビ属の1種  学名 Saron Sp
 十脚目 / コエビ下目 / モエビ科 / サンゴモエビ属

 撮影 2015年4月:フィリピン・マクタン島 水深-9m 大きさ約120mmぐらい
 英名 Marbled Syurimp
 生息域 西部太平洋域、インド洋の熱帯域。

珊瑚礁域の礁珊外縁、リーフのトップやドロップオフ等の珊瑚瓦礫や岩塊の隙間などに
隠れる様に生息しており、夜行性ではありますが希に日中でも観察されます。
頭胸甲や腹節、歩脚などに細い毛が密集して生えております
頭胸甲と腹節にて色彩や模様が異なり、頭胸甲は白色や赤色にて異なる色の円形斑紋が
散在していて、腹節は橙色にに水色の虫食い模様、各歩脚は白色と赤色や青紫色などの
縞模様。
海外の図鑑などには様々な色彩模様が掲載されており、それぞれの種が異なるのか、
もしくは全て同種なのか、今後の研究者のご尽力に期待するところです。

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撮影 2007年11月:PALAU 水深-5m

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撮影 2006年6月:PALAU 水深-5m

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撮影 2007年4月:PALAU 水深-20m

最後の写真は通称 オリビア・シュリンプ と呼ばれているタイプにて、どの個体も
大きさは100mm~120mmぐらいの大きさで、初めて見るまではもっと小さいサイズを
想像していたので、最初に見たときはあまりの大きさに驚いた覚えがあります。

    • 2015
    • 02/09

串本町初観察のはずの、たぶんナハマトイシモチ

本日の観察報告の種名は、ちょっと自信がありません。
生息域とか体色など細かな特徴は有ってるんですが、体側面の模様が多種に及ぶとあるとの
事だけで本種としましたが、自分自身は初観察の体色模様にて間違ってるかも知れません。

ただ本種で合ってるとしたら、過去に和歌山県では白浜からの報告しか無くて紀伊大島須江
どころか、串本町では初観察のはずです。
そのくらい貴重と思える種なんですが、アポゴン好きじゃ無い限り人気は薄いかも。

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ナハマトイシモチ
 学名 Fowleria isostigma
スズキ目 / テンジクダイ科 / シボリ属

撮影 2015年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深 -18m 大きさ30mmぐらい
英名  Cross-eyed Cardinalfish
生息域 和歌山県白浜、高知県柏島、屋久島、西部太平域、インド洋域など

珊瑚礁域や岩礁域の浅い水深にて、珊瑚瓦礫や転石などの下や陰に隠れる様にして単独で
生息しております。
体型は吻部はやや尖っており、前鼻管が長く突出していて、体地色は全身に渡って茶褐色、
眼の瞳の周りのリング状の所は単色にて眼から後方にむけて上方向、水平、下方向に3本の
太い暗褐色の帯が有り、鰐蓋部には白色で縁取られた黒色の眼斑紋が入ります。
また各鰭に斑紋等の模様は入りません。
体側面に 5本~6本の縦列状に脳褐色の小斑点が並ぶタイプや、何も入らないタイプなど
他にも色彩変異が多く見られます。

nahamatoishimochi20150207a
と言う事で、本日は近似種の特徴を並べてみました。

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オビシボリ  学名 Fowleria marmorata
シボリ属
撮影 2014年9月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ約30mmぐらい

瞳の周りのリングは単色にて、鰓蓋に白色で縁取られた黒色斑紋が有り、各鰭の棘条は
赤色などが特徴です。

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シボリ  学名 Fowleria variegata
シボリ属
撮影 2008年10月:パラオ・コロール島 水深-2m 大きさ約40mmぐらい

眼の周りのリングは赤色の点列状模様にて、唇に白色横線が複数本入り、鰓蓋に白色で
縁取られた黒色斑紋が有り、各鰭は暗褐色の縞状模様が入ります。

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シボリダマシ  学名 Fowleria vaiulae
シボリ属
撮影 2015年1月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ30mmぐらい 

眼の周りのリングは赤色の点列状模様にて唇に白色横線が複数本入り、鰓蓋に斑紋は
無く、体側面には赤褐色の横帯が6~7本あり、胸鰭を除く各鰭には赤褐色の波状斑が
入ります。

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カクシヤツトゲテンジクダイ  学名 Neamia articycla
ヤツトゲテンジクダイ属
撮影 2014年9月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ25mmぐらい 

前鼻管が長く、瞳の周りのリングは単色にて眼から斜め後上下方向に黒色斜線が2本入り、
唇に白色横線が複数本入り、鰓蓋に白色で縁取られた黒色斑紋が有ります。

と、自分が今まで観察出来たアポゴンの中での、とある近似種のパッと見の見分け方です。

華があるスズメダイやハナダイの見分け方と違って、興味を持っていただける方は非常に
少ないとは思いますが、未だ未観察のシボリ属の観察をする時の自分自身の識別点として、
復習がてら書かせていただきました。
これを読まれて、一人でもアポゴンに興味を沸かれた方が居れば大変幸せに思います。

    • 2015
    • 02/04

シマオリハゼ その2

今日は久々に自宅に引きこもる休日を過ごしました。
と言っても5時間ほどは倉庫の整理をしておりましたが、それ以外は先日のマクタン研修で
撮影してきた写真の確認と整理をしておりましたが、撮してきたヤドカリ類の学名どころか
属名も判らない種の多さに、ちっとも捗りませんでした。
そう言えば昨年9月に撮してきたハゼ類も、さっぱり判らずオクラ入りした生物がいっぱい
ですが、今回もオクラ入りするヤドカリがいっぱいの感じです。

さて本日観察報告させていただく生物は観察は昨年10月になりますが、上述した様にこの頃
ハゼ科の生物を沢山観察しておりまして、まだまだ未報告の物が多く有りますので、本日は
その中からの観察報告です。

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シマオリハゼ  学名 Vanderhorstia ambanoro
 スズキ目 / ハゼ科 / ヤツシハゼ属

撮影 2014年10月:沖縄県西表島 水深-5m 大きさ約60mm
英名 Twinspotted Shrimpgoby
生息域 伊豆半島、紀伊半島、奄美大島以南 ~ 沖縄本島、八重山諸島、インド洋、西部太平洋域など

水深が2m~25mにて内湾の中程から湾奧にかけて、主に泥底や砂泥底、砂底など
単独もしくはペアにてテッポウエビ類と巣穴を作成し共生しており、希に珊瑚礁域の
礁湖でも観察されます。
第1背鰭が四角形にて体地色は白色、体側面の背側に大きさの異なる小黒色斑紋が多数、
横列状に入る事で同属他種と識別が可能です。
また個体によっては斜めの横列斑紋に入る事もあります。

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撮影 2008年10月:PALAU GP3 水深-12m 大きさ約70mm

こちらは約6年も前にパラオで撮影した物ですが、生息環境のせいか色々な泥ハゼの体色が
濃いポイントにて、各鰭の色彩が濃い個体でした。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2014
    • 10/27

マンジュウイシモチ その3

さて本日のアポゴンマンデイは西表島で久々に観察したアポゴンですが、幼魚、成魚、稚魚に
近い幼魚、ナイトカラー、更に近似種との写真での比較と、ちょっと力を入れて書いてみました。
これで動画を付ければ完成版ですが、残念ながら今まで動画は撮っておりませんでした。

本当は毎日いろんな生物を、種によっては更に婚姻色まで載せて書いてみたいんですが、
なかなかひとつの種でそれだけのバリエーションの写真が撮れていないのが現実でして、そんな
上手くは行きませんね。




マンジュウイシモチ  学名 Sphaeramia nematoptera
 スズキ目 / テンジクダイ科 / マンジュウイシモチ属

撮影 2014年10月:沖縄県西表島 水深-8m 大きさ20mmぐらい
英名 Pajama cardinalfish
生息域 奄美諸島以南、石垣島、西表島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

サンゴ礁域の静かな内湾などで、ショウガサンゴ属などの枝サンゴの間に少数匹の群れを
成して生息しております。
体高は高く、第1背鰭から体の中心部を通り腹鰭にかけて黒色の瞳大の太い横帯が走って
おり、その横帯の前部分は黄色く眼には赤色の横帯が走り、後部分は白みをおびた透明色に
複数の赤色の小班点が散在しており、第1背鰭と腹鰭は黄色にて赤色で縁取られます。


撮影 2014年10月:沖縄県西表島 水深-8m 大きさ40mmぐらい


成魚のナイトカラー 撮影 2008年10月:PALAU 水深-5m 大きさ70mmぐらい
夜になると、こんな風に英名のパジャマ・カーディナルフィッシュらしくなく地味な色合いに
なってしまい、むしろ昼間の方がバジャマっぽい色彩です。


幼魚 撮影 2008年10月:PALAU 水深-3m 大きさ5mmぐらい
このぐらい小さな頃は前半分は透明な黄色で、後半分は透明色にて斑点も付いておりません

近似種の ホソスジマンジュウイシモチ は本種と比較して体側面の横帯が細く、その横帯の
前部分も後部分も同色の灰褐色なこと等、本種と比較すると地味な色彩にて、両種の識別が
容易に出来ます。


撮影 2014年10月:沖縄県西表島 水深-8m 大きさ40mmぐらい


ホソスジマンジュウイシモチ  学名 Sphaeramia orbicularis
撮影 2012年4月:フィリピン・マクタン島 水深-1m 大きさ40mmぐらい

こんな風に赤丸で囲った部分や体色の色彩が異なりますので、識別の参考にどうぞ。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2014
    • 03/08

オニゴチ と セレベスゴチ

さて2日間連続で、しょぼ~い写真の観察報告をしてしまいましたので、本日は
ちょっと真面目な観察報告をさせていただきます。

ただ最後の方に、とある研究者の方達が知ったら「素人が何言ってんだよっ!」
って、自分が袋だたきにされそうな事を書いておりますので、くれぐれも権威高き
「日本産魚類検索」の制作に携われた様な、ご高名な研究者の方達には伝えないで
下さいね。



撮影 2013年8月:隠岐諸島 大黒 水深-12m 大きさ 約80mm 



撮影 2013年9月:高知県柏島 レッドロック 水深-6m 大きさ 約80mm 

オニゴチ  学名 Onigocia spinosa

 カサゴ目 / コチ科 / アネサゴチ属
生息域 新潟県~九州までの日本海岸、伊豆半島以南の太平洋岸、瀬戸内海、
    東シナ海、~ 朝鮮半島、済州島、台湾、中国、西部太平洋域など。

水深が50m~100mぐらいの砂泥底や、砂底に生息しております。
吻は短く大きな眼径と同じぐらいの長さにて、眼下骨隆起には粗い鋸歯状の
棘があり、眼は虹彩皮膜上片が複雑にわかれ、下側は2峰型(山がふたつ)に
なっていて眼の上に目立つ皮弁があります。
体地色は白色にてに4本の太い暗色の横帯があります。

近似種の セレベスゴチ thysanophrys celebica は、眼上にある皮弁が不鮮明にて、
眼の虹彩皮弁の下側が単峯 (山がひとつ) と言う事で識別ができます。

そんな セレベスゴチ が、こちらです。


撮影 2013年9月:高知県柏島 竜の浜 水深-6m 大きさ 約80mm 



撮影 2010年1月:紀伊大島須江 白野ビーチ 水深-5m 大きさ 約80mm 

でも、この2つ、眼上にある皮弁が不鮮明ではありますが、眼の虹彩皮弁の
下側が単峯 (山がひとつ) と言うよりも不鮮明な、ふた山。

さらにこちらは・・・


撮影 2014年1月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ 約80mm 

な、なんと、さん山!

そして、反対側を見ると、な、な、なんと、よん山!!

そして更にそのまま観察し続けていると、ふた山に減っちゃいました!!!
光が入り続けると減っちゃうんでしょうか?



オニゴチの幼魚  学名 Onigocia spinosa
撮影 2008年10月:パラオ・コロール島 セントカーディナル
                       水深-16m 大きさ 約50mm

こちらに至っては、ちびっ子だからかも知れませんが山なんて何もありません。
これはひょっとして権威有る「日本産魚類検索第二版」、「日本産魚類検索
第三版」に書かれてる” 眼の虹彩皮弁の下側が単峯”とか、”下側は2峰”とかの
識別は間違いでは??

しかし自分みたいな素人が大きな声では言えませんので、皆さんご内密に
願いますね。

    • 2014
    • 02/03

ミスジアカヒレイシモチ その3

今年からエンジンが1.6Lターボなど大きくレギュレーションが変わったF1レースの
ヘレスでの合同テストが終わりましたが、マクラーレンのリヤサスペンションの
デザインが革新的で注目を浴びてました。
ルールに沿っているかどうか各チーム意見は色々の様ですが、おそらく19日からの
バーレーンでのテストには複数のチームが採用してると思います。
しかしレギュレーションが変更される度に画期的なデザインやパーツが開発される
F1レース、今年は久々に面白いシーズンに成りそうですね。


昼間の色彩
撮影 2014年1月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約120mm 


夜間の色彩
撮影 2014年1月:フィリピン・マクタン島 水深-9m 大きさ約100mm 

ミスジアカヒレイシモチ  学名 Pristicon trimaculatus ( 旧 Apogon trimaculatus)
 スズキ目 / テンジクダイ科 / アカヒレイシモチ属

英名 Threespot cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋域、インド洋など。

珊瑚礁域に生息しており、日中は礁湖や礁外縁等の岩穴などの暗い所に隠れていて、
夜になると外に出て行動をします。
体高は高く菱形にて、第1背鰭よりも第2背鰭が大きいのが特徴。
体地色は幼魚の頃は透明っぽい色ですが、成魚になると白灰色~茶色、鰓蓋部に黒色
斑紋が入り、第1背鰭の基部前部と第2背鰭基部前部と後部に各1本、合計3本の短かめの
黒色横帯が入ります。
また第1背鰭の前半分は黒色にて後半分は白色、その他の第2背鰭、胸鰭、腹鰭、臀鰭、
尾鰭などは透明色です。


折角なので、幼魚も
撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約30mm 


更に、小さな幼魚も
撮影 2008年4月:パラオ・コロール島 水深-16m 大きさ約10mm

実は今回、本種の昼間の姿を初めて観察しました。
今までナイトでしか観察した事が無く、いつもアカヒレの和名が何故付いてるのかと疑問に
思ってましたが、昼間に観察すると確かに鰭がうっすらと赤みがかってるんですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2013
    • 12/22

コクテンベンケイハゼ その2

金曜日の観察報告が書けなかったせいか、今夜はペンが走りに走っております。
と言っても書くんでは無くて、キーボードで打ち込みですが・・・

と言う事で、何と合計11種一度に紹介の、今夜2つめの観察報告です。


コクテンベンケイハゼ  学名 Priolepis akihitoi
 スズキ目 / ハゼ科 / イレズミハゼ属

撮影 2013年11月:三重県南伊勢町相賀浦 水深-13m 大きさ約40mmぐらい
生息域 小笠原諸島、千葉県以南 ~ 西部太平洋域、インド洋域など。
 
珊瑚礁域や岩礁域の岩の隙間や穴陰にて、隠れ潜む様に生息しております。
体地色は濃赤褐色にて頭部は眼から放射線状に白色の線が走っており、体側面には白色の
細い横縞が複数本入ります。
第1背鰭の基部先端付近と、尾鰭の上部先端部に黒斑があり、尾鰭は白色で縁取られている
などが特徴です。


ご参考までに、黑斑が背鰭部と尾鰭部の両方にない場合は、
ベンケイハゼ 学名 Priolepis cincta 撮影2008年1月:紀伊大島 内浦ビーチ


体側面に網目模様があるなら
アミメベンケイハゼ 学名 Priolepis inhaca 撮影2011年5月:柏島 後浜


体側面に横縞模様が無ければ
ミサキスジハゼ 学名 Priolepis borea 撮影2012年8月:越前町 学校下


ちょっと真横写真ではありませんが、第1背鰭がトゲトゲで体側面が横縞模様なら、
イレズミハゼ 学名 Priolepis semidoliata 撮影2007年6月:伊豆大島 秋の浜


体側面に横縞模様が無くて、第1背鰭も第2背鰭もトゲトゲなら
フトスジイレズミハゼ 学名 Priolepis latifascima 撮影 2010年9月:柏島 後浜


体側面に横縞模様が無くて、顔が赤色ががった場合は、
イレズミハゼ属の1種-1 学名 Priolepis Sp 撮影2013年10月:紀伊大島 内浦ビーチ


黑斑が背鰭部に有り尾鰭部にない場合は、
イレズミハゼ属の1種-2 学名 Priolepis Sp 撮影2007年1月:パラオ GP3


その他、こんなに胸鰭が大きなタイプや
イレズミハゼ属の1種 学名 Priolepis Sp 撮影2007年6月:パラオ


こんなシマシマタイプの
イレズミハゼ属の1種 学名 Priolepis Sp 撮影 2011年11月:柏島 後浜


ちょっと写真がダサダサですが、背鰭が黄色い種など
イレズミハゼ属の1種 学名 Priolepis Sp 撮影 2011年11月:紀伊大島 内浦ムビーチ

などなど、まだまだ本種の未記載種は沢山ありそうですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2013
    • 07/28

ニセネッタイスズメダイ その4

昨夜は約一年ぶりの越前町のナイトダイビングを楽しんだ後、自宅に帰り着いたのが遅く、
本日は遅めの出社となりました。

結局、今年の7月は例年より暑かったと言うのに、潜ったタンク本数はわずか6本でした。
で気になって過去の本数を調べてみたところ、家族に色々あった2009年はやはり0本で、
2010年は9本、2011年6本、2012年4本と、毎年7月はあまり潜っておりません。

やはりダイバーが多い時は避けると言う、自分の天の邪鬼的な行動が現れている様です。



ニセネッタイスズメダイの幼魚  学名 Pomacentrus amboinensis
 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

撮影 2013年6月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ25mmぐらい
英名 Ambon damsel
生息域 奄美大島、琉球列島以南 ~ 西部太平洋域など

珊瑚礁域の水深が 2m~40mぐらいに生息しておりますが、多くは浅めの水深の珊瑚類の
周りに単独、もしくは少数匹の群れを成して生息しております。
体地色は薄黄色から薄紫色にて頭部の眼の周りや頬部に薄い水色の斑点や細線が不規則に
入っていて、背鰭の臀鰭の外縁は蛍光色の水色で縁取られており、背鰭軟条部の後半部に
リング状に白色で縁取られた黒色の大きな斑紋がありますが、
成長と共に薄れていきます。
但し、アンダマン海に生息するものは成魚でも大きな斑紋は残っているそうです。


撮影 2008年10月:パラオ・GP3 水深-5m 大きさ30mmぐらい

近似種の ネッタイスズメダイ は体地色が黄色である事や、胸鰭の黒色の斑紋が無い事などで
識別が可能です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2013
    • 06/03

マジマクロイシモチ

基本的に2日に1回のペースで、朝出勤前に次男の匡平のお墓掃除に行ってます。
匡平の墓石は黒色の為、砂埃や雨埃が目立ちやすく拭き掃除が目的なので、雨が降ると
ペースが崩れて雨上がりの朝に行く様になり、今の様な梅雨の時期はどうしても回数が
減ってしまいます。

なのでと天気予報を見て天気が崩れる前に行くんですが、先週の金曜日の時点で予報は
しばらくは雨模様でしたので金曜の朝に行きましたが、予報は外れて雨は降らず。
そして土曜の朝も、日曜の朝も午後から崩れるとの予報を信じて行くも、両日とも雨は
降らず。
そんな事を繰り返している内に、天気予報はしばらくは雨は降らないとの事に変わり、
今朝は久々に自宅からまっすぐ会社に出社したところ、ポツポツと雨が落ちてきました。
しばらくは天気予報は見ずに、お墓掃除に行くことにします。



マジマクロイシモチ  学名 Siphamia majimai
 スズキ目 / テンジクダイ科 / ヒカリイシモチ属

撮影 2013年5月:柏島 水深-8m 大きさ30mmぐらい 
英名 majima’s Siphonfish
生息域 高知県以南の西日本

珊瑚礁域にてガンガゼ類の棘の間に少数匹で隠れる様にして生息しております。
体形は頭部がお大きく丸みを帯びていて、体地色は黒褐色にて斑紋や縞などの特徴は無く、
第1背鰭の棘数が6棘である事で、同属の他種と識別が可能です。
また咽頭部から臀鰭基底にかけて発光器を持っております。
面白い名前の和名ですが、マジマさんと言う方が発見されたのが由来らしいです。

昔から本種を柏島や鵜来島で何度も観察しておりますが、未だに上手く撮れた事がありません。
こんな調子では生涯、本種の完璧な写真撮影はムリかも知れないので、シビレきかせて
だめだめ写真ではありますが書かせていただきました。


ヒカリイシモチ 学名 Siphamia versicolor
撮影 左2007年11月:PALAU、 右2009年5月:沖縄

こちらは近似種のヒカリイシモチ 、第1背鰭が7棘な事で本種と識別できますが、過去に自分が
観察中に色彩が黒褐色の縦帯模様から、黒褐色1色に変化しました。
ただ最初に見つけた時から黒褐色1色だった事もありましたので、変化する原因は脅威からとは
言い切れない気がします。

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