かじきあん > ブログ トップ > 地域 > マクタン島

Category / マクタン島

    • 2017
    • 10/09

ブラックスポット・カーディナルフィッシュ

本日のアポゴンマンデイは今年2月に初観察をしていながら写真のデキがいまいち
でしたので、次回、再撮影してから観察報告を書こうと考えていたアポゴンです。

しかしそののち先月9月に再撮影をしようと捜したものの見つからず。
とりあえずちょっと古い今年2月に撮影した、そんないまいちな写真で報告させて
いただきます。

BlackspotCardinalfish20170207d
BlackspotCardinalfish20170207fBlackspotCardinalfish20170207a
ブラックスポット・カーディナルフィッシュ 学名 Archamia melasma
スズキ目 / テンジクダイ科 / Archamia属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-3m 大きさ約60mm
英名 Blackspot Cardinalfish 
生息域 ブルネイ、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニアなど。

水深が 2m〜12mぐらいの珊瑚礁域の内湾の礁湖内や、岩礁域の岩壁や岩穴等で
同属の他種などと混生した群れを形成し生息しております。
体地色は赤褐色にて体側面に橙色の細い横縞が密に複数入り、頭部の眼の下の頬部に
暗褐色の太い斜帯がある事、また鰓蓋の上部後方に不規則な半円形の暗褐色の班紋が
入ります。
近似種の フタホシアトヒキテンジクダイ は、尾鰭基底部にも暗褐色の班紋が入る
事で識別が可能です。

futahoshiatohikitenjikudai20150412e
フタホシアトヒキテンジクダイ  学名 Archamia biguttata
撮影 2015年4月:フィリピン・マクタン島 水深-12m 大きさ約60mm

futahoshiatohikitenjikudai20160130a
撮影 2016年1月:バリ島 トランベン 水深-18m 大きさ約70mm

以前では アトヒキテンジクダイ属の属名は Archamia属 とされてましたが、
2013年に国内において観察される種は全てTaeniamia属 と新たに再分類が
されました。
しかし海外では現在もArchamia属が用いられておりますので、国内に生息して
無い本種はArchamia属 として記載させていただきました。

    • 2017
    • 10/08

ブラックスポットダムゼル その3

先日、海洋研究開発機構(JAMSTEC)から画期的な発表がありました。
駿河湾入り口の海域で7月に行った実験により、水中光無線通信による長距離の
双方向高速通信に世界で初めて成功したそうです。
水深700m~800mにて20mの通信距離で20Mbpsのデータ送信が出来たそうで、
マリンスノー等の汚れた環境でも光の波長を調整する事で可能だそうです。

デジタル通信ならではの通信方法の改良による成果ではありますが、そろそろ
身近になりつつあるエアー充電と言い、自分が子供の頃には夢だった事が最近
どんどん現実化してる様に感じます。

BlackspotDamsel20170908c
BlackspotDamsel20170908a
撮影 2017年9月:フィリピン マクタン島 水深-16m 大きさ約30mm

ブラックスポットダムゼル  学名 Pomacentrus stigma
 スズキ目 / スズメダイ科 / ソラスズメダイ属

英名 Blackspot Damsel
生息域 フィリピン、インドネシア等の西部太平洋域、中部太平洋域など。

水深が2m~10mぐらいの珊瑚礁域にて、珊瑚周辺や岩礁に単独、もしくは
小数匹の群れを形成して生息しております。
体地色は青灰色にて、臀鰭の後方に大きな黒色斑紋が有ることで識別が
出来ます。
また地域によっては尾柄部の上側が黄色くなる個体も観察されています。

BlackspotDamselB20170908a
撮影 2017年9月:フィリピン マクタン島 水深-16m 大きさ約20mm

こちらは一緒に泳いでいた、ちょっと小さめの個体です。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 10/02

シボリダマシ その6

本日のアポゴンは既に過去に何度も報告させていただいてる種でありますが、
いつもなら見つけると撮影しやすい場所まで誘導して移動して貰い、各鰭を
全開にさせて撮影しますが、今回は自然に見つけた場所でそのまま撮影を
してみました。
案の定、全鰭全開は撮れませんでしたが、やはり自然のままが一番ですね。

shiboridamashi20170907e
shiboridamashi20170907bshiboridamashi20170907c
 シボリダマシの抱卵  学名 Fowleria vaiulae
 スズキ目 / テンジクダイ科 / シボリ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ約20mm  
英名 Spotless cardinalfish
生息域 徳島県以南 ~ 西部太平洋域、紅海など。

比較的に浅い水深の珊瑚礁域にて、岩壁や珊瑚礫の下などに棲息しております。
体型は則偏しており、吻部はやや尖ります。
全身に淡褐色のまだら模様が散乱し、胸鰭を除いた各鰭には赤褐色の波状斑が
目立ちます。
また体側面には赤褐色の横帯が6~7本あり、眼の周囲に赤色の点列状の模様が
ある事等で本種と同定がが可能です。

近似種の ハワイマトイシモチ は体側面に赤褐色の横帯が無いことと、眼下に
黒褐色の斜帯が1本有る事で、タイワンマトイシモチ は眼の周囲に赤色の点列状の
模様が無く、体側面に赤褐色の横帯が無いこと等で、それぞれ識別が出来ます。

shiboridamashi20170907a

口元の画像を大きく引き伸ばしてみると、黄色い卵が写ってます。
どうやらまだ産みたてみたいですね。
テンジクダイ科の生物の産みたての卵は、種によってオレンジ色や黄色のが
見られます。

関係ありませんが名古屋弁では黄色を、”きいない”と言います。
因みに緑色は、”みどりぃ”
例えば「あの、きいない皿と、みどりぃ箸とってよ」てな、感じで使います。

shiboridamashi20150905c
撮影 2016年9月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ約30mm 

こちらは過去に撮影した抱卵姿ですが、卵が熟してくると他の生物と同様に
透明色に変化します。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 09/30

Viaderiana属の1種 その2

先日ラジオで面白いこと聞きました。
コードレスでは無いコード付きの掃除機の話ですが、電源コードをある程度
引っ張り出すと黄色いマークが出てきて、更に引っ張ると赤いマークが出て
きますが、赤色はこれ以上引っ張らない、黄色はそろそろ赤色に成るぞとの
警告だと思ってましたが、黄色は最低でもここまでは引っ張り出せとの印だ
そうです。
そのぐらい引っ張り出さないと掃除機内の熱で断線したりするらしく、そう
考えれば掃除機の説明書なんて読んだことありませんから、今まで気がつか
無かったんでしょうね。

ViaderianaSp20170210e
ViaderianaSp20170210aViaderianaSp20170210b
ViaderianaSp20170210d
Viaderiana属の1種 学名 Viaderiana Sp
十脚目 / カニ下目 / ケブカガニ科 / Viaderiana属

撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ甲長約20mm
生息域 フィリピン、そのほか不明

珊瑚礁域の比較的に浅い水深の礁砂底や礫砂底の砂底などにて、瓦珊瑚や礁瓦礫の
下等に隠れる様に生息しておりました。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 09/23

ヒメヨコバサミ属の1種

昨日の朝、通勤途中に会えたネネちゃんから「だっこして~」とお願いされて、
喜んでランドセル姿ごとだっこさせていただきました。
「いくつまでネネちゃん、だっこさせてくれるのかな~?」って聞くと
「9歳までだよ~」と
「なんで9歳なの?」って聞くと
「ひみつ」って言われました。
女子って、こんな小さな頃から男子を翻弄させるの上手なんですね。

さて本日は観察報告を書く時間があまりなかったので、なんとか属の1種と言う、
スーパー手抜きの観察報告にて申し訳ございません。
でも本当は、なんとか属の1種にたどり着くまでの時間は結構かかってるんですよ。

himeyokobasamiSp20170907d
himeyokobasamiSp20170907b
himeyokobasamiSp20170907fhimeyokobasamiSp20170907g
himeyokobasamiSp20170907c

ヒメヨコバサミ属の1種 学名 Paguristes Sp
 十脚目 / ヤドカリ下目 / ヤドカリ科 / ヒメヨコバサミ属

 撮影 2017年9月:フィリピン マクタン島 水深25m 大きさ不明 (鋏脚は約5mm)
 生息域 フイリピン他、不明。

潮通しの良い珊瑚礁域の外縁、礁壁の水深が25m程に生息しておりました。
鋏脚や歩脚は赤褐色にて黄色から白色の縦線が入り、鋏脚には水色と黄色の斑点が
入ります。
眼柄部は基部は赤褐色で先端は白色にて眼は黒色、第1触覚は青みがかった白色にて
第2触覚は赤褐色です。

    • 2017
    • 09/20

ホホワキュウセン

本日は鰭がほとんど開いてない、駄目ダメな写真ばかりで申し訳ありません。
自分がこう言うダメ写真を使ってまで観察報告を書く時は、そうです初観察の時。
以前からずう~っと見たかったキュウセンでして、今回やっと見られました。
でも本当は見てても、気がつかなかっただけかも知れませんが。

hohowakyuusen20170907c
hohowakyuusen20170907a
ホホワキュウセン  学名 Halichoeres miniatus
 スズキ目 / ベラ科 / ホンベラ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-3m 大きさ約100mm
英名 Cheek-ring wrasse
生息域 琉球列島、インド洋、西部太平洋域など。

比較的に浅い水深の珊瑚礁域や岩礁域の藻場などに生息しており、危険を感じた
時や夜間は砂底に潜ります。
体地色は緑色がかった白色にて、体側面の背側は暗色の不規則な模様が入ります。
雄の頬部にピンク色の輪状の斑紋が入り、体側面に斑点列は入らない事等が特徴。
また雌は腹部に白色横帯が入り臀鰭に斑点が入ります。

hohowakyuusenB20170907b
撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-3m 大きさ約60mm

で、こちらは頬部に輪状の斑紋が入りますが、その他の色彩は異なります。
いわゆるローカルタイプとか外人とかの違いでしょうかね。

    • 2017
    • 09/19

シマアラシウツボ

今回のセブ遠征は、アクエリアスダイバーズに白石オーナーが就任して以降、
13回目の遠征でしたが、これだけ遠征に行っていても初見の生物が毎回見られ
今回も初観察が5種も有りました。
これだけ初見の生物が観察出来ると、次回の遠征が楽しみです。
と言う事で、本日は今回の遠征で初見初撮影の生物です。

shimaarashiutubo20170907s
shimaarashiutubo20170907r
shimaarashiutubo20170907ashimaarashiutubo20170907L
shimaarashiutubo20170907e
shimaarashiutubo20170907d
shimaarashiutubo20170907vshimaarashiutubo20170907q
シマアラシウツボ  学名Echidna polyzona
 ウナギ目 / ウツボ科 / アラシウツボ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ約800mm 
英名 Barred moray
生息域 八丈島、高知県柏島、屋久島、琉球列島、インド洋、太平洋など

干潮帯や浅い水深の珊瑚礁域にて、珊瑚や岩の隙間などに隠れる様にして
生息しております。
歯は基本的に臼歯状ですが成魚の雄は前上顎骨板が鋭くなる為、犬歯状に
変わります。
体地色は白色にて全身にわたって太い横帯が入りますが、この横帯は若魚の
頃は明瞭な黒色ですが、成長につれ不明瞭になります。

    • 2017
    • 09/16

スパインチーク・アネモネフィッシュ その2

今週末のF-1はシンガポール。
いま予選前のフリー走行を見ながら書いておりますが、昨日の1回目のフリー
走行後に、マクラーレンとHONDAが今シーズン末での契約解消が発表されました。
来シーズンのマクラーレンのパワーユニットはルノー、HONDAは今年ルノーの
トトロッソと契約になりました。

マクラーレンとアロンソは今シーズン、何でもかんでも遅い理由をHONDAのせいに
してきましたが、ルノー・ワークス、レッドブルに次ぐ3番手のルノーに成る訳で、
高成績が出ないと今度は3番手を理由にするんでしょうかね。
反対にHONDAはトトロッソと言うレッドブルの下部組織の様なチームと組む訳で、
今までよりは開発への要求が緩く成るでしょうし、もしも素晴らしい結果を出せば
再来シーズンはレッドブルHONDAが見られるかも知れませんね。
そう思うと来シーズンは今年より楽しくなりそうです。

SpinecheekAnemonefish20170907a
SpinecheekAnemonefish20170907c
SpinecheekAnemonefish20170907b
スパインチーク・アネモネフィッシュの雌 学名 Premnas biaculeatus
 スズキ目 / スズメダイ科 / クマノミ亜科 / プレムナス属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-3m 大きさ約50mm
英名 Spinecheek anemonefish
生息域 西部大平洋域、インド洋など。

珊瑚礁域にてクマノミ属と同様にイソギンチャク類をホストとして共生して
おります。
体地色は雌は明赤色、雄は濃赤色にてそれぞれ体側面に3本の白色、もしくは
灰白色の横帯が入りますが、横帯の太さや形状などは個体差があり、地域に
よっては薄黄色の横帯も観察されます。
また比較的に雄は雌より小型です。

鰓蓋に体色と同色の1本の大きな棘がある事でクマノミ属とは区別されており、
英名のスパインチークとは、” Spine ” が棘で、” cheek ” が頬の意味にて、
頬に棘があるクマノミとの意味です。

SpinecheekAnemonefish20170907f
偶には遊んで撮ってみました。

SpinecheekAnemonefish20170911cSpinecheekAnemonefish20170911e
撮影 2017年9月:フィリピン・セブ島 水深-15m 

SpinecheekAnemonefish20150905b
SpinecheekAnemonefish20150905d
撮影 2015年9月:フィリピン・カビラオ島 水深-7m 

雄の写真を今回の撮影は勿論のこと過去のストックからも探してみましたが、
ほとんどありませんでした。
パッと見て明るい体色の綺麗な雌を撮してしまうようで、次回の観察時には
気にして雄も撮る様に気をつけます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 09/14

マルソデカラッパ その2

セブからの直行便はセントレアに15時頃に到着しますので、いつも自宅に戻る前に
匡平のお墓掃除に行って安全に旅が出来たお礼をしております。
1週間ぶりとあって般若心経を間違えずに唱えられるか心配でしたが、何も問題なく
唱えられました。
毎朝毎晩、仏壇の前で唱えてるだけに1週間ぐらいでは忘れないようです。

marusodekarappa20170907h
marusodekarappa20170907emarusodekarappa20170907f
marusodekarappa20170907k
トラフカラッパの子供  学名 Calappa calappa
 十脚目 / カニ下目 / カラッパ科 / カラッパ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島  水深-10m 甲長約120mm
英名 Redspotted box crab、Giant box crab など
生息域 相模湾以南~伊豆諸島、インド洋 ~ ハワイ、南太平洋など

珊瑚礁域や藻場にて比較的に浅い水深から50mぐらいの砂底や砂泥底に潜り、
砂の中から眼だけを出し生息しております。
甲は中央が隆起し両側縁は丸くて長く外側に張り出し表面はなめらか、鋏脚の
掌部指部は幅広く、体色は白色、淡褐色、褐色で斑紋が散在するタイプなど
様々な色添に富んでおります。

撮影を始めて暫くすると、近づいてくるヤツがいました。
marusodekarappa20170907n

ぐいぐいと近寄ってきて
marusodekarappa20170907q

そしてツーショットの記念撮影をして、去って行きました。
marusodekarappa20170907s

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 09/04

ヤライイシモチ その7

    先日に Facebook とインスタでだけ紹介させていただきましたが、とうとう
    自分のステッカー作ってしまいました。

    20170904aaa

    それで見られた方の数人から「スペルが・・」と、ご進言をいただけました。
    ヤバッ、きちんと説明しておかないとこれはいけない。

    毎週月曜日にアポゴンを書いてる事から、本来ならば Apogon Monday ですが、
    ステッカーは APOGON MANDAY
    実はステッカー作成の校正中にスペルの間違いに気がつきましたが、本来では
    “月曜日のテンジクダイ”なのに、なんと”テンジクダイ男の日”になってます。

    でもこれはこれで、なかなかこじゃれててエンじゃないと言う事で、そのまま
    使ってしまいましたが、 APOGONMAN DAY にすべきでしたね。
    ちょっと、ひねり不足でした。

    yaraiishimochi20170208a
    ヤライイシモチ 学名 Cheilodipterus quinquelineatus
    スズキ目 / テンジクダイ科 / ヤライイシモチ属

    撮影 2017年2月:フィピン・マクタン島 水深 -7m 大きさ約70mm
    英名 Fivelined Cardinalfish
    生息域 小笠原諸島、和歌山県以南 ~ 紅海、インド洋、西太平洋域など

水深が5m~20mぐらいの珊瑚礁域や岩礁域にて、日中は珊瑚の陰や、岩陰や
岩穴奥などに隠れる様に生息しています。
体地色はシルバーっぽい白色にて、体側面に黒色の縦縞が5本走り、各鰭は
透明色です。
尾鰭の基部にある黄色斑紋の中心の黒斑の大きさが、瞳より小さい事などで
本種との同定が可能です。
また幼魚の頃は小さな群れを成しておりますが、成魚に育つと単体での生息に
変化します。

yaraiishimochi20170208b
yaraiishimochi20170208e

今回、本個体を観察していて気がつきましたが、撮影している途中から尾鰭の
上下が黒色に淡く縁取られておりました。
本種の尾鰭は透明と思っており、以前に尾鰭の上下が黒色に縁取られている
幼魚サイズの個体をその識別点から スダレヤライイシモチの幼魚 として報告
させていただいてますが、ひょっとして海外種とかローカルタイプの違いで
本種の幼魚だったかも知れません。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

かじきあん > ブログ トップ > 地域 > マクタン島

Feed

Page top