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Category / 岐阜県

    • 2012
    • 07/31

ギギ

さて本日、報告させていただく生物は、透視度が50Cm位の中、しかもデジ一眼が
大きすぎて入らない岩穴に生息している環境での撮影でしたので、全てコンデジで
撮した写真です。
タイムラグのあるコンデジで真横写真を撮るスキルが自分には無く、なんとか本種の
特徴の尾鰭などポイントだけは押さえましたが、へたくそな写真ばかりですみません。


ギギ  学名 Psudobagrus nudiceps
 ナマズ目 / ギギ科 / ギバチ属

撮影 2012年7月:岐阜県美濃市 長良川中流域 水深-7m 大きさ300mmぐらい
生息域 本州中部以西、九州の北東部、四国吉野川水系など。
    ( 新潟県筑後川に生息する個体は移殖されたものです。)

河川が注ぎ込む湖や河川の流れが穏やかな所などにて、日中は岩穴の奧や岩壁の隙間の
奧などにいて、夜になると外に出て活動します。
口ひげが8本にて脂鰭があり、尾鰭の後縁が深く二叉すること等が特徴にて、関東地方の
ギバチ や、九州地方の アリアケギバチ は、共に尾鰭の縁がほとんど切れ込まない事で
本種との識別が可能です。

釣り上げられたり水上に上げられたりすると、胸鰭の棘とそれらを支える骨の構造から
ギーギーと音を出すことが、和名の由来になっております。

    • 2012
    • 07/15

ハリヨの幼魚

さて本日の観察報告は、本日撮れたての生物です。

D800のハウジングが届いて以来、常にセッティング状態で保管している為、今朝は早く目覚めて
しまい天気予報は曇り時々雨と言うことにて、これはドライスーツでしか水中に行けない自分には
丁度良いと思い、ひとりチャチャッと準備して出かけてきました。
しかし撮影し出してから30分ぐらいたった頃には太陽が現れ、薄い生地のシェルドライスーツに
インナーはTシャツだけとは言えど、背中が水中から出ていて黒い生地には保温効果抜群でして、
水温は16度なので水につかってる部分は良いのですが、背中はアチアチ状態に。

1時間30分かけて到着しながら僅か30分間の撮影で切り上げとは、早くウェットスーツが着られる
身体になりたいものです。

ともあれ、成魚は後日として、まず本日は幼魚の報告です。

ハリヨの幼魚  学名 Gasterosteus microcephalus
 トゲウオ目 / トゲウオ科 / イトヨ属

撮影 2012年7月:岐阜県某所 水深-50cm 大きさ20mmぐらい
生息域 滋賀県東部と岐阜県西濃地区、岐阜地区の平野部の湧水地のみ。
    海外では北アメリカ、ヨーロッパなど。

環境省の絶滅危惧IA類選定生物、また生息地自体が天然記念物指定の所もあります。
年間の水量が一定していて、且つ水温が10度~18度ぐらいの綺麗な湧水地やその周辺の流れが
緩やかな河川の、水草が生い茂った所に限定して生息しており、イトヨ属の多くの種が海と川を
回遊する習性に対して、本種は回遊はせず一生を通して淡水で生活します。

体高は高く厚みは無く左右に平たい体型にて、背鰭の棘条が3本離れて発達しており、腹部に2本、
尻鰭付近にも1本の棘があるのが特徴です。
体地色は銀色がかった白色にて、黒褐色の不規則な模様が体側面に入ります。
また繁殖期の雄には腹部の前方に赤色の婚姻色見られ、時期的には日本では3月~5月に観察され
ます。

自分が観察している岐阜県が世界的に北限とされております。
養老山地からの伏流水が湧き出す河川や、その区域の湧き水が発生する池や小さな用水路などで
観察出来ますが、残念ながら三重県では1950年代に絶滅したと見られております。

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