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Category / セブ島

    • 2018
    • 07/21

ホタルビサンゴアマダイ その2

土曜日とか日曜日、祝祭日に働いている時の喜びのひとつが通勤道路が
空いてることや、通勤電車がガラガラな事。
なのに今日は日曜日と言うのに出社中の地下鉄は激混み、やはり世間は
夏休みの休日の模様です。

それにしてもそんな暑い地下鉄の車中でも家族連れの皆さん笑顔、笑顔。
特に子供たちの楽しそうな笑顔には、朝から元気いただけました。
子どもの笑顔って、何よりも宝物に思えます。

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ホタルビサンゴアマダイ  学名 Hoplolatilus fourmanoiri
 スズキ目 / キツネアマダイ科 / サンゴアマダイ属

撮影 2017年9月:フィリピン・セブ島 水深-40m 大きさ約200mm
英名 Yellowspotted Tilefish 、Yellowhead Tilefishなど
生息域 西表島、インド洋、太平洋の熱帯域など。

水深が 18m〜55m辺りの内湾性が強く潮通しの良い砂泥底や、泥質性に
強い砂底などに巣穴を作り、単独かもしくはペアにて巣穴上をホバリング
しながら生息しております。
体地色は淡く青紫色がかった白色にて吻端から頭頂部は薄黄色、眼の後ろ
から鰓蓋の上部辺りにかけてとその後ろや腹部とか、入る位置に個体差が
ありますが合計3個の四角い黄色の班紋が入ることや、尾鰭の中心部に
大きな黒色班紋が入ること等が特徴です。

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ハゼ類と比較して体が大きいので、上の写真に写っている巣穴もかなり
大型です。
個人的にはサンゴアマダイ属の生物はサラサラの砂底のイメージですが、
本種は泥砂底に生息しておりますで、巣穴も鮮明に判ります。

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撮影 2015年9月:フィリピン・セブ島 水深-38m 大きさ約200mm

こちらは同じポイントで上の写真より2年前に撮した個体です。
今回もそうですが背鰭が開けば尾鰭が閉じて、尾鰭が開けば背鰭が
閉じると言う、なかなか手強い種です。

前回の観察報告は和名でなく英名でさせていただいてますが、2017年に
西表島で発見された個体を基にして2017年に和名が提唱されました。
和名の由来は黒色斑紋と黄色の四角形の斑紋が蛍火をイメージさせる事で
付けられたらしいです。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 06/13

ワキグロアカフエダイ

先日遊びに来てくれたネネちゃんとサナちゃん。
Amazon Echo に向かって「アレクサ○○してっ」って何度叫んでも
反応しません。
壊れたかなと思いながら自分や奥さんが声かけてみると、ちゃんと
反応します。
どうやら子供の甲高い声には反応しない様で、安全の為なのかなと
Web で調べて見ると同様の現象が多く載ってましたが、声をかけ
続けていくとAIが学習して反応する様に成るみたいです。

因みに自分が「アレクサ、子供の声には反応しないの?」と聞くと
「すみません、判りません」と答えくれました。

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ワキグロアカフエダイの幼魚  学名 Lutjanus timorensis
 スズキ目 / フエダイ科 / フエダイ属

撮影 2017年9月:フィリピン・セブ島
               水深-42m 大きさ約60mm 
英名 Timor snapper
生息域 和歌山県、西表島 ~ インド洋、西部太平洋域など。

水深が20mから130mほどの砂底域や泥砂底域に単独で生息して
おり、他のフエダイ科の種より深海を好みます。
成魚の体色は全身に渡って赤色にて、胸鰭の脇や基部が黒い事や
背鰭や臀鰭、尾鰭等の軟条部縁辺が非常に尖る事、また縁辺の
黒い幅が明瞭に広い事などで他の赤色のフエダイ科の種と識別が
可能です。
幼魚の頃は体地色は赤みかがった白色にて、吻端から眼の上を通り
背鰭の後端まで赤褐色の太い帯が入り、尾柄部に大きめの白色斑が
明瞭に入りますが、成長すると共に不明瞭になります。

    • 2018
    • 06/09

ワモンキセワタ その3

今週末のF-1は、モントリオール。
ヨーロッパと異なりアメリカ大陸で催されるGPは、自分が決勝よりも
好きな予選は日本時間の深夜3時から。
とてもLiveでは観られないので朝起きてから録画を観ますが、明日の
日曜日仕事なので(と言っても休日の今日も2時間ほど出社してましたが)
早朝にアレクサに起こして貰って観る事にします。
昨今はウカウカしてると、PCから情報が報告されちゃいますからね。

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ワモンキセワタ  学名 Philinopsis pilsbryi
頭楯目 / キセワタ上科 / カノコキセワタ科 / カノコキセワタ属

撮影 2017年9月:フィリピン・セブ島
                水深-12m 大きさ約40mm
生息域 屋久島以南~西部太平洋域、インド洋域など。

内湾から外洋に面した岩礁域や珊瑚礁域、水深も5m~40mほどの
広範囲に生息する種ではありますが、希種でもあります。
体地色は乳白色から淡黄色にて、体の下部を除く全身にわたって
黒色の大きな輪状の斑紋で覆われておりますが、個体によっては
輪状では無い個体も観察されます。

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撮影 2017年9月:フィリピン・セブ島
                水深-25m 大きさ約40mm

自分は本種を観察すると、必ず撮影してしまいます。
でも一緒に潜って居て自分以外に撮影してる人はまずおりません。
凄く珍しいんですけどね、やっぱパッと見はナメクジですからね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 06/02

タンザクハゼ属の1種

以前にも書きましたが、このところほとんど潜水していないので過去に
撮影してきた生物の観察報告をしております。
がんがん潜水していた時は、撮影しながらあれ書こうこれ書こうと次々に
思いつきますが、過去の撮影した生物を探すのに時間がかかってしまい
最近はそんな感じで休載する日が増えてます。

そんな事を考えていて思い出しました。
未記載種なら、調べても資料が無くて書き上げるのに時間がかからない。
本日は、そんな手抜きの観察報告です。

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タンザクハゼ属の1種 学名 Vanderhorstia flavilineata
 スズキ目 / ハゼ科 / タンザクハゼ属

撮影 2015年9月:フィリピン・マクタン島
              水深-42m 大きさ約50mm
生息域 フィリピン。

珊瑚礁域外縁の水深が40mほどの泥底に巣穴を形成して、その上方に
ホバリングしながら単独で生息しておりました。
体型や色彩は セイルフィンリボンゴビー に似ておりますが、特徴の
第1背鰭は大きくなく別種と思われますが、相変わらずの自分の知識
不足にて同種の雌とか、既に異なる記載種かも知れません。

    • 2018
    • 05/17

イエローライナーズ・シュリンプゴビー

子供の頃に母親の職場に行った時、昼休みにおばちゃん達が全員で
NHKの連ドラを見ながらご飯を食べていて、大人になるとこう言う
ドラマを楽しむんだなと思ってましたが、やはり今の自分は毎朝、
この連ドラを楽しみをしております。
特に今放送中の「半分、青い」は舞台が愛知県の隣の岐阜県と言う
事も有り、言葉も親しみ安くて最近の連ドラの中では一番面白いと
思ってます。
そしてそんなロケ地を捜して巡る人達も多い様で、先日は川辺の
ロケ地をWebの航空写真地図サイトで捜し当てた人の話題が新聞に
掲載されてました。
いかにも現代ならでは詮索方法ですよね。

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イエローライナーズ・シュリンプゴビー  学名 Vanderhorstia flavilineata
 スズキ目 / ハゼ科 / ヤツシハゼ属

撮影 2015年4月:フィリピン・マクタン島
                  水深-35m 大きさ約40mm
英名  YellowLiners ShrimpGoby
生息域 フィリピン、パプアニューギニアなど。

珊瑚礁域外縁の水深が20m~40mほどの礁斜面や礫砂底、砂泥底等に
生息しております。
体地色は背部は青みがかった白色にて腹部は白色、頭部には頬部から
鰓蓋にかけて黄色と青色の斑点が散在しており、体側面中央には鰓蓋の
後部から尾鰭の基部にかけて1本と、背部にも1本の合計2本の薄黄色の
縦帯が入ります。
また背部の薄黄色の縦帯の上下には青色のやや不鮮明な縦帯も入り、
背鰭や胸鰭など全ての鰭は透明色です。

    • 2018
    • 05/15

キツネウオ その4

以前にも書きましたが最近潜って居ないので過去に撮影してきた
写真を見直してますが、色々と未報告のものが見つかります。

一昨年ぐらいから水中で、なになに~とその種の名前を言いながら
撮影しているのに、陸上に上がると名前が出てこないことが多さん
有りますが、それと一緒で撮っているのに忘れている種が多い様で、
本日もそんなひとつです。
何しろ幼魚の観察報告を昨年12月に書いていながら、その3年前に
成魚を観察している事をすっかり失念しているぐらいですから。

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キツネウオ  学名 Pentapodus caninus 
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / キツネウオ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島
                 水深-8m 大きさ約250mm
英名  Small-toothed whiptail
生息域 高知県、琉球列島以南
~ 西部、南部太平洋域、台湾、南シナ海など。

珊瑚礁域の傾斜面や礁池、礁湖などの砂礫底近くに浮遊して単独か
もしくは少数の群れを成して生息しております。
体型は細長く紡錘形にて、吻は尖っていて尾鰭の上下葉は上葉が長く
伸びます。

幼魚の頃の体地色は明るく輝いてる様な鮮やかな青色にて、体側面に
吻端から尾柄まで黄色の太い横帯が2本入り、背部には吻端から背鰭の
手前まで黄色の細い縦帯が入ります。
体地色と縦帯の色彩は成長すると共に、それぞれの色彩は薄れていき
体地色は青みががった白色に、体側面の太い縦帯や背部の細い縦帯は
薄黄色に変化していきます

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 05/14

ブリックス・カーディナルフィッシュ

昨日はF-1の事を書きましたが、うっかりしてました。
昨日から大相撲5月場所が始まっていた事を知らず、今朝の朝刊を
読んで知りました。
初日の取り組みを見逃しただけで随分と損した気分を味わい、更に
今朝は今月22日のミューツー戦のご招待状が配られていた様ですが
自分には届かずで、がっかりの週の始まりでした。

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ブリックス・カーディナルフィッシュ  学名 Ostorhinchus blyX
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属

撮影 2014年9月/2015年4月:フィリピン・セブ島
 水深-45m 大きさ約40mm
英名 Bryx cardinalfish
生息域 東アフリカ~オーストラリア、東アンダマン海、フィリピン、
               インドネシア・バリ島~西パプアなど。

水深が15m~155mほどの内湾の湾中、泥砂底や沈泥底などに小数匹の
群れを成して生息しております。
体色は銀白色にて、吻端から眼の上を通り尾鰭後端まで繋がる暗褐色の
太い縦帯が入り、体側面の背側にも同色の細めの縦帯が入ります。

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撮影 2015年4月:フィリピン・セブ島
水深-45m 大きさ約30mm~40mm

最初に観察した時は テッポウイシモチ O.kiensis と思っておりました。
顎部が黄色みがかっているけどそのぐらいの違いは地域によって良く
有りますし、腹部の肛門近くの黒色の斑紋も無いタイプが多いですが、
斑紋が有るタイプを国内でも観察できます。

しかし念の為にと先日に海外の図鑑を調べて見ると O.blyX の記載は
有っても O.kiensis の記載はほぼ有りません。
どうやら O.blyX とはバラヤン湾、バタンガス州、ルソン島などでの
ローカルタイプらしくインド洋からの標本に基づいているような感じで、
日本国内で観察される種はO.kiensis とされている様です。

詳しく両種の違いを記載されてる図鑑や資料は見つけられませんでしたが、
テッポウイシモチ フウライイシモチ の識別点の第1背鰭の棘数も
6棘と テッポウイシモチ と同じです。

まぁ本種に限らず海外の学名と日本国内での学名が異なる種はたまに
有りますので、今後の研究者の方々のご尽力に期待したいと思います。

因みにこの場所では他にも知らないアポゴンを観察しております。

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撮影 2014年9月:フィリピン・セブ島
 水深-45m 大きさ約35mm

かなり酷い出来の写真ですので判りづらいとは思いますが、いつかまた
撮り直しに行きたいものです。
しかし現状では連休取得すら困難なので、いつになるやらですね。

    • 2018
    • 05/11

フトモズ・アンティアス

諸事情にて今週は当観察報告がほとんど書けませんでした。
月曜日のアポゴンすら書けなかったぐらい、色々と思い出深い事が
あった1週間でした。
旅先でのハプニングに於いてはネタになると大歓迎の自分ですが、
平常生活では平穏無事を望みます。

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フトモズ・アンティアス  学名 Pseudanthias hutomoi
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属

撮影 2017年9月: フィリピン・セブ島
                 水深-45m 大きさ約100mm
英名 Hutomo’s Anthias、Whifespotted Anthias など。
生息域 インドネシア、パプアニューギニア、フィリピンなど。

珊瑚礁域の礁外縁やドロップフなどにて、水深が30m~70mほどの
礁斜面の底などで少数匹のむれを成して生息しております。
体色はピンク色がかった橙色にて体側面の背部に数個の白色の小さな
斑紋が入り、眼の後ろから鰓蓋にかけて白色の細い帯で縁取られた
赤みがかった桃色の太い斜帯が入ります。

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婚姻色 撮影 2017年9月: フィリピン・セブ島
                 水深-45m 大きさ約100mm

自分にとって本種も縁が薄い種のひとつ。
今まで何度か観察出来ているのに、カメラを向けるとそれまで綺麗に
出ていた婚姻色が平常色へと変化していきます。
そんな中、こちらが随一撮れた婚姻色。
残念ながら全鰭全開では有りませんが、これでも自分個人としては
やや満足な写真です。

    • 2018
    • 03/31

アカネダルマハゼ その2

先日昼間に地下鉄に乗っていたら10人ほどの少年が乗ってました。
全員サッカーの少年クラブチームの様な服装で背番号の付いた揃いの
バッグを持ってます。
しばらくすると、ほとんどの子がスマホでゲームを始めました。
ひと昔前なら子どもは DS か PSP でしたが今や子どもまでスマホの
ゲームなんですね。
そう思いながら隣りでスマホゲームを楽しんでる爺の自分でした。

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アカネダルマハゼ  学名 Paragobiodon xanthosomus
 スズキ目 / ハゼ科 / ダルマハゼ属

撮影 2017年9月:フィリピン・セブ島
               水深-12m 大きさ約20mm
英名 Emerald Coralgoby
生息域 琉球列島、台湾、紅海、インド洋域、太平洋域など

内湾の珊瑚礁域にて水深が3m~20mほどの礁池や礁湖、
礁斜面などに生息するトゲサンゴ属の枝間にペアもしくは単独で
生息しております。
体地色は全ての鰭も含み全身に渡り黄色にて、頭部は小さな毛で
覆われております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2018
    • 03/19

セホシテンジクダイ その2

本日ご紹介させていただくアポゴンの写真ですが、予定では透明度の
良い環境で撮影した本種の写真をメインに書く時に、補足的に使おうと
思っていた写真です。
何故かと言うと、本日使っている写真は透明度2mぐらいで撮影したもの
ばかりでして鮮明度にかけるので控えてました。
しかし毎週月曜にアポゴンを書いているのに、これほど潜水してないと
ネタはどんどん無くなるばかりで、仕方なく使わせていただきました。

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セホシテンジクダイ  学名 Ostorhinchus moluccensis
スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属

撮影 2016年9月:フィリピン・セブ島 水深-12m 大きさ約70mm
英名 Moluccan Cardinalfish
生息域 愛媛県愛南町、屋久島、琉球列島、八重山諸島、台湾、
アンダマン海、ミャンマー、タイ、フィリピン北部、
インドネシア、PNG、ソロモン諸島など

水深が1m~25mぐらいの珊瑚礁域にて十数匹の群れを成して生息して
おります。
体地色は灰白色にて体側面の中心部に吻端から眼の上を通り尾柄部まで
入る茶褐色の太い縦帯と、その上部に同色の縦帯が2本入り腹部に同色の
横帯が入るタイプや、体地色が金色みがかった茶色にて、頭部に吻端から
鰓蓋あたりまで銀白色の眼の上を通る縦帯が2本と、それらの上下にも
同色の縦線が入るタイプなど地域差があります。

また背部の第2背鰭の後端あたりに白色斑紋が入る事が、和名の由来に
なっております。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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