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ハナイカ その6

先週、母方の叔母にご不幸が有りました。
満94歳でしたのでいわゆる大往生でしょう、晩年は痴呆症を患っておられましたが
発症する前の70代半ばの頃に2通の手紙を残されており、1通はお棺に入る時には
いちばん好きな着物を着せて欲しい旨にて、もう一通は延命治療の拒否宣言でした。

確かに延命治療の場合、本人の意識は無い状態で医師から家族に希望を聞かれると
思うのですが、よほどの事が無い限り家族は延命を希望されるかと思います。
しかし本人の気持ちはどうでしょうか?
意識も無く植物人間として生き続けるくらいならと、思われる方が大半かと。
自分も延命治療の拒否宣言は書いておこうと思いました。
因みにお棺に入る時の服の指定は、何もありません。

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ハナイカ  学名 Metasepia tullbergi
 コウイカ目 / コウイカ科 / ハナイカ属

撮影 2016年11月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-24m 大きさ約120mm 
生息域 紀伊半島以南の南日本、南シナ海など。

岩礁域や珊瑚礁域の沿岸部から水深100m位まで生息しているそうで、産卵の季節には
比較的に浅い水深に上がってきます。

胴背面の4対の大突起と鰭の背腹に突起列があり、太い腕を使って海底を這いずり歩く
ユーモラスな外観と、刺激を与えられたりして興奮すると、それまでの全身が黒っぽい
地味な色彩が、全身が黄色を主にして各腕の先端が赤くなり、背面部に白色と濃茶褐色の
縞模様が流れる様に色彩変化するなど、様々な体色変化に富み、頭足類の中では極めて
カラフルな生物です。

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最初に見つけた時は、こんな地味な色をしてますが。

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ストロボの光を浴び続けていると、徐々に興奮して赤色や黄色などの色彩が現れ出して。

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いちおうここまでの色彩には成りましたが、本種にしては地味な色彩の個体でした。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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