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ハワイトラギス その4

本日観察報告させていただく生物は今年の1月にバリ島のトランベンで最初に潜ったあと
直ぐにガイドの 大介さん に、なんて名前のトラギスなのか?質問した生物です。
「えっ? ハワイトラギス ですけど」

おそらくそんな質問が自分から出るとは思ってなかったみたいで、でも日本に居るのとは
色彩が違うんです。
バリ島トランベン特有の火山灰の砂底せいなんでしょうが、色彩が濃い濃い。
なので本種の撮影は、今回の柏島遠征での課題のひとつと成りました。

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ハワイトラギス  学名 Parapercis schauinslandi
 スズキ目 / トラギス科 / トラギス属

撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 後浜 水深-23m 大きさ約50mmぐらい
英名 redspotted sandperch
生息域 相模湾以南の南日本 ~ インド洋、太平洋の熱帯域など

珊瑚礁域の砂磯底に生息しております。
体地色は白色で、体側面部に幅の広い赤色の横帯があり、頬に赤色の細い縦帯、尾鰭の
基底部に2個の赤色斑が有ることが特長です。
近似種の サンゴトラギス は、体側面部の赤色の横帯は下半分だけで幅も細く頬に縦帯が
無い事で区別できます。

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撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 後浜 水深-28m 大きさ約70mmぐらい

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撮影 2016年1月:インドネシア・バリ島 トランベン 水深-25m 大きさ約70mmぐらい

本種はハワイのオアフ島から採集された標本で記載された事で、和名の由来になって
おりますが、ハワイ諸島、アフリカ東海岸、日本、オーストラリアのグレートバリアリーフ、
ニューカレドニア等、西部太平洋域からインド洋域にかけて広く分布されております。
しかしここまで色彩が違うとは、生息環境でこんなにも変わるものなんですね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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