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カミナリイカ その2

本日の観察報告は本来であればワイドレンズか、50mmぐらいのレンズで撮るべき
なのかも知れませんが、この撮影時はいつものタムロン90mmマクロレンズ。
全身を画角に入れるには距離が必要ですが、ストロボのヒカリがなかなか届きません。
かと言って絞りを開けすぎると色が出ませんし。
と言うわけで、ちょっと色の薄い写真で申し訳ございません。

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カミナリイカの産卵  学名 Sepia lycidas
 コウイカ目 / コウイカ科 / コウイカ属

撮影 2015年6月:高知県柏島 水深-8m 大きさ胴部300mmぐらい
英名 Kisslip cuttlefish
生息域 房総半島以南 ~ 九州、朝鮮半島南部、東シナ海、南シナ海など

水深が60m ~ 100mぐらいに生息しておりますが、春~初夏にかけて産卵の為に
沿岸に近づいてきます。
胴の長さは300mmぐらいまで成長する大型のイカにて、雄の外套膜背面に唇型の
特徴的な斑紋があり、雌にも同様な斑紋がありますが雄よりは不鮮明です。
触腕の吸盤は同じ大きさで8列並び、小型の吸盤は200個以上ある事、また触腕の
泳膜は短く、貝殻は卵形で棘は鋭く内円錐は深く凹むこと等が特徴です。

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今まで本種を何度も見てますが、産卵行動は初めて見ました。

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産み付けるところを探している様で、右の方に既に産み付けられた卵が見えます。
あまり近づき過ぎると産卵行動を止めちゃうかもと思い、卵の撮影は諦めました。

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そして産み付ける位置が決まると

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大きな死珊瑚片の裏側に、ビュイ~ンと脚を伸ばして産み付ける行動を何度も
繰り返しておりました。

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今度は真横から。
産む前は黒っぽい体色ですが

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産み付ける時には、体色が白っぽく変化してました。

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と、写真では判りづらいので、動画でも紹介させていただきます。

あいにくとこの時はウネリが少しあって、撮影している自分たちもそうですが、
産卵をしている本種もうねられていて、動画で見るとうねられ様がよく判って
ちょっと笑えますね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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