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ミギキキヨコバサミ属の1種

マクタン島では去年2月と今年の4月に潜っておりますが、とにかくガイドさんに紹介されなくても
見たこと無い種はなんでも撮っておいて、後から種名は調べれば良いと考えて潜っておりました。

その現地では珍しくても、他の地域では普通種ってことは良くある事で、ともかく自分が常日頃から
潜っている地域で見てる種は珍しくても後回しとし、伊豆や越前、南紀、柏島等では見かけない
生物を中心に撮影してましたが、面倒なのはヤドカリの仲間達、ご存じの様に手にとってしまうと
貝殻の中に引っ込んじゃうので、珊瑚や岩の上に置き直しては出てくるのを待つしか有りません。
長い時間待って、やっと出てきて「なぁ~んだ」と思う種がやはり大半でした。

そんな中、本日報告させていただく生物は、そんな風にじ~っと我慢して出てくるのを待ってて、
やっとみれた瞬間、大喜びした希種です。


ミギキキヨコバサミ属の1種 学名 Pseudopaguristes kuekenthali
 十脚目 / ヤドカリ下目 / ヤドカリ科 / ミギキキヨコバサミ属

 撮影 2012年4月:フィリピン マクタン島 水深-5m 大きさ不明 ( 鋏脚は約10mm )
 生息域 マレーシア、ベトナム、インドネシアなどの西部太平洋域。

水深が5m~30m程の珊瑚礁域にて、潮通しの良い岩肌の上や亀裂の隙間、洞窟内などに
生息しております。
前甲は乳白色、鋏脚や歩脚、目柄部、第1触角などその他はオレンジ色にて、各脚には
赤褐色のライン状の斑紋が縦に走っており、第2触角は赤褐色と白色のの縞模様になります。

国内では、石垣島で採集例があるとか無いとかって話しの種です。
まだまだヤドカリ類に疎い自分でも、みた瞬間、こいつは日本の甲殻類や、エビカニガイド
ブックなどには掲載されていない種と判りました。

種の名前や学名までは、結局、日本に戻ってから調べるまで判りませんでしたが、和名は
なくても 1902年には発表されている種らしく、分布域を見るとフィリピンは載ってません。
なので、ひょっとしたら異なる種なのかも知れませんが。
その時は誠に申し訳ございませんと言うことで、お許し願います。

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