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    • 2017
    • 09/21

クモガタウミウシ

今朝の ” ひょっこ ” 、良かったですね。
朝から秀くんとみね子の幸せに元気いただけました。
ただ何故かそんなシーンを見ていて、思わず涙ぐんでしまった自分。
あと10日間ぐらいしか見られないと思うと切なくなります。

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クモガタウミウシ 学名 Platydoris speciosa
 裸鰓目 / ドーリス亜目 / ドーリス科 / クモガタウミウシ属

撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-10m 大きさ約100mm
生息域 千葉県以南 ~ インド洋、太平洋域など

岩礁域や珊瑚礁域の潮間帯から浅い水深に生息しております。
成長すると130mm程にも成る大型種にて、体形は背面はやや扁平してますが
全体的には楕円形で、体表面は厚くて硬くまるで皮のような手触りです。
背面の色彩は淡褐色にて濃淡の褐色のまだら模様が入り、腹面はあざやかな
橙色にて黒色の水玉模様が入ります。

大型でかつ綺麗では無い色彩からか、ほとんどの方が撮影されないウミウシの
ひとつです。
そう言う自分も今まで何度か観察しておきながら、初めて撮影しました。

    • 2017
    • 09/20

ホホワキュウセン

本日は鰭がほとんど開いてない、駄目ダメな写真ばかりで申し訳ありません。
自分がこう言うダメ写真を使ってまで観察報告を書く時は、そうです初観察の時。
以前からずう~っと見たかったキュウセンでして、今回やっと見られました。
でも本当は見てても、気がつかなかっただけかも知れませんが。

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ホホワキュウセン  学名 Halichoeres miniatus
 スズキ目 / ベラ科 / ホンベラ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-3m 大きさ約100mm
英名 Cheek-ring wrasse
生息域 琉球列島、インド洋、西部太平洋域など。

比較的に浅い水深の珊瑚礁域や岩礁域の藻場などに生息しており、危険を感じた
時や夜間は砂底に潜ります。
体地色は緑色がかった白色にて、体側面の背側は暗色の不規則な模様が入ります。
雄の頬部にピンク色の輪状の斑紋が入り、体側面に斑点列は入らない事等が特徴。
また雌は腹部に白色横帯が入り臀鰭に斑点が入ります。

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撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-3m 大きさ約60mm

で、こちらは頬部に輪状の斑紋が入りますが、その他の色彩は異なります。
いわゆるローカルタイプとか外人とかの違いでしょうかね。

    • 2017
    • 09/19

シマアラシウツボ

今回のセブ遠征は、アクエリアスダイバーズに白石オーナーが就任して以降、
13回目の遠征でしたが、これだけ遠征に行っていても初見の生物が毎回見られ
今回も初観察が5種も有りました。
これだけ初見の生物が観察出来ると、次回の遠征が楽しみです。
と言う事で、本日は今回の遠征で初見初撮影の生物です。

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シマアラシウツボ  学名Echidna polyzona
 ウナギ目 / ウツボ科 / アラシウツボ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ約800mm 
英名 Barred moray
生息域 八丈島、高知県柏島、屋久島、琉球列島、インド洋、太平洋など

干潮帯や浅い水深の珊瑚礁域にて、珊瑚や岩の隙間などに隠れる様にして
生息しております。
歯は基本的に臼歯状ですが成魚の雄は前上顎骨板が鋭くなる為、犬歯状に
変わります。
体地色は白色にて全身にわたって太い横帯が入りますが、この横帯は若魚の
頃は明瞭な黒色ですが、成長につれ不明瞭になります。

    • 2017
    • 09/18

フレイム カーディナルフィッシュ その3

台風通過後の今朝、出勤前にお墓掃除に行くと強風で吹き飛ばされた小枝や若葉が
墓石にくっつきまくりで、ぴーかんの青空の下で数日ぶりに汗ダラダラになりました。
まるで夏が戻ってきた様な暑さでしたがすっかりと蝉の鳴き声は聞こえなくなって
いて、季節はきちんと秋に代わっているんですね。

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フレイム カーディナルフィッシュ
 学名 Fowleria flammea
スズキ目 / テンジクダイ科 / シボリ属

撮影 2017年9月:フィリピン・セブ島 水深-10m 大きさ約30mm
英名 Flame Cardinalfish、Fire Cardinalfishなど
生息域 インドネシア(ヌサ・ペニダ)、パプアニューギニア(マダン)、
                 フィリピン(ルソン島、セブ島) など

水深が10m~40mほどの珊瑚礁域の礁湖や礁池内の砂地、礁外縁の礁潟などに
生息する枝状ミドリイシ類の珊瑚に中に隠れる様にして生息しております。
体地色は全身に渡って赤橙色にて、上下の唇に複数本の白色の横戦が入ります。
各鰭の棘は赤橙色にて各鰭膜は透明色に白色の斑点が散在していて、個体に
よっては赤色の短い縦縞模様も入ります。
また眼の瞳の周りの虹彩は赤橙色ですが、興奮すると太い白色の横帯が現れます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 09/17

ツノメヤドリエビ属の1種 (ラオメネス・コルヌトゥス)

さて今夜もシンガポールF-1GPの決勝レースを見ながら書いてます。
自分的にはスタートして直ぐにつまらない決勝になってしまいましたので、
ほぼチラ見で実況と解説を音声で聞いてる様な状態の興味ウスウスですが、
一般公道をクローズしてのサーキットは、これほど雨の水はけが悪いのか
長年F-1レースを見てきましたが改めて知りました。
こんなラップタイムでは、おそらく規定周回数を廻りきれらない内に2時間
ルールで終わると思われます。

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ラオメネス・コルヌトゥス  学名 Laomenes pardus
 十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / カクレエビ亜科 / ツノメヤドリエビ属

撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-12m 大きさ甲長約25mm
生息域 和歌山県、高知県、沖縄本島、インド洋、西部太平洋の熱帯域など

ウミシダ類に生息しており、眼の先端が僅かに尖り第2胸脚の左右の大きさは
不同です。
体色は生息するホストにより様々な色彩が見られますが、白色や黄色を地色に
している物が多く、頭胸甲や腹節の背面に褐色や赤褐色の太い帯模様や斑模様が
入り、第2胸脚の掌節後緑に帯状模様が入ります。

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撮影 2017年7月:高知県大月町柏島

今回の種も以前なら バサラカクレエビ と、ひとくくりに呼ばれてましたが、
先日に報告済みの L.pardus 同様に別種とされましたが、和名を早く命名して
欲しいものです。

    • 2017
    • 09/16

スパインチーク・アネモネフィッシュ その2

今週末のF-1はシンガポール。
いま予選前のフリー走行を見ながら書いておりますが、昨日の1回目のフリー
走行後に、マクラーレンとHONDAが今シーズン末での契約解消が発表されました。
来シーズンのマクラーレンのパワーユニットはルノー、HONDAは今年ルノーの
トトロッソと契約になりました。

マクラーレンとアロンソは今シーズン、何でもかんでも遅い理由をHONDAのせいに
してきましたが、ルノー・ワークス、レッドブルに次ぐ3番手のルノーに成る訳で、
高成績が出ないと今度は3番手を理由にするんでしょうかね。
反対にHONDAはトトロッソと言うレッドブルの下部組織の様なチームと組む訳で、
今までよりは開発への要求が緩く成るでしょうし、もしも素晴らしい結果を出せば
再来シーズンはレッドブルHONDAが見られるかも知れませんね。
そう思うと来シーズンは今年より楽しくなりそうです。

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スパインチーク・アネモネフィッシュの雌 学名 Premnas biaculeatus
 スズキ目 / スズメダイ科 / クマノミ亜科 / プレムナス属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-3m 大きさ約50mm
英名 Spinecheek anemonefish
生息域 西部大平洋域、インド洋など。

珊瑚礁域にてクマノミ属と同様にイソギンチャク類をホストとして共生して
おります。
体地色は雌は明赤色、雄は濃赤色にてそれぞれ体側面に3本の白色、もしくは
灰白色の横帯が入りますが、横帯の太さや形状などは個体差があり、地域に
よっては薄黄色の横帯も観察されます。
また比較的に雄は雌より小型です。

鰓蓋に体色と同色の1本の大きな棘がある事でクマノミ属とは区別されており、
英名のスパインチークとは、” Spine ” が棘で、” cheek ” が頬の意味にて、
頬に棘があるクマノミとの意味です。

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偶には遊んで撮ってみました。

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撮影 2017年9月:フィリピン・セブ島 水深-15m 

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撮影 2015年9月:フィリピン・カビラオ島 水深-7m 

雄の写真を今回の撮影は勿論のこと過去のストックからも探してみましたが、
ほとんどありませんでした。
パッと見て明るい体色の綺麗な雌を撮してしまうようで、次回の観察時には
気にして雄も撮る様に気をつけます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 09/15

アミチョウチョウウオ その3

自宅から最寄りの地下鉄駅までは、歩いて15~20分ほどかかります。
夏の暑い日は地下鉄駅に着いた頃には汗だくだくでしたので、途中の駅まで
車で移動し安いパーキングに駐めて地下鉄に乗ってました。

しかし最近は涼しくなったので、今朝は地下鉄駅まで歩いて行きましたが、
途中で通学中のネネちゃんに遭遇、久々に会えたら「いったいどこまで
ポケモン取りに行ってたの?」と怒られました。
どうやらセブに行ってた理由は「ポケモン捕獲」に成ってた様です。

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アミチョウチョウウオの幼魚 学名 Chaetodon rafflesi
 スズキ目 / チョウチョウウオ科 / チョウチョウウオ属

撮影 2017年9月:フィリピン・セブ島 水深-10m 大きさ約30mm
英名 Latticed butterflyfish
生息域 相模湾以南 ~ 琉球列島、東部インド洋、中・西部太平洋域など。

水深が15m以浅ぐらいの珊瑚礁域にて生息しており、主に珊瑚のポリプを
補食しますが甲殻類なども補食します。
性質は警戒心が強く臆病にて、幼魚の頃は枝状珊瑚の枝の間に隠れる様に
遊泳しながら生息しております。
体地色は鮮やかな黄色にて、頭部の頭頂部から眼の上を通り顎下まで伸びる
太い黒色の横帯があり、体側面には暗色の網目模様があり幼魚の頃は薄く
成魚になるに連れ目立つ様になります。
また背鰭軟条部には外縁部に沿う様に太い黒色線が入り、尾鰭には太くて
黒色の横帯が入ります。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 09/14

マルソデカラッパ その2

セブからの直行便はセントレアに15時頃に到着しますので、いつも自宅に戻る前に
匡平のお墓掃除に行って安全に旅が出来たお礼をしております。
1週間ぶりとあって般若心経を間違えずに唱えられるか心配でしたが、何も問題なく
唱えられました。
毎朝毎晩、仏壇の前で唱えてるだけに1週間ぐらいでは忘れないようです。

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トラフカラッパの子供  学名 Calappa calappa
 十脚目 / カニ下目 / カラッパ科 / カラッパ属

撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島  水深-10m 甲長約120mm
英名 Redspotted box crab、Giant box crab など
生息域 相模湾以南~伊豆諸島、インド洋 ~ ハワイ、南太平洋など

珊瑚礁域や藻場にて比較的に浅い水深から50mぐらいの砂底や砂泥底に潜り、
砂の中から眼だけを出し生息しております。
甲は中央が隆起し両側縁は丸くて長く外側に張り出し表面はなめらか、鋏脚の
掌部指部は幅広く、体色は白色、淡褐色、褐色で斑紋が散在するタイプなど
様々な色添に富んでおります。

撮影を始めて暫くすると、近づいてくるヤツがいました。
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ぐいぐいと近寄ってきて
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そしてツーショットの記念撮影をして、去って行きました。
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過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 09/11

ホムラハゼ 番外編

今年は既に本種の観察報告を書いているので、今回は番外編です。

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ホムラハゼ  学名 Discordipinna griessingeri
 スズキ目 / ハゼ科 / ホムラハゼ属

撮影 2017年9月:フィリピン・ナルスアン島 水深-16m 大きさ約25mm
英名 Spikefin goby
生息域 柏島、奄美大島、沖縄諸島、八重山諸島、インド洋~西部太平洋

観察をした前日、自分もガイドしていただいたことが有る某ガイドさんが、
被写体の魚の鰭が開いた時にゲストに「いまっ!」って水中で言う事があるし、
時にはカメラを構えているゲストの腕を握って教えてくれる事もあるって
話をしてました。

そして観察した時の事、水中で拓ちゃんから呼ばれて行くと脱いだフィンと
ライトでセッティングされたステージ上にニチリンダテハゼが上がっており、
ストロボ無しの玉ボケ写真撮影を要求してます。
基本的に自分は生物の生息環境も入れたいので、メルヘンとかバックを綺麗に
した写真はあまり撮りませんが、撮影スキルのアップとして時々撮っている
事を拓ちゃんは知っているので久々に呼ばれました。

撮りながら拓ちゃんのイメージ通りかとモニターを見せ、まぁほぼ期待通りに
なったところで鰭を開いた瞬間に撮ろうとすると、拓ちゃんが何か叫びながら
腕をギュッと握ってきました。

「また昨日の話し盛り上げてきたな」と思ったんですが、何度もなんども
叫びながら握ってきて、とうとう「ホムラ~~!!」と叫びました。
まさにパニック状態のガイド様。
ホムラハゼなのにガンガンにライトを当てたまま他のゲストさんを呼びに行き、
残された自分も慌ててノーストロボのメルヘン設定で撮影してしまうパニック
ゲスト。

さらに呼ばれた他のゲスト様も「ホムラ」と言われても、脱いだフィンと
ライトでセッティングされたステージ見れば「もうええわ」と思ったそうで。

いつきても笑いの絶えないアクエリアス・ダイバーズ。
おそらく世界で一番笑えるダイビングサービスさんでしょうね。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

    • 2017
    • 09/05

ズグロダテハゼ その5

本日の観察報告の種はダテハゼ属の中では自分が一番好きなダテハゼです。
なぜならば尾鰭や色彩の細かな違いを見なくても、黒い顔色だけで直ぐに
本種と判るからです。。

さて明日から約半年ぶりに日本を脱出し南の島へ観察に行って参りますので、
当観察報告は休載させていただきます。

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撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-38m 大きさ約60mm

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撮影 2015年10月:高知県大月町柏島

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撮影 2016年4月:高知県大月町柏島

ズグロダテハゼ 学名 Amblyeleotris melanocephala
 スズキ目 / ハゼ科 / ダテハゼ属

英名 Blackhead shrimpgoby  
生息域 高知県以南 ~ インド洋域、西部太平洋域など

珊瑚礁域の内湾の礁斜面や、礁湖、礁池などの、礫混じりの砂底やガレ場で、
テッポウエビ類と共生しております。
体側面に4本の黄褐色の太い横帯があり、それぞれの横帯の間は背部に黒色
小斑点がひとつずつ並びます。

頭部から顔に掛けての部分全体が黒色から濃褐色になっている事が、和名の
由来でもあり、他のダテハゼ属との識別が可能ですが、生息環境などで頭部が
白い個体も希に観察できます。

過去の本種の報告は、 こちら を、どうぞ。

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